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パピーいしがみです。
今までも、下の子が生まれて、赤ちゃん返りをしたり、
グズッたり、暴れたり、いろんな問題行動が起きる事について、
「そんな時の子供はこんな気持ちなんですよ・・・」
とお話しましたね。
そして、こんな対応をすればいいですよ。
と、「お兄ちゃんをお兄ちゃんとして褒める」
「お姉ちゃんをお姉ちゃんとして褒める」
という事をお話しました。
これは、今までに比べて、同じように接することができなくなった
(時間的・物理的にも、全く同じように上の子に接することは不可能)
為に、「愛情が減った」「自分は嫌われているのかもしれない」
と思い始める不安を、親が拭い去る事ができない代わりに、
「違う部分で自尊心を高めてあげる」という目的でした。
“お兄ちゃん”“お姉ちゃん”として褒めることで、
「ボクは、お兄ちゃんなんだ」「私は、お姉ちゃんなんだ」
「お兄ちゃん、お姉ちゃんとしての自分が、
お母さんを喜ばせることが出来るんだ」
「お母さんはそんな、ボクを(私を)好きなんだ!」
って理解するんですね。
そして、子供達は自分から、
「じゃあ、もっと喜んで欲しい、もっと好きになって欲しい」
って、お兄ちゃんであること、お姉ちゃんである事を頑張りだして、
今まで「与えられる」だけしか知らなかった「喜び」以外に、
違う喜び。「与える喜び」があるんだ!という事を知るようになります。
その「与える喜び」は、実は、与えられる喜びよりも
ずっと大きいこともその時に知るんですね。
だから、「違う部分で・・・」とは言っても、
不足した部分を補って余りあるほど、
その子の自尊心を高めてあげる事ができるんです。
「ボク(私)じゃなきゃダメなんだ!」
という存在価値を感じさせてあげる事ができるんですね。
今日は、それについて、身を持って体験された、
じゅんじゅんさんからのご報告の紹介です。
じゅんじゅんさんは、どんな体験をなさったのでしょう?
早速ご紹介しますね。
ココから・・・
パピーさん、こんにちは。じゅんじゅんです。
まずは、近況報告を先にさせてください。
いろいろ話したいことがあるのですが先日、
「ああこいうことか!」と気づいたことがありました。
ちょっと長くなりますが。
現在、私は10ヶ月の妊婦です。もうすぐ赤ちゃんが生まれます。
娘は7歳ですが、小さな女の子のような話し方をしたり、
べったりくっついて「ママがいい~」といて離れないなど、
「もう7歳なのに赤ちゃん返り??」といらいらしたり、
「勘弁してよ!」って思ったりしていたのですが、
パピーさんの講座を受けてからは、
「まだ7歳だもんな、不安なんだろうな。これも甘えなんだ」
と思うと、とたんに「かわいいな~」って思えて、
私がいらいらすることもほとんどなくなりました!
それでも娘は複雑なようで、
赤ちゃんが生まれるのはとっても楽しみ・・・だけど・・・、
先日「お母さんとお父さんが取られるような気がする」と言って、
それはそれは落ち込んじゃったんです。
私達が
「そんなことないよ、〇〇ちゃんも赤ちゃんも
お母さんたちにはとっても大切なんだよ」
といくら言っても落ち込む一方。
どうしたもんか?と悩んでいたときにふと思い出したのです。
パピーさんの講座の中か、本の中に書いてあった
「何でもできる赤ちゃんだと思えば・・・」というフレーズを。
これだ!!と思って言いました。
「赤ちゃんが生まれるとお母さんは大変。
だからね、お母さん、〇〇ちゃんのことすごく頼りにしてるんだよ。
お父さんはお仕事が忙しくて毎日帰りが遅いでしょ。
だから、〇〇ちゃんだけが頼りなんだよ。」って。
そしたら驚きました。
急に“にこー”って笑って
「じゃあ私、すごく忙しくなるね。宿題やって赤ちゃんのお世話して、
お母さんのお手伝いして・・・ああ忙しい」って、
すごく嬉しそうに言うんです。
もう本当にびっくりしたんです。
そしてすごく嬉しかった。
その後は「赤ちゃんにお母さんたちを取られる」
ということを言わなくなりました。
今では、赤ちゃんが生まれてくるのを一番楽しみにしているんですよ。
パピーさん、この講座、本当にすごいです。毎日ハッピーです。
もちろん落ち込む日も、いらいらする日も、心配事も・・・、
なくなったわけではありません。
それでも、一歩一歩ゆっくりですが、
幸せなお母さんに近づいてるなって思えるし、
娘の変化が私の自信につながっています。
( 後 略 )
ココまで・・・
どうですか?お姉ちゃんの言葉。
> 「お母さんとお父さんが取られるような気がする」
こうやってはっきりと、“自分の気持ちが言葉にできる”
というのは、さすがに7歳だからだな♪、って思いますが、
年齢の低い、お兄ちゃん、お姉ちゃんも、
言葉にはできなくても、みんなそう思っているんですね。
そして、それは、どんなになだめられても、
又、気を使って、補おうとしてもらっても、
補い切れないんですね。
ところが、じゅんじゅんさんのこの言葉。
「お母さん、〇〇ちゃんのことすごく頼りにしてるんだよ」
それによって、驚くほどの娘さんの変化。
> 急に“にこー”って笑って
> 「じゃあ私すごく忙しくなるね。宿題やって赤ちゃんのお世話して、
> お母さんのお手伝いして・・・ああ忙しい」って、
> すごく嬉しそうに言うんです。
娘さんは、まさしく、
「そうか~!私じゃなきゃダメなんだ!」って、
自分の存在価値を見出したんですね。
この「私じゃなきゃダメなんだ!」は、
お兄ちゃん、お姉ちゃんだけでなく、
シングルマザーの方や、ご主人が単身赴任で長期不在の方、
そして、お子さんが一人(ひとりっこ)の場合も、とてもいいんです。
例えば、シングルマザーの方の場合、負担は大きいですよね。
そして「だからこそ、ちゃんと育てなきゃ!」って思いがち。
なのでどうしても、厳しくしちゃうんです。
でも、反対なんですね。厳しくすればするほど、反発します。
だから、こう言って欲しいんです。
「あなたが頼りなんだよ。お母さんを助けてね」って。
または、「いつも助けてくれてありがとね。お母さん嬉しいよ」って。
子供は、「そうか~!私じゃなきゃダメなんだ!」
って、自分の存在価値を見つけて、
自分から、お母さんの為にできる事を探し始めますよ。
じゅんじゅんさんの言葉の最後にこうありましたね。
> パピーさん、この講座、本当にすごいです。毎日ハッピーです。
> もちろん落ち込む日もいらいらする日も心配事も・・・、
> なくなったわけではありません。
> それでも、一歩一歩ゆっくりですが、
> 幸せなお母さんに近づいてるなって思えるし、
> 娘の変化が私の自信につながっています。
うれしいな~!!
是非、是非、これからも続けてくださいね。
来年はきっと、今年よりも素晴らしい年になりますよ(^^)
ステキなご報告、ありがとうございました。
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