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Channel: 幸せなお母さんになる為の子育て
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自転車の補助輪が簡単に取れちゃう方法

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こちらは過去のメルマガを掲載しています。




 パピーいしがみです。




 以前、このメルマガでも、


 『簡単に補助輪が外せるようになっちゃう方法』について


 お話した事がありましたが、もうかなり前の事になりますし、


 外に出て遊ぶのにも良い季節になってきた事もあり、


 再びご紹介させて頂こうと思います。




 出来るようになるために“上達”が必要なモノって、


 たとえその歩みが遅いと思われても“続ける”事が一番大切なんです。


 たとえ、1日に1歩でも、3日で3歩、1週間で7歩。


 1ヶ月で30歩、1年間で365歩・・・となるんですね。




 続けられれば・・・です。



 そう。続けるのって難しいんです。


 では、続ける事が出来るためにどうするの?と言えば、


 「もっとやりたい!」という気持ちが


 「もうやだ」より強ければ良いわけです。




 おなかいっぱいの時にどんなご馳走を見ても、食べたくありません。


 でも、おなかがペコペコの時には、


 たった一つのおにぎりだって、とってもおいしく食べれます。


 満腹にならなければ『もっと食べたい!』って思います。


 それと同じように、続ける為には、


 常に「もっとやりたい」という気持ちが持てるように


 してあげればいいのですね。



 


 1つには、子供だけにやらせるのではなくて、


 教える方も「一緒になって楽しむこと」です。


 順番っこにやってみたり、ゲームのようにしてみたり・・・。


 とにかく、やっている方も見ている方も、


 遊びながら、笑いながら、楽しくできるように工夫してください。




 そしてもう1つは、


 「飽きるまえに止めること」です。


 「あ~、面白い、もっとやりたい」の段階で止めること。


 一度に多くの成果を望むのではなく、長期で考える。


 その為に『楽しみは明日に取っておく』という事ですね。




 ところが多くの方がやっちゃうのは、


 まず、“教える人”と“習う人”を明確に分けてしまうこと。


 『教官』と『生徒』をはっきり分けて、


 「そこはこうやるんだ!」「こっちはこうだ」


 「ちがうちがう、こうだよ、こう!」


 「何度同じ事を言わせるんだ!違うって言ってるだろう!」


 みたいにね・・・。




 当然、初めての事って沢山失敗をします。


 ところが、教えている方が、


 その“何度も重ねる失敗”を許せなくなってくるんですね。


 そしてつい言葉がきつくなって、口数が多くなる・・・。




 そのうち子供が落胆したり、萎縮しちゃって


 「もうやだ」って思っているのに、


 親の期待する成果が表れてこないのでイライラ・・・。


 「もう嫌になったのか?!」「そんな事だから・・・」


 「いくじがないぞ!」「めそめそするな!」って、


 教える側が満足するまでやらせちゃう。




 本当は、習う子供が上手になる為の練習なのに、


 教える側の満足にすり変わっちゃっているんですね。




 そうなると、せっかく興味を持って「やりたい!」と始めた事でも、


 「もうやだ!」の方が強くなっちゃうんです。


 そして、一度こういう経験をすると、


 「二度とやりたくない!」と思っちゃったり、


 頑張る事、自体が嫌いになっちゃうんですね。




 だって、苦しいだけだもの・・・。




 そこで必要なのが、


 メルマガ343号の『教える技術』のところでもお話しましたが、


 いっぺんに結果を出そうとするのではなく、



 1、小さな段階に分けて、少しづつ上達させる事。



 なんですね。


 講座の中ではこれを『難しかったら細分化』と言っていますが、


 実は、自転車は、上達が必要なポイントが3つあって、


 その3つが合わさっている、とっても難しいレベルなんです。




 ですから、まずはその3つを明確に分ける事から始めます。


 その3つとは何か?と言うと、


 1つは、バランス(倒れないように中心を感じ取る)。


 1つは、ハンドル操作。


 最後に、推進力(ペダルを漕いで前に進もうとする力)。




 でも、この3つは、それぞれ関係しているんです。


 ちょうど掛け算のようなもので、


 それぞれがほんのちょっと出来れば出来ちゃうんです。


 言い方を替えれば、1つでも0があると走れない。って事です。




 例えば、ハンドルが固定されている自転車って、絶対走れないんですよ。


 もちろんバランスが取れなければ倒れますし、


 推進力がなくて、前に進もうという力が働いていなければ、


 これも当然倒れます。




 私たち大人でも、どれか1つ欠けていたら“絶対に”走れないんですね。


 どんなにバランスが上手に取れて、ペダルが強く漕げても、


 ハンドルが固定されていたら・・・、


 バランス10×推進力10×ハンドル0=『0』なんです。(^^)




 『0』走れず倒れる、って事ですね。



 


 ところが、何とかバランスが取れて、何とか前に進んで、


 何とかハンドルが操作できると・・・、


 たとえ、それが10段階の1レベルだとしても倒れず走れます。


 バランス1×推進力1×ハンドル1=『1』




 でも、この『0』と『1』の差は大きいんです。


 このそれぞれのレベルを1にするだけで出来るようになっちゃうので、


 実は、レベル的には高いけど、ほんのちょっとの努力で


 『出来るようになっちゃう』というわけなんですね。


 そして、出来るようになっちゃうと面白くなって


 どんどん上手になっていく・・・と言うことなんですね。




 もし、それぞれが10段階のレベル2ぐらいになれば・・


 バランス2×推進力2×ハンドル2=『8』です♪。


 そうなったらもう楽しくて楽しくて・・・。


 という状態になれる、って言うわけですよ。




 先ほどのようにスパルタ式にがんがん言われて、


 やっと出来るようになる子と、


 ほんのちょっとの努力で、「出来るようになるって面白い!」って


 思えた子では、やっぱりその後が全然違うんですね。


 当然、その違いは色んなところに現れてくるわけです。




 という事で、自転車を小さな段階に分けて、最初にやることは、


 『バランスを取る』なんです。


 ココでは“バランスを取れるようになる事”だけが目的です。


 ですから、その為の準備をまずします。




 子供さんの自転車の補助輪を両方外して、


 サドルを一番低くしてください。


 両足がぺったり地面に付くようにしてくださいね。


 そして、ペダル(足の部分)も取ってしまいます。


 (邪魔になるからです)




 (もしこの時、サドルにまたがると足が付かないようなら、


  サドル自体を取ってしまって、小さな座布団などをくくりつけても


  良いかもしれません)




 ペダルを取ってしまうと、前に進む為には足で蹴るしかありませんね。


 そう。『足で蹴って前に進む』という練習をするんです。


 まずは、親がお手本を見せてあげてください。


 「やって見せ・・・」です。


 ハンドルを握って、サドルにまたがって両足で地面を蹴って、


 “スイ~”って感じです。




 でも、子供さんが、最初から前に進むのは難しいでしょう。


 だから、ここでも細分化をします。




 ハンドルを握って、サドルにまたがって


 前に進む為には、足を交互に動かし・・・


 まさに自転車を乗りながら


 地面につけていた足で歩く感じですね。




 多分最初はチョコチョコ歩きでしょう。


 でも、次第に上手になってきます。




 上手になってきたら、その上達ぶりを褒めてくださいね。


 だんだん、一歩、一歩が大またになってきて・・・、


 交互だったのが、両足で蹴れるようになって・・・、


 徐々に一蹴りで進む距離が長くなってきます。


 そうなるともう、かなり体の中心でバランスが取れているはずです。




 この頃に、怖くなくなるまで今の状態に慣れるようにするんです。


 遊びを取り入れる為にゲーム性を持たせるといいですよ。


 例えば、直線10メートルのタイムを計る、とか、


 何回蹴ってゴールできるか?とか・・・。


 「さっきは10秒だったけど、今度は7秒だった!」


 「さっきは5回だったけど、今度は4回だった!」


 『いいぞ~!』みたいに!です。




 上手になってきたら、コースを複雑にします。


 真っ直ぐだけじゃなくて、Uターンを入れたり、Sの字にしたり、


 ブレーキを使って止まったり・・・。 


 又、親も一緒になって挑戦したりして・・・。




 この時、実は、「バランスを取る」だけでなく、


 「ハンドル操作」も一緒に習得しているんです。


 カーブの時にはどれだけハンドルを切って、


 どれだけ傾ければ良いか・・・、


 遊んでいるうちに、面白がって楽しんでやっているうちに、


 自然に身についてくるんですね。




 両足で蹴って、しばらく進めるようになった頃、


 親が後ろから押してあげれば、いくらでも進めるようになってます。


 そうなればもう、ペダルを付けても大丈夫です。




 スタートだけは、親が自転車を持って上げてほしいのですが、


 走り出すと、自分で漕いで、どんどん走れるようになります。


 その時、子供さんはもちろん、親も感動です!


 『難しかったら細分化』


 細分化することで、驚くほど簡単に出来ちゃうようになりますよ。


 是非、お試しくださいね。




 あ、その時々に絶対に必要なのが、


 「認める」「褒める」「包む」ですからね。


 子供達が「もういい」って「おなかいっぱい」にならないように


 楽しく一緒になって遊んでくださいね。



                      



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