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Channel: 幸せなお母さんになる為の子育て
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たった一つ

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こちらは過去のメルマガを掲載しています。

 


 パピーいしがみです。

 

 


 さて、今日は、昨年、新入学をしたけど、

 

 なかなかなじめずに教室で徘徊したり、飛びだしたり、

 

 女の子やおとなしい子に意地悪や嫌がらせをしたり、

 

 周りから「問題児」として見られていた、長男さんに困っていた

 

 “よ~いどん”さんからのお便りです。

 

 

 1年経って、すごく変わってきたそうですよ。

 

 

ココから・・・

 

 

 こんばんは。いつもお力を頂いています。よ~いどんです。

 

 

 勉強を初めて10カ月目になります。

 

 実は今年はじめぐらいから、パピーさんにメールしたいな~、

 

 と思っていたのですが、

 

 「今は良くても、もしかしたら又元に戻るかもしれないし・・・」

 

 とか考えていたら、結局終業式を迎える頃になってしまいました。

 

 


 1年生の息子。本当に変わってきたんですよ♪

 

 昨年、授業中徘徊する。クラスを飛び出す。

 

 女の子やおとなしい男の子をいじめる。

 

 何度言っても、叱っても、へらへらして言う事を聞かない。

 

 先生からも「この子は専門医にちゃんと見せた方がいい」

 

 と言われてていた子が、今はちゃんと授業を受けているんです。

 

 


 「そんなの当たり前」と言われるかもしれませんが、

 

 これができずに、周りのお母さんや先生に白い目で見られていた

 

 私としては、本当にうれしくて・・・。

 

 涙が出るほどです。

 

 


 その上、先生には、

 

 「○○君、本当に変わりました。とても落ち着いた。

 

  お母さんは○○君に何をなさったんですか?」

 

 とまで聞かれるようになりました。

 

 


 「何をしたか?」ではなく、原因はすべて私にあって、

 

 その原因を直す努力をしたにすぎません。

 

 でも、そうも言えず、返事に困った私は言葉を濁したのですが、

 

 本当に息子に心配がいらなくなったら先生に、

 

 「実はお母さんとしての勉強を始めたんです」って

 

 胸を張って言おうと思っています。

 

 


 それで・・・今日、パピーさんにメールしたかったのは、

 

 私が変わったきっかけと現状報告♪です。

 

 


 以前、息子の状態をご相談した時、

 

 息子が生まれた時からの状態や親の態度、

 

 いつ頃から問題を感じるようになったのか?とか、

 

 同時に発生している問題や同時期にあった思い当たる事柄、

 

 その当時の親の接し方や、家庭外の環境など・・・

 

 


 とても細かくおたずね下さって、

 

 「ほんとうに一人一人にこうやって対処されるんだ」

 

 「ああ~、良くある子育て相談とは全然違うな~」って、

 

 パピーさんの真剣さ、熱心さ、頼もしさをすごく感じました。

 

 


 そして頂いた

 

 「この子はお母さんの努力で復活できますよ」

 

 という言葉に、思わず涙しました。

 

 


 今まで沢山の子育て本を読んでいた私ですが、

 

 パピーさんが「沢山の情報こそが迷わせる」

 

 「自分の求める方向性が決まったらあれこれせずに、

 

  愚直にたった一つの目標をコツコツ積み重ねてください」

 

 と言われたように、たった一つの目標だけを常に意識しました。

 

 


 パピーさんに考えてもらった

 

 「怒りたくなったら口をつぐむ」です。

 

 


 とにかく私は口を出しすぎる、それは分かっていました。

 

 我慢しようとしてもできない。

 

 小言や注意や叱りすぎが子供の自尊心を傷つける。

 

 それも痛いほど分かっていました。

 

 でも、自分を抑える事ができなかったんです。

 

 口を開けばどうしたって小言を言ってしまう。

 

 褒めようと思っても結局最後は小言になってしまう。

 

 


 『それならとにかくまず「口をつぐむ」からやってみましょう』

 

 というパピーさんのご提案でした。

 

 


 はっきり言って、たかがこれだけの事なのに、

 

 本当に、本当に辛かったです。

 

 如何に私は自分の気持ちをコントロールせず、

 

 子供たちにぶつけていたか。意欲を低下させる言葉を吐き、

 

 どれだけ、子供達は犠牲になっていたか、良くわかりました。

 

 


 でも、口をつぐむ事で分かった事があります。

 

 それは、子供達は必ず私を見る事です。

 

 何かをやらかして、いつもだったら即、私が怒っています。

 

 でも「あっ」という顔をして私を見ます。

 

 これを見て、私は思ったんです。

 

 「いけない事をしている」って分かっていたんだ♪って。

 

 


 今まで私は「何度言っても言う事を聞かない」

 

 「こいつは本当にバカなんだ!」と思っていました。

 

 本気で、心から、そう思い込んでいました。

 

 でも、違っていたんです。

 

 「この子はバカじゃない!」

 

 「パピーさんが『復活できる』と言って下さったのは、

 

  ちゃんと見抜いてくださっていたのかも・・・」

 

 と思ったんです。

 

 


 口をつぐむ事で、もう一つ、大きな感動がありました。

 

 それは、下の4歳の娘にこう言われた事です。

 

 「お母ちゃん、このごろ怒らなくなった(笑)」

 

 って、その時の笑顔は、もう天使のようでした。

 

 


 そして一緒に「分かってくれたんだ」って、

 

 こうなんてい言ったらいいんでしょうか?

 

 誰にも言わずに頑張ってきた「口をつぐむ」。

 

 誰にも言えずに、誰にも話せず、一人だけで頑張ってきたと思ったら、

 

 一番小さい、たった4歳の娘がそれに気付いてくれていた。

 

 それを知ったら、泣けてきました。嬉しくて。

 

 


 「そうなんだよ。お母ちゃん、頑張っていたんだよ」

 

 「分かってくれたんだ、嬉しい・・・。」

 

 頑張って頑張って、でも苦しくて苦しくて、

 

 だけど、そこを分かってもらえて、すごく、すごく

 

 充実した気持ち、満たされた感覚、充実感・喜び・・・

 

 今まで味わったことのない気持ちでした。

 

 


 そして思ったんです。

 

 「そうか、これが「認める」なんだ!!」って。

 

 「あ、息子もそうだったのかもしれない」って。

 

 その時、パピーさんの言葉を思い出しました。

 

 


 > 「沢山の情報こそが迷わせる」

 

 > 「自分の求める方向性が決まったらあれこれせずに、

 

 >  愚直にたった一つの目標をコツコツ積み重ねてください」

 

 


 『たった一つ「これだ」が分かる事が、

 

  どんな育児書で沢山の知識を得るより価値が有る』

 

 というような言葉を確かメルマガで読んだな~と思いだし、

 

 「う~、パピーさん、すごいよ!!」って感動しました。

 

 


 たった一つですが「認められるとこんなに嬉しい」

 

 が分かった私は、それから子供の認められる事どんどん探そう!

 

 と思いました。

 

 


 長男には

 

 「学校で怒られているかもしれんけど、

 

  あんたは元気だからそれだけで、お母ちゃんうれしいんよ」

 

 と言ったら、息子はびっくりした顔をしていましたが、

 

 たぶん、これが息子への初めての「認める」言葉だったと思います。

 

 (その時は、元気しか思いつかなかったんです・・・涙)

 

 


 それからは「今日は、ちゃんと起きれたな~」

 

 「もう、歯磨き終わったんか?早いな~」とか、

 

 「お母ちゃんにもゲームやらしてみてみ~」とか、

 

 本当に自然に笑顔で言葉を掛けられるようになってきました。

 

 それも笑顔で・・・です。これは目標には入っていないのに・・・。

 

 


 もちろん、完璧ではありません。

 

 時々、口から機関銃のように言葉が出そうになる時はあります。

 

 でも、その時は「怒りたくなったら口をつぐむ」です。

 

 まだまだ勉強をサボったり、目標を意識していないと、

 

 以前の私に戻ってしまうので注意・注意!です。

 

 


 長男への罵声がやみ「認める」事が増えてきて、

 

 笑ったり、バカ言ったり、子供も声をあげて笑うようになってきて、

 

 お父さんも「この頃家に帰ってくるのが楽しみ」と言うようになり、

 

 その頃からです。長男の顔つきが変わってきました。

 

 


 以前は、憎たらしい顔をしていました。

 

 妹の事もいじめていたし、怒られると分かっている事をわざわざやる。

 

 怒られてもニヤッと笑って視線をずらす、そんな子でした。

 

 でも、いじめる事が無くなり、

 

 わざと怒られるような事をすることが無くなってきて、

 

 学校からも苦情の電話が掛ってこなくなりました。

 

 

 

 やっぱりです。子供の悪態は私が原因だったんです・・・。

 

 

 でも、今は違いますよ。パピーさん。

 

 「お母ちゃんなんか嫌い、お父ちゃんがいい」

 

 って言っていた子が、今は「やっぱり、お母ちゃんがいいわ」

 

 って言ってくれるようになりました。

 

 私の膝を兄、妹で取り合いです。

 

 


 こんな日が来るかと思うと・・・泣けてきます。嬉しくて。 

 

 


 今年、息子は2年生になります。

 

 この1年間の成長を見ると、このままの勢いでいくと、

 

 もっともっと楽しい事が増えてきそうです。

 

 ちゃらんぽらんだった空手教室も今は熱心に通っています。

 

 空手の先生からも「今、すごく燃えています」って褒められました。

 

 横で聞いていた息子の嬉しそうな顔。

 

 とっても良い顔でした。

 

 


 親の姿勢って本当に重要ですね。

 

 私は犯した過ちを早く取り戻せて本当に良かったです。

 

 きっとこんな勉強を他にできる場所はないでしょう。

 

 この時期に、パピーさんに巡り合えて本当によかった。

 

 そして巡り合わせてくれた息子にも感謝ですね(^^)

 

 


 まだまだきっといろんな事が有ると思います。

 

 その時には又、力になってくださいね。

 

 手のかかる生徒ですが、これからもよろしくお願いします。

 

 

                         よ~いどん

 

 

ココまで・・・

 

 

 よ~いどんさん、ご報告、ありがとうございました。

 

 メルマガへの掲載のご許可も、ありがとうございます。

 

 よ~いどんさんからのご報告にこうありましたよね。

 

 

 > 『それならとにかくまず「口をつぐむ」からやってみましょう』

 

 > というパピーさんのご提案でした。

 

 

 これは、よ~いどんさんが、

 

 「どんな目標を立てたって私にはできそうもない」

 

 「だから、一緒に考えてくださいませんか?」

 

 と言われて、一緒に考えた目標でした。

 

 

 


 でも、これには立派な理由があるんですよ(^^)

 

 

 私は以前、会社勤めをしている時に、

 

 「教育」の分野も勉強していましたが、

 

 「営業」にも配属された事があって、その時に、

 

 偉い(名前は忘れましたが)方の講演を聞きに行ったんです。

 

 


 その時にこう言われたんです。

 

 「人は皆、自分の話しをしたがる。興味があるのは自分の事だ。

 

  営業マンの事なんて興味ないんだ!

 

  だから営業成績を伸ばしたければ「聞く」に徹しろ!」

 

 「営業というと話しが上手だと思うかもしれないが、

 

  実際は「聞く」事ができる者が成績を上げるんだ」

 

 「自分の話しを15%以上したら、その商品は売れないと思え」って。

 

 


 そして私もそれを試したら、

 

 本当に営業成績が上がったんです。

 

 


 「人が興味があるのは、他人の事ではなく自分の事」

 

 これは真実です。

 

 


 だからこそ「聞いて欲しい」んですね。

 

 そして「聞いてくれる人」を重要な人として認識するんです。

 

 なので、私も言うんですね「聞く」は「認める」の基本ですよ♪って。

 

 


 よ~いどんさんは、今まで自分の言葉を聞かせていた。

 

 それを反対にしたんです。

 

 自分の言葉を減らすことで、

 

 結果、子供の言葉を聞くようになったんです。

 

 


 でも、すごい気付きがありましたね。

 


 


 > 誰にも言わずに頑張ってきた「口をつぐむ」。 

 

 > 誰にも言えずに、誰にも話せず、一人だけで頑張ってきたと思ったら、

 

 > 一番小さい、たった4歳の娘がそれに気付いてくれていた。

 

 > それを知ったら、泣けてきました。嬉しくて。

 

 


 > 「そうなんだよ。お母ちゃん、頑張っていたんだよ」

 

 > 「分かってくれたんだ、嬉しい・・・。」

 

 > 頑張って頑張って、でも苦しくて苦しくて、

 

 > だけど、そこを分かってもらえて、すごく、すごく

 

 > 充実した気持ち、満たされた感覚、充実感・喜び・・・

 

 > 今まで味わったことのない気持ちでした。

 

 


 > そして思ったんです。

 

 > 「そうか、これが「認める」なんだ!!」って。

 

 > 「あ、息子もそうだったのかもしれない」って。

 

 

 『たった一つ「これだ」が分かる事が、

 

  どんな育児書で沢山の知識を得るより価値が有る』

 

 

 そうなんですよ。沢山の知識なんていらないんです。

 

 たった一つ、「こういう事か!」って体で理解できると、

 

 その後は、さまざまな気付きが訪れます。

 

 よ~いどんさんの息子さんもこれからが楽しみです。

 

 


 やる気になった時、子供は爆発的な力を発揮しますからね♪

 

 又、ご報告下さいね。楽しみにしています(^^)

 

 

 

 

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