こちらは過去のメルマガを掲載しています。
パピーいしがみです。
いろんなご相談を伺い、お返事をさせて頂き、
その後の経過や喜びの声をお聞きすると、
「あ~、良かったな~」って、とても嬉しくなります。
それは、原因が明確で、比較的すぐに結果の出る場合と、
発達に関連する事の様に、時間が掛かる場合とがあります。
特に、発達に関する件でご相談頂いた時には、
長期に、そして我慢強く継続して頂く必要があるのですが、
その変化を定期的に、又、逐一報告してくださる方がおられます。
このメルマガを長期にわたって読んでくださっていたり、
「子育てのイライラガミガミがなくなる本」をお読みくださった方なら、
ご存知だと思いますが、お子さんがアスペルガーと診断されて、
5歳の時からご相談・ご報告頂いている、ポコさんです。
(もう小学校3年生になるんです♪)
ポコさんの娘さんは、初めての事がとっても苦手で、
最初の一歩が踏み出せない。慣れない事がとても苦手。
小さい頃から、育てにくくて、なぜだろう?どうしてだろう?
ととてもお悩みになった、との事でした。
今までもメルマガで掲載していますので、
もし、よろしかったらご覧下さい。
http://www.age18.jp/back187.html
(診断された時の話が書かれています)
ちなみに、1年目のポコさんの目標は、
「一年後、私も娘もたくさんの希望と期待と喜びをもって
小学校に入学する!」
でした。
でも、ポコさんにとっては、とても大きな、
「ムリかもしれない」と思うほどの目標だったのです。
ですが、その子ももう3年生。
そして、すくすくと成長してくれていて、
もう、以前の心配がほとんど影を潜めてしまったのです。
それでは、ご紹介しますね。
ココから・・・
パピーさん、こんにちは。ポコです。
大変ご無沙汰しております。
娘は三年生になりました。
パピーさんにいろいろ相談にのっていただいていたのが年長の時。
もう三年もたったんですね。子供の成長は早いです!
今回は初めてのクラス替えがあり、
娘は仲良しの子と同じクラスになりました。
それはとても安心できてうれしいことなのですが、
「絶対○○ちゃんと一緒のクラスになりたい~!」
と言うような友達が娘にできたこと、これが一番うれしいことです。
先生は他校から赴任してきた超ベテランの女性の先生です。
二年生の一年間、娘は特別な支援を何一つ受けることなく、
なんの問題もなく学校生活を送ってきました。
担任の先生にも「アスペルガーであるとは思えない」と言われ、
来年度の先生には話す必要すらないとまで言われました。
病院でも「もうボーダーの域だ」と言われているので、
先生がそうおっしゃってくださるのもわかります。
新学期からも、娘は普通に楽しく学校に通っているので、
先日の家庭訪問の時まで、先生には何も伝えていませんでした。
そしてその家庭訪問の日、玄関先だけの訪問だったのですが、
娘はちょうど遊びに来ていた友達と一緒に、先生に
「こんにちは~!」と元気に挨拶しました。
すると、先生は、
「いつもこんなふうに私のところに話しに来てくれるし、
友達関係も良好だし、他の女の子みたいに
人の告げ口ばかり言いに来るようなところも全然ないし。
お母さんから見ても、なんの心配もないでしょ?」
と言われたんです。
まだ娘とかかわって一か月。
でも、一か月間、ベテランの先生が見た娘に対する感想です。
パピーさん、私の嬉しさ、わかっていただけますよね!!
全く先入観なく見てもらい、こんな言葉をいただきました!
その後、先生には過去の経緯をお話ししました。
親身に話を聞いて下さり、
「このことを胸に置きながら、ちゃんと見ていきますね。
でも、お母さんが小さい時から
しっかり娘さんを見ていらっしゃるから
きっともう大丈夫ですよ!」
と言ってくださいました。
またいい出会いがあったんだな、と嬉しく思っています。
うちでも、やんちゃになってきた弟に、ホント優しいお姉ちゃんです。
お風呂で抱っこしててくれたり、離乳食を食べさせてくれたり。
娘なしの子育てが想像できないくらいです・・・!(笑)
反抗も一人前に(?)するようになり
「もう!今やろうと思ってたのに~!!」
というセリフ、一日に何回も聞いてます・・・。
でも、何回も言わせてちゃダメなんですよね。
先日のメルマガを読んで、また茂木先生のテレビを見て、
私が小言が多すぎるんだと反省したところです。
自主性が育つように待つ。なかなか難しいことですが、
今いろいろ工夫しながら頑張っています。
そして息子の方ですが、
今のところあまり手がかかることなく育っています。
誰にでもニコニコして、愛嬌をふりまくタイプで、
みんなにかわいがられています。
こういう子って得だなぁ~と、見ていてつくづく思います。
おかげで私も外でいろんな人に声をかけられ、息子に
たくさん幸せをもらっています!
( 後 略 )
ココまで・・・
ポコさん、メルマガ紹介へのご許可、ありがとうございます。
今までも、ポコさんには、メルマガに掲載させて頂いていますが、
それは、私だけでなく、ポコさんのお話を聞いて、
「とても勇気付けられます。私もがんばろう!って思います」
というメールやお便りを頂くからなんです。
メルマガにこうやって掲載する前には必ずご許可を頂きます。
ですが、公開することで、プライバシーもさらされる事になります。
それは、親もそうですが、
子供にとってもプラスばかりではありません。
それに『障害』という診断があった時は、
よりデリケートなものである事はいうまでもありません。
ですが、ポコさんは、いつも了解してくださるんですね。
「私の体験をお話しすることで、誰かのお役に立てるのなら」って。
本当に嬉しく思います。ありがとうございます。
今回のメールに、こうありましたよね。
> そしてその家庭訪問の日、玄関先だけの訪問だったのですが、
> 娘はちょうど遊びに来ていた友達と一緒に、先生に
> 「こんにちは~!」と元気に挨拶しました。
> すると、先生は、
> 「いつもこんなふうに私のところに話しに来てくれるし、
> 友達関係も良好だし、他の女の子みたいに
> 人の告げ口ばかり言いに来るようなところも全然ないし。
> お母さんから見ても、なんの心配もないでしょ?」
> と言われたんです。
> まだ娘とかかわって一か月。
> でも、一か月間、ベテランの先生が見た娘に対する感想です。
> パピーさん、私の嬉しさ、わかっていただけますよね!!
> 全く先入観なく見てもらい、こんな言葉をいただきました!
今までの経緯を知らない新しいベテランの先生に、
> お母さんから見ても、なんの心配もないでしょ?
と言われた。
つい3年前は、小学校にいけるだろうか?
を真剣に悩んでおられたのです。
いえ、ポコさんは、ほとんど不可能だと思われていたのです。
ですから、今回の先生の言葉、その嬉しさは、
本当に本当に大きかったと思います。
もちろん、ポコさんも努力を重ねました。
「認める」「褒める」「包む」も一生懸命実行されて、
それでも、気持ちが揺れる事もありましたし、
苦しくて、悩んで眠れない日もありました。
ココまでくるにも、簡単ではなかったんですね。
でも、それもわずか3年。
多分、もう心配は要らないでしょう。
ポコさんは「私は十分幸せなお母さんです」と言って下さっていますが、
いえいえ、素晴らしい出来事はこれからですよ(^^)
今まで3年間、一心不乱に努力された分だけ楽しい事が返ってきます。
さて~?何が起こるか、楽しみです(^^)
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