こちらは過去のメルマガを掲載しています。
パピーいしがみです。
いつもは、このメルマガでさまざまなご報告、
「以前は、こうだったけど、こんなになりました・・・」
のようなご紹介をしていますが、
今日は、私がちょっとキュンとしてしまったお話。
ちょっとホロッとするような、そんなお話をさせて頂きます。
それは、七夕の日にあったんです。
ご紹介いただくのは、虹色の空さん。
そして、主人公は小学校1年生の次女さん。
素敵な出来事があったんですよ(^^)
ここから・・・・
パピーさん、先日は、お返事ありがとうございました。
お礼のメールが遅くなってしまい申し訳ありません。
( 中 略 )
それから、昨日は七夕でしたね♪
我が家の地域では、やはり夜は曇り空でした。
娘達は、紙に願い事や織り姫さま、ひこぼしさまの絵を書いて、
夜、空を見上げるのを楽しみにしていました。
長女が双眼鏡を持ち出して、ベランダに出てきて私と二人で
空を見ながら話をしていたのですが、
あんなに楽しみにしていた次女が一向に来なかったのです。
その時、紙をくしゃくしゃする音だけ聞こえていました。
遅い時間だったので『もう寝よう!』となり・・・、
でも、部屋に戻ると次女がいないのです。
すると隣の部屋から次女の泣き声が。。。
長女が『うるさい!』と次女に怒ると余計に大泣きです。
大声だし、早い時間ではなかったので、早く泣きやんで欲しいのと
泣いている理由が分からなかったのでイライラしていたのですが、
“自分で泣きやむ”のを待とうと思い、待っていました。
長女は、すぐに熟睡したので、
三角座りをしながらずっと泣いている次女に
『どうしたん?』とだけ言い、待っていました。
しばらくすると、
次女は泣きやんだのですが、部屋から出て行きました。
戻ってこないので、見に行くと、
クシャクシャになった自分で書いた絵を広げて、
ベランダの前に置き、また三角座りで顔を埋めていました。
『誰がこんなクシャクシャにしたん?』
次女は、ずっと黙っています。。。
(怒ると自分の殻に閉じこもる方なんです。)
『知らない間に、ママが踏んでしまったんかな?そうやったらごめんね』
『一生懸命書いたのにね・・・』
『楽しみにしてたよね・・・』
『クシャクシャになってしまったけど、○○の願いはきっと叶うよ♪』
と、下を向いてうつむいている次女に頭をなでながら声をかけました。
長い時間が過ぎ、次女がすっと立ち、部屋に戻り寝にいきました。
私も後から行き、
『○○が泣いてた理由と
紙がくしゃくしゃになった理由を教えてくれたら、嬉しいな。
話したくなってからでいいからね。
ママに話してくれる気になったらこっちを向いてね。』
とずっと待っていました。
すると、次女がこっちを向いてくれたので、
『ありがとう♪嬉しいわ♪』と言いました。
次女の話によると、我先にと長女が双眼鏡を持って行き、
その時に入れていた箱の紐が次女の指に絡まり痛かったのと、
私と長女が二人だけで楽しそうにしるのを見て、
次女の事を嫌いになった気がしたみたいで、
二人の中に入ってこなかったようなんです。
次女を呼ぶ事もしなかったので、
そんな私達の姿を見て紙をクシャクシャにしてしまったようでした。
泣きながら一生懸命話す次女を見て、
『そんな痛い事があったん?
全然しらんと二人だけでベランダにいてごめんね・・・。
一生懸命書いた絵をクシャクシャにしたい気持ちになったんやね。
嫌やったね・・・。○○の気持ちに気づかんとごめんね・・・。』
と言いました。
気持ちを分かってくれた安心感からか、
またまた泣き始める次女を見て、
ついつい、時間にせかされて
子ども達の気持ちに寄り添う事ができていない事を感じました。
『ごめんね○○、遅い時間やけど、
今からちょっとだけベランダに行って空をみようか♪』
笑顔でうなずく次女と一緒にベランダに行きました。
涼しい風が吹くベランダで、次女と空を見上げながら
『ひこぼしさまと織り姫さまが会えていますように♪
○○チャンの願いが叶いますように♪』と二人で微笑みました。
次女は、くしゃくしゃになった願い事を書いた紙を
洗濯ばさみに挟んで吊っていました。
一年に一度の七夕、色々と嫌な思いをさせてしまったけれど、
次女と二人の時間は、楽しい思い出になりました。
遅いからとイライラして、無理矢理寝かせてしまってたかもしれない。
でも、泣いている次女を見て思いました。
小さな体の中で、悲しい気持ちがあり、今、私に、
どうして欲しいと思っているんだろう・・・。
今、私が次女だったら、
何をして欲しいかな?何をされたら嫌かな?と考えました。
早く寝かせたい!と時間にがんじがらめになって、
無理矢理、気持ちを組み取ってくれる事なく、
叱られて寝かされるのはとても嫌。
楽しみにしていた七夕なのに、と悔しい気持ちもある。
泣きたい気持ちもある。
でも、気持ちを分かって欲しい。
ゆっくり泣かせて欲しいし、寝ないで、待ってて欲しい。
話をゆっくり聞いて欲しい。
空を一緒に見上げたい。
そう思いました。
そう思うと、次女を待つ事ができました。
そして、待つと心を開いてくれました。
笑顔も向けてくれて、寝る前にほっぺに、ちゅ~までしてくれました。
愛しいです。。。本当に。。。
ゆっくり、ゆっくり、
我が家も一つずつレンガを積み上げていこうと思います。
また、お話聞いて下さいね♪
ここまで・・・
どうでしょう?ちょっといい話だと思いませんか?
思わず、ウルウルってしちゃいますよね(^^)
メールを読んで私も思ったのですが、
(多分、多くの方も感じたと思います)私達が小さい頃、
さびしいとき、つらいとき、それを口には出せなくても、
姿で態度で表現する、分かって欲しい、って、
体で表す時って、ありませんでしたか?
次女さんの、自分で書いた絵をくしゃくしゃに丸めて、
でも、一度は丸めた絵をわざわざ見えるように広げて、
又、そのそばで体育すわりをして泣いている・・・。
まるで「私の気持ち分かって!!」って言っているみたい。
子供なりの表現だと思いますが、
お姉ちゃんが熟睡しちゃうほどの時間です。
多分、深夜だったと思います。
もし、私だったら
「ほら、もう遅いし、泣かないで寝よう」
と言っていたかもしれません。
でも、七夕の夜ってその日しかないんですね。
次女さんの気持ちを考えて、次女さんが落ち着くまで待って、
すべてを聞いてあげてすっきりさせて、そして又、
ベランダに行って空を眺めた虹色の空さん・・・。
それまでにはかなりの時間が経過していると思います。
> 涼しい風が吹くベランダで、次女と空を見上げながら
> 『ひこぼしさまと織り姫さまが会えていますように♪
> ○○チャンの願いが叶いますように♪』と二人で微笑みました。
> 次女は、くしゃくしゃになった願い事を書いた紙を
> 洗濯ばさみに挟んで吊っていました。
> 一年に一度の七夕、色々と嫌な思いをさせてしまったけれど、
> 次女と二人の時間は、楽しい思い出になりました。
とありましたが、十分に包んでもらった次女さんは、
この日のことは、忘れられない日になったと思いますよ。
> 泣きたい気持ちもある。
> でも、気持ちを分かって欲しい。
> ゆっくり泣かせて欲しいし、寝ないで、待ってて欲しい。
> 話をゆっくり聞いて欲しい。
> 空を一緒に見上げたい。
> そう思いました。
> そう思うと、次女を待つ事ができました。
> そして、待つと心を開いてくれました。
> 笑顔も向けてくれて、寝る前にほっぺに、ちゅ~までしてくれました。
> 愛しいです。。。本当に。。。
とってもいい時間が、ゆっくりゆっくり流れているって、
感じますよね。すごくいい雰囲気です。
虹色の空さんに、
「今回のこと、きっと参考になる方も多いと思うので、
メルマガで紹介させて頂けますか?」
とお願いしましたら、このようなお返事を頂きました。
ここから・・・
パピーさん、メールありがとうございました。
次女の件で、あんな風に寄り添えたのも、講座の勉強を始めたお陰です。
時間にも、心にも余裕がないと、感情的になってしまいますよね。。。
あの時、長女にも悪い所があったのですが、すぐに寝てしまったので
(自分は、楽しんでスッキリしたのでしょう・・・(^^;))
次女だけに、ゆっくりと
気持ちが向ける事ができたのが良かったと思います。
メルマガの件ですが、
私のつたない文でも宜しければ、是非使って下さい。
> 「なるほど~、こうやってやるんだ!」って参考にされる方、
> 多いと思いますよ(^^)
パピーさんに、そうおっしゃって頂くと私も本当に励みになります。
ありがとうございます♪(^^)
これからも、ゆっくりと子ども達と、
日々を大切に過ごして行きたいと思います。
ここまで・・・・
はい、是非是非、ゆっくりゆっくり。
一歩一歩、育んでいきましょうね(^^)
素敵なお話、ありがとうございました。
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