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Channel: 幸せなお母さんになる為の子育て
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「黙って見守る」をやってみると

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こちらは過去のメルマガを掲載しています。



 パピーいしがみです。




 以前からこのメルマガでも、


 「何でも手を出す事が良いのではありません」とか


 「黙って見守る事も大切な事ですよ」とお話していますね。




 今日は、その「黙って見守る」をやってみたよ~!


 というご報告を頂いたのでその紹介をさせて頂きます。




 お話くださるのは、にこにこマミーさん。


 さあ、どのような事があったのでしょうか?


 早速、ご紹介して頂きますね。



ココから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 パピーいしがみ様





 こんばんは!にこにこマミーです。今、第9章を勉強しています。


 当初、毎日10分テキストを読むことすら、


 『出来るかなあ?』と不安でしたが、


 今は毎日読むことによって私の心が和み、


 明日が楽しみになるようになりました!




 まだ、ついつい怒ってしまう事もありますが、


 確実に心が軽く、明るくなってきているのを実感しています。


 ありがとうございます。





 さて、今日はとても嬉しい事がありましたので、


 お忙しいとは思いながらも、


 パピーさんにも知っていただきたくメールしました。




 私には2歳半と10ヶ月の女の子がいるのですが、


 上の子の話です。



 


 最近、よく児童館へ行ってお友達とめいっぱい遊んでいます。


 その児童館には人気の車のおもちゃがあって、


 いつも空いていません。





 一回目は、「乗りたい乗りたい」と


 ず~っと言っている娘を先生が気づいて下さって、


 友達に貸してあげるよう促して下さり乗ることができました。




 二回目は、またもや空いておらず・・・


 他のおもちゃにも目が行かず、


 車に乗っているお友達を目で追っていました。




 随分時間が経って、1人車を降りました。


 娘は「乗っていいかな~」と恐る恐る乗り始めました。


 すると、先程まで乗っていた子が来て、


 「いや!いや!」と娘を引きずりおろして自分が乗ってしまいました。


 その子のお母さんが説得しても「いや、いや!」の一点張り。





 話はそれますが、私は今まで自分は放任主義だと思っていました。


 まず娘がやりたいことを尊重するようにしてきたし、


 あまり口やかましく言わないようにしていました。




 でもパピーさんの講座を受けて、家では口うるさくないけど、


 実は外ではほかの子と仲良く遊んでほしいという思いから


 「順番順番しようね」とか


 「○○ちゃんにもそれで遊びたいって言ってるよ。貸してあげたら?」


 といちいち言っていたなぁと・・・





 私は、ここは見守る、包むなのかなぁ?と思い、


 何も意見しませんでした。


 ただ、「お友達貸してくれないね。悲しいね。」とだけ。




 帰り道、娘に


 「今日は、車のおもちゃ乗れなかったね。悲しかったね。


 でも 、○○はお友達を押したりしないでじっと我慢していたね。


 本当にえらかったね。また今度、乗れるといいね。」


 と話しました。





 そして、3回目運良く車をゲットすることができました。


 (まぁ、私はけっこう狙っていたのですが ^^;)


 娘は本当に嬉しそうでした。


 ところが、他のお友達が娘に「貸して!貸して!」と言ってきました。


 念願のおもちゃだったし、まだ乗って一周もしていなかった娘は


 黙って“絶対譲らない”態度をしていました。




 お友達は泣き叫んでいました。


 でも、私は何も言いませんでした。


 しばらく娘は乗っていましたが、あまり面白くなさそうでした。


 「遊んでいいんだよ」と声を掛けました。


 (これは言わなくてよかったのかも...)




 娘は黙っていました。


 そして、お友達のところまで自分で行って「どうぞ」と言いました。





 私は本当に感動しました。


 自分で考えて自分で行動しました。


 お友達を思いやって。




 それからの娘ははつらつと遊んでいました。


 何となく自信がみなぎっている感じがしました。




 


 本当にこんな事ができたのも、二回目の事があってこそ。


 そして、「自分で考えられた結果なんだなぁ」と痛感しました。


 もちろん、帰り道、めいっぱい褒めました!!!


 少し、見守る・包むが出来たような気がしました。




 ただ、教え忘れたなぁと思ったことがあります。




 それは、自分の意見もちゃんと言っていいんだということ。


 我慢できるのはとてもえらいのですが、


 このままでは家族には言いたいことが言えて、


 外の人には何にも言えなくなってしまうのではないか・・・?


 と。




 この場合、後から


 「お友達も遊びたいけど、○○ももう少し遊びたかったよね?


  それだったら、もうちょっと遊んでから


  貸してあげるって言ってもよかったと思うよ」


 とでも、言った方がよかったのかなぁと思っています。




 まだまだ未熟者の新米ママです。


 私も少しずつ経験を積んでいきたいと思います。


 どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。





                      にこにこマミーより



ココまで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 そして私はこのようにお返事しました。



ココから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




 にこにこマミーさん、こんにちは。パピーいしがみです。



 メール、ありがとうございます。


 拝見していて、この子は自分で考えたんだろうな?


 偉いな~。と思ったと同時に、


 私は、にこにこマミーさん、あなたに拍手を送りたいですよ。




 それはココ。


 > お友達は泣き叫んでいました。でも、私は何も言いませんでした。


 です。




 こういう時間、考えているんですよね。


 自分は遊びたい、譲りたくない。


 でも、違う誰かが、乗りたくて喚いている。


 それを見ていて、純粋に楽しめない。




 自分がある程度楽しんだら、変わってあげようかな?


 ・・・なんてね。




 親が「譲ってあげなさい」なんて言えば、


 「どうして、なぜ?」と思うけど、


 自分での判断だと、納得できるんですよね。


 こういう時の「黙って見守る」これが難しいんですよね。


 (他の親の目もあるしね)




 でも、にこにこマミーさんは、ちゃんと見届けたわけでしょ。


 うーん、立派!偉いですよ!


 そして、その後もすばらしい!




 > それからの娘ははつらつと遊んでいました。何となく自信が


 > みなぎっている感じがしました。


 > もちろん、帰り道めいっぱい褒めました!!!


 > 少し、見守る・包むが出来たような気がしました。




 本当にそうですね。


 すばらしい経験でしたね。


 それからちょっとご心配のこの件




 > ただ、教え忘れたなぁと思ったことがあります。


 > それは、自分の意見もちゃんと言っていいんだということ。


 > 我慢できるのはとてもえらいのですが、


 > このままでは家族には言いたいことが言えて、


 > 外の人には何にも言えなくなってしまうのではないか・・・?


 > と。




 ですが・・・、


 いいえ、心配は不要です。


 いっぺんに2つ教えてはいけません。




 今回は、人に譲る「よろこび」を教える事ができました。


 だから、それだけを褒めてあげればいいんです。




 次の機会に、「嫌な事は嫌」を教えて、


 できたら、ほめてあげる・・。


 それでいいですよ。


 1つ1つでいいんです。ゆっくりゆっくりでいいんですよ。



ココまで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 そして、その後ですが、ご自宅に帰っても、


 こんな変化があったようです。




 > その後、改めて娘は相手の気持ちを考える事を学んだなぁと


 > 感じるようになりました。


 > 以前は、妹がおもちゃで遊んでいると、


 > よく取って自分で遊んでいたのですが、


 > 最近それをしなくなったのです。




 > お返事にもいただいていた通り、


 > 自分で納得したことはちゃんと身になっていくんですね。



 って。




 私達が良かれと思って手を出している事って、


 子供の気持ちを無視して、「○○させている」って事。


 とっても多いんですね。




 何度も言っていますが、「強制」からは「納得」はないんです。


 特におもちゃの貸し借りなんて、納得しないのに無理やりやらされて、


 そりゃー腹も立ちます!


 大人だったら「そんなの理不尽じゃないか?!」って抗議しますよ。




 だから子供自身が「自分で納得」できる為に時間を空けるんですね。




 そして「納得」して行動した時にはそれが経験になるんです。


 そこで間髪を入れず、お母さんに褒めてもらえると、


 「ああ、私のやったことって良いことなんだな」って分かります。




 私もちょっとびっくりしましたが、2歳半の子でも、


 ちゃんと考えるし、行動できるって事。


 子供って、こんな小さい時期から考えることができるんですね(^^)




 にこにこマミーさん、


 すばらしいご報告、ありがとうございました。
                      




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