こちらは過去のメルマガを掲載しています。
パピーいしがみです。
今日のメルマガのタイトルは
『考える事の重要性』としました。
全然関係ないかと思われるかもしれませんが、
あなたは、「頭が良い」ってどういう事だと思いますか?
勉強が出来るとか、計算が速いとか、知識が豊富だとか、
そういう人を『頭が良い』と思いますか?
もちろんそういう方も素晴らしいのですが、
私は“知識を組み合わせて使いこなせる人”って
『頭が良いな~』『すごいな~』って思うのです。
学生時代、勉強が大嫌いで、勉強は出来なかったけど、
考え付かないようなアイデアをひねり出す人や、
思いつかないような工夫が出来る人って沢山いますよね。
私は、そういう人をとても尊敬しちゃうんです。
『おお~!すごい~!』って。
そういう人は、あらゆる場面でその力を発揮しますね。
例えば、問題を解決する時や困難をすり抜ける時。
困っている人を助ける時など、
「へ~そんなやり方があったんだ!?」なんて、
色んな面で応用するのです。
10の知識があれば、10通りの使い方が出来ますよね。
でも、5つの知識でも、組み合わせると25通りになります。
知識だけで言ったら、半分しかない人が、
2倍以上の工夫ができるとしたら『この人、すごい~!』
って思いませんか?
だから、私は、『知識を増やす』事ももちろんですが、
『工夫が出来る』ってとってもいいな~、って思うのです。
それに、『知識を増やす』のは得手、不得手もあるし、
人によって差があることは否めないのですが、
『工夫』って・・・実は、誰でも出来るんです。
そして、その力を伸ばす方法って『考える』事なんですね。
誰でも、考えれば考えるほど、その能力って高まるんです。
今日はそのあたり、ご紹介させて頂きますね。
ココから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夜から降り始めた雨。朝も上がらず傘を差しての登校です。
こんな日に長男はいつもより思いランドセルを背負って
元気に登校していきました。
この週末はサッカーの試合があり、
私も長男もなんとなく落ち着かなかった。
なんとか宿題は昨日の夕方やっていたみたいだけれど、時間割は?
寝る前になってもやった形跡がないので
「明日の準備はできてる?」と声をかけたら
・・・案の定・・・
「時間割してない~(汗)」
ランドセルの中から【もちろん洗ってない】上履きが・・・
(しょうがないよね~今週は目をつぶろう)
長男「あれ?あれ~?予定帳がない~知らない?」
(知るわけがない・・・学校に忘れたんだ)と思ったけど
私 「もう一度よく見てごらん?出した記憶はないの?」
・・・何度ランドセルの中を見てもないものはない・・・
私 「どうする?」
長男「・・・」
珍しくこういう場に居合わせた主人が
主人「誰かに電話してみれば?」
(あ~何か案を出すんじゃなくて、
まずは自分で考えさせたかったのに・・・
(それに安易な考えじゃ~)
でも、長男は「いい・・・」
(でもな~新学期早々忘れ物させたくないな~。)
(だけどな~ここで助けると癖になるよな~。)
私の中でも葛藤です。
(仲良しのお母さんに「こんな時間にゴメン」
とメールすれば済むことだよな~)
などと、結局主人と同じ事を考えたり・・・。
長男もしばらく考え・・・
そして、その結論は
「全部もって行けばいい!」
・・・そう出たか・・・
というわけで 結構重いランドセルを担ぎ、
文句も言わず「いってきま~す!」
(4年生ともなると教科書も結構多いんですよね~)
当たり前だけど、こういうところが私は好きなんです。
予定帳を忘れたことも、
そのせいで重いランドセルをしょわなければいけないことも、
誰のせいにもしないところ・・・。
帰ってきたら褒めてあげよう~
こうやって自分で考えさせようと思えるようになったのも
講座やコミュニティのお陰です。
長女や次女にはほんと、悪いことしてきたな~とつくづく反省。
やっぱりパピーさんにはもっと早く生まれて欲しかった~(笑)
ココまで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
くるみさん、メルマガ掲載のご許可、ありがとうございます。
“さあ、息子さんはどんな結論を出すだろうか?”
って興味を持って拝見していました。
そして、出した答えが、「全部もって行けばいい!」
お~!すばらしい!!(^^)
自分でちゃんと考え、答えを出しましたね。
今日、私がこの内容をメルマガに紹介させて頂いたのは、
くるみさんのお子さんが、面白いアイデアで切り抜けたから、
ただそれだけではないんです。
わたしは、ココの所を参考にして欲しかったのです。
> 私 「どうする?」
> 息子「・・・・」
そう。自分で考える時間を与える、って事です。
くるみさんのお子さんは小学校4年生。
でも、これは、1年生でも、幼稚園のお子さんでも
同じなんですね。
以前、『ポジティブな選択』についてお話しましたが、
自分で選ぶ、又は、自分で考える。自分で判断する。
っていうのは、ものすごく重要なんです。
自分で考えて出した答えには、充実感があります。
上手くいってもいかなくても『自分で考えたんだ』
という満足感もあるんです。
そして、子供達が成長するにしたがって、
自分で考え、判断して行動する、
そういう事がとても多くなる、その練習にもなるんですね。
ところが、私たちは子供が困っているのを見ると、
手を下してあげたくなっちゃうんですね。
「じゃあ、こうしたら」とか
「こうすればいいじゃない」なんてね。
確かにそれなら、その時には、すぐに対処できて良いでしょう。
でも、その子の『考える』という練習には全くならないんです。
成長する上で、自分で考える、工夫する、って絶対に必要です。
でも、親がなんでも手を出していると
とても重要な『考える力』や『工夫する力』を
育てる事ができないんですね。
せっかくの自分で考えるチャンスなのに、
そのチャンスを潰しちゃう事になるんです。
くるみさんは、そこをちゃんとご存知だったので、
ご主人が「誰かに電話してみれば」と言った時、
> あ~何か案を出すんじゃなくて、
> まずは自分で考えさせたかったのに・・・
> (それに安易な考えじゃ~)
って思われたんですね。
私たちは子供の頃、教科書を忘れたり、体操着を忘れたり・・・
という事は無かったですか?
優しい先生なら、「隣の子の教科書を見せてもらいなさい」
って言われたかもしれませんが、
厳しい先生だと、何とかして怒られないように・・・って考えて、
隣のクラスの友達に「教科書貸して!!」って頼みに行ったり、
自分で考えて何とかしようとしましたよね。
貸してくれた友達には、
「うわー助かった」って心から感謝したり、
「今度、お前が困ったら力になるからな」とか、
「友達は大切にしなくちゃいけないな」とか、
親が教えられない事まで学べたりもしたはずです。
もちろん、誰も貸してくれなくて、
先生に怒られていやな思いをする。
「もう、絶対に忘れ物をしないぞ!」って
決意する事もあるかもしれません。
これだって大きな収穫ですよね。
そう。私たちは、子供達の為に・・・って、
つい口や手を出してしまって、
子供達の収穫を邪魔しちゃう事って意外に多いんです。
ですから、どうでしょう?
子供が困った時、助け舟を出す前に、
「あなたは、どうしたいの?」
と子供に考える時間を与えてみてはいかがでしょうか?
まず、自分で考える。
その癖が付いてくると、親が考える以上に、
さまざまな方向から、もっともっと良いアイデアを、
子供達はひねり出せるようになるかもしれません。
自分で考え、アイデアをひねり出せる子は、
「俺って頭良いかも?!」って思うでしょ?
自分の力を確認できたら、又、大きな自信にもなるんです。
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