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Channel: 幸せなお母さんになる為の子育て
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真剣なまなざし

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こちらは過去のメルマガを掲載しています。

 

 

 パピーいしがみです。

 

 


 今日は、運動会に関するお話をします。

 

 実はM・Kさんの長男さん。運動会も、発表会も、苦手でした。

 

 走るのが遅い、とか運動が嫌い・・・というのではなく、

 

 長男さんには「環境が変わることに不安を持ってしまう」

 

 傾向があったようです。

 

 


 でも、ある言葉で、劇的に変わったようです。

 

 その変化についてご紹介させて頂きますね。

 


ここから・・・

 


 パピーさん、聞いてください♪

 

 

 先日、年中の息子の運動会でした。

 

 自分の種目全部に笑顔で参加し、

 

 本人も、おじいちゃん、おばあちゃんも

 

 もちろん、私も主人も、とても楽しく過ごせました。

 

 こんな日が来るなんて、本当に夢のようです。

 

 年少の時の担任の先生とも手をとって涙を流しました。

 

 


 思い起こせば、幼稚園の入園時。

 

 4月から6月までずっと泣き通し。

 

 入園したては泣いている子は何人もいましたが、

 

 一人減り、二人減り、梅雨の時期が来ても泣き続けたのは、

 

 長男だけでした。

 

 


 「お母さん、いっちゃやだ・・・」

 

 「お母さん、置いてかないで・・・」

 

 大きな声で泣き叫ぶ息子を先生にお渡しして、

 

 逃げるように幼稚園から去っていく。

 

 


 周りのお母さんたちからは、くすくす笑われるし、

 

 「こんなことなら幼稚園に行かせず家でひっそりと暮らしたい」

 

 「そんなに幼稚園がいやならやめてもいい」

 

 今日やめよう、明日やめよう・・・・

 

 本当に苦しい毎日でした。

 

 


 年少の運動会はもちろんまったくダメでした。

 

 私にくっついて離れようとしません。

 

 先生が迎えに来てくれても、友達が誘ってくれても、

 

 私にしがみつき「いや」「いや」「いや」・・・。

 

 


 次第に主人が怒り出し

 

 「おじいちゃんもおばあちゃんも来てくれているのに・・・」

 

 長男は怒られてさらに泣き喚き・・・。

 

 本当にどうしていいか途方にくれました。

 

 

 


 年明けに行われた発表会でもそうでした。

 

 練習の時も、ほとんど参加しなかったそうです。

 

 本番では一番すみっこにいるはずのわが子がいません。

 

 気がついたら先生に抱っこされて泣いています。

 

 それを見ていてだんだん腹が立って来て、

 

 家に連れて帰って鬼のように怒りました。

 

 


 「いい加減にしろ!逃げる事ばかりしやがって!!」

 

 「周りの子はみんなできているじゃないか?!」

 

 「なぜお前はやろうとしないんだ!!」

 

 さすがに殴りはしませんでしたが、罵り、愚弄し、

 

 もうがっかりするやら情けないやら、私の我慢も限界でした。

 

 


 そんな時に、あるママトモさんに教えてもらったのが、

 

 パピーさんのメルマガでした。

 

 


 そのママトモさんが言うには、

 

 長男のような傾向がある子は結構多くて、

 

 でも、そういう子ほど

 

 「認める」「ほめる」「包む」が必要なんだよと。

 

 その方はとても詳しくご存知でした。

 

 (後でわかるのですが、その方はベテランの会員さんでした)

 

 


 そう言われて思ったのです。

 

 「確かにほめることは、ほとんどしていないな~」って。

 

 


 それから、パピーさんの勉強を主人と

 

 (最初に全部読んでしまって)

 

 今できるところからやろう!と一緒に始めました。

 

 特に、印象に残ったのは26章からの教え方でした。

 

 主人も「こんなに細かくやるんだ、へ~」なんて言いながら、

 

 食い入るように読んでいましたよ~。

 

 


 そして、試しにやってみた、自転車。

 

 なんとこの自転車が、たった5日で補助輪が取れて、

 

 一人で乗れるようになったのです。

 

 主人も私も驚きでした。

 

 ですが、もっと驚いたのは長男本人だったようです。

 

 


 「ぼく・・・自転車に乗れる・・・」

 

 目をまん丸にして驚いていました。

 

 その頃、幼稚園では補助輪なしで自転車に乗れる子は、

 

 数えるほどしかいなかったと思います。

 

 


 それを苦しまず、つらい思いもせず、遊びながらでも、

 

 段階を踏まえてステップアップすることで、

 

 こんなに簡単にできるようになっちゃうんだ・・・。

 

 主人も本当に驚いていました。そして息子を

 

 「もしかして運動センスあるかもしれない」と・・・。

 

 


 自転車に乗れるようになった息子は、

 

 主人の真剣なまなざしの「○○は本当はすごい力があるんだぞ」

 

 という言葉にどんどん自信をつけて行っているように見えました。

 

 


 「だって見てみろ、たった5日で自転車が乗れたんだ」

 

 「お父さんだって、1ヶ月ぐらい掛かったんだ」

 

 「○○はお父さんよりずっとずっとすごいやつになるぞ」

 

 「○○はすごい子だ」そんな言葉に興奮していました。

 

 


 長男が幼稚園でほめられるようになったのはその頃です。

 

 > 笑顔が出るようになりました。

 

 > 先生の話をまっすぐ聞けるようになりました。

 

 > 積極的に遊べるようになりました。友達ができました。

 

 連絡帳にはそんな言葉が並ぶようになりました。

 

 


 でも、夏が来て、主人が中国に赴任することになってしまい、

 

 また、私には不安が訪れました。

 

 「私一人では無理。また、前のような状態になってしまったら・・・」

 

 主人にくっついて中国へ行きたいくらいでしたが、

 

 1年ぐらいで帰れることになると思う。という言葉と、

 

 毎日、テレビ電話で息子と話をするから・・・。

 

 という約束で、主人は一人で中国に行きました。

 

 


 空港での見送りの時、主人は長男に向かって、

 

 「いいか、お前はすごいやつなんだぞ、お父さんがいない時は、

 

  お前がお父さんの代わりだ。だからお母さんを守るんだぞ!」

 

 そう言ってくれて、少々めそめそしましたが、

 

 長男も大きくうなづいていました。

 

 その姿をみて、すごく成長したな~、と驚きました。

 

 


 それからの長男は去年の長男とは違っていました。

 

 買い物に行っても荷物を持とうとがんばってくれたり、

 

 下の子をあやしたり、一緒に遊んだりしてくれるようになりました。

 

 本当に良く笑うようになりました。

 

 


 そして運動会の前日、主人が帰ってきました。

 

 本当は、帰れないほど仕事が立て込んでいたのですが、

 

 「今年はどうしても息子の幼稚園の運動会に参加したいんです!」

 

 と言ったら上司の方が、

 

 「おお、行って来い!子供と一緒に運動会に参加するなんて、

 

  今しかないからな!その代わり帰ってきたら仕事がんばれよ!」

 

 と二つ返事で、許可をしてくれたのだそうです。

 

 


 久しぶりに会った、主人と長男は一緒にお風呂に入り、

 

 一緒に眠って、当日、意気揚々と笑顔で幼稚園に向かいました。

 

 その時、二人の後姿を見て感極まってしまいました。

 

 「去年は朝からぐずっていたのに、こんな日が来るなんて・・・・。」

 

 まだ何も始まっていないのに泣いている私を見て主人が、

 

 「おいおい、早い早い・・・(笑)」

 

 


 運動会の日は晴天。不安いっぱいの私でしたが、

 

 そこには満面の笑みで参加している長男がいました。

 

 去年の事を知っている先生が駆け寄ってきて、

 

 「○○くん、変わりましたね~、

 

 本当に明るくなって、見違えるようです!」と。

 

 冒頭でも申しましたが、先生と二人で手をとって泣きました。

 

 


 でも、あの時、ママトモさんが、パピーさんを教えてくれなかったら、

 

 きっと今年も私はイライラしたり、腹を立てたり、

 

 いまだに子供に罵声を浴びせていたと思います。

 

 (本当に、教えてくださったママトモさんに感謝です)

 

 


 主人は翌日、中国に戻りましたが、

 

 今度は息子は涙を見せませんでした。

 

 


 パピーさん、自信ってすごいです。

 

 大事なことを教えてくださって、ありがとうございました。

 

 これからももっともっと勉強を続けていきます。

 

 また、フォローメールもとても助かっています。

 

 離れた場所ですが、主人も

 

 「フォローメールのおかげで勉強が続けられる♪」

 

 と喜んでくれています。

 

 


 主人がいなくて心細くはあるのですが、

 

 長男を小さいお父さんと思って、もうしばらくがんばります。

 

 主人が帰ってくる頃、きっと私も自信がついてくると思います。

 

 長文をすみません。

 

 読んでくださって、ありがとうございました。

 

 

ここまで・・・

 

 

 M・Kさん、楽しいお便りをありがとうございました。

 

 息子さん、本当に明るく・積極的になっていますね。

 

 特に自転車に乗れるようになったこと。

 

 そして、お父さんのこの言葉がすばらしいです。

 

 


 > 主人の真剣なまなざしの「○○は本当はすごい力があるんだぞ」

 

 > という言葉にどんどん自信をつけて行っているように見えました。

 

 


 > 「だって見てみろ、たった5日で自転車が乗れたんだ」

 

 > 「お父さんだって、1ヶ月ぐらい掛かったんだ」

 

 > 「○○はお父さんよりずっとずっとすごいやつになるぞ」

 

 > 「○○はすごい子だ」そんな言葉に興奮していました。

 

 

 真剣なまなざし・・・これがとてもいいんです。

 

 


 親が真剣になって褒めてくれると、

 

 「え~?そうかな?そうかもな?

 

  これだけ真剣な顔をしているんだから、本当にそうなんだろうな?

 

  そうか~、僕ってすごいんだ~♪よ~し・・・」

 

 ってなるんです。(^^)

 

 


 親が真剣になって褒めるって、本当に大事なんですよ~♪

 

 

 M・Kさん、貴重なお話をありがとうございました。

 

 また、経過など教えてくださいね。楽しみに待ってま~す。


 

 

 

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