こちらは過去のメルマガを掲載しています。
パピーいしがみです。
今日のメルマガは「ママとも」さんについてです。
実は、ママともさんに絡んだ相談は、今、結構多いのです。
今回、ご紹介する内容は、ちょっと特殊かもしれませんが、
最後にどなたにも、関連することを書いていますので、
ご覧下さいね。
では、ご紹介します。
こんなご相談を頂いていました。
ココから・・・
パピーさん、こんばんは。Sママです。
ちょっと今、子育て以外のことで、悩んでいることがあるのですが、
聞いてもらえるでしょうか?
「専門外です」と言われるかもしれないと思ったのですが、
他に相談できる方がいないので、お返事頂けるとうれしいです。
私は、4歳になる男の子のお母さんです。
今の幼稚園には3歳(年少さん)から入園しました。
1人っ子だからでしょうか?
なかなか幼稚園になじまずに、
毎朝、幼稚園の門の前で、泣かれて困っていました。
その時、同じ時期に、同じように悩んでいたのがAさんで、
Aさんの息子さんも(クラスは違うのですが)
なかなか親子分離ができず、お困りでした。
子供を預けた後、
「お互い、大変ですね。頑張りましょう」
と声を掛けあっていた頃から仲良くなり、
しだいに、いろんな話をするようになりました。
最初は、子供のことだけだったのですが、
次第に、家庭内のことや、プライベートなことなど、
だんだん深い話をするようになって、
頻繁にラインでやり取りをするようになりました。
私は、自分自身が、
人とコミュニケーションがとるのが上手でないので、
話が上手で、とても面白く、明るく、
又、頼りになるAさんといる事が楽しくて、
Aさんに、いろんな相談をするようになりました。
Aさんも、いろんなことを良く知っていて、
「どうして、そんなに色んなことを沢山知っているの?」
と聞いたら、勉強をしているとの事。
もし、よかったら
「子育てのとても良い公演があるから行ってみない?」
と誘われて、一緒に行きました。
行って分かったことだったのですが、
それは宗教の勧誘で、Aさんは、その会の中では、
かなり有名な方のようでした。
私は、Aさんが今まで、私によくしてくれたのは、
宗教に勧誘するためだったの?と思ったら、
急に怖くなってしまって、今までのことを主人に相談しました。
主人は、自分に内緒で、そんなことをしていたのか?
と非常に怒り、相談した内容やメールでのやり取りも見せろ、
と言われて、包み隠さず見せましたら、主人はとても怒って、
「なぜ、こんなプライベートなことまで他人に話すんだ!」
と今までに無いぐらいに怒り、
「もうAさんと付き合うな!」とまで言われてしまったのです。
又、せっかく主人が応援してくれたパピーさんの勉強も、
最近は、滞っていたこともあって、
それについても、厳しく非難されてしまいました。
(パピーさんの件は、主人も賛成してくれていましたが、
このごろ勉強している様子でないことを知っていたようです)
私も、勉強から遠ざかり、パピーさんとの約束を忘れ、
子供の癇癪やイヤイヤなどが増えてきて、
以前の問題が、ぶり返しつつある状態でした。
もちろん、人に話すべきでない話はしてしまったと反省していますが、
それはAさんが信頼できる人だと思っていたからですし、
私の悩みを主人がちゃんと聞いてくれなかった、
という事も原因のひとつだと思います。
主人は、それから一言も口を開きませんし、
Aさんは、同じ幼稚園で、毎朝顔を合わせるわけですし、
主人に「付き合うな」と言われても、
Aさんに何と言ったらいいのか悩んでしまっています。
パピーさん、私は、
これからAさんとどんな風に付き合ったらよいでしょうか?
そして、どうやったら主人との仲を修復できるでしょうか?
ココまで・・・
と・・・そんな内容でした。
私はこんな風にお返事しました。
ココから・・・
Sママさん、こんにちは。パピーいしがみです。
メール、拝見しました。
仲良くしていた人が、勧誘の為にしていたのか?
と思うと、疑心暗鬼になりますよね?
でも、私はAさんは、何かを売ろうとしていたのではなく、
ご自分が「良い」と思うことを教えてあげよう、
としていたのだと思いますので悪意は無かったと思いますよ。
ただちょっと、Sママさんも、
Aさんに接近しすぎたのでは?と思います。
その件は、ちょっと後でお話しするとして、
まず、Aさんにどのように言えばいいか、
どんな風に付き合ったらよいか?について、お話しますね。
まず、Aさんには、ご主人に叱られたことを、はっきりお伝えください。
ご主人さまは、Sママさんが、
この「幸せなお母さん」の勉強を応援してくれているのですね?
でしたら・・・こんな内容はどうでしょうか?
Aさん、先日は、ありがとうございました。
先生のお話は、とても得るものが大きかったと思います。
ですが、その日に、主人といろいろ話をしていて、
「このごろ、子育ての勉強はどうなっているのか?」
と聞かれました。
実は、私は私なりに、子育てに関する勉強をしていて、
まだそれが中途半端な状態です。
このごろ、それがおろそかになっていたのが、
主人にも分かってしまい、昨日はとても強く叱られました。
Aさんとのメールのやり取りも、見せろと言われ、
見せたところ、私がAさんにした相談内容についても、
ひどく叱られました。
(夫は、自分のプライバシーをとても気にする人です)
主人は、それから口をきいてくれませんので、
今は、新しい事を学ぶより、家庭内の修復を一番に考えます。
しばらく主人の機嫌が直るまで、メールも控えようと思っています。
又、幼稚園では、お顔をあわせることもあると思いますので、
その時には改めて、ご説明させて頂きます。
・・・という感じです。
基本的に、Aさんが悪いのではなく、自分が悪かった、とし、
距離をおく、その理由は、ご主人に叱られたことと、
今は、夫婦の仲の修復に努めたい、という事。
そして、ご自分がしている勉強がまだ途中である、
と言うことをお伝えすれば、Aさんはご理解頂けると思います。
それで、今後、Sママさんが、Aさんを避けたりすると、Aさんは、
「あれだけ相談に乗ってあげたのに」と感じるでしょうから、
幼稚園などで会ったら、こちらから挨拶ぐらいはしてくださいね。
それで・・・ママともさんとの付き合い方ですが、
これからのこともあると思うので、お話しておきますね。
まず、ママともさんは、皆さん、
“お子さんを介した友達である”という事をご理解いただきたいです。
それは例えば、“私と、Sママさん”という間柄ではなく、
“Aさん+Aさんの子”と“Sママさんのお子さん+Sママさん”
のように、必ずそこに、ワンクッションがある、と言うことです。
もっと分かりやすくいうと、子供が友達だったり、同じ境遇だった場合、
とても近い関係になりますが、どちらかの子が苛められる側になったり、
どちらかの子が、とびぬけて優秀になったりすると、
とたんに関係が崩れるのです。
特に、私に頂く相談に多いのが、後者で、
以前は、同じ問題で悩んでいたはずなのに、
自分の子がグンと伸びて、先生から褒められたり、
回りから「すごく変わったね」と言われることで、
今まで、ママともだと思っていた方の態度が急に変わったり、
無視をされたり、嫌がらせのようなことをされたり・・・
という事が起きるケースがよくあるのです。
これって、やっかみだったり、嫉妬だったり、ねたみだったりします。
もちろん、そんな人ばかりではありません。
ですが同じ年齢の、同じ事で悩んでいたはず(自分と同じ状況だった)
のに、相手の子供ばかりが優秀に変わっていくのを見るのは・・・
やはり面白くないのですね。
子供に良い変化があるのは、
やはり親が、そこにあった問題に気がついて、
改善していった努力の結果なのですが、
それが自分には起きず、他人に起きていれば・・・
それに嫉妬してしまい、ガラッと態度を変える、という人もいるのです。
ご自分が辛い時や、苦しいとき、ママともさんがいてくれて、
相談に乗ってくれたり、慰めてくれたり、共感してもらえると、
安心しますよね。そして心を許してしまいたくなります。
でも、そこは「子供を介した友達である」ことだけは、
忘れずにいてほしいのです。
仲良くなれば、より親密になりたい、とは思うでしょうが、
家族の垣根を越えてまで親密になってはいけません。
ココまでは、いいけど、これ以上はダメ、という、
ご自分の中に、明確な一線を作り、
それを相手が超えてきそうだな、と思ったら、
そこでストップを言えるようにしておいてほしいのです。
例えば、相手がプライベートなことを聞こうとしたら、
「ごめんね。うちの旦那、家の内情を人にしゃべるなってうるさいのよ」
って言ってもいいのですね。
ご主人が、ご立腹されたのは、やはり、
その一線を越えてしまったから、だと私は思います。
まだ、ご主人は、お怒りでしょうか?
でも、今回の件は、やはりSママさんが、
ちょっとAさんに近づきすぎてしまった、とご認識いただいて、
ご主人に言われたように、
しばらくAさんとの接触は控え、ご家庭を充実させていただく。
その姿を見ていただくことだと思いますよ(^^)
ココまで・・・
この返事をした後、Sママさんは、いたく反省されて、
改めて、ご主人に謝ってくださったそうです。
そしてご主人も
「俺があまり話を聞いてあげられなくて悪かった」
と言ってくださって、
「主人との修復はできました♪」とご報告くださいました。
Aさんの件も「そういうことなら・・・」
とご理解くださって、大きな問題も起きなかったようです。
ご報告を頂いてほっと安心しました。
今回の件は、『嫉妬』や『やっかみ』では無かったのですが、
『嫉妬』や『やっかみ』が絡んでくると、本当に厄介です。
ママともさんがいてくれると、楽しいし、
頼りになりますが、どこで一線を引くか、を
きちんとお持ちいただいて、
“ほどほどの距離感を持ちながら、良い塩梅で付き合う”
を意識されるといいと思います(^^)
もちろん、子供の為に・・・と、
嫌なグループに要る必要はありませんからね♪
※ ここでは過去のメルマガを掲載しています。
最新のメルマガを無料でお読みになりたい方は下記で登録して下さい。
パソコン用はコチラから → http://www.mag2.com/m/0000142684.html
携帯用はコチラから → http://m.mag2.jp/M0074457
ホームページはこちらです → http://www.age18.jp