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Channel: 幸せなお母さんになる為の子育て
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友達から「嫌い」と言われた子

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こちらは過去のメルマガを掲載しています。

 

 こんばんは。パピーいしがみです。

 

 今日のメルマガのタイトルは、

 『友達から「嫌い」と言われた子』としました。

 

 メールを下さったのはさえさん。

 さえさんは、小さい頃から褒められた事があまりなくて、

 ご自分のお子さんにも、

 褒めたり笑ってあげる事が少なかったそうです。

 娘さんの事も可愛いと思えず、邪険にした事もあったそうです。

 

 幼稚園の年長さんの時、友達に「嫌い」と言われて、

 膝を抱えて泣いていた娘さんを見て、

 「自分のせいかもしれないな・・・」と。

 

 さえさんは、娘さんが甘えてきても

 「ムリ!」と一言だけで拒否をする事もあったそうです。

 この「ムリ!」というのは口癖で、

 何をするにも「どうせできない」

 「どうせムリ」というお考えがあったそうです。

 

 そんなさえさんからのメールをご紹介します。

 

ココから・・・

 

 パピーさん、こんにちは。初めてメールします。さえと申します。

 5章の宿題も提出しないですみません。

 でも、楽しく勉強、続けています。

 

 私がパピーさんを知ったのは3年ほど前でしょうか?

 その時、幼稚園だった一人娘のママ友さんからのご紹介でした。

 「(無料だし)すごくいいから読むと良いよ」と教えてもらって、

 それからずっと携帯で読んでいました。

 

 時には涙し、時には感心したり、

 「なるほど、そうか~」と発見したり・・・・。

 メルマガだけでも十分にためになりました。

 

 そんな私が講座を始めようと思ったのは、

 ちょうど1年半ほど前、娘が1年生になる前に、

 幼稚園で「○○ちゃんなんて嫌い!」と言われ、

 とても荒れた時期があったからです。

 

 娘は、ちょっと思いやりがない子です。

 この年齢ではしょうがないかな?と思っていたのですが、

 年長になってみんながお姉さんに見える頃、

 (年長の女の子は年中さんや年少さんのお世話もします)

 娘は「小さい子の面倒なんて見たくない」とか

 担当になった子に「じゃまなんだよ」と言う事があったりしたと、

 幼稚園の先生からご連絡を頂きました。

 

 それは小さい子だけでなく、クラスの子達に向かっても同じで、

 遊んでいても、何でも自分の思い通りにさせようとしたり、

 周りが言う事を聞かないと、叩いたり、きつい言葉で罵ったり、

 派手な癇癪を起して駄々をこねたり・・・。

 その時、先生からも「愛情は足りていますか?」と言われて、

 「とうとう来てしまったか?」と思いました。

 

 実は私は、子供の頃、認められたり、

 褒められたりして育っていません。

 だからでしょうか?自分に全く自信がありません。

 考え方もとてもネガティブです。

 大きな喜びなどもあまり感じた事もなく育ちましたし、

 こうしたい、ああしたい、と考えるよりも

 「どうせ、私にはムリ・・」と考える方でした。

 

 パピーさんからのメルマガを読んでいても

 「こんな風に育てられたかったな~」とか

 メルマガで出てくる子供達、

 お母さん達が明るくなっていく様子を見て、

 「良かったね~、頑張ったね~(^^)」とは思っても、

 どうせ、私にはできないし・・・としか思わず、

 とても「勉強して頑張ろう」なんて思いませんでした。

 

 もし、勉強をしてもきっと自分の至らなさを感じるだけでしょうし、

 勉強すればするほど辛くなるだろう・・・と思っていたのでした。

 いつもいつも難しい事、大変だろうと思う事から逃げていたのです。

 

 ですが、娘がみんなから「嫌い」と言われ、

 一人で泣いている姿を見ると、

 これって全部私のせいだ・・・

 私がこの子の人生をダメにしてしまっているんだ・・・

 自分の「辛い事、苦しい事から逃げる癖」のせいだ・・・

 と思いました。

 

 勉強を始めてみると、私の予想とは違い、

 とても面白かったです。

 

 パピーさんからの手紙には「ゆっくり、一歩づつ・・・」

 と書いてあって、何となくほっとして、本当にゆっくりしてしまい、

 1年経った今も、まだ半分にも届きませんが、

 自分のペースでできる事が、とても助かっています。

 

 それで、勉強を始めて1つ、私が変わった事がありました。

 先ほども言いましたが、私は子供の頃、褒められた事がありません。

 楽しみも喜びもあまり感じずに育ってきました。

 だから笑う事もあまりありませんでした。

 子供の世話もイヤイヤでした。

 

 だから

 「自信もない、喜びもない、そんな私が子供に自信を与えたり、

  喜びを与えることなんてできない」と思っていました。

 

 でも、テキストの中にこう書いてある文章を発見したんです。

 

 > 「褒める事ができない」と言われる方がおられます。

 > そんな方に私は「それは素晴らしい!」と言います。


 > あなたが今まであまり子供を褒めた事がないとすると、 

 > もし褒める事ができれば、いつも褒められている子供より、

 > その効果が絶大だと言う事です。

 > という事は、あなたさえそれができれば、あなたのお子さんに、

 > とてつもない反応があるかもしれない、というわけだからです。

 

 これは私にとっては衝撃でした。

 

 今までの私は

 「知らない」→「できっこない」→「やらない」→「今のまま」でした。

 でもパピーさんの考えは、

 「知らない」→「もしできるようになったら、すごいぞ♪」でした。

 

 初めて読んだ時には、全く理解ができなかったのですが、

 何度か読んでいるうちに

 「これってものすごいポジティブ思考だな~」と最初は苦笑い。

 でも、もっと何度も読んでいくうちに、

 「万が一、もしできるようになったら・・・」と考えるようになって、

 それを考えるとワクワクしている自分を発見したのです。

 

 今まで、私は「ワクワクした」なんて事はありません。

 いつだって、何をするにしても期待をしませんでした。

 だって、期待して期待通りにならないと落胆するし、

 そんな思いをするぐらいなら期待なんかしない方が良い、

 と思っていたからです。口癖は「無理!」でした。

 

 でも「もし、できたら?」と考える事は私にとっては、

 とても気持ちの良い事で、いつもいつも私の傍には、

 パピーさんのテキストがあって、暇さえあれば開いていました。

 そして「こうなったら」という妄想をメモ帳に書くようにしました。

 

 それを書くようになったら娘が、

 「このごろ、ママ、笑ってるね」と言ったのです。

 私は娘の前では特に笑おう、とか

 笑顔でいようと努力したつもりは無かったのですが、

 「本を読んでいる時、ニコニコしてる」と言うのです。

 

 そして私が「ニコニコしているママは好き?」と聞くと、

 娘もにっこり笑って「好きさ~」とすり寄ってくるのです。

 暖かさを感じました。

 娘が甘えてくる事が煩わしいと感じていた私にとって、

 この感覚は新鮮でした。

 

 もしかしたら、私、変わってきている?と思ったのは、

 勉強を始めて1か月後ぐらいの事でした。

 こんなに早く変化がでるの?とちょっと信じられない気持でした。

 でも、その時思ったのです。あの言葉だ・・・・と。

 

 > あなたが今まであまり子供を褒めた事がないとすると、

 > もし褒める事ができれば、いつも褒められている子供より、

 > その効果が絶大だと言う事です。

 > という事は、あなたさえそれができれば、あなたのお子さんに、

 > とてつもない反応があるかもしれない、というわけだからです。

 

 できないからやらないんじゃない、

 できないなら、できるようになればいいんだ。

 そのできるようになる方法はココに書いてあるじゃないか?

 そう思ったら「頑張ってみたい!」「頑張ってみよう!」

 と何やら闘志が湧いてきました。

 

 でも、もちろんすぐに「褒める」ができたわけではありません。

 「いい子だ」「えらいね」「頑張ってる」「かわいい」

 なんて言葉は今まで使った事がないのですから、

 なかなか言えませんでした。

 

 そんな私でも使える言葉は無いかな?と

 メルマガのバックナンバーから、

 パピーさんや、皆さんが使っている言葉を探し出してみました。

 そうしたら、

 

 「いいじゃん♪」「そうだね♪」「かっこいい」

 「うれしい」「ありがとう」「助かるな~」

 「やさしいね~」「おもしろ~い」

 など私でも使えそうな言葉が沢山ありました。

 

 講座の中にもありましたね。難しかったら細分化。

 最初は、これなら使えそうだな・・・と思う言葉を使うようにして、

 それが使えるようになったら、少し語尾を伸ばしてみました。

 これがとても良かったです。

 

 「いいじゃん」「そうだね」が、

 「い~いじゃ~ん」「そうだね~~」になると、

 子供の反応が全然違いました。

 

 それができるようになったら、笑顔も意識しました。

 「い~いじゃ~ん(^^)」「そうだね~~(^^)」

 最初はぎこちなかったと思います。

 でも、語尾をのばす、笑顔を心がける・・・

 これだけで全然違いました。

 

 そして・・・娘がとても沢山話をしてくれるようになりました。

 身ぶり手ぶりのゼスチャーをしながら、

 又、それがとても面白くて、ついこちらも笑ってしまいます。

 娘のそんな姿や、屈託なく笑う顔を見て、

 この子ってこんなに可愛かったんだ♪と思いました。

 

 「○○、笑っているとすごく可愛いね♪」が自然に出てきました。

 そうしたら「ママも笑っていると可愛いよ♪」と言ってくれました。

 なぜか、涙が出ました。

 じんわり暖かいものを感じて、笑いながら泣いてしまいました。

 

 「褒める」ってすごいな。

 パピーさんってすごい!改めて感じました。

 

 娘との関係が良くなっていくのと並行して、

 娘の言葉の中に友達の名前が出てくるようになりました。

 最初は1人だけだったその友達も、2人、3人、と増えてきて、

 「今日、学校で、誰々とこんな風にして遊んだよ」と、

 少しずつ友達ができているんだな~と感じていたところ、

 先日、その中の一人の子の誕生会にお呼ばれしたのです。

 

 私は行かせるのがとても不安でした

 (以前、義理で誕生会にお呼ばれした時、

 みんなに嫌な思いをさせた事があったからでした)

 でも、娘は「どうしても行きたい!」と言って聞きません。

 

 「何もなく無事に帰ってきてほしい」

 と不安でドキドキしながら帰りを待っていると、

 ニコニコしながら娘が帰ってきました。

 「カレーを食べて、ケーキも食べたよ」

 「プレゼントをあげてゲームで遊んだ」「すっごく面白かった」

 と上機嫌でした。

 

 でも、ネガティブで心配性の私がむくむく起きだして、

 お呼ばれした子の家に電話をしました。

 「今日はお世話になりました。

  娘はとても楽しかったと喜んで帰ってきました。

  ありがとうございました。」

 「でも・・・本人は楽しかったと喜んでいますが、

  何かご迷惑や粗相は無かったでしょうか?」

 と恐る恐る聞いてみたら、反対に

 

 「○○ちゃん、ものまねが上手で、とても楽しかったですよ」

 「誕生会も盛り上がったし、私も楽しませてもらいました。それに、

 『おばちゃん、カレーおいしいよ、上手ね』って言ってもらいました」

 「とっても楽しい、いい子ですね~」

 って言って頂けました。

 

 私は「良かった~」とホッとして、又、涙が出ました。

 胸をなでおろしながら、言って頂けたように娘を褒めました。

 (パピーさんのテキストにありました『人を介して褒める』ですね)

 娘は本当に嬉しそうに「私、人気者だよ♪」ですって(^^)

 

 1年前は、皆から「嫌い」と言われ、

 部屋の隅で、膝を抱いて泣いていた子です。

 こんな風に変身してくれるとは思いませんでした。

 

 パピーさんの言葉、

 > 「褒める事ができない」と言われる方がおられます。

 > そんな方に私は「それは素晴らしい!」と言います。


 > あなたが今まであまり子供を褒めた事がないとすると、

 > もし褒める事ができれば、いつも褒められている子供より、

 > その効果が絶大だと言う事です。

 > という事は、あなたさえそれができれば、あなたのお子さんに、

 > とてつもない反応があるかもしれない、というわけだからです。

 

 もしこれが無かったら、こういう日は来なかったと思います。

 本当に感謝しています。

 まだまだ、私はネガティブな部分もありますし、

 自分に自信がある、とは言えません。

 でも、1年前の自分とは、全然違っていると感じています。

 

 パピーさんのテキストは面白いです。

 すぐに役に立つことがいっぱいです。

 もっともっと勉強して吸収していきたいです。

 多分、私は人より何倍も時間がかかりますが、よろしくお願いします。

 

 何を書いているのか分からなくなってしまいましたが、

 子育てって楽しいんだな~って今、感じています。

 支離滅裂ですが、これで終わりにします。

 読んでくださってありがとうございました。

 

ココまで・・・

 

 さえさん、素敵なメール、ありがとうございます。

 娘さん、学校でみんなと上手にやっているようですね♪

 「私、人気者だよ♪」

 そうですか~(^^)

 そんな言葉が聞けるなんて、こんなに嬉しい事はありません。

 

 でも、その影には、さえさんの頑張りのおかげですよ♪

 こんな風にありましたね。

 

 > 講座の中にもありましたね。難しかったら細分化。

 > 最初は、これなら使えそうだな・・・と思う言葉を使うようにして、

 > それが使えるようになったら、少し語尾を伸ばしてみました。

 > これがとても良かったです。

 

 > 「いいじゃん」「そうだね」が、

 > 「い~いじゃ~ん」「そうだね~~」になると、

 > 子供の反応が全然違いました。

 

 > それができるようになったら、笑顔も意識しました。

 > 「い~いじゃ~ん(^^)」「そうだね~~(^^)」

 > 最初はぎこちなかったと思います。

 > でも、語尾をのばす、笑顔を心がける・・・

 > これだけで全然違いました。

 

 これは、とてもいいところに気づきましたね♪

 語尾を伸ばす・・・ですか~(^^)

 実際に私もやってみたら、本当にそうでした。

 語尾を伸ばしてみると「本当にそう思うよ」のように感じました。

 とても良いアイデアですね♪

 

 それと・・・

 しっかりテキストを読んでくださっているんだな~♪

 って感じましたよ~。

 

 > まだまだ、私はネガティブな部分もありますし、

 > 自分に自信がある、とは言えません。

 > でも、1年前の自分とは、全然違っていると感じています。

 

 > パピーさんのテキストは面白いです。

 > すぐに役に立つことがいっぱいです。

 > もっともっと勉強して吸収していきたいです。

 

 と書いてくださった事。

 作者冥利に尽きる言葉です(^^)とても嬉しく思います♪

 

 今回、さえさんからは初めてのメールでしたが、

 又、もしよろしければ、経過などを教えてくださいね♪

 素敵なご報告、メルマガ掲載へのご許可もありがとうございました。

 

 

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