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Channel: 幸せなお母さんになる為の子育て
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“会話”していますか?

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こちらは過去のメルマガを掲載しています。


 

 

 パピーいしがみです。

 

 

 

 突然ですが、あなはたは、「子供がいう事を聞いてくれない」って、

 

 お悩みになってはいませんか?

 

 


 「子供がいう事を聞いてくれない」というのは、

 

 子を持つ親のほとんどが持つ、お悩みだと思います。

 

 そして、「なぜこの子は親の言う事を聞けないんだろう?!」

 

 って思いますよね。

 

 でも、そんな時、ちょっと振り返って欲しいなぁ、と思うのです。

 

 「この頃、会話をしているかな?」って。

 

 


 もし、私達に気の合う仲間がいたとしたら、

 

 どちらかがずーっと喋っている、って事はないですよね。

 

 コチラが喋って、相手がそれを聞いてくれて、

 

 同じように、相手が喋っている時には、コチラが聞く。

 

 喋る内容は、いろいろですが、聞いている方は「うんうん」って頷いたり、

 

 「そうそう」って共感したり、時には笑ったり・・・。

 

 

 


 それが会話ですよね。

 

 どちらか片方が怒鳴りつける、って事も会話にはありません。

 

 話す方も、聞く方も楽しいから続きます。

 

 ところが、「子供がいう事を聞かない」と言われている方は、

 

 会話になっていない場合がとても多いのです。

 

 


 「この頃、会話をしているかな?」って思い起こしてみると、

 

 気がつくことがあるかもしれません。

 

 


 例えば、怖い顔で理由も説明せず「ダメ」と言うだけになっている、

 

 コチラからのお願い(指示・命令)ばっかりになっている、

 

 自分の話は聞かせたいけど、子供の話は「あとでね」と言っている、

 

 子供の話を、適当に聞き流している、

 

 言葉尻を捕まえて注意・指摘をている・・・。

 

 


 こうなると、会話になりませんよね。

 

 もし、私達だったらどうでしょう?

 

 そんな人だったら、話をするのが嫌になりませんか?

 

 そして、そんな人を避けたくなりませんか?

 

 


 もしそんなだったら、私ならこう思います。

 

 「コチラの話は聞こうとしないくせに、

 

  自分の都合ばっかり押し付けようとする・・・」

 

 不満が鬱積します。

 

 


 そして、その人と話をする(耳を傾ける)のに嫌悪感を感じます。

 

 そして当然、その人の話が好意的に受け止められなくなります。

 

 話は聞きたくないし、最短時間で切り上げたいし、

 

 できることなら「もう言わないで」と思います。

 

 


 だからもし、「子供がいう事を聞かなくなった」と感じたら、

 

 「この頃、会話をしているかな?」と思い起こして欲しいのですね。

 

 そして、会話ができる関係を作るように心がけて欲しいのです。

 

 『強制的にやらせようとする』『威圧的に言い聞かせる』

 

 『納得させようとする』のではなく、“会話”をするのです。

 

 


 難しいことではないんですよ。

 

 一方通行ではなく、キャッチボールをすればいいんです。

 

 いきなり強い球を投げるのではなく、

 

 取りやすい球をゆっくり投げればいいんです。

 

 


 間違ったことをしたとしても、強制的に止めさせるのではなく、

 

 なぜ、いけないのか、お母さんの言葉でお話してあげればいいんです。

 

 穏やかに、ゆっくり、分かるように、“会話”をして欲しいんですね。

 

 


 子供達も、一人前として扱われることで、

 

 ちゃんと話を聞き、自分で判断して行動を起こします。

 

 


 今日のメルマガは、一人前としてお話をされた、

 

 5歳の男の子がどんな行動をしたのか、

 

 というお話をさせて頂きます。

 

 “会話”がちゃんと出来ていれば、子供達は理解をします。

 

 

ここから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 パピーさん、こんにちは。ひらり~です。

 

 今日は、理由について話すで最近の出来事で、

 

 共感した事があったので、メールしました。

 

 


 テキスト 第32章 人を幸せにする魔法で、

 

 こんな事が書かれていました。

 

 


 > 理由を理解すると記憶に残るのです。

 

 > だからきちんと理由を説明し、

 

 > 納得した場合、子供たちは動き出すのだと思われます。

 

 

 


 先日お隣の友達と喧嘩をした長男。

 

 怪我をするなどの大事ではなかったので、

 

 様子を見ても良かったとは思うのですが、

 

 放っておけない私の気持ちから、仲直りした方がいい理由を話しました。

 

 トイレに張ってある「最後だとわかっていたなら」の詩を利用して。

 

 

 

 喧嘩の内容は良くあることで、

 

 遊んでいるうちに遊びのルールを破ったとかなんとか・・・。

 

 


 まだ、譲歩したり交渉したりが上手くできない5歳同士は、

 

 たちまち口論になりました。

 

 


 自分の小さい頃の経験からもそんなことは、

 

 繰り返すうち、に譲ったり譲られたりを学ぶし、

 

 自分たちできちんとルールを決めるようになったりするので、

 

 いい経験になるとは思ったのですが、

 

 なんとなく放置できず、こんな話をしました。

 

 


 トイレに貼ってある「最後だとわかっていたなら」の詩が、

 

 漢字が入っていて、5才児一人では読めず、

 

 「おかあさん、全部読んで!」と以前に言われていましたので、

 

 ちょうど良い機会だとその詩を読んで聞かせました。

 

 そして内容も簡単に説明しました。こんな感じです。

 

 


 「○○は・・・、まあ、お母さんもだけど、

 

  今日眠ったらまた明日が来ると思ってるでしょ(^^)。

 

  でも、必ず明日が来るとは限らないんだよ。

 

 


  例えば、地震が来てつぶれて死んじゃったり、

 

  事故にあって死んじゃったりして、

 

  明日、今日と同じように元気で生きてるかどうかは、

 

  ジジにもお母さんにも○○にもわからないんだよ。

 

 


  ○○が病気になって入院するかもしれないし、

 

  友だちに明日会えるかどうかもわからないんだ~。

 

 

 


  だから今日、

 

  何かしてもらって嬉しかったら「ありがとう」と言っておくとか、

 

  悪いことして「悪かったな」と思ったり、

 

  気がついたらすぐ謝ったりしておかないと後悔するよ・・・、

 

  って事が書いてあるんだよ。

 

 


  会えなくなってから、謝ろうとおもっても出来ないでしょ。

 

  あの時、謝っとけばよかった、と思っても、

 

  もう死んじゃった人には謝れないしね・・・。」

 

 


 そんなお話をしました。

 

 神妙に聞いていた長男は、

 

 翌日、私に促されることなく自分から謝っていました。

 

 理由を説明したことで、ただ「謝らなきゃ!謝っておいで」と言うより、

 

 自分の気持ちで、自分で考えて行動できたと思います。

 

 

 

 また、こんなこともありました。

 

 我が家では、夜寝る時間を遅くとも21時にしています。

 

 


 しかし保育園から帰ってお友達と外遊びをすると、

 

 電車で遊んだり、ビデオを見たりする時間がなくなり、

 

 21時に近づいてしまいます。

 

 すると「もっとあそびたいのに~」とブーイングが始まります。

 

 そこで、又、こんな説明をしてみました。

 

 


 「○○たちは、まだこれから大きくなるところだから、

 

  夜寝ている時に大きくなるためのお薬や、

 

  おしっこを漏らさないようにするためのお薬が、

 

  頭から体に出ているんだよ。(成長ホルモンや抗利尿ホルモンのこと)

 

 


  寝る時間が遅くなると、

 

  そのお薬がきちんと出なくて大きくなれなかったり、

 

  大人になってもお漏らししたり(これは言いすぎ?)するんだよ。

 

 


  眠ることは体の疲れを取るだけじゃなくて、

 

  ○○や弟には大人になるために、

 

  立派な体を作るために、と~~っても大切なんだよ。」

 

 


 とこんな感じです。

 

 すると、相変わらず「遊びたい」とは言いますが、

 

 以前のように泣いて懇願したり、怒ったりしなくなりました。

 

 しぶしぶではありますが寝室に行くようになりました。

 

 


 理由を話すのはときに面倒でもありますが、

 

 こんなことがあって理解して行動してるんだな、

 

 と分かるようになりました。

 

 そして年齢的に分からないと思っても、説明をしてあげる、

 

 繰り返すことが大切なんだな、と思いました。

 

 


 同じ行動をとるにしても、理解していれば、

 

 親の手を離れて行動するようになった時、違ってくるだろうし、

 

 私たち親にコントロールされている感じはなくなると思います。

 

 理由を話すことの大切さを感じました。

 

 

ここまで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 この後、私は、ひらり~さんに、お返事をしました。

 

 「息子さん、難しい詩の意味を分かってくれたんですね~」

 

 「子供達って、理解できると、その理解を元に、

 

  自分で何かをしようと、自ら判断・行動するんですよね!

 

  それが、本当に驚きです!」 という文面です。

 

 そうしたら、こんなお返事を頂きました。

 

 

ここから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 毎日、トイレにかがみながら(いきみながら・・・笑)

 

 読めるひらがなの部分だけ読んでいる息子です。(笑)

 

 その様は本当に笑えます。

 

 その毎日の音読が効果があったのでしょうか?(^^)

 

 


 でも、大人の私たちでさえ、この詩を毎日目にすることで、

 

 なんとなく違ってきていることが実感できます。

 

 だから右脳の働きの強い子供なら(5歳じゃもう左脳ですかね?)

 

 知らない文章でも何かを得ているのでは?と思うこともあります。

 

 


 実は、今日も下の子(2歳)をお昼寝させている間、

 

 なにやら別室でバタバタ動いているな~と思ったら、

 

 そのうち階段からクイックルワイパーの音がしていました。

 

 


 1時間近くかかったでしょうか?

 

 寝かしつけしても眠れなかった次男を抱いて階下に下りると、

 

 長男は、階段からリビングから、

 

 クイックルワイパーを使って掃除をしてくれていたんです。 

 

 

 


 今まで自分の本を片付けることはあっても、

 

 こんなことをしたことはなかったんです。驚きました。

 

 


 「わ~!!ありがとう!きれいになってるね。どうしたの?」と聞くと、

 

 「いつもお母さんがいろいろしてくれるからお礼にお掃除をしたよ。

 

  階段も下の部屋も、あっちも、

 

  これで(クイックルワイパー)やったんだよ」

 

 と笑顔で言うのです。

 

 


 驚いて、(一瞬、「偉いね~」と褒めようとしたのですが)

 

 パピーさんの言葉を思い出して、

 

 「ありがとう、これでお母さん楽できるぅ~。嬉しいな~。

 

  本当にありがとうね」と素直に、私の喜びを伝えました。

 

 


 私は何も言っていなかったし、

 

 次男を寝かしつける時も自分から

 

 「僕は寝ないから下に行ってるね」と、

 

 静かに寝室のドアまで閉めてくれて・・・。

 

 いつもなら「お母さんと遊びたいよ~」「早く寝かせてよ~」

 

 と寝かしつけをのぞきに来て逆に起こしてしまうのに・・・。

 

 


 まさに自分で考えて行動したのだと思います。

 

 私が仕事を始めて忙しいと思っているのでしょうね~。

 

 本当に驚いています。彼の変化に・・・。

 

 

ここまで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 ひらり~さん、メルマガ紹介のご許可、ありがとうございました。

 

 いいですね~。ちゃーんと“会話”されていますね。

 

 そして子供さんも自発的に行動しているようです。

 

 最後にひらり~さんの言葉を1つ。

 

 


 > 理由を話すのはときに面倒でもありますが、

 

 > こんなことがあって理解して行動してるんだな、

 

 > と分かるようになりました。

 

 > そして年齢的に分からないと思っても、説明をしてあげる、

 

 > 繰り返すことが大切なんだな、と思いました。

 

 


 そうなんですよね。

 

 内容は分からないかもしれません。

 

 でも、大事なことを話してくれているんだな。

 

 僕を一人前として扱ってくれているんだな、というのは感じます。

 

 “一人前として扱う”というのは、

 

 一人の人間として『認める』って事なんですね。
                      

 

 

 


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