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Channel: 幸せなお母さんになる為の子育て
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こちらは過去のメルマガを掲載しています。

 

 

 パピーいしがみです。

 

 

 さて、今日のメルマガはいつもとちょっと違うのですが、

 

 ミー子さんからのメールをご紹介したいと思います。

 

 

 私の事を知って下さる方は、本からだったり、

 

 インターネットからだったり、雑誌からだったり、

 

 メルマガだったりするかと思うのですが、

 

 ミー子さんは、全く違ったところから、

 

 私の事を知って下さったそうです。

 

 


 そのエピソードがとっても面白かったので、

 

 「子育て」の参考にはならないかもしれませんが、

 

 ちょっとしたお話として紹介したいな~と思いました。

 

 よろしければ、お読みください(^^)

 

 

ココから・・・

 

 

 パピーさん、こんばんは。ミー子と言います。

 

 

 こうやってメールをするのは5章の宿題の提出以来、

 

 初めてなのですが、

 

 一度パピーさんにメールをしたいと思っていました。

 

 お時間のある時に読んで頂けたら嬉しいです。

 

 


 私がパピーさんを知ったのは、

 

 私の高校時代の先輩(Sさん)から紹介されたのでした。

 

 Sさんは、バレーボール部の1年上の先輩で、

 

 3人のお子さん(息子さん)がいらっしゃいます。

 

 


 Sさんも私も、地元で結婚して地元に住んでいましたので、

 

 高校を卒業してからも時々お目にかかる事がありました。

 

 Sさんは、高校時代から元気で活発な方でしたが、

 

 子育てもご自分の信念がおありで、

 

 「子供は厳しく叱って育てるのが一番」

 

 と言われていました。

 

 


 でも会うたびにSさんが疲れているように感じていました。

 

 「毎日が戦場のようだわ」なんて私には笑っておられましたが、

 

 年齢よりもずっと上に見えるSさんに

 

 「男の子の子育てって、きっと大変なんだろうな~」

 

 って思っていました。

 

 


 ですが噂では、家の中はかなり荒れていて、

 

 ご主人ともケンカが絶えず、

 

 上の子は幼稚園でも問題児として見られていて、

 

 保育士さんを困らせている・・・と聞いたことが有りました。

 

 それは今から3・4年ほど前の事です。

 

 


 私は主人の転勤で、その後しばらく県外に住んでおりまして、

 

 Sさんとはそれ以来会う事がなく忘れていました。

 

 一昨年、会社に出していた異動願いが受理されて、

 

 私達は地元に戻り、娘が幼稚園に入りました。

 

 


 その時、同じクラスにSさんの3番目の息子さんがいたのです。

 

 入園式でお会いしたSさんは、以前お会いしたSさんとは別人で、

 

 とっても穏やかでお綺麗に見えました。

 

 「お久しぶり」とSさんから声を掛けられて、

 

 ご本人だとは気づかなかったほどでした。

 

 


 私は、以前聞いていたSさんの噂を思いだして、

 

 「この幼稚園を選んだのは失敗だったかな~?」

 

 と思っていたのですが、

 

 私の予想は見事に裏切られて、

 

 Sさんは別人のように変わられていたのです。

 

 


 その時のSさんの子供さんは、上の子が小学生。

 

 真ん中の子が年長さん。一番下の子が年少さんでした。

 

 真ん中の子と一番下の子が同じ幼稚園なのですが、

 

 この子たちが本当にいい子なんです。

 

 


 入園したての頃、どの子もお母さんと離れたくなくて、

 

 泣いている子供が沢山いました。

 

 お母さんが嫌がる子供を先生に預けて・・・

 

 とやっている傍を、大きな明るい声で「いってきま~す」と

 

 お兄ちゃんと手を繋いで走っていく。

 

 それがSさんの子供たちでした。

 

 


 授業中もきちんと座り、先生の話しをしっかり聞いていて、

 

 絵を描いたり、粘土で何かを作ったりも集中していますし、

 

 遊ぶ時は思いっきり遊べるし、表情は豊かだし、

 

 「おばちゃん、こんにちは~♪」なんて挨拶もできるし・・・。

 

 (うちの娘は挨拶などできませんでした)

 

 


 娘に聞いてみると「○○君、幼稚園でも人気だよ♪」

 

 「やさしいし、かっこいいもん・・・」と。

 

 お兄ちゃんは、幼稚園の運動会の時に、

 

 選手宣誓をして紅組の応援団長もやっていました。

 

 


 でも、私が一番驚いたのはSさんの雰囲気の違いです。

 

 「子供は厳しく叱って育てるのが一番」

 

 と言われていたはずだったSさん。

 

 疲れきって年齢よりもずっと上に見えていたSさん。

 

 でも、そんな雰囲気が全くない事でした。

 

 


 その反対に私は、たった一人の娘に手を焼く毎日。

 

 イヤイヤが激しくて、ぐずったり、泣いたり。

 

 何度言い聞かせても、叱っても直らない。

 

 そんな娘にイライラして悪循環。

 

 虐待のニュースを見る度に

 

 「他人事じゃないかもしれない」と思う毎日でした。

 

 


 ある時、Sさんに相談してみました。

 

 「Sさん、Sさんのお子さんのように育てるには、

 

  何かコツが有りますか?」って・・・。

 

 すると「じゃあ、家に来る?」と誘ってもらいました。

 

 


 Sさんは数年前、一番上の子が

 

 とても荒れていた時の話をして下さいました。

 

 私が噂で聞いていた事は本当だったんです。

 

 ご主人とケンカが絶えず、

 

 離婚寸前にだった事も、お聞きしました。

 

 


 「厳しく躾ける事がちゃんとした子を育てる」

 

 と考えていた事もあったけれど、

 

 それは間違いだったと、上の子の失敗で気づいた事。

 

 そして、それを教えてくれたのがパピーさんだった事。

 

 

 (その時初めて、私はパピーさんの存在を知り、

 

  お母さんの為の教材が有る事を知りました)

 

 

 Sさんは、以前、上の子の事でかなり悩み、

 

 沢山の育児書を読んだそうですが、

 

 どんな本を読んでも、何をやっても上の子は変わらない。

 

 でも問題は子供にあったのではなく、自分にあったんだ、

 

 という事が分かり、自分の内面を変えて行くことから

 

 少しずつ変化が起き始めた。と言われていました。

 

 


 Sさんのテキストを見せて頂きました。

 

 そこには何度も読み返しただろうアンダーラインが残り、

 

 感想も細かい字でびっしり書かれていました。

 

 「恥ずかしいから感想は読まないで」

 

 と言われていましたが、Sさん自身も、

 

 感想を読み直すと自分がどれだけ苦しかったか、

 

 その当時の事がよみがえる、と言われていました。

 

 そして、今がとても幸せで楽しいと・・・。

 

 

 Sさんはその時、

 

 「善循環」という言葉を何度か使われていて

 

 「悪循環ならわかるけど、善循環って何ですか?」

 

 と聞いたら、

 

 

 「善循環って、一つの事が良くなってくると、

 

  それが他の良い事を連れてきたり、いくつもいくつも、

 

  雪だるま式に良い事、嬉しい事が増えて行くこと」

 

 


 「例えば、子供の事でいい事が有ると、私は嬉しいじゃない。

 

  私が嬉しいから、それを旦那に喜んで伝えるでしょ。

 

  喜びも憎しみも人に伝えると返したくなるんだって。

 

  嬉しい事を伝えると、相手も嬉しくなって、又自分に返ってくる。

 

  そんな風に「嬉しい事」「楽しい事」「喜ぶ事」を

 

  自分から発信しているとどんどん返ってくるんだよ」

 

 


 「これもパピーさんに教えてもらったの」と・・・。

 

 

 ちょっと前の事なので、うろ覚えではありますが、

 

 Sさんは、そんな善循環を自分から起す事で、

 

 子供さんの事も、ご主人の事も、

 

 上手くいくようになったのだそうです。

 

 


 そしてその基本は『否定』ではなく『肯定』であり、

 

 「叱る」「注意する」「指摘する」のではなく、

 

 「認める」「褒める」「包む」だと。

 

 


 Sさんから、パピーさんの本をお借りして、

 

 家で読み、ホームページを拝見して、

 

 メルマガを毎回読んで・・・今に至ります。

 

 

 まだ、私は「善循環」は起せるほどではないにしても、

 

 娘の笑顔はとても増えたと思いますし、

 

 主人とも笑顔で話す事が増えてきたと思います。

 

 何より、イライラしていた私の気持ちが、

 

 とても落ち着いているのを感じます。

 

 


 又、先日、待望の2人目がお腹にいる事が分かりました。

 

 もしかしたら私にも

 

 「善循環」が始まっているのかもしれません♪

 

 これからも勉強を続けて行きたいと思いますので、

 

 どうぞ、よろしくお願いします。

 

 


 パピーさんに巡り合えて、本当に良かったです。

 

 この出会いに感謝しています。

 

 

ココまで・・・

 

 

 ミー子さん、お便り、ありがとうございました。

 

 Sさんにもメルマガ掲載のご確認をして頂き、ありがとうございます。

 

 お手数をお掛けしてすみませんでした。

 

 


 私はホームページやメルマガなどでも、

 

 「どうやったらそんな風に育てられるのですか?」

 

 と聞かれるようになるかもしれませんよ~♪

 

 とお話しする事があるのですが、

 

 まさにミー子さんがお聞きになった側だったんですね(^^)

 

 


 Sさんも善循環について、とても良く理解されていて、

 

 私も嬉しくなりました(^^)

 

 Sさんの言葉に

 

 


 「例えば、子供の事でいい事が有ると、私は嬉しいじゃない。

 

  私が嬉しいから、それを旦那に喜んで伝えるでしょ。

 

  喜びも憎しみも人に伝えると返したくなるんだって。

 

  嬉しい事を伝えると、相手も嬉しくなって、又自分に返ってくる。

 

  そんな風に「嬉しい事」「楽しい事」「喜ぶ事」を

 

  自分から発信しているとどんどん返ってくるんだよ」

 

 


 とありましたね。

 

 これってまさにその通りで、

 

 私達が、嬉しい事や楽しい事を伝える時って、

 

 決して仏頂面では伝えませんよね。

 

 


 楽しい時には楽しい顔をして話しをしますし、

 

 嬉しい時には嬉しい顔をして話しをします。

 

 聞く側は、嬉しい顔・楽しい雰囲気を感じながら、

 

 嬉しい事、楽しい事を聞かせてもらうのですから、

 

 聞く方もそんな「嬉しい」「楽しい」を感じるんです。

 

 


 それをご主人にされればご主人が、

 

 又、子供達にされれば子供達が、

 

 お爺さんやお婆さんにされれば、お爺さん、お婆さんが、

 

 その「嬉しい」「楽しい」を受け止めるんです。

 

 


 私達には「もらったら返そうとする」

 

 そういう傾向が無意識の中にあるんですね。

 

 ですから、私達が「嬉しい」「楽しい」を発信していると、

 

 それがいつか必ず返ってくるんです。

 

 

 それが返ってくると私達は又、返そうとする。

 

 だから善循環が始まると雪だるまのように

 

 増えて行くんですね。

 

 


 もちろん、これは反対も言えます。

 

 「憎しみ」や「怒り」を発信すれば、同じように返ってくる。

 

 そうすれば「善循環」ではなく「悪循環」が始まります。

 

 そう。私達はどちらでも“選ぶ”事ができるんです。

 

 


 でもミー子さんは、ラッキーですね。

 

 Sさんのような先輩と出会われ、又、近くにいて下さるのですから♪

 

 今も仲良く、いろんなお話しをされていらっしゃるとの事ですから、

 

 是非、その関係を大事になさってくださいね。

 

 


 貴重なお話しをありがとうございました(^^)
                      


 

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