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上の子にイライラする

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こちらは過去のメルマガを掲載しています。



  パピーいしがみです。




  今日のメルマガのタイトルは「上の子にイライラする」です。


   これは、多くの方が感じていることでもあり、


  又、私にいただく相談の中でも、よくある内容です。




  お子さんが1人の時には、お母さんにも余裕があり、


  又、比較的親子関係も上手にできていたのに、


  下の子が生まれると、上の子の赤ちゃん返りもあったり、


  お母さんに余裕がなくなったりして、


  上の子が疎ましく感じたり、お母さんの邪魔をするように感じたりします。




  なので、上の子の気持ちをお話すると、


  お母さんも、上の子の様子を理解されて、


  そこから、改善に向かう、ということはよくあります。




  が、そうでない場合もあるんですね。


  「わかっているけど・・・できない」とか


  「わかっているけど許せない」のように、


  お母さんも、それぞれですから、


  理由もいろいろ、結果もいろいろです。




  そんな中、今日はYOSHINOさんの


  「上の子にイライラする」が改善に向かった、


  その心の変化をご紹介したいと思います。




  YOSHINOさんのお子さんは、小学2年生の娘さん(上の子)と、


  幼稚園年長さんの息子さん(下の子)です。


  YOSHINOさんは、フルタイムで働いており、


  毎日忙しく過ごしておられました。




  では、紹介しますね。




ココから・・・




  パピーさん、お久しぶりです。YOSHINOと申します。




  以前「上の子にイライラする」とご相談をさせて頂きましたが、


  覚えておられるでしょうか?


  その際は、とても丁寧にお返事をいただきまして、


  ありがとうございました。




  「上の子にイライラするのは異常ではない」


  「とてもよくあることで自分を責めなくていい」


  と言っていただいて、とても楽になりました。




  下の子が生まれてからの、上の子の気持ちも、


  詳しく説明をいただけたので、末っ子の私も、


  とてもよく理解できました。


  私には兄と姉がいますが、二人共、


  「母さんは、○○(私)ばっかり可愛がってずるい!」


  といつも言っていました。




  私は、自分だけ可愛がられているなんて、


  思ったことはなかったのですが、


  兄、姉は、過去からの比較で、そう感じていたんだな~


  ということも初めて分かりました。




  上の子の気持ちは理解できました、


  でも、上の子にイライラするのは、相変わらずで、


  なんとか私のこのイライラを落ち着かせる方法はないか?と、


  再度、パピーさんにお伺いした時に、


  「YOSHINOさんは、もしかして、上の子を、


   ご自分の都合に合わせようとしていませんか?」


  と聞かれました。




  その言葉は私にとってけっこうショックでした。




  実は、私自身も、それをわかっていながら隠してきました。


  自分でも、知っていながら見ようとしていなかったのです。


  (もちろん、直そうともしませんでした)


  私は、末っ子だったこともあるのでしょうが、


  とてもわがままに育ったようです。




  なんでも自分の思い通りにしたがり、


  自分の思い通りにならないと、すねたり、切れたり、


  当たったり・・・幼少期から結構ありました。




  中学・高校・大学・社会人になっても「自己中」と言われ、


  結婚する前に付き合った男性からも「わがままが強い」と


  振られたこともありました。


  でも私は、そんな私を擁護してばかりで、


  真正面から自分に向き合うことはありませんでした。




  自分でそれがわかっていながら、治そうともしていない私を、


  まだ数回しかメールのやり取りをしていないパピーさんにまで、


  知られてしまったようで、すごく恥ずかしく、


  又「ダメ母」の烙印を押されたように感じてしまいました。




  「YOSHINOさんは、もしかして、上の子を、


   ご自分の都合に合わせようとしていませんか?」




  私は、この言葉が頭にこびりついてしまって、


  せっかく、書いてくださったその後のお返事も、


  頭に入らず「あ~、私って、母親失格だ」と、


  ふさぎこんでしまいました。


  「幸せなお母さん」の勉強も投げ出してしまいました。




  それから一週間ぐらいたったでしょうか?


  いつまでも落ち込んでいる私に、長女が心配して、


  「お母さん、大丈夫?」と言ってくれました。




  私はいつも、自分の都合優先で、子供に命令をして、


  それに従わない娘(長女)を怒ってばかりいました。


  でも、長女は私を見ていてくれていました。


  私の事を気遣って、心配してくれるんだ、と嬉しかったです。




  その時に、私も自己中を直さなくちゃいけないな・・・


  と、多分・・・初めて本気で考えたように思います。




  子供達と良い関係を作って、楽しく子育てをするために、


  「幸せなお母さん」の勉強を始めたんだから、


  もう一度やり直そう、自分の悪いところがあるのなら、


  そこから逃げるのではなく、素直にそれを認めて、直していこう、


  子供にばかり「素直になれ」「悪いところを直せ」と言うのではなく、


  自分がお手本になれるようにしよう!と思うようにしました。




  それからです。


  テキストの言葉が、胸に響くようになってきました。




  今までは、どこかで「そんなにうまくいくかな?」とか、


  「我が家の子供には当てはまらない」とか、


  「褒めれば、きっと図に乗るだけ!」などのように、


  疑いを持ちながら、斜に構えてテキストの文章を追っていたのです。


  (これじゃあ、良くなるわけがありませんよね)




  パピーさんから頂いたメールも、勇気を持って読み返しました。


  そこには、


  「先に自分の都合に合わせようとすると、人はなかなか従ってくれません。、


   でも、先に相手の都合に合わせたり、要望を聞いてあげると、


   人には「してもらったら返したい」という気持ちが生まれますので、


   スムーズにことが運んだり、感謝が生まれるんですよ」


  とありました。




  1週間前には、私への指摘としか、感じなかった言葉が、


  とても光り輝いて見えました。


  素直に「やってみよう」と思えました。




  そして、驚くことに、


  自分が素直になって「言われたとおりやってみよう」としたら、


  すごく自然に、笑顔が帰ってきたり、子供のリアクションが違ったのです。




  いいところを見つけて、素直に褒めると、


  ふてくされたり、揚げ足をとってばかりの娘が、


  嬉しそうに「今度はどう?」「上手にできてる?」と、


  ニコニコしながら、私に寄ってくるのです。




  今までの私は「負けたくない」ばっかりでした。


  「舐められたくない」とか、相手の要求を飲むことが、


  戦いに負けたように感じていました。屈辱だと思っていました。


  そんな私は「褒める」なんて出来ていなかったと思います。


  相手を褒めることが、自分が敗北者になるような、


  そんな気がしていたのです。




  これは、主人に対しても同じでした。


  仕事をしているのは、どちらも同じはずなのに、


  なぜ、私ばかり子育てしなければいけないの?


  自分はいつも遅く帰ってきて、私ばかり窮屈な思いをする。


  「そんなの平等じゃない!」って怒ってばかりいました。


  (夫婦関係も決して良くなかったです)




  でも、そんな主人にも練習だと思って、


  「先に相手の都合に合わせたり、要望を聞いてあげる」


  をやってみると、なんとふだんはつっけんどんな主人から


  「いつも悪いね。でも感謝してるよ」


  って、ぼそっと言われました。




  本当に驚きました。


  そんな言葉、ここ数年、聞いたことがありませんでした。




  「人を動かそうとする前に、まず自分から」




  そんな風に思って、3ヶ月ぐらい、頑張ってきましたら、


  私の「上の子へのイライラ」は、今、ほとんどありません。


  もちろん、時々、昔の自分が出てきて


  「カッチーン」と来ることはありますが、


  「それは違うんじゃないの?」と冷静に言えば、


  子供も素直に「ごめんなさい」と言うことが増えました。




  まだ私は「素直」にはなりきれていないとは思いますが、


  この頃、すごくテキストに書かれている言葉が、


  胸に響くようになっています。




  先日、テレビで尾木ママが何かの番組に出ていて、


  「私は、褒められて育ったので、それがプレッシャーで、


   自分らしく居られなかった」


  と言っていた方に、





  「それは「褒める」が上手にされていなかっただけ。


   多くの人は「褒める」って結果だけだと思っているけど、


   結果だけを褒めていれば、


   子供は、良い子のキャラクターを演じるようになる。





   だから子供は自分らしくできずにストレスを感じる。




   でも「褒める」のは、その子の存在であったり、


   結果が出る前のプロセスだったり、頑張っている姿だったり、


   褒めるべき点はたくさんあるんだから、


   結果だけでなく、その子の全体を褒めてほしいんです」




  と言っていました。


  これは、まさにパピーさんがおっしゃっていたことですね♪


  勉強をすることで、そんな「違い」を


  『あ、私、それ知ってる!!』って思えることが、


  今、とっても嬉しいです。




  私・・・いい方向に向かっているように感じますが、


  パピーさんからご覧になってどうでしょう?




ココまで・・・




  私の言葉


  「YOSHINOさんは、もしかして、上の子を、


   ご自分の都合に合わせようとしていませんか?」


  が、それほどショックを与えていたんですね。


  大変、申し訳ありません(^^)




  でも、それをちゃんと受け止め、乗り越えようとされた、


  YOSHINOさんの今回のチャレンジに、私は敬意を表します♪


  よく頑張りましたね♪素晴らしいと思います。




  子育てをしていると、私たちは、自分が隠してきたものや、


  見ようとしていなかったことに、直面する場合があります。


  今まで、避けていたことに対峙する。


  それは、本当に辛く苦しいのですが、


  よくYOSHINOさんは頑張ってくださったと思います。




  > 私・・・いい方向に向かっているように感じますが、


  > パピーさんからご覧になってどうでしょう?




  と書かれていましたが、本当にそう思います。


  すごくいい方向に向かって努力されているな~、


  と感じます。




  YOSHINOさんは「上の子にイライラする」という相談から、


  ご自分の考え方や、姿勢や接し方などを変える努力をして、


  「上の子にイライラ」を改善なさったのですが、


  多分、それは「イライラ」だけでなく、


  家庭内の雰囲気や、ご主人との関係なども、


  一緒に改善されたと思いますが、いかがでしょう?


  とお聞きしてみました。




  そうしたら、YOSHINOさんは、こんな風にお返事くださいました。




ココから・・・




  そうなんです。パピーさん。




  パピーさんのおっしゃるように


  「人を動かそうとする前に、まず自分から」をやってみたら、


  そこから自分の周りが変わったように感じています。


  「なぜ、私の願い通りに動いてくれないの?」という時とは、


  比べ物にならないほど、スムーズに事が運んでいます。




  お姉ちゃんは、進んでお手伝いをしてくれたり、


  主人に至っては「お母さんのお休みの日」を作ってくれて、


  その日は、主人が料理も洗濯もしれくます。


  「え~♪本当にいいの~?」って感じです。




  でも、それだけじゃないんです。


  家庭の雰囲気、主人との関係もそうですが、


  職場の雰囲気も変わってきています。




  パピーマジックおそるべし!です(笑)




ココまで・・・




  > お姉ちゃんは、進んでお手伝いをしてくれたり、


  > 主人に至っては「お母さんのお休みの日」を作ってくれて、


  > その日は、主人が料理も洗濯もしれくます。




  お~♪それはすばらしい(^^)




  まあ「パピーマジック」は、ちょっとおおげさですが、


  それでも、いろんな方面で良い方向に向き始め、


  その中心にYOSHINOさんがいらっしゃる、


  ということがわかって、私もうれしいです。





  でも、やっぱり私は、


  今まで、封印してきたご自分の弱さにしっかり目を向け、


  それを治そうとされた、YOSHINOさんの努力の賜物だと思います。




  尾木ママも、いいこと言われていましたね♪


  そして、そこに気づけたYOSHINOさん。


  やっぱり、いい感じになってきていますよ(^^)




  これからも、是非、お続けくださいね♪




  ご興味がありましたら、ご覧ください。



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