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Channel: 幸せなお母さんになる為の子育て
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『ココロ』を感じる、理解する

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こちらは過去のメルマガを掲載しています。




 パピーいしがみです。




 以前、メルマガで『悩む事、それはチャンス!』


 という内容を配信しました。




 お母さんが考える『育児』は


 子供の為の育児になっていない場合があるんです。


 と言う内容でお送りしたのです。




 詳しくはバックナンバーをご覧頂きたいのですが、


 ちょっと内容をピックアップしますと・・・



ココから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 パピーさん、やっと目がさめました。


 分かったんです。(・・・と、思います)覚悟の意味が。


 今まで何か勘違いしてました。




 > 今、あなたに必要なのは、覚悟することです。


 > 「いい母親」「理想の自分」「理想の子ども」を捨てる覚悟です。




 子供を通じて、義理の両親や先生方に、


 「わ・た・し・がどう思われるか」


 「いい母親に見られたい」


 「しっかりした人間にみられたい」


 そう思ってたんですね、




 私・・・


 子供のことを思っての言葉だったり、行動だと思っていたのに、


 私のための育児になってしまっていた。


 それを捨てる覚悟って事ですよね。


                     ( 後 略 )


ココまで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




 実は、これって、私(というか他人)が直接言うと


 とっても反感を買うし、ご自分の非も認めなければならないので、


 あえてご協力下さった方のお名前も伏せたのですが、


 お読み下さった方の中には、私の真意をすぐに察知して下さって


 かなりの反響もありました。




 今日、ご紹介するあわゆきさんもそのお一人で、


 このようなお返事を下さったのでした。




ココから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 パピーさん、こんばんは。


 あわゆきです。


 今回のメルマガ(144号)、


 子供のサインに気づくきっかけになりました。


 ありがとうございます。




 ここ数日、昼寝、就寝の前に、


 1歳6ヶ月の息子は、自分から


 「ねんね」といって、寝室に入っていくようになりました。


 しかし、そこから、1時間、2時間と、全く寝ないのです。




 布団に入って、絵本を読むようにいったり、


 そうかと思えば、部屋をでていって、ぬいぐるみを持ってきたり。


 同じ行動を、何度も何度も繰り返すのです。




 自分から「ねんね」といっているのに、寝る気配がなくて、


 『早く寝てよ~』『何でよ~』と思っている自分がいました。




 でも、これって、息子にとっては、


 「お母さん(私)と二人っきりで甘えられる時間を確保する」


 っていう事だったんじゃないかと気がつきました。




 平日は仕事に出ているので、”家事を効率良く進める事”が


 自分の意識の中心に来ていて、


 息子に対する態度が、おざなりになっていたんですね。


 そういえば、


 「休みの今日も自分のやりたい事ばかり考えてたな~」と、


 反省です。




 嫌でも私の元から離れていくのに。


 その時に"もっと構っておけばよかった"と思わないよう、


 “必要としてもらう喜び”を噛みしめていこうと思います。




ココまで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 そして私も下記のようにお返事したのです。



ココから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 あわゆきさん。こんにちは。パピーいしがみです。


 お久しぶりですね。


 そうなんですね。


 必要としてくれる時間はとても短いのですね。


 でも、なかなかそれを感じ取れる人はいません。




 良い発見だったのではないでしょうか?




 >「お母さん(私)と二人っきりで甘えられる時間を確保する」


 > っていう事だったんじゃないかと気がつきました。




 あわゆきさんが感じられたように、私もそう思います。


 是非、一緒にいる時間、べたべたする時間。


 お話しする時間を取ってあげてくださいね。




ココまで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 そして数日後、こんな報告を頂きました。



ココから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




 パピーさん、あわゆきです。


 お忙しいのに、お返事ありがとうございます!




 『一緒にいたい』のサインに気づいてから、


 もう、要求があれば"いちゃいちゃ"(笑)するようにしました。


 そうしているうちに、自分の考え方が、変わってきました。




 正直にいうと、最初は子供のために時間をさくは、


 自分の一生懸命考えた段取りが台無しにされるようで、


 抵抗がありました。




 でも、実際に家事の最中に足元に絡みついてきたときに、


 手を止めて、絵本を読んだり、じゃれたりしてみたら、


 自分が思っていた時間(10~15分くらい)よりも、


 ずっとずっと短かったんです。


 絵本を3回読んでも、5分もかからないんですよ。


 たとえ忙しい朝でも、5分程度なら微調整は可能です。




 それでいて、かまった後は、おとなしく一人で遊んでいてくれるし、


 着替えなどのこちらの要求にも従ってくれる事が増えてきて、


 うそのようにその後の段取りが順調にすすむので


 私も大変気分が良いのです。


 イライラして、”も~!!”と思うこともほとんど無くなりました。




 ちょっとの手間(かまう事)を惜しんで、


 後で自分も子供も嫌な思いをするのは、


 なんてばかげた事だったんだろうと思いました。


 自分だって、何かして欲しいと思ったときに、


 後回しにされると、すごく寂しいし、腹も立つ。




 それを子供に強要していたんだから、


 感情が爆発してかんしゃくを起こすのは当たり前ですよね。


 表現してくれればまだ良いけど、気持ちを閉じこめてしまったら…




 自分が気持ちを閉じこめたタイプだったのですが、


 親以外にも心を開く事が難しく、人間嫌いの傾向がありました。


 心の底から感謝したり、感動した事が、少なかったように思います。


 (今は、人とかかわりを持つ事が好きですので、ご安心を。)




 自分がラク(手間を惜しむ)をした分は、


 必ず後で自分だけじゃなく、子供にとっても大きな苦労に変わるんだ!


 と思ったので、今は




 "面倒だな、嫌だな"と思う事こそ、


 気づいたときにきちんとやれば、


 後で楽(うれしい、楽しい、気持ち良い)になるぞ!


 と思って、行動するように心がけています。




 そしたら、本当に、まだ3日目ですけど、


 自分の気持ちがとても穏やかで、気持ち良いです。




 今回の事で、『認める』『包む』が、本当に理解できたように思います。


 今、子供がたとえ『イヤイヤ』をしても、


 かわいいと思える自分がいるからです。




 子供が産まれてすぐに、保育士をしている義母から


 『親がすべき事は、子供を"見る"事だと思うよ』


 といわれた事を思い出しました。




 当初、文字通り、片時も目を離さないで


 子供の『動向を見る』事だと思って、


 "家事だってやらないといけないのに大変だ~!そんなの無理!”


 と思っていました。




 でも、そうじゃなくて


 子供の『『ココロ』を感じる、理解する』


 事だったんだなと思います。


 そして、理解するための努力を惜しんではならない。


 それが、親がすべき”苦労”なんだと思いました。




 今、とてもすっきりしています。


 自分の行動の基準が、はっきりしたからです。


 “本当に大事な事”が、わかった気がします。


 1年前、パピーさんと出会えて本当によかった!



 また、うれしい事があったら、報告しますね。


 長くなってしまって、すみません。


 最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。



ココまで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 あわゆきさん、もう1年たったのですね。


 「ほんとうに良かった」という言葉を聞けて、


 私も嬉しく思います。




 親って、子供の成長に合わせて、新しい発見があったり、


 驚きがあったり、そして悩みがあったり、問題があったりしますよね。




 でも、間違いなく言えることは


 「子供も感情を持った一人の人間」なんだって事だと思うのです。




 そう。私達が「してほしい」と思うのと同じく、


 子供も「して欲しい」と感じる事はあるし、


 「して欲しくない」と感じる事もあるのですね。




 それこそ、


 > 子供の『『ココロ』を感じる、理解する』


 だと思うのです。




 でも、私達には向上心があり、


 子供に「こうなって欲しい」「こうさせてあげたい」


 と思ってしまうのですね。


 そしてその思いが強ければ強いほど、


 「○○しなさい」「××はだめ」


 になってしまうのですね。




 又、そうなった時、


 子供の『ココロ』は感じていない、理解されていない。


 って事になってしまうのですね。




 この辺りのバランスを理解されると、


 とっても楽に(楽しく)なると思います。




 あわゆきさん、ご掲載の許可、ありがとうございました。


 又、新しい発見があったら、教えてくださいね。





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