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Channel: 幸せなお母さんになる為の子育て
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 パピーいしがみです。

 

 

 

 

 今日のメルマガは、たった一文字「礎(いしずえ)」です。

 

 基礎の「礎」ですね。

 

 


 「基礎」や「基本」はとても大事!

 

 勉強でもスポーツでも、同様の言葉を聞いた事が有ると思います。

 

 これは、習い事や「上達」が必要になる事にはすべて、

 

 最重要項目として挙げられていますよね。

 

 


 実は、子育ても同じなんです。

 

 どんな子育ての方法を持ってしても、

 

 全ては、この「基礎」の上に建てられるんですね。

 

 そしてその「基礎」というのは

 

 “自分自身の存在価値”だと私は思っているんです。

 

 


 私達は誰かに「好き」と言われたら嬉しいですよね。

 

 それは「好き」と言ってくれた人には

 

 私の「存在価値」を認めてもらったからです。

 

 


 これを“誕生~成人”までの「子育ての時期」に、

 

 一番、その人にとって重要な“お母さん”にお願いしたいのです。

 

 大好きなお母さんに「あなたには存在価値が有る」って、

 

 教えてあげてほしいんです。

 

 それは「あなたが大好きよ、大事な人よ」って、

 

 言ってもらう事。雰囲気を感じさせてもらうことなんです。

 

 

 


 「あなたが大好きよ♪」これは、子供にはとても大事な礎です。

 

 「僕は(私は)お母さんに好かれているんだ」

 

 それをしっかり認識させてあげられる事ができると、

 

 子供は、さまざまな苦しみや辛さにも負けず、

 

 頑張って乗り越えていける力を身につける事ができるのです。

 

 

 反対にその礎が築かれないと・・・・・・。

 

 

 今日のメルマガはちょっと長く、

 

 又、いつもよりも少し重いかもしれません。

 

 今日のメールのご紹介は、

 

 「一人でも同じ悩みを抱えないように、

 

  私の失敗談をお話しして差し上げて下さい」

 

 というメールを頂いた事からの掲載です。

 

 


 ただ、最初に申し上げますが、

 

 これは失敗談ではありません。

 

 もうすでに良い兆しは見えてきています。

 

 それは、お母さんが今までと違う考え方をし始め、

 

 それが、子どたちに伝わり始めたから、だと私は思います。

 


 


 では、どんな内容だったのか、お話ししますね。

 

 Aさんからこのようなメールを頂いたのです。

 

 

ココから・・・

 

 

 私は、中学生の姉妹の母親です。

 

 実は今、大変悩んでいるのです。

 

 娘たちは自分に自信がもてず、そのためにここにきて、

 

 たくさんの問題が発生してきました。

 

 思春期に入ったこともあり、とても複雑な問題です。

 

 


 我が家は家族で飲食店を営んでおります。 

 

 

 

 娘たちが一歳のときに始めたお店で、

 

 そのため私は一日中仕事のために、娘たちと接する時間が少なく、

 

 また忙しいことを言い訳にして、

 

 余裕のある育児がまったくできてこなかったのです。

 

 


 もちろん愛情はあふれるほど持っていましたが、

 

 それをうまく表現できてこなかったと、今になると思います。

 

 


 娘たちに今、数々の問題が発生しているのは、

 

 きっとこれまでの自分のせいだと思っています。

 

 娘は自分に自信がもてず、嫌悪感ばかりが大きくなり、

 

 自傷行為までしています。学校にも思うように行けません。

 

 

ココまで・・・

 

 

 このような内容のメールでした。

 

 「自傷行為がある」とあったので、緊急を要するかもしれない?と思い、

 

 「詳しいお話を聞かせて下さいますか?」とお返事しました。 

 

 

 そしてこのようなお返事を頂いたのです。

 


ココから・・・

 


 早速のお返事をありがとうございます!

 

 まさか、こんなに早くにお返事をいただけるとは思いませんでした。

 

 感謝いたします。

 

 


 今回の子供たちの問題に関し、

 

 その起因として思い当たること、とのことですが・・・

 

 


 それは私があまりにも子供たちと過ごす時間が短かったことです。

 

 前回のメールでも書きましたが、私は家族で飲食店を営んでいます。

 

 下の娘が一歳三ヶ月のときにオープンしました。

 

 夫がオーナーシェフです

 

 


 最初はお手伝いだけのつもりでしたが、実際にオープンしてみると

 

 とてもそうは言っていられなくなりました。

 

 すぐに娘たちを保育園に預け、

 

 私は朝から夜の10時、11時まで毎日働きました

 

 


 なかなか経営が軌道に乗らず、毎日不安な気持ちを抱えながら、

 

 それでも必死に働いて、

 

 次第に仕事にやりがいを感じるようになりました。

 

 ますます仕事にのめりこみました。

 

 「子供たちの為にも一生懸命働かなくては!」と思っていました。

 

 


 幼少のころから、娘たちと接するのは、

 

 朝食を食べさせ、保育園に登園させる時。

 

 そして、お迎えの時。それだけです。

 

 家まで連れてくると、私はすぐに仕事に入り、

 

 後のことは私の母にバトンタッチです。

 

 仕事が終わって自宅に戻ると、すでに子供たちは眠っています。

 

 (1階が店舗、上の階が住居になっています)

 

 


 そんな生活を娘たちが1歳のときから、

 

 ずーーっと10年以上続けているのです。

 

 定休日は木曜なので、土日もお出かけどころか

 

 店が週末は特に忙しいので、ほとんど一緒に過ごすこともありません。

 

 


 私はいつも時間に追われていました。

 

 ランチタイムとディナータイムの間のわずかな休憩時間に、

 

 ちょっと娘たちと買い物に出かけても、

 

 「早く、早く」とまくし立てました。

 

 


 「早く着替えなさい」「早く宿題をやりなさい」

 

 わずかな接触時間はいつも注意することばかりでした。

 

 褒めることも全くしなかったわけではありませんが、

 

 心がこもっていたかどうか・・・。

 

 


 「ママ、一緒にいられなくてごめんね」というより

 

 「ママは仕事なんだから仕方ないでしょ!」というスタンスでした。

 

 


 娘たちは年齢が近く、そのうちのひとりは小児喘息があり、

 

 小さいころは何度か入院したりずっと通院もしていました。

 

 そしてもうひとりの子は特に駄々をこねる子でした。

 

 自分の意思が通らないと、ひっくり帰って執拗に泣き叫びました。

 

 


 時間のない私はイライラして、

 

 「わがまま!」と言って、頭ごなしに叱り付けました。

 

 そして私はバタバタと、また仕事に向かうのです。

 

 


 1年ほど前、小児喘息だったほうの娘が

 

 急に学校の教室に入れなくなりました。

 

 たくさん人のいるところに行けなくなったのです。

 

 軽い欝だと言われ、心療内科に通いました。

 

 そこでは「お母さんが忙しすぎることが起因しているのでは?」

 

 と言われました。

 

 


 涙がでました。

 

 私は何のために一生懸命仕事をしてきたのだろう?

 

 わからなくなりました。

 

 でも、私は仕事をやめることができません。

 

 相変わらず私は忙しく、でも経営状態も厳しいので、

 

 とても人を雇うことができないのです。

 

 


 それでも娘は次第になんとか元気を取り戻し(薬はつかっていません)

 

 1年かかってやっとごく最近になって、

 

 普通の学校生活を送れるようになってきました。

 

 


 ところが今度は、

 

 もうひとりの娘の様子がおかしくなってきました。

 

 食欲不振から始まって1ヶ月で5キロも痩せてしまいました。

 

 悩みの発端は友達関係のようです。

 

 


 周りの友達に比べ、自分ばかりが劣っているように思い込んでいます。

 

 そして、クラスの周りの友達がいつも自分のことを悪く言っていたり、

 

 笑っているようにも感じてしまうようなのです。

 

 いじめも受けていると感じています。

 

 


 段々に学校に行けない日が増えて、

 

 リストカットをするようになりました。

 

 根本的な原因は、やはり自分に自信が持てないことだと思うんです。

 

 


 そして、どうしてそうなったかと言えば、

 

 娘たちが小さかったころの大事な時期に、

 

 私が気持ちに余裕を持って包み込んであげられなかったこと。

 

 無条件の愛情を心から実感した経験が乏しい・・・

 

 せいではないのではないか?とそう思っています。

 

 


 本当はすごくすごく大切なのに、

 

 私はその愛情をうまく表現できずに

 

 「親が一生懸命働いている背中を見せていれば・・・」

 

 なんて自分に都合よく思って生きてきました。

 

 


 私自身は、パピーさんと少し似た生い立ちと言えるかもしれません。

 

 両親は成績優秀な学生時代を過ごした、頭の切れる人たちです。

 

 私が子供のころはいつも親に

 

 「私たちは勉強ができたのに、おまえはダメなやつだ」

 

 と言われて育ちました。

 

 


 私は「自分はダメな人間だ」と思い込み、

 

 そのため社会に出てから自分に自信が持てずに、

 

 ずいぶん苦労しました。

 

 だから、私の子供たちには自分に自信を持たせたい・・と

 

 そう願っていたはずなのに

 

 


 本当に情けないです。

 

 今になって気付くなんて・・・

 

 長文になり、本当に申し訳ございません。

 

 お感じになられましたこと、

 

 率直にお聞かせいただけましたら幸いです。

 

 

ココまで・・・

 

 

 私は頂いたメールを読んで「これはまずいぞ!」と感じました。

 

 事は深刻だと思いましたし、まさに緊急事態です。

 

 娘さんも、リストカットをするほどになってしまっている。

 

 すぐにお母さんの考え方を変えてもらわなければならない・・・。

 

 私は、厳しい言い方でお返事しました。

 

 

ココから・・・

 

 

 Aさん、こんにちは。パピーいしがみです。

 

 メール、拝見しました。

 

 

 Aさんとしては、

 

 「娘たちが小さかったころの大事な時期に、

 

  気持ちに余裕を持って包み込んであげられなかったからだ。

 

  無条件の愛情を、心から実感した経験が乏しいせいだ。

 

  それは、仕事に没頭しすぎたせいだ・・・」

 

 と思われているようですが、

 

 


 実は、時間が無くても、包み込んであげなくても、

 

 無条件の愛情を受けなくても、

 

 子供は自尊心を高める事はできるんです。

 

 


 それは

 

 「私たちがいる事がお母さんの役に立っている」

 

 と“思う・感じる”ことなんですね。

 

 


 たとえば、仕事をされているAさん。

 

 確かに生活の為に働くことが必要だったでしょう。

 

 でも、楽しかったはずです。充実していたはずです。

 

 だとしたら「しょうがないでしょう」でも

 

 「一緒にいられなくてごめんね」でもなく、

 

 

 

 「あなたたちが元気でいてくれるから、おかあさんは頑張れる!」

 

 「いつもありがとう!!」なんですね。

 

 


 それが、もし

 

 「あなたたちの為に働いてあげているのよ」

 

 「しょうがないでしょう」だとしたら、

 

 やっぱり「私たちは邪魔なんだ」という気持ちが

 

 エスカレートしてしまっても不思議ではないんです。

 

 


 今、娘さんはリストカットをしている、とありました。

 

 これは、もうかなり深刻な状態ですよ。

 

 今、お母さんが包んであげなくていつ包んであげますか?

 

 従業員の替わりはいても、お母さんの替わりはいないんですよ。

 

 子供を優先してあげる事は本当にできませんか?

 

 

 

 たとえば、もし、Aさんご自身が、倒れたとしたらどうでしょう?

 

 交通事故にあって入院を余儀なくされたらいかがですか?

 

 それでも「仕事だ!」と言ってベッドから這い上がりますか?

 

 いえ、それはないと思います。

 

 ご主人と相談して、違う方法を考えますよね。

 

 今、そういう時だと思いますよ。

 

 

 一つ、こんな話がありますので、記載しますね。

 

 

ここから・・・

 

 

 その少年は生まれつき片方の耳の耳殻がほとんどない。

 

 目立たないように長髪にしていたが、

 

 小学校のクラスメートの中には、容赦なく耳の形をからかう子供もいた。

 

 


 でも、少年は気にする様子も見せずに言い返し、

 

 反対にやりこめたりして、いたって明るいのだ。

 

 


 少年の強さが気になっていた担任の女性教諭は、

 

 ある日2人っきりになった機会に話しかけた。

 

 「からかわれても、めげたりしないあなたに、常々感心している」

 

 彼は目にうっすらと涙を浮かべ、ぽつりぽつりと話した。

 

 


 「お母さんが毎日、寝る前に

 

 『お前の耳はへんちくりんだけど、世界一好きよ』と言って、

 

  耳にチュッとキスしてくれる。

 

  だから友達に言われてもそう気にならない」

 

 

ココまで・・・

 

 

 これは、作家の神津十月(カンナ)さんが講演で紹介した

 

 エピソードで、2001年の経済新聞に掲載されたものです。

 

 (以前、長野で行われた「ひまわりのかっちゃん講演会」で、

 

  主催されたウエジョビの比田井先生より詳細を伺いました)

 

 


 どんなに学校で辛い思いをしても、

 

 家に帰れば、常にお母さんが自分の味方でいてくれる。

 

 いつもお母さんは、私の事を好きでいてくれる。

 

 それが、子供にとっては、大きな力になるんですね。

 

 


 少しだけ子供たちといる時間を増やして、

 

 「今までごめんね」という気持ち。

 

 「あなたたちのお陰で今まで頑張れた」という言葉を

 

 掛けてあげてほしいです。

 

 


 子供たちは待っていますよ。

 

 ずっと・・・もう13年間も・・・。

 

 お母さんが、自分たちの心に帰ってきてくれるのを・・・・。

 

 

ココまで・・・

 

 

 このお返事をした後も、私はとても心配でした。

 

 「気付いて欲しい」

 

 「お母さんの考え方が、雰囲気がちょっと変わるだけで、

 

  未来は絶対に変わってくるから・・・」

 

 祈るような気持ちでした。

 

 


 この数日後、Aさんからメールを頂きました。

 

 そこにはこのようにありました。

 


ココから・・・

 


 こんばんは。Aです。

 

 その節は、本当にありがとうございました 

 

 これからのことについては、まだ夫を話し合いをしている最中です。

 

 私の仕事の時間を何とか減らし、

 

 お母さんとしての時間を増やしたいと思うのですが

 

 なかなか簡単には解決策が見つからずにいます。

 

 


 今日のメルマガを拝読しました。

 

 胸が締め付けられる思いでした。

 

 『とにかく子どもは分かっていて、親の為に我慢をする・・・』

 

 『子どもが出したサインには何らか、大人は動かなければ・・・』

 

 


 以前、パピーさんから厳しいアドバイスをいただいた時、

 

 私は自分がまるで犯罪者になったかのような気持ちになりました。

 

 自分の娘である以前に、ひとりに人間である娘。

 

 その娘の、大切な人格形成期に

 

 私はなんて間違いを犯してしまったんだろうと・・・

 

 


 でも私だって、娘を精一杯愛していました。

 

 それでもこんなことになってしまいました。

 

 私の愛は伝わっていなかったんです。 

 

 


 今、とにかくしなければと思うのは、

 

 娘に精一杯の愛と、感謝の気持ちを伝えること。

 

 


 娘は昨年末と、今月、心の診療科に、2度、入院しました。

 

 最初の入院は安全確保のため隔離病棟に。

 

 二度目は、学校生活で疲れきった心を休めるために・・・

 

 入院の際、私は娘に手紙を書きました。

 

 


  不出来なお母さんでごめん。

 

  たくさんの愛を持っていながら、今までうまく伝えられなかった。

 

  でも愛してるって。。

 

 

 今までにも

 

 娘がリストカットするようになってから(遅いですが)

 

 何度も伝えてきた言葉でした。

 

 でもいつも拒否されていました。

 

 「親とは思わない」とも言われたこともありました。

 

 


 でも今回、娘が返事の手紙を送ってくれました。

 

 少しだけ・・娘が心を開いてくれたのです。

 

 そこにはこうありました。

 

 


 「ずっと寂しかった・・・

 

  でも、お母さんが仕事をがんばっているのは

 

  自分のためだとわかっていた。

 

 

  だから我慢していた。

 

  そして甘えかたを忘れてしまった。」

 

 

 と。。。

 

 


 私は本当にひどい母親です。

 

 子供のサインにも気付けなかったんですから・・・。 

 

 

 こうやって、娘から手紙をもらってやっとわかりました。

 

 娘が本当は寂しかったこと。

 

 でも、そんなそぶりは見せなかったのです。

 

 いつも姉妹二人で楽しそうにじゃれあっていましたから。

 

 


 でも考えたみれば当たり前のことです。

 

 その当たり前のことが気付きませんでした。

 

 娘の我慢があったからこそ

 

 自分が仕事を続けることができたこと。

 

 


 そして、感謝の気持ちが足りなかったこと。

 

 本当に、いたらないことばかりだったということに

 

 やっと気付きました。

 

 

 ( 後 略 )

 


ココまで・・・

 


 この後、Aさんのメールには、後悔の言葉が並ぶのですが、

 

 私は『そんなことない!』と思いました。

 

 


 なぜなら、今まで拒否し続けていた娘さん、

 

 「親とは思わない」とまで言っていた娘さんが、

 

 手紙に返事を書いてくれたからです。

 

 

 > 「ずっと寂しかった・・・

 

 >  でも、お母さんが仕事をがんばっているのは

 

 >  自分のためだとわかっていた。

 

 

 >  だから我慢していた。

 

 >  そして甘えかたを忘れてしまった。」

 

 


 とても素直に、自分の気持ちに正直に・・・。

 

 もちろん「瞬時に、何のわだかまりもなく」という事はないでしょう。

 

 でも、お母さんの気持ちは伝わっていますよ。

 

 今まで10年以上も堅く閉ざし、カギまで掛っていた扉が、

 

 カギをはずし、ほんのちょっとですが、開いたんです。

 

 これって、すごい事なんです。

 

 


 Aさんは、今、まだ時間を取れるまでは行かないようです。

 

 

 でも、この数日間に、

 

 かなり違う考え方をして下さるようになった、と私には感じました。

 

 “仕事よりも「子供」を優先したい”

 

 “私が仕事ができるのは、子供達が元気でいてくれたからなんだ”

 

 その姿勢の変化、お母さんの気持ちの変化が、子供たちに

 

 「お母さんの心が、自分たちに帰ってきてくれた・・・」

 

 って感じさせているのでは?と私には感じました。

 

 


 遅すぎるなんて有りません。

 

 気付いたその日からで構いません。

 

 足りなかった事があったのなら、補ってあげてください。

 

 


 「あなたが好きよ」「大切なんだ」と、是非、是非、伝えてください。

 

 本気で伝え続ける事で、私はきっと伝わると思いますし、

 

 Aさんの本気が、少しずつ少しずつ、子供達の心を溶かし、

 

 必ずや、笑って話せる日が来ます。

 

 


 「始めるに遅すぎるはない」

 

 「あきらめるのは今じゃない!」ですからね(^^)

 

 Aさんにエールを送ります。頑張ってくださいね♪ 

 

 

 

 

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「本気」になりたい!

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 パピーいしがみです。

 

 


 さて、今日のご紹介するメールは、お園さんから頂いた内容です。

 

 お園さんはちょうど2年前の今頃だったでしょうか?

 

 ご入会してすぐに長いメールを頂いたんです。

 

 


 子育てでお悩みの場合、関連してよくあるのがご夫婦の関係悪化です。

 

 今日、ご紹介するお園さんの場合も、ご主人から

 

 「家に帰ってくるのが苦痛だ。別居をしたい」

 

 と突然、言われてしまったのだそうです。

 

 


 その時、お園さんから頂いたメールには、

 

 「今まで私は「覚悟」から逃げていました。本気になりませんでした」

 

 「でも、もう「覚悟」を持って、「本気」になりたいんです。」

 

 と有りました。

 

 


 人は「本気」になると、素晴らしい力を発揮します。

 

 今日は、つい先日、久しぶりに頂いた、

 

 そんなお園さんからのメールをご紹介します。

 


ココから・・・

 


 パピーさん、こんにちは。

 

 

 長女は、今年3年生になります。

 

 生まれてからずっと、癇癪がひどく・こだわりが強く、

 

 下の子(弟)が生まれた時にはひどい赤ちゃん返りをし、

 

 ある子育てセミナーでは、

 

 「この子はかなり心が堅い」と言われ、

 

 さじを投げられた子です。

 

 


 でも今は本当に明るくなりました。

 

 学校でも友達ができて、毎日楽しそうに行っています。

 

 パピーさん、

 

 「認める」「褒める」「包む」は、やっぱりすごいです。

 

 


 先日、子供が寝静まった頃、

 

 夜遅くに主人が「このごろ○○(長女)、変わったな~」

 

 と言いだして、そこから3時間ぐらい、

 

 久しぶりに、とても久しぶりにじっくり話しをしました。

 

 


 実は、これほど長く話しをしたのは、

 

 結婚してからは初めて???ぐらいで、

 

 以前、パピーさんにもお話ししましたが、

 

 子供との関係ももちろんのこと、

 

 主人と関係も悪化の一途をたどっていて、

 

 「こんなに改善しているのに、パピーさんに報告もしないで・・・」

 

 と思い始めたら、申し訳なくなってメールをすることにしました。

 

 


 私が『「認める」「褒める」「包む」は、やっぱりすごいです。』

 

 と言ったのは、それが子供に対してだけでなく、

 

 主人や主人の同僚など、いろんな人に対して使えて、

 

 私達がそれを習得(私ができているかどうかは分かりませんが)

 

 さえすれば、私達の周りの人たちが変わってくる事。

 

 今、これをとても感じているからです。

 

 


 何からご報告したらいいのか・・・

 

 でもやっぱり、一番の収穫は私自身の変化です。

 

 


 私がパピーさんを知ったのは、育児不安がきっかけでした。

 

 当時、長女は5歳、年長。長男は2歳でした。

 

 長女は生まれた時から、眠りが浅く、小さな物音でもすぐに目を開け、

 

 ミルクもあまりのまず、夜泣きはひどい。とても繊細な子でした。

 

 


 私は常に睡眠不足。いつもイライライライラしていました。

 

 でも、初めての子でしたから可愛くて、

 

 多少の大変さも「子供なんてこんなもの」と思っていました。 

 

 


 ところが、弟が生まれると、この子がとても育てやすく、

 

 おっぱいも力強く吸い、ごくごく飲み、飲んだと思ったら、

 

 ガーっと熟睡。多少、突っついても、揺らしても起きません。

 

 「この子は大物だ~」なんて周りから言われるほどですし、

 

 又、にっこりする笑顔がとてもかわいらしく・・・

 

 どうしても、長女と比べてしまっていました。

 

 


 まだ赤ちゃんなのに、長女よりもずっと扱いやすい。

 

 泣かないし、とても良く眠る、笑顔がかわいい、健康で成長が早い。

 

 そんな弟と比べてお姉ちゃんは、すぐに泣くし、

 

 泣き声は甲高く、大きく、耳を覆いたくなるほど。

 

 


 又、泣き出せばなかなか泣きやまない。

 

 かわいいと思っていた長女が次第に疎ましく、

 

 可愛く感じず、邪魔になって行きました。

 

 虐待する親はきっとこうなんだろうな~、と怖くなりました。

 

 


 「うるさい!」「泣くな!」「なんであんたはいつもそうなの?」

 

 「我慢しなさい!」「わがまま言わない!」「なぜできないの?」

 

 「だからダメなんだよ」挙句の果ては、

 

 「あなたのママはもうやめたい!」「○○(長女)なんていらない」

 

 「そんなに分からないんだったら、あんたなんて捨てちゃうよ!」

 

 「どいて」「傍に寄らないで」「あ~邪魔!!!」

 

 


 今、思うと、恐ろしい言葉を吐いていました。叩く事もありました。

 

 私自身「まずいな~」と思いながら、

 

 でも、言っても言っても変わらない、

 

 叱っても叱っても、全く効果がない事が許せなくて、

 

 気持ちを抑えることができませんでした。

 

 


 主人は、結婚前からとても優しい人で、

 

 私もそこが好きで結婚したのですが、

 

 私の長女と長男(弟)との態度があまりに違うので、

 

 「何をそんなにイライラしてるんだ!」

 

 「もうちょっと、長女に優しくしてあげることはできないのか?」

 

 の言葉にカチンと来てしまって、

 

 


 「あなたはいいわよ、会社に逃げられるんだから。

 

  でも、私はいつだってこの子たちと一緒にいるのよ。

 

  家事や子育てを全部私に押し付けておいて、

 

  評論家みたいな事を言わないでよ。

 

  私の気持なんかわかりもしない癖に!」

 

 


 もう、覚えていませんが、もっとひどい事を言ったと思います。

 

 主人は、本当に怒りが達するとしゃべらなくなる人で、

 

 その時、唇を噛んで我慢していましたが、

 

 その後1週間は一言もしゃべらず、でも私は愚痴を言い続け、

 

 かなり主人には屈辱的な思いをさせたと思います。

 

 


 今思うと、後悔しかありません。

 

 でもその時は、自分が気にしている事を

 

 ズバッと突かれたので逆上してしまったのです。

 

 又、ちょうど昇進した時期でもあったので、

 

 帰りが遅くなったり、休みでも出勤したり・・・。

 

 


 夫婦関係が悪化すると、子供たちもより聞き分けが悪くなり、

 

 私の子育ての負担はどんどん増え、

 

 逆に夫との会話はへり、主人はどんどん家庭を避けていく。

 

 私はいつも大きな不満を抱き、孤独感を感じていました。

 

 たぶん、ノイローゼ状態だったと思います。

 

 もちろん、長女の状態はひどいもので、

 

 どんどん不安定になっていくような状態でした。

 

 


 いつも私の顔色をうかがい、おびえ、小さな物音にびくっとする。

 

 夜は眠れず、うなされ、幼稚園でも

 

 「元気がない、笑顔がない、うつむいている」と言われ、

 

 トイレも相変わらず上手にできず、おむつでしかしない。

 

 トレーニングも嫌がる。

 

 明らかに周りの子たちと比べて劣っていました。

 

 又、それも私の怒りに拍車を掛けました。

 

 


 ですが、このままじゃ絶対にまずい。という気持ちも、

 

 どこかにあって・・・。でも、どうしたらいいのか分からない。

 

 そんな時に、昔の友達から、パピーさんを教えてもらいました。

 

 「メルマガを読むと良いよ、タダだから・・・。」

 

 家に帰ってホームページを読みました。

 

 


 そこは、宝の山でした。

 

 莫大な情報量を片っ端から読みました。

 

 何百とあるバックナンバーも必死で読みました。

 

 そしたら、すごく楽になれたんです。

 

 「苦しんでいるのは私だけじゃないんだ」って。

 

 


 それから、パピーさんのメルマガを読みつつも、

 

 ネットで子育てのセミナーを探したり、講演に出かけたりしました。

 

 講演者の推薦の本を買ったり、子供と一緒に参加したりもしました。

 

 確かに良い話しを沢山聞きました。読みました。

 

 でも・・・続かないんですね。

 

 


 実は、パピーさんのメルマガを読みながらも、

 

 すぐに講座に申し込まなかったのは、メルマガに、

 

 「覚悟を持つ」とか「本気で」とか「真剣に」

 

 という言葉があって、そこに抵抗があったからです。

 

 


 自分の中では“金額的に安く済ませたい”という気持ちと一緒に、

 

 “もっと簡単に楽になりたい”という気持ちがとても強く、

 

 「ちょっとの努力で簡単に解決する」という謳い文句があると、

 

 「それならそっちがいい」と常に自分を甘やかせていたんです。

 

 そんなうまい話しなんかありっこないのに・・・。

 

 


 結果は・・・当然ですが、ダメでした。

 

 根本が変わらないのですから、違う形で出てくるんですよね。

 

 そして、結局怒る毎日に逆戻り。又、輪を掛けて娘は落ちていく。

 

 その繰り返しでした。

 

 


 もう、後がない。自分に嘘をついていても変われない。

 

 自分が悶々としているだけでは、どんどん時間が経ってしまう。

 

 やるなら急がなきゃ・・・でも・・・。

 

 私がうだうだしていた、そんな時、突然主人が

 

 「家に帰ってくるのが苦痛だ。別居をしたい」と言いだしました。

 

 


 主人とは目も合わせない、口もきかない。

 

 そんな日が続いていて、主人の存在を無視している。

 

 そんな私がいました。

 

 イライラしていつも不機嫌で、嫌みを含めて“聞えよがし”に

 

 不平不満や愚痴ばかりを言っていましたので、

 

 主人がそう思うのも当然だと思います。

 

 

 ですが、突然それを言われた私は目の前が真っ暗になりました。

 

 

 でも、主人の言葉が私の背中をおしたのは確かでした。

 

 すぐに入会の手続きをし、パピーさんに相談メールを送りました。

 

 頂いたお返事は「その本気をご主人にも見せましょう」でした。

 

 この時頂いたメールは、かなりの長文で、とても温かく、でも力強く。

 

 ホームページ、メルマガの印象そのもので、

 

 でも、私だけに下さった内容がとても心に響きました。

 

 


 今でも、凹んだり、気持ちが沈んだ時には読み返します。

 

 そうすると我に帰れたり、不思議と元気になれるんです。

 

 たった1通のメール。肉声でもなく、肉筆でもなく、

 

 ご本人と直接お会いした訳でもないのに、

 

 読む度に人に力を与えられるってすごいと思います。

 

 これが「認める」「褒める」「包む」なんでしょうね。

 

 


 ゆっくりでいい、一歩一歩確実に・・・

 

 学びながら、パピーさんに相談をしながら、気付いていったのは、

 

 「お母さんって、縁の下の力持ちで良いんだ」って事でした。

 

 


 私は自分がスポットライトの下にいようとしていました。

 

 常に私が中心でいたかったんです。自分の舞台しか見ていませんでした。

 

 でも子供たちにも、主人にも、それぞれ舞台があって、

 

 スポットライトがあるんですね。

 

 


 その子供や夫が、舞台の上でイキイキと、

 

 のびのびと踊れるようにしてあげる。それがお母さんの仕事なんだ!

 

 (パピーさんの受け売りですが)

 

 と理解できてから、私の姿勢が変わってきました。

 

 


 これが分かってくると、テキストに書いてある内容が、

 

 とてもよく理解できるようになって、

 

 「あ、ここに書いてあるじゃん!」なんて言う事が

 

 いくつもあったんです。

 

 


 一番それを感じたのは

 

 「あなたがしてもらいたいと思う事を、人にもしてあげなさい」

 

 でした。

 


 


 自分が気持ち良くなる為ではなく、

 

 子供が、主人が気持ち良くいられる為に行動すると、

 

 上手くいき、そしてそれが自分の気持ちよさになっていく。

 

 これは、本当に目からうろこでした。

 

 


 主人から別居を伝えられた時も、

 

 「1か月、私を見てほしい。

 

  それでもダメなら、別居されても構いません」

 

 とパピーさんに言われたように主人に伝え、

 

 「今が崖っぷち」と、私は必死で頑張りました。

 

 その結果、あれから2年経ちます。(笑)

 

 


 よくパピーさんは「人は変わらない」と言われていますよね。

 

 でも、私はパピーさんに変えて頂きました。

 

 そのおかげで私の周りも180度変わりました。

 

 今は毎日笑顔にあふれているんですよ(^^)

 

 本当に感謝しても、し足りないぐらいです。

 

 主人も言ってくれています。「○○は変わったよ♪」って。

 

 


 今、主人と一緒に勉強しています。

 

 私がどうして変わったのか?についてとても興味を持っていたので、

 

 内緒で始めたパピーさんのテキストを見せました。

 

 今までのやり取りのメールも全部、見せました。

 

 そうしたら、これは仕事(部下の教育)にも使える!と言って、

 

 読み始めたのです。今では私より熱心です。

 

 


 おかげで主人のチームは、仲も良く、成績も良いらしく、

 

 他のチームリーダーから相談を受けたりもしているそうですよ。

 

 


 すみません。長女の話も聞いて欲しかったのですが、

 

 長くなりすぎちゃうので、パピーさんも大変ですよね。

 

 話しがあちこちに飛び、読みにくいでしょうし(すみません)

 

 又、改めてメールさせて頂きます。

 

 


 パピーさん、私、本当にパピーさんに出会えてよかったです。

 

 何度も勉強できる事。(重複して学ぶとより深くまで習得できます)

 

 制限がなく、こうやってメールできる事もとてもうれしいです。

 

 その分、パピーさんは大変でしょうけれど、

 

 こういうシステムを作って下さった事。本当に感謝しています。

 

 


 小さい報告でも、とても喜んで下さるパピーさん。

 

 だから、もっと喜んでほしい!もっと頑張りたい!

 

 って思わせてくださいます。そしてそう思う自分が嬉しいです。

 

 私、頑張りますね。続けます。

 

 又、パピーさんに喜んでもらえるようにご報告させて下さい。

 

 

 読んでくださって、ありがとうございました。

 

 

                    ・・・お園より・・・

 


ココまで・・・

 


 お園さん、メール、ありがとうございました。

 

 メルマガ紹介のご許可もありがとうございます。 

 

 


 心配していた娘さんも今は笑顔が出てきて、

 

 友達もできて、学校も楽しいようです。

 

 この「楽しい」という気持ちはかけがえのない事ですよね(^^)。

 

 


 ご主人との事は、実際私もひやひやしましたが、

 

 「もう後がない!」って真剣になって下さった事。

 

 これがやっぱり大きかったと思いますよ。

 

 ホントの「本気」を見せて頂きました(^^)

 

 


 お園さんのメールにこうありましたね。

 

 

 > 「覚悟を持つ」とか「本気で」とか「真剣に」

 

 > という言葉があって、そこに抵抗があったからです。

 

 

 > 自分の中では“金額的に安く済ませたい”という気持ちと一緒に、

 

 > “もっと簡単に楽になりたい”という気持ちがとても強く、

 

 > 「ちょっとの努力で簡単に解決する」という謳い文句があると、

 

 > 「それならそっちがいい」と常に自分を甘やかせていたんです。

 

 > そんなうまい話しなんかありっこないのに・・・。

 

 

 > 結果は・・・当然ですが、ダメでした。

 

 > 根本が変わらないのですから、違う形で出てくるんですよね。

 

 > そして、結局怒る毎日に逆戻り。又、輪を掛けて娘は落ちていく。

 

 > その繰り返しでした。

 

 

 これって、本当にそう思います。

 

 私たちってやっぱり自分のスタイルがあります。

 

 どんなに勉強して、他の方法を知っていても、

 

 理屈ではない部分ってあるんです。

 

 それが「感情」ですよね。

 

 


 どうしてもどうしても自分のスタイルに戻ってしまう。

 

 これって誰でもあるんですね。

 

 ところが「やらなきゃ!」って言うがけっぷちの気持ち。

 

 「後がない」という覚悟。

 

 これができると、今までが嘘のようにできる事があるんですね。

 

 


 例えば、私達は重たくて壊れやすく大事な物はどうやって持ちますか?

 

 きっと両手で抱えるように持つと思うのです。

 

 誰でも大切で壊れやすくそして重かったら、

 

 「落としても良いから片手で・・・」とは思いません。

 

 大切に両手でそっと・・・持ちますよね(^^)

 

 


 そしてもし、その大事なものが2つあったら、

 

 どちらかを置いて(捨てて)、今大事な方を持つはずです。

 

 だって、欲張って両方を持とうとすると、

 

 いつかは落としてしまう事が分かるからです。

 

 それも、もしかしたら、両方落としてしまうかもしれません。

 

 


 でも、どちらかを置く、捨てる。これが本当に難しいんです。

 

 この「どちらかを捨てる」という事が“覚悟”なんですね。

 

 そして覚悟を持って、きっぱりとそれを捨てることができると、

 

 今持っているものだけを・・・本当に大事にできるんです。

 

 


 きっぱりとそれを捨てると、

 

 とてもすがすがしく、又、すっきりとして、

 

 変なわだかまりや執拗なこだわりが無くなったりします。

 

 その結果、目指すものが明確になって、

 

 それだけに集中できるようになるんですね。

 

 


 そして結果は・・・良い方向に向かっていくんです。

 

 

 ご主人の「家に帰ってくるのが苦痛だ。別居をしたい」

 

 この言葉はかなり悩み考え、苦しんだ末の言葉だったと思います。

 

 でも、その言葉があったからこそ、

 

 お園さんは、一歩を踏み出せたんですね。

 

 


 もうすでに「こんな事もあったね~」なんて、

 

 笑い話になっているとは思いますが、

 

 笑い話にできるか、そうでないか、は、

 

 やっぱり「どちらかを捨てる」その覚悟に関わると思います。

 

 


 思い切って良い決断をされたと思いますよ。

 

 そして本当に、よく頑張りましたね。(^^)

 

 是非是非、これからも、楽しいご報告、聞かせてくださいね♪

 

 楽しみに待ってます(^^)

 

 


 

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「やる気」と「明るさ」

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 パピーいしがみです。

 

 

 

 私が頂く、お問い合わせの中に

 

 「子供は10歳を超えているのですが、もう手遅れでしょうか?」

 

 というご質問をよく頂きます。

 

 

 

 この10歳というのは、それ以前とそれ以後、

 

 体格から意識から、判断・情報収集・・・

 

 (急速に大人に近づくので)あらゆるものが違って来ます。

 

 


 なので“できるだけ10歳になる前に・・・”

 

 という私の気持ちが強い為、

 

 ホームページをお読みになった方を、

 

 このような不安なお気持ちにさせてしまうと思うのですが、

 

 


 始めるに「遅すぎる」という事はなく、

 

 もちろん決して「手遅れ」などと言う事はありません。

 


 


 実は、今日、ご紹介するあひるさん。

 

 もう4年のお付き合いになるのですが、

 

 その当時、上の2人のお嬢さんは18歳を超え、

 

 末っ子の息子さんは、中学3年生(13歳)でした。

 

 

 

 ですが、2人のお嬢さんとも親子の関係はとても良くなって、

 

 又、今回、下の息子さんの事で、とても良い報告を頂いたので、

 

 ご紹介させていただこうと思います。

 

 

ココから・・・

 


 パピーさん、こんにちは。

 

 

 いつも、ステキなメルマガをありがとうございます!!

 

 そして、遅くなりましたが

 

 お父様のご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

 実は、私の父もパピーさんのお父様と時を近くして

 

 昨年12月に他界しました。

 

 そのときに

 

 『私や家族をお守りくださる存在が、一人増えたんだ』

 

 という感じ方が出来て

 

 これもパピーさんのお陰だと、有り難く思いました。

 

 


 さて、今日は長男(といっても、姉二人の末っ子ですが)のことで、

 

 ご報告したいことがあります。

 

 長男は、この春、高校3年生になります。

 

 もうすぐ18歳です。

 

 


 その長男が、最近アルバイトを始めました。

 

 高校生だし、ごく普通のことなのですが、

 

 長男は、小さい頃から恥ずかしがり屋で、

 

 公園に行っても、私の手をつないだまま離せず、

 

 みんなが遊んでいるのを眺めているだけ。

 

 


 何かを積極的にやるということも無く、

 

 本人も、中学辺りから

 

 「オレは将来、社会に出てやっていけるのだろうか?」

 

 と不安に思っているようでした。

 

 


 そんな長男が「バイトする!!」と言い出してから、

 

 躍進の日々なんです。(笑)

 

 


 彼にとっては“バイト募集”の張り紙を見つけてから、

 

 そこに電話するだけでも、とても勇気が要ることで、

 

 何を言ったらいいかも紙に書いて、深呼吸をしてから

 

 「よしっ!!」と、電話をします。(笑)

 

 


 「うちは大学生しか雇っていません!」と言われたり、

 

 「今たてこんでいるので、3日以内に電話します。」

 

 と言われて、3日間緊張して待ったけれど、

 

 何の連絡も来ないこともありました。

 

 


 やっと面接までこぎつけ“面接の仕方”の本まで買い、

 

 勉強して望んだのにダメだったこともありました。

 

 それでも、

 

 「オレって、頑張ってるよねー!!」って、

 

 自分を褒めるんです!!

 

 


 私も

 

 「そうそう、1年前では考えられなかったよ!!すごいね~!!」

 

 って笑うことが出来て、

 

 挑戦し続けている姿から毎日元気をもらっていました。 

 

 

 何より、長男が“自分を褒める”ことが出来るようになったこと。

 

 これが本当に嬉しかったです。^^

 

 

 


 バイト宣言をしてから、3週間も経ったころ、

 

 「ダメだったら、また次を探すから!!」と面接に出かけて行き

 

 「採用だって!!」と、元気に帰って来ました♪

 

 「今までの経験が役に立ったよ!!」

 

 と、とても嬉しそうで二人でたくさん喜び合いました。^^

 

 

 

 長男は高校入試のとき、第一志望に不合格でした。

 

 面接で“意欲が無い”と見られたんじゃないかと、

 

 ずっと気になっていたんです。

 

 もう大丈夫です。^^

 

 

 

 バイトを始めてからも、いろいろ大変そうですが、

 

 小学校の卒業式、120人中一番小さな声で

 

 返事をしていた長男が、

 

 「いらっしゃいませー!!」と、大きな声で頑張ってるんです♪

 

 

 

 ミスをした日は「あ~」とか「う~」とかうなっていますが(笑)

 

 次の日には“こんな失敗をした”と話してくれるので、

 

 一緒に笑い飛ばして、乗り越えて行こうと思います。

 

 

 

 講座を始めて、もうすぐ4年になります。

 

 私が褒めるだけじゃ自信は育たない!!

 

 「何か頑張ってくれなくちゃ!」と焦ったこともありました。

 

 

 そんなある日、彼が

 

 「頑張ってないわけじゃない・・」

 

 ってつぶやいたんです。

 

 

 ああ、そうか~

 

 この子なりに頑張ってるんだ!!って思いました。

 

 

 それからは、テスト前に(息子が)

 

 「赤点取らんとけばいい」って言われても、

 

 「目標が低~い!」なんて言わずに

 

 「そうそう、赤点クリア目指して頑張っといで!!」

 

 と、笑って送り出すことが出来るようになりました。

 

 


 今まで、赤点は取ったことないです。(笑)

 

 ヤマカンが当たっても大喜び。(笑)

 

 

 私は、ずっとずっとパピーさんに

 

 “子供が大きくなってからでも変われましたよ!!”

 

 って、ご報告したかったんです。(笑)

 

 


 でも“うちの子は無理かもしれない”とも思っていました。

 

 講座のお陰で、こんなに仲良くなれたんだから、

 

 それでよしとしよう!と思っていました。

 

 

 

 こんなメールをパピーさんに送る日が来るなんて!!

 

 パピーさん、本当にありがとうございます!!

 

 

 

 私にはこの講座が一番合っている!!

 

 大きな成果は出なくても、少しずつ前進している!!

 

 と信じて、続けてきてよかったです!!

 

 

 パピーさんのホームページに

 

 「age18.jp」・・・・「18歳までの子育て」

 

 とありますよね!!

 

 これからの1年は、長男のことを一人前の男として、

 

 尊重できるように、子離れ頑張ります。^^

 

 

 長々と、書いてしまいました。

 

 まだまだ寒いので、お体ご自愛くださいね。

 

 

 今年の桜は、私もパピーさんに負けないぐらい楽しみますよ!!(笑)

 

 

                        あひる

 


ココまで・・・

 


 あひるさん、素敵なご報告ありがとうございます。

 

 

 冒頭のご紹介の時に、もう4年になる・・・とお話ししましたが、

 

 当初、あひるさんが長男さんの様子を教えて下さる時、

 

 

 「こちらの目を見ようとしなかったり、

 

  ああ言えば こうと、言い返したり、

 

  私を無視して、黙ってしまったり・・・」

 

 

 「やっても無駄」「頑張っても意味が無い」

 

 という言葉を吐いている・・・

 

 

 という風だったのです。

 

 でも、今は多少の困難でもへっちゃら!!で、

 

 明るくチャレンジしている様子が目に見えるようです♪

 

 


 今、日本は、とっても不景気で、就職難だと騒がれていますよね。

 

 私も人事担当をしていた事もありますし、

 

 私の子供達もちょうど就職活動真っ盛りなのですが、

 

 実は会社の人事担当者は、その人がどれだけ勉強ができるのか?

 

 (優秀か?)という事よりも、もっと重視している事があるんです。

 

 


 超有名大学を出てきた方でも、

 

 決して「肩書」や「学力」だけでは通りません。

 

 いえ、以前はそれでも「肩書」「学力」が幅を利かせていました。

 

 でも今は、採用する側にとって


 


 「肩書」「学力」はたった一つの物差しに過ぎないんです。

 

 (だから私は「勉強だけを重視しなくていいですよ」と言うんです)

 

 


 何十社も受けて、なかなか内定をもらえない、という人もいれば、

 

 ほんの数社受けただけで“何社からも内定をもらえる”

 

 と言う人もいます。

 

 なぜ、そんなに違いが出るのか・・・と言うと、

 

 それは、選考の基準が「知識」ではなく、別な所にあるからです。

 

 


 その選考の基準って何だろう?と言うと・・・

 

 私の上司もそうでしたし、他社の社長も同じ意見でした。

 

 もちろん、私も同感であったことは言うまでもありません。

 

 

 それは「やる気」と「明るさ(プラス発想)」なんです。

 

 

 実は学校で学んできた事は実社会ではほとんど役立ちません。

 

 「私は大学で○○経済学理論を学んできました」と言っても、

 

 鼻で笑われるだけなんです。

 

 「ウチの会社はそんな立派な理論は使わないので、

 

 よそさんに行ってください」なんですね。

 

 


 ところが、やる気が有る人は、どんな方面でも

 

 その「やる気」を発揮します。必要な事は学ぼうとします。

 

 それが知識や資格・技術でも、新たに取得しようとします。

 

 問題が生じても工夫したり、考えて行動できたり・・・。

 

 

 そしてそういう「やる気」「明るさ(プラス発想)」は、

 

 知識のように“勉強では習得できない”と言う事も、

 

 採用する側は良くご存じなんですね。

 

 

 知識のように“勉強では習得できない”としたら、

 

 どこで習得できるのでしょうか?

 

 私は「家庭」だと思っています。

 

 

 もちろん、就職の為だけに必要な資質を習得するのではなく、

 

 「やる気」は様々な面で

 

 「善」や「向上」「喜び」や「笑顔」を伴いますので、

 

 人材を吟味する今、企業はやっと、

 

 「肩書」「学力」よりももっと大事な物に目を向け始めた、

 

 という事なのだと私は思うのです。

 

 


 以前、あひるさんからお聞きした、

 

 「やっても無駄」「頑張っても意味が無い」と言っていた長男さん。

 

 その長男さんが、

 

 


 「オレって、頑張ってるよねー!!」って

 

 自分を褒める事ができたり、

 

 何度断られても「ダメだったら、また次を探すから!!」

 

 と言って、果敢に挑戦していく。

 

 


 それを見たら「すごいな~、根性あるな~」

 

 「頼もしいな~!すごい変化だな~!!」と感心しきりでした。

 

 そしてあひるさんのこの言葉。

 

 

 > もう大丈夫です。^^

 

 

 私もそう思いました。

 

 「うん、ホント♪もう大丈夫!」って。

 

 そしてこうもありましたね。

 

 

 > 私は、ずっとずっとパピーさんに

 

 > “子供が大きくなってからでも変われましたよ!!”

 

 > って、ご報告したかったんです。(笑)

 

 


 > でも、うちの子は無理かもしれない。

 

 > とも思っていました。

 

 > 講座のお陰で、こんなに仲良くなれたんだから

 

 > それでよしとしよう!と思っていました。

 

 


 > こんなメールをパピーさんに送る日が来るなんて!!

 

 > パピーさん、本当にありがとうございます!!

 

 

 > 私にはこの講座が一番合っている!!

 

 > 大きな成果は出なくても、少しずつ前進している!!

 

 > と信じて、続けてきてよかったです!!

 

 


 ホントですよ。

 

 あひるさんちのスーパーマン。

 

 立派に成長していますよ~♪

 

 > “子供が大きくなってからでも変われましたよ!!”

 

 って。

 

 


 は~い、その通りですね(^^)

 

 きっとこのバイトの経験がまた、

 

 「俺もできる!」という自信になりますよ♪

 

 これからが本当に楽しみです。

 

 

 そして・・・

 

 

 あひるさんも、よく頑張ってご継続なさいましたね。

 

 あひるさんのその頑張りにも拍手!!です(^^)

 

 

 

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初心者?

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 こんばんは。パピーいしがみです。

 

 今日のタイトルは「初心者?」としました。

 

 

 

 この「初心者」というのは

 

 「お母さんとしての初心者」なのですが、

 

 実は、今日のご紹介させていただくミルキーさんは、

 

 「保育士」さんとしての実績がありました。

 

 


 お悩みを抱えているお母さんの相談に乗ってあげたり、

 

 又、問題のあるお子さんを指導したり、

 

 「子育て」に関しては自信があったんです。

 

 でもご自分にお子さんができて、その自信が崩れます。

 

 保育士としての経験が、

 

 自分の子供さんには当てはまらなかったようです。

 

 


 しだいにずれていく歯車。

 

 「保育士だったのに」という周りの目や声。

 

 一度ずれてしまった歯車はなかなか戻らないのでした。

 

 そこで、私がお返事した内容が

 

 「お母さんとしては「初心者」だと考えてみたら?」

 

 でした。

 

 


 さて、ミルキーさんには、どのような変化があったでしょう?

 

 それでは、ご紹介しますね。

 

 まずは、一番最初に頂いたメールの内容を。

 

 

ここから・・・

 

 

 パピーさん、はじめまして。

 

 ご相談はこちらのメールアドレスでよろしいでしょうか?

 

 どこからお話ししていいか分からないのですが、

 

 子供の友達の親(保護者)達との事なんです。

 

 


 私は、結婚するまで保育士をしておりまして、

 

 大学を卒業してから約5年。

 

 大好きな子供たちに囲まれての仕事はとても楽しくて、

 

 又、有意義でもありました。

 

 子供たちのお母さん方からのご相談に乗って差し上げて、

 

 喜ばれたりして、とてもやりがいを感じていました。

 

 


 結婚をし、妊娠をしたので退職をして、

 

 「これから私は自分の子供の専属の保育士になるんだ!」

 

 と、とても楽しみにしていました。

 

 生まれてきた子供もとてもいい子で、

 

 私は今まで培ってきた経験を駆使(したつもりでした)し、

 

 いい子に育ってくれて、周りの方に「さすがね」と言われました。

 

 


 その時に、さまざまな方から

 

 「昔、保育士さんだったそうですね?是非、教えてください」

 

 と言われて、ご相談に乗ってあげたり、アドバイスをしたり、

 

 「こうしたらどうでしょう?」という御提案をしていました。

 

 


 いえ、本当は、もっときつい言い方もしていました。

 

 「○○だからダメなのよ、こうするのよ」のような・・・。

 

 その時、私には「子育てってこうやればいいんだ」

 

 という気持ち(裏付けのない自信です)があって、

 

 他のお母さん方にかなり高飛車な言い方もしたと思います。

 

 ですがまだ、その時には気づいていませんでした。

 

 


 2人目の子供(娘)が生まれてから、長男に変化がありました。

 

 娘はとてもこだわりが強く、非常に繊細でした。

 

 抱っこしていないと泣き、泣いたと思って布団に下ろすと

 

 又、すぐに目を開けて大声で泣き出す。

 

 


 娘にかかりっきりの私は、本当に疲れてしまって、

 

 長男の甘えに付き合ってあげることができません。

 

 

 

 赤ちゃん返りも始まり、ぐずりや癇癪もひどくなり、

 

 言っても言っても聞かない息子がしだいに可愛くなくなりました。

 

 一度狂った歯車は元に戻ることはなく、私は常にイライラ。

 

 そしてそのイライラを長男に当たる・・・。

 

 その様になっていました。

 

 


 幼稚園に通っていた優等生だった長男は、

 

 しだいに問題児になっていき、私は、幼稚園で、

 

 若い保育士さんに「何か家庭内で問題がありませんか?」

 

 と言われ、逆上してしまいました。

 

 私が今まで培ってきたものが、大きく崩れ自信を失いました。

 

 


 「今まで自分のやってきたことは何だったの?」

 

 そんな不安や喪失感や失望から、

 

 又、長男を叱りつけて強制的に動かそうとする。

 

 長男は泣き、叫び、又わたしは怒る・・・悪循環でした。

 

 


 長男は、今までに輪をかけて幼稚園で問題を起こすようになりました。

 

 自分の思い通りにならないと、お友達を殴る、蹴る。引っかく。

 

 先生に止められたり、指導されると大声で泣きわめき聞こうとしない。

 

 暴れて机を倒したり、椅子を散らかしたり、それはひどい癇癪です。

 

 昔はこんな事なかったのに・・・。

 

 


 子供のそんな様子を見て、

 

 以前、私がアドバイスをしたお母さんたちが、

 

 陰で私の悪口を言っていると聞きました。

 

 「偉そうなことを言っていたけど、

 

  結局ちゃんと子育てできてないじゃない」

 

 その内容は私の仲の良いママ友さんから聞いたのですが、

 

 それからは、周りのお母さんたちの視線に耐えられなくて、

 

 本当に苦しい毎日なのです。

 

 


 今も、このメールを書いていても、涙が出てしまいます。

 

 ぱぴーさん、私はどうしたらいいのでしょうか?

 

 子育ての悩みでなくてすみません。

 

 ほんのちょっとでもアドバイスを頂けたら嬉しく思います。

 

 

                     ・・・ミルキー・・・

 


ここまで・・・

 


 こんな内容でした。

 

 そして私はこのようにお返事しました。

 


ここから・・・

 


 ミルキーさん、こんにちは。パピーいしがみです。

 

 メール、拝見しました。

 

 お辛そうですね。お気持ち察しします。

 

 

 ですが、これって本当によくあることなんです。 

 

 特に多いのが「人を指導する立場」にある方です。

 

 学校の先生などはその最たるもので、

 

 


 私の父も小学校の先生ですが、

 

 正しいと思っていた、自分の教育方針で子供を育てても、

 

 子供が反発して道を外れていく、

 

 (歯車がかみ合わなくなってしまう)という事はとても多いです。

 

 私も例外なく、道を外れましたしね・・・(^^)

 

 


 他にも、医師・政治家・僧侶・会社社長・・・など、

 

 「教える」「人の上に立つ」という立場にある方の場合、

 

 無意識に「きちんとしていなければならない」と言うか

 

 「人から“さすが先生ですね”と言われるように」

 

 行動してしまうようになりがちなのですね。

 

 


 それが、どうしても「叱る」を増やしてしまい、

 

 うまくいかなかったり反発すると、

 

 「言い聞かせる」「強制する」「責める」「押さえつける」

 

 になってしまいがちで、それらはすべて「否定」ですから、

 

 子供は「安心」することができず「不安定」になっていく。

 

 その「不安定」が問題を引き起こしていく、という事になるんです。

 

 


 でも、もともととても素直な子だったのですから、

 

 ミルキーさんが、ご自分を取り戻してくださると、

 

 すぐに落ち着いていくと思います。

 

 


 それで・・・ミルキーさんは今、すぐにでも子供さんを治し、

 

 噂(陰口)を流しているお母さんたちのその噂を止めて、

 

 又、昔のように楽しい毎日が送れるようにしたい、

 

 とお考えだとは思うのですが、

 

 今、こうなるまでに時間がかかったように、

 

 一瞬でガラッと変化する、と言う事は難しいです。

 

 


 ですから、一つ一つ、段階的に進め、

 

 問題を解決していきましょう。

 

 


 そこで、まず第一にお願いしたいことがあります。

 

 それは「私は初心者なんだ」って思う事なんです。

 

 時々メルマガでも話していますね。

 

 「選手の時とコーチの時」という話です。

 

 


 例えば、ミルキーさんが、保育士さんの時、

 

 ミルキーさんはたくさんの書物を読んで知識を深めましたね。

 

 又、実際に「保育士」としてたくさんの子供たちと触れて、

 

 キャリアも積んで、きちんとした実績を残されました。

 

 


 それは、保育士という職業の中で、

 

 ご自分のスキルを高められた、

 

 まさに「選手」としてご自分の能力を高めていったのです。

 

 


 ですが、お子さんが生まれて、ミルキーさんは、

 

 今度は選手から「コーチ」になったのですね。

 

 コーチは自分の能力を高めるのではなく、

 

 選手の能力を高めるのですから、

 

 今まで培ったことが通用しなくなったり、

 

 新たな勉強(コーチとしての知識や経験の習得)が必要になります。

 

 

 

 それが証拠に24時間子供と一緒にいると、

 

 勉強した事以外の悩みや問題が生じたと思います。

 

 


 そう。お母さんは「コーチ」なんです。

 

 そして、保育士さんとしては優秀な選手だったミルキーさんも、

 

 お母さんと(コーチ)としては初心者なんですね。

 

 だから、たくさん失敗することだってあるはずなんです。

 

 


 でも、失敗はいけないことですか?

 

 


 そんなことありませんよね。

 

 きっとミルキーさんも今までには沢山の失敗をしてきたでしょう。

 

 そして、その失敗によって新しい気付きがあったり、

 

 新たに勉強をしたり、努力を重ねて乗り越えて、

 

 それが自分の力に、自信になっていったと思うのです。

 

 


 たぶん、今まで、ミルキーさんは、

 

 「こうならないように」という考え方をされていたと思います。

 

 又は「そうなってもできるだけ早い段階で修正しよう」

 

 という感じです。

 

 


 でも、どうでしょう?

 

 「失敗が自分を高める」って分かったら、

 

 失敗は怖くないですよね。

 

 成長をするためには失敗をすることが必要ですね。

 

 


 なので「私はコーチの初心者なんだ」という気持ち。

 

 そして「たくさんの失敗をして、上手なコーチになるんだ」

 

 というお気持ちを持ってくださると、

 

 今の「焦り」や「不安」はかなり解消すると思うのです。

 

 


 どうでしょう?まずは、こう考えて頂いて、

 

 今勉強されているテキストを少しずつ読み進めて頂けますか?

 

 きっと、ご自分の中で思い出すことや、

 

 「そうだ、これを忘れていた!」という気付きがあると思います。

 

 


 それでも、苦しくなったら又メールくださいね。

 

 今は大変でも、この経験がミルキーさんを「保育士」として、

 

 一回りも二回りも大きくしてくれると思います。

 

 

ここまで・・・

 


 このようなやり取りをしたのが、約1年前でした。

 

 ミルキーさんからはすぐに「とても楽になりました」

 

 「がんばってみよう、やってみよう!という気持ちが出てきました。」

 

 というメールを頂いていました。

 

 

 そして、つい先日、頂いたメールです。

 


ここから・・・

 

 

 パピーさん、ミルキーです。お久しぶりです。

 

 

 いつも、テキストやメルマガから力をもらっています。

 

 ありがとうございます。

 

 約半年ほど、メールもせず申し訳ありません。

 

 あれだけ親身に相談に乗ってもらったのに、

 

 うまくいき出したらご報告もせず、申し訳ありませんでした。

 

 


 講座の申し込みをしてすぐにパピーさんに送ったメールから、

 

 ちょうど1年経ちましたので、ご報告をさせて頂こうと思います。

 

 もちろん♪いい報告です。

 

 


 ご報告をする前に、

 

 パピーさんから頂いたメールを読みなおしました。

 

 そしたら、あの頃、ものすごく落ち込んでいた自分。

 

 息子に当たり散らしていた自分。

 

 夜、子供の顔を見て涙が止まらなかった自分を思い出しました。

 

 


 でも、お返事を頂いてすごくうれしかったこと。

 

 思わず涙を流し、何度も読むたびにやる気がわいてきたこと。

 

 今までは、重く冷たい涙だったのが、

 

 同じ涙のはずなのに、温かく感じられたこと。

 

 私にとっては、本当に救われたお返事でした。

 

 ありがとうございました。

 

 


 「初心者なんですよ」という言葉を読んで、私は

 

 「そうだよ、今まで実際に子供を育てたことがなかったんだから、

 

 失敗して当たり前なんだよ」という気持ちに変わりました。

 

 この時は『目からうろこ』でした。

 

 


 そうしたら、肩肘はってがんばってきた、パピーさんの言われる

 

 「きちんとしていなければならない」

 

 「人から“さすが先生ですね”と言われるように」

 

 と行動してしまいがちだった自分に気がつきました。

 

 「先生」なんておこがましいですよね(笑)

 

 初心者なんですもの。

 

 


 「そうだそうだ。初心者なんだ。だから失敗していいんだ。

 

 失敗して上手になるんだ。」と思うと、

 

 今まであった「焦り」「プライド」など、

 

 おなかの中で渦巻いていた黒いものがさーっと落ちていく。

 

 そんな感覚でした。

 

 

 又、段階的に、一歩ずつ・・・と言ってくださった事で、

 

 階段を上がるように、それからのメールにお返事して下さったことが

 

 私を安心させてくれて、そして素直にさせて頂きました。

 

 


 これは、ご報告はしていなかったのですが、

 

 以前、若い保育士さんに「何か家庭内で問題がありませんか?」

 

 と言われて、私が逆上した話をしましたが、

 

 その保育士さんにも「相談に乗って頂けますか?」

 

 なんて素直に言えたり(私にとっては、すごい成長です)、

 

 今では、とても仲良く「先生」と「お母さん」の関係が作れています。

 

 


 まだ、保護者の方々からは

 

 「保育士だったくせに」という声はあるようですが、

 

 それほど気にならなくなってきてもいます。

 

 以前は「心療内科に行くしかない」と思っていたのですが、

 

 自分の考え方で「これほど違うか」と驚くほどです。

 

 

 


 その後、パピーさんとメールのやり取りをさせて頂いた中で、

 

 「お兄ちゃんをお兄ちゃんとして褒める」や、

 

 「お母さんの失敗を話す」(これはテキストでしたね)や、

 

 「できなくてもいい、できればもっといい」などは、

 

 長男の心も、私の心も落ち着かせてくれて、

 

 当初、あれだけ荒れていた長男は、笑顔も増えて、

 

 人を叩くことも、暴れることもなくなりました。

 

 


 いつも「認める」「褒める」「包む」がベースになっていて、

 

 そこから外れることが無いので、すごいな~と思います。

 

 


 先生からは、

 

 「今はまっすぐ私の事を見てくれるんですよ」

 

 「目が合うとにこっと笑ってとてもかわいいです」

 

 と言ってもらっています。

 

 


 私に「他のママさん達がこんなことを言っているよ」

 

 と教えてくださったママ友さんは、私の変化に驚いて、

 

 「なんでそんなに変わったの?」と聞いてくれたり、

 

 主人からも

 

 「お前、変わったよ~♪怒らなくなったし、

 

  結婚前より穏やかな顔をしてる」って言ってもらいました。

 

 嬉しかったです~(涙)。。。

 

 

 ( 後 略 )

 

 

ここまで・・・

 


 実は、この後もまだまだ、ご報告は続くのですが、

 

 紙面の都合上、ここまでのご紹介にさせて頂きました。

 

 ミルキーさん、貴重なご報告、ありがとうございました。

 

 

 ミルキーさんに「初心者なんですよ」ってメールを送る時は、

 

 実は私も、かなり躊躇していて、

 

 「そんな事を言ったらご立腹させてしまわないかな?」

 

 と、私としては「恐る恐る」だったのですが、

 

 とても真摯に受けて止めてくださって、

 

 私もホッとした事を思い出しました。

 

 


 「安心」ってすごく大事ですよね。

 

 これは、子供だけでなく、大人でもそうだと思うのです。

 

 大人だって「不安」の中では正しい判断ができないですし、

 

 正しい判断ができなければ、当然正しい行動はできません。

 

 


 以前は「心療内科に行くしかない」と思っていたミルキーさん。

 

 「保育士だったくせに」には、大きな不安を感じたと思います。

 

 そして“ちゃんとしなくちゃいけないに、私は何やっているんだ”

 

 という大きな焦りがあったと思います。でも今は、

 

 > それほど気にならなくなってきてもいます。

 

 とありました。

 

 


 きっと「安心」を取り戻してくれたんだな~、

 

 私もお力になれたんだな~と、とてもうれしく思います。

 

 


 そして、何よりここが感動的でした。

 


 > これは、ご報告はしていなかったのですが、 

 

 > 以前、若い保育士さんに「何か家庭内で問題がありませんか?」

 

 > と言われて、私が逆上した話をしましたが、

 

 > その保育士さんにも「相談に乗って頂けますか?」

 

 > なんて素直に言えたり(私にとっては、すごい成長です)、

 

 > 今ではとても仲良く「先生」と「お母さん」の関係が作れています。

 

 

 > 先生からは、

 

 > 「今はまっすぐ私の事を見てくれるんですよ」

 

 > 「目が合うとにこっと笑ってとてもかわいいです」

 

 > と言ってもらっています。

 

 

 ご自分よりも年下で経験も少なく、

 

 そんな若い先生でもお認めになって、

 

 素直に相談したり、教えてもらったり・・・。

 

 これって素晴らしいな~って思います。

 

 

 お子さんもミルキーさんも落ち着いているようですし、

 

 とても良い方向に向かっています!!今後が楽しみですね。

 

 これからも、是非、この調子でお続けくださいね♪

 

 

 メルマガへのご紹介のご許可、ありがとうございました。

 

 


 

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今日は僕がお母さん

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パピーいしがみです。

 

 


 「認める」「褒める」「包む」・・・。

 

 「認める」「褒める」は分かるけど、「包む」はいまいちわからない。

 

 

 そのようにお聞きすることがよくあります。

 

 この「包む」について、私は、

 

 「安心できる環境を整える」という言い方をしますが、

 

 これもちょっと抽象的で分かりにくいと思います。

 

 


 例えば、ちょっとこんなイメージをして頂けますか?

 

 新入社員として会社に入り、だんだん仕事を任せてもらって、

 

 でも、大きな失敗をして、先輩方に迷惑を掛けてしまった。

 

 落ち込んでいる時に、上司に「どうしたんだ?」と聞かれて、

 

 理由を話したら・・・

 

 


 「そうか~、実は俺も、君と同じような失敗をしたんだよ。

 

  俺も、君と同じように反省し、悩んだんだ。

 

  だから、君のその気持ち、よ~くわかるよ」

 

 

 と言われたら(その上司が部長や社長など、

 

 かなり役職の高い人だったりしたら特に)

 

 「そうか~、こういう人でも、そんな時があったんだ。

 

  自分も頑張ろう!」

 

 なんて、思わないでしょうか?

 

 


 これって尊敬する上司も“自分と同じだったんだ”

 

 という事が分かって「安心」できたのだと思うのです。

 

 そして、その安心が「誰でも失敗はある」

 

 「いつまでも悩んでいてもしょうがない。又行動しよう!」

 

 という積極的な気持ちに変えてくれるのです。

 

 


 テキストでは、これを「あなたの失敗を話してあげて」

 

 という項目でお話ししていますが、

 

 今日、ご紹介させて頂く、ひぽさんは、

 

 実際に息子さんにやって下さいました。

 

 

 息子さんにはどんな変化があったでしょうか?

 

 早速ご紹介しますね(^^)

 

 

ココから・・・

 

 

 パピーさん、こんばんは。

 

 

 今日はちょっとうれしい報告です。

 

 少し長くなるので、お時間のある時に読んでいただけたら嬉しいです。

 

 


 これまで、パピーさんの著書を読んでも、テキストを読んでも、

 

 「包む」ということが分かりませんでした。

 

 それが、少しわかったんです。

 

 


 はじまりは長男の登園しぶりでした。

 

 

 3学期が始まり、突然長男が

 

 「幼稚園行きたくない」と言い出したんです。

 

 休み明けだし仕方ないかと思っていたのですが、

 

 明らかに様子が違います。

 

 


 些細なことでイライラし、癇癪を起こすようになり、

 

 おもちゃが思うようにう動かないとか、

 

 そんなことで、キーキーと叫ぶようになりました。

 

 あまり根ほり葉ほり聞くのはNGだし、様子を見ていました。

 

 すると、ある日の夕食時幼稚園での話をし始めました。

 

 


 要約すると

 

  今幼稚園で縄跳びをしている。

 

  10回飛べたらキラキラシールがもらえる。

 

  でも自分は全然出来なくて、それがすごく悲しい。

 

  もう幼稚園に行きたくない。

 

 ということでした。

 

 


 出来る子もいるのに、どう頑張っても飛べない縄跳び。

 

 1回しか飛べない長男からしたら、

 

 10回なんて気の遠くなるくらい難しいことなんだろうなと思うと、

 

 幼稚園を嫌がる気持ちがわかりました。

 

 


 そして、自分が逆上がりができなかったことを思い出し、

 

 その時のことを話してあげました。

 

 


  周りがどんどん出来ていくのに、自分はできなくて、

 

  泣きたくなるほど辛かったこと。

 

  悔しくて、毎日残って練習したこと。

 

 

 

 「嫌だよね、頑張っても出来ないのに、頑張れって言われるの。

 

  でも、少しづつできるようになるよ。

 

  1回が3回になって、4回になって。

 

  少しづつでいいから、頑張れる時は頑張ろうね。

 

  どうしても嫌な時は、無理しなくてもいいよ♪」

 

 


 というと、長男の顔が少し明るくなり、

 

 その日はキーキー言わずに、落ち着いていました。

 

 翌日、一度も嫌と言わず、登園しました。

 

 


 「これが包むってことなのかな」と思いました。 

 

 


 それからは、ほんの少しだけでも、

 

 「縄跳び幼稚園で飛んだ」と聞くと、

 

 「練習したの?頑張ったね。○○が挑戦してくれて、嬉しいな」

 

 と必ず誉めるようにしました。

 

 


 あれから約半月、縄跳びは飛べませんが、

 

 笑顔で幼稚園に行っています。

 

 


 実はこれまで、パピーさんのテキストの

 

 「人より半歩早いだけで自信が持てる」

 

 というフレーズばかり気にしていた私。

 

 それを実践しようと、躍起になっていました。

 

 


 長男にもその雰囲気が確実に伝わっていて、

 

 長男を包んでいなかったんだと思います。

 

 そのため「今日は数字を書く勉強する?」とか

 

 「周りの子は出来るの?」とか、そんなことばかり気にしていました。

 

 


 「出来なくてもいい。出来ればもっといい」を忘れていました。

 

 今回「本人が本人なりに一生懸命なことを“認める”ことの大切さ」

 

 に気付かされました。

 

 「回数なんてどうでもいい。頑張ってくれたことが嬉しい」

 

 と本心から思えるようになりました。

 

 


 そんな気持ちが私の態度にもでているのか、

 

 長男は落ち着きを取り戻し、

 

 最近は優しさに磨きがかかったように思います。

 

 


 食事を嫌がる次男に「にぃにがたべさせてあげる」と言ったり、

 

 自分のデザートを分けてあげたり。

 

 周りから見たら「そんなこと誉めること?」

 

 と思われるかもしれませんが、誉めるべきところ、

 

 良いところがたくさん見つかるんです。

 

 

 私自身、長男に接している自分が少し好きになってきました。

 

 ( 中 略 )

 

 

 長男は相変わらず不安定になることがまだまだあります。

 

 そういう時は、包んであげる、安心させてあげる。


 


 そうすると、少し落ち着くようになりました。

 

 こうやって少しづつ、家族の笑顔を増やしていきたいです。

 

 

 本当にパピーさんには感謝、感謝です。

 

 これからも未熟な私を、どうぞよろしくお願いします。

 

 

 ひぽでした。

 

 

ココまで・・・

 


 ひぽさんから頂いた、

 

 この時のお便りの題名は「手ごたえ」でした。

 

 ご自分の中で「そうか、これか~!」って、

 

 何か感じとってくださったようです。

 

 

 そして、私がなぜ、今回ひぽさんをご紹介したか?

 

 と言いますと、一つ理由があったのです。

 

 それは、ひぽさんから当初(昨年の8月頃)

 

 頂いていたメールにこうあったからです。

 

 

ココから・・・

 

 

 電車遊びをしていた時のことです。

 

 


 弟がハイハイで近づこうとすると「来ないでよー」と怒るのです。

 

 (手はあげません)近づかなくても、長男の方を見て、

 

 ちょっと動いたでけで

 

 「こっちに来ようとする。来ないで、来ないで」と絶叫。

 

 

 


 最後には泣きだしてしまします。

 

 自分の玩具をさわられたら、もう大騒ぎ。

 

 「赤ちゃんはダメ」と無理やり取り上げます。

 

 


 他人に対する態度を見ていると、

 

 弟にも優しくできるはずなのに、

 

 できない長男を見ているとついイライラして

 

 「そんなに弟が近づくのがいやなら、

 

  この家にいられへんやん。嫌やったら出ていき」

 

 と言ってしまうこともしばしば。

 

 


 今はそんな時期なのかと思い、

 

 今日次男と一緒に行った児童館で話を聞いたら、

 

 「年齢とか関係ない。うまくお母さんがやってあげないと、

 

  もっと喧嘩するようになる。もっと工夫しないと」

 

 と言われました。

 

 


 彼女のいう工夫は、

 

 「次男の手の届かないところで遊ぶ」

 

 「次男に他のおもちゃを渡したり、注意をそらす」

 

 もうすでに試して、うちではあまり効果ありませんでした。

 

 


 彼女の4歳のお兄ちゃんは、弟にとってもやさしくて、

 

 毎日「大好き」と言って、ムギューと抱きしめているそうです。

 

 他の方に話しを聞いても、うちの子のように

 

 「来ないで」と泣き出すお兄ちゃんはいないようです。

 

 


 もともと自信がないのに、またさらに自信がなくなってしまいました。 

 

 

 どうやってお兄ちゃんと接したらいいのかわかりません。

 

 パピーさん、どうしたらいいのでしょうか?

 

 

ココまで・・・

 

 

 というような内容でした。

 

 その時からすると、ずいぶんとお兄ちゃんが落ちついて、

 

 しっかりしていると思いませんか?(^^)

 

 


 もちろん、今回の「包む」だけがお兄ちゃんを変えたのではない、

 

 その他にも、ひぽさんのご努力があったのだとは思いますが、

 

 あの弟くんを毛嫌いしている状態だった、お兄ちゃんが・・・

 

 


 > 食事を嫌がる次男に「にぃにがたべさせてあげる」と言ったり、

 

 > 自分のデザートを分けてあげたり。

 

 

 とあったのをみて

 

 「あっ、すごい♪変わってきてる!」と感じたのでした。

 

 そして、つい先日頂いたメールには、こうもあったんです。

 

 

ココから・・・

 

 

 先週、次男が絵本の角で目の横を深く切ってしまったんです。

 

 その日私は風邪をひいていて、薬を飲んでいました。

 

 頭がぼーっとしていた中での怪我で、

 

 

 もっと見ていてやればこんな痛い思いさせなかったのにと、

 

 薬を飲んでぼーっとしていた自分を責め、

 

 また自分の不注意を薬のせいにする自分に嫌悪感を感じ、

 

 かなり落ち込みました。

 

 


 病院から帰ると、突然長男が、

 

 初めてのおゆうぎ会で歌った歌を、歌い踊り出しました。

 

 


 なんで歌ってるのかな?と思いながら見ていると、

 

 「この歌でママが元気になるかな、と思って♪」

 

 と言って抱きしめてくれたんです。

 

 

 「今日は僕がお母さんしてあげるね。

 

  だからもう大丈夫、すぐに元気でるよ。

 


  お母さんは僕が元気がない時とか、

 

  悲しい時はいつも優しくしてくれるでしょ。

 


  それで元気になれるから、

 

  今日は僕がお母さんに優しくして元気にしてあげる」

 

 

 と言うんです。

 

 その日は小雨が降っていて、病院までは徒歩で15分ほどかかります。

 

 

 私の普通じゃない様子に、長男は見たいテレビを途中で中断し、

 

 傘もささずに小走りで必死についてきてくれました。

 

 雨の中往復30分も歩いた長男は、かなりクタクタだったと思います。

 

 それなのに落ち込んでいる私を気遣ってくれるお兄ちゃん。

 

 


 涙が止まりませんでした。長男の優しさに。 

 

 

 そしてちゃんと「包む」が伝わってたことが嬉しくて。

 

 私を慰めてくれる長男はとっても頼もしくて、

 

 子供から心強いパートナーに変身たようでした。

 

 


 これも全て、

 

 パピーさんに出会えていろいろ教えていただいたおかげです。

 

 ありがとうございます。

 

 

 ちなみに次男は縫う必要もなく、

 

 4日ほどで傷もわからない程度になりました。

 

 少しずれていて目を傷付けていたらと思うと今でもゾっとしますし、

 

 怪我はよくない事だけど、とても良い事に気付けた1日でした。

 

 「必要にして善」ってこういうことなんですね。

 

 


 話しは変わりますが、次男の怪我の後、

 

 長男を通じて知り合ったママ友2人と会ったんです。

 

 みんな上の子は同い年の4歳で、

 

 下の子は1歳の子がいる方と、5か月の子がいる方。

 

 2人は口をそろえて

 

 

 「下の子だけは可愛いよね。

 

  上の子は言うこと聞かないし、全然可愛くない。

 

  もう一日中怒ってるよ」と言ってました。

 

 

 そう思うと、私は最近長男に怒ることが減っていて、

 

 笑顔で過ごす時間が増えています。

 

 どちらかだけが可愛いなんて思わないし、

 

 本当に2人とも、同じだけ可愛くていとしくて。

 

 

 毎日

 

 「お母さん2人とも大好き。こんなに可愛い子が2人もいて、

 

  お母さん幸せやわぁ」と言って子供たちを抱きしめてます。

 

 

 こんな風に思えるのも、パピーさんに出会えたからですよね。

 

 パピーさんに出会う前は「二人とも愛しい」

 

 「私は幸せ」とは逆のことを思ってましたから。

 

 

ココまで・・・

 


 


 お兄ちゃんのこの言葉、泣かせますよね~♪ 

 

 

 


 「今日は僕がお母さんしてあげるね。

 

  だからもう大丈夫、すぐに元気でるよ。

 

 

  お母さんは僕が元気がない時とか、

 

  悲しい時はいつも優しくしてくれるでしょ。

 

 

  それで元気になれるから、

 

  今日は僕がお母さんに優しくして元気にしてあげる」

 

 


 こんな事を言われたら、思わず、ウルッとしちゃいます。

 

 お兄ちゃんもとっても落ち着いていて、

 

 お母さんを気遣ったり、力になろう!

 

 としてくれているのがよくわかります。

 

 いつもお母さんに力をもらっているんだろな?と感じます。

 

 


 そして、ひぽさんご自身も、過去から比べると、

 

 ずいぶん穏やかになられて、笑顔があふれているように感じます。

 

 多くの方がお感じになっているとは思いますが、

 

 


 > 「下の子だけは可愛いよね。

 

 >  上の子は言うこと聞かないし、全然可愛くない。

 

 >  もう一日中怒ってるよ」

 

 


 この言葉って、ほんと正直なお気持ちだと思います(^^)

 

 でも、ひぽさんの言葉にはこうありましたね。

 

 


 > そう思うと、私は最近長男に怒ることが減っていて、

 

 > 笑顔で過ごす時間が増えています。

 

 > どちらかだけが可愛いなんて思わないし、

 

 > 本当に2人とも、同じだけ可愛くて、いとしくて。

 

 

 > 毎日

 

 > 「お母さん2人とも大好き。こんなに可愛い子が2人もいて、

 

 >  お母さん幸せやわぁ」と言って子供たちを抱きしめてます。

 

 

 って。

 

 

 嬉しいな~♪これも「手ごたえ」の成果かもしれませんね♪

 

 ひぽさん、素敵なご報告、ありがとうございました(^^)
                      


 

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母性の欠落?

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 パピーいしがみです。

 


 ちょっと高度ではありますが、

 

 「認める」「褒める」ができるようになった方に、

 

 「NO!の徹底」をお勧めしています。

 

 

 この「NO!の徹底」は、

 

 その根底に「親と子の良い関係」が必要なのですが、

 

 「NO!」はもちろん「否定」なので、

 

 子供が癇癪を起したり、泣いたり、という事は当然起きてきます。

 

 もちろん、そのプロセスを通って、自分で落ち着けて、

 

 それをお母さんが褒めてあげる、という事が重要なのですが、

 

 


 この「癇癪を起す」「泣き喚く」がどうしても我慢できない、

 

 という事はよくある事なんです。

 

 今日は、そういう「どうしても我慢できない」という方に、

 

 ちょっとお役に立てる情報かもしれません。

 

 


 今日、ご紹介させて頂くメールは、matuさんからのお便りで、

 

 matuさんには、もうすぐ4歳になる息子さんがおられます。

 

 それでは早速、ご紹介しますね。

 

 

ココから・・・

 


 パピーさん、こんばんは。私はきっと愛情がないんです。

 

 母親として子供に愛情を掛けられないというのは、

 

 母性が欠落しているんじゃないか?って、

 

 本当に今、落ち込んでいます。

 

 


 昨年の今頃でしょうか?

 

 パピーさんのイライラ・ガミガミが無くなる本を書店で見つけ、

 

 ものすごく感激して、家に帰り何度も何度も見直して、

 

 早速子供たちにやってみました。

 

 今まで癇癪やぐずりがひどかった息子が、

 

 素直になって驚きました。

 

 


 ホームページもじっくり拝見しました。

 

 とても沢山の情報を、それも無料で公開して下さっている

 

 その内容は、どのページもとても濃くて、

 

 それに、子育てだけじゃない事に感激しました。

 

 


 「お母さんになる為の・・・」というタイトルにも納得。

 

 子育ての・・・ではなく、お母さんに向けられたものなんだ、

 

 と、とてもうれしくなりました。

 

 ( 中 略 )

 

 

 私の最も大きな問題は怒りが治まらない事でした。

 

 自分をコントロールできなくなってしまうんです。

 

 


 でも、もしかしたらパピーさんなら変えて下さる!

 

 そう思って、入会させて頂きました。

 

 パピーさんからも直接メールを頂いて、

 

 「イライラのメカニズム」の話しも聞きました。

 

 


 本を読んでも、ホームページを見ても、メルマガを読んでも、

 

 パピーさんからの頂いたメールを拝見しても、

 

 その時は「そうだな~♪」ってすごく理解できて、

 

 又、穏やかになれるんです。

 

 


 でも私は、子供に泣かれると、それもなかなか泣きやまないと、

 

 やっぱりイライラして、我慢できなくなってしまうんです。

 

 挙句の果ては叩いてしまいます。実は先ほども叩いてしまいました。

 

 眠った子供の顔を見て、申し訳ないと涙がでます。

 

 自分のふがいなさにほとほと嫌気がさして、

 

 消えてしまいたい気持ちになってしまいます。

 

 


 せっかくの目標も水の泡。やっぱり私はダメなんです。

 

 親に愛情を掛けられて育っていない私には、

 

 子供に愛情を掛けることができないのでしょうか?

 

 私には、母性が欠落しているのでしょうか?

 

 こんな私は、子供と生活しない方がいいような気がするのです。

 

 


 すみません。

 

 聞いてもらえる人がいないので、パピーさんに送ってしまいました。

 

 私の気持ちをこうやって文章にしたら、少し落ち着きました。

 

 パピーさんには、ご迷惑だと思いますが、

 

 読んで下さってありがとうございます。

 

 


 少しずつですよね。焦っちゃだめですよね。

 

 パピーさんの声が聞こえてきそうです。

 

 又、明日から、・・・頑張ります。

 


                         matu

 


ココまで・・・

 


 私はこのメールを読んで、ちょっと気になった事がありました。

 


 それは、

 

 > 子供に泣かれると、それもなかなか泣きやまないと、

 

 > やっぱりイライラして、我慢できなくなってしまうんです。

 

 という一文です。

 

 


 matuさんは、勉強もされて、努力もされている。

 

 今までも、改善されてきた事もあったし、

 

 子供さんの変化もご報告頂いていたのでした。

 

 


 せっかく成果が出ている時に、たった一つの問題で、

 

 積み上げたレンガを崩してほしくない、

 

 なので、私はこんな風にお返事しました。

 

 

ココから・・・

 

 

 matuさん、こんにちは。パピーいしがみです。

 

 

 メール、拝見しました。

 

 ちょっと暗礁に乗り上げちゃいましたか?

 

 かなり凹んでいるようですね(^^)

 

 


 matuさんは、このように言われていましたね。

 

 > 私の最も大きな問題は怒りが治まらない事でした。

 

 > 自分をコントロールできなくなってしまうんです。

 

 


 今までも、この問題を解決しようと努力なさってきましたし、

 

 なかなか治らないご自分を改めて感じた時に、

 

 落胆してしまって、ご自分を責めたくなるのは分かります。

 

 が、matuさんは、今までも、実績を出してきていますよ(^^)

 

 


 私にご報告下さったメールも、ありましたよね。

 

 matuさんは頑張っていますよ。ちゃんと階段を上っています。

 

 

 > 親に愛情を掛けられて育っていない私には、

 

 > 子供に愛情を掛けることができないのでしょうか?

 

 > 私には、母性が欠落しているのでしょうか?

 

 > こんな私は、子供と生活しない方がいいような気がするのです。

 

 


 ともありましたが、母性のない人が、

 

 愛情を掛けることができない人が、

 

 子供の寝顔を見て

 

 「申し訳なくて涙が出る」というお気持ちを抱くでしょうか?

 

 


 いいえ、反対ですよね。

 

 愛情の温かさを知っているから、母性をお持ちだからこそ、

 

 与えてあげたい、という気持ちが強いからこそ、

 

 なかなかそれができないご自分にご立腹されて、

 

 又、情けなくもなるのだと思います。

 

 


 matuさんには、母性も、愛情もあふれるほどある、

 

 って事なんですよ!(^^)

 

 それで、私が今回メールを差し上げたいと思ったのは、

 

 このお話をしたかったからです。

 

 


 matuさんから頂いたメールに、こうありましたね。

 

 > 子供に泣かれると、それもなかなか泣きやまないと、

 

 > やっぱりイライラして、我慢できなくなってしまうんです。

 

 


 これを見て、ちょっと思ったのですが、

 

 母親にとって子供の泣き声は、気になるように作られています。

 

 それは、子供が泣いて親に要求を伝えるのですから、

 

 その声が心地よかったりしたらおかしいのですね。

 

 


 お母さんにとって「何事か?」と思ってすぐに近寄れる。

 

 子供の泣き声ってその位、大きく強く、又、

 

 言い方を変えると「騒がしく、気に障る」ように作られています。

 

 


 救急車や消防自動車のサイレンもそうですよね。

 

 車の運転をしていてあの音を聞くと、

 

 「あ、何かあったんだ、道を空けなきゃ」ってすぐに察知します。

 

 又、一般車両がそうするように、あれだけの音量なんですね。

 

 


 もし、狭い部屋で救急車が消防自動車が

 

 サイレンを鳴らしていたらどうでしょう?

 

 やっぱりイライラするはずです。

 

 「うるさい!いい加減にしろ!」って思うはずなんですね。

 

 


 そこで、ちょっと思ったんです。

 

 matuさんのお子さん、泣き声が大きくないですか?

 

 そして、matuさんにとって、その泣き声が、

 

 ご近所への迷惑、ご主人からの叱責などの心配があるのかも・・・?

 

 と。

 

 

 それで、もし、そうだとしたら、試してほしい事があるんです。 

 

 

 それは「耳栓」です。

 

 ドラッグストアに行って下さると、いろいろな耳栓があります。

 

 その中で、低反発のスポンジを使ったものが有ると思います。

 

 たぶん500円ぐらいだと思いますが、

 

 ギュっと押すと最初は凹んで、緩やかに元の大きさに戻ります。

 

 


 その耳栓をできるだけ細くして耳に入れ、ほんの数秒待って下さると、

 

 その耳栓が膨らんで耳の穴にぴったりフィットします。

 

 すると、騒音がかなりの率でシャットアウトできるんです。

 

 


 ですが、完全に外部の音が消えるわけではなく、

 

 小さくなるだけですので、必要な音は聞こえます。

 

 全体的に音量が小さくなるんですね。

 

 


 これを、子供達が泣きだしたり癇癪を起したとき、

 

 まだ、ご自分が冷静な時に、すっと耳に入れてみて下さい。

 

 怒り心頭に達するまでの時間を比較してみてください。

 

 たぶん、かなり「イライラ」が軽減されて、

 

 一緒に「ガミガミ」までの時間が長くなると思うのです。

 

 


 「なんだ耳栓か?」と思うかもしれませんが、

 

 一度お試しくださいますか?

 

 私は、もしかして功を奏するのでは?って思うのです。

 

 

ココまで・・・

 


 このメルマガをお読みのあなたも、

 

 「はぁ?耳栓?」と思うかもしれません。

 

 ですが、この耳栓、バカにできないんですよ♪

 

 さて、その後、matuさんから頂いたメールにはこうありました。

 

 


ココから・・・・

 

 

 パピーさん、こんにちは。matuです。

 

 先日は、温かいお返事、ありがとうございます。

 

 

 > matuさんは、今までも、実績を出してきていますよ(^^)

 

 

 > 母性のない人が、愛情を掛けることができない人が、

 

 > 子供の寝顔を見て「申し訳なくて涙が出る」

 

 > というお気持ちを持つでしょうか?

 

 

 > いいえ、反対ですよね。

 

 > 愛情の温かさを知っているから、母性をお持ちだからこそ、

 

 > 与えてあげたい、という気持ちが強いからこそ、

 

 > なかなかそれができないご自分にご立腹されて、

 

 > 又、情けなくもなるのだと思います。

 

 

 > matuさんには、母性も、愛情もあふれるほどある、

 

 > って事なんですよ!(^^)

 

 

 というメール。有り難くて泣いてしまいました。

 

 とてもとてもうれしかったです。

 

 


 私はあまり「認めてもらえる」という事が今まで無かったので、

 

 こうやってパピーさんにお返事をもらえて味わった気持ち。

 

 心の底から温かくなるような、安心できるような、

 

 何でしょう・・・「包まれる思い」です。

 

 生まれて初めてでした。(包むってこういう感じなんですね)

 

 


 素直に「もう一度♪・・・頑張ろう!」

 

 という気持ちにもなりました。ありがとうございます。

 

 


 そして「耳栓」のお話しありがとうございます。

 

 実は「なんだ耳栓か?」という気持ち。

 

 少し持っていました。すみません。

 

 でも、実際にやってみると驚きでした。

 

 


 私は、とても落ち着かない家で育ちました。

 

 同居をしていた私の祖父や祖母(父の両親)が

 

 とても気難しい人でしたので、母がいつもピリピリしていて、

 

 事細かく注意されて育ちました。

 

 


 特に音についてはうるさくて、

 

 トイレを締める音、ふすまを締める音、廊下を歩く音。

 

 茶碗を置く音、テレビの音量、話す音量・・・。

 

 本当に細かく指摘されたり怒られました。

 

 


 「静かにして、あなた達がうるさいと、私が怒られるんだから」

 

 母は、それが口癖でした。

 

 私達は、いつもひっそりと肩をすくめるように生活していました。

 

 声を出して笑う事もなく、ちょっとでも大声を出すと、

 

 母が呼ばれ、小言を言われるのです。

 

 


 うんざりした顔をして、祖父達の部屋に行く母の顔。

 

 今でも思い浮かびます。

 

 今までそんな遠い過去の事を忘れていましたが、

 

 パピーさんから頂いたメールで思い出しました。

 

 確かに私は音に対して、過敏に反応していたと思います。

 

 


 そして耳栓!試してみました。

 

 最初はただ押しこむだけでは入らなくて、

 

 どうやって使うんだろう?って思ったのですが、

 

 ゆっくり元の形に戻るスポンジなので、

 

 一度、周りをつぶして、細長く形を作って、

 

 そっと耳の穴に入れると、ジワ~って広がって

 

 大きくなって、ぴったりとふさがれる感覚が分かりました。

 

 


 そうしたら、本当に雑音がピタッと無くなるのですね。

 

 外の自動車の音もテレビの音も、工事現場の音も消えました。

 

 もちろん全く音が消えてしまうと返って危険なのでしょう。

 

 完全に消えるのではなく、全体の音量が1/10ぐらいに

 

 抑えられるようです。

 

 

 このあたりも考えられているのだと思います。

 

 「これ、すごい!!」って思いました。

 

 


 使い方に慣れてから、いよいよ試す時が来ました。

 

 パピーさんに「NOの徹底」が必要と言われていた事。

 

 もう一度、試してみよう!と思いました。

 

 


 子供は自分の要求が通らず癇癪を起し始めました。

 

 「あれもしたくない、これもしたくない」

 

 手当たり次第に投げ出して、暴れています。

 

 いつもなら、この時に私のイライラスイッチが入っています。

 

 


 ですが、今回はまだ冷静な内に、すっと耳栓を耳にいれました。

 

 すると、音が「サ~ッ」と消えて、

 

 無音の中で子供だけが、大の字になって暴れています。

 

 それを見て、思わず笑ってしまいました。

 

 実際の目の前で起きている事のボリュームを絞ったようでした。

 

 まるでテレビを見ているように、私はとても冷静なんです。

 

 


 そんな私、今までいませんでした。

 

 だから、なんかとっても嬉しくて、思わず笑っちゃったんです。

 

 


 「これなら、子供がいくら泣いても大丈夫」

 

 「どうぞ、思いっきり泣いてちょうだい」って、

 

 泣き叫ぶ子供を見ながら、私は座り、にこにこと見ていました。

 

 すると、面白い事に気が付きました。

 

 子供は、時々私を見るんです。

 

 泣きながら、私の様子を見ているんですね。

 

 


 パピーさんが

 

 「子供は自分の願いを叶えるために、成功したやり方を何度も繰り返す」

 

 と言われている意味が分かりました。

 

 子供は「これだけ泣いたらどうだろう」って、

 

 親の様子を観察していました。

 

 


 それを見て、ますます「よ~し、負けないぞ~♪」って

 

 意識する事ができました。

 

 騒音がないので、自分が冷静でいられるんですね(^^)

 

 


 徐々に息子はおとなしくなってきて、

 

 「あ、今がチャンス」と思った時に、抱きしめました。

 

 そして言いました。

 

 「自分でちゃんと落ち着けたね。偉かったね」って。

 

 


 実は、パピーさんに教えて頂いた

 

 「NO!の徹底」を最後までできたのは初めてだったのです。

 

 


 落ち着いた息子。落ち着いている私。

 

 癇癪を起しても褒められた息子。

 

 その後の息子はとても穏やかで、いつもと全然違っていました。

 

 「じゃあ、すぐにご飯にしようね」と言ったら、

 

 「僕も手伝いたい」と言いだして、

 

 二人で楽しくコロッケを作りました。

 

 


 その夕食は、本当においしそうにコロッケを食べ、

 

 主人にも「僕が作ったんだ」と嬉しそうに報告をして、

 

 お風呂にもすぐに入って、その後すぐに眠りました。

 

 主人は「今日はいつもと全然違うな」と驚いていましたが、

 

 


 「NO!の徹底」の効果と、

 

 教えて頂いた耳栓の話しを聞いて欲しくて、

 

 主人に夢中で「こんなことがあったんだよ」って、

 

 夜が更けるまで夢中で話をしました。

 

 


 この一件があってからも、癇癪は時々ありますが、

 

 落ち着くまでの時間は、パピーさんが仰るように、

 

 どんどん短くなっています。

 

 もちろん、耳栓はいつでも力を貸してくれます。

 

 「たかが耳栓、されど耳栓」ですね。

 

 


 そしてやっぱりパピーさんはすごいです。

 

 「NO!の徹底」もこれほどだとは・・・。感動です。

 

 今は耳栓の力を借りていますが、

 

 これがなくても自分の気持ちを抑えられるように!

 

 それが当面の私の目標です。(まだしばらく先ですが・笑)

 

 


 でも、パピーさんは発想が柔軟ですね~。

 

 耳栓なんて思いもつきませんでした。

 

 これからも頼りにさせていただきます。

 

 又、困ったことがあったら、ご相談させてくださいませ。

 

 

 長いメールでお疲れになった事と思います。

 

 お読みくださって、ありがとうございました。

 


                         matu

 

ココまで・・・

 


 matuさん、ご報告、ありがとうございました。

 

 メルマガ掲載のご許可もありがとうございます。

 

 なんにしてもmatuさんの明るい声が聞けたようで、

 

 それが一番、嬉しいです♪

 

 


 > でも、パピーさんは発想が柔軟ですね~。

 

 > 耳栓なんて思いもつきませんでした。

 

 

 とありましたが、これはたまたま発見したんです(笑)

 

 どうしても取らなくてはならない(ちょと難しい)資格があって、

 

 それを勉強している時に「耳栓」をやったらどうだろう?

 

 って思ったのですね。

 

 


 それで試したら・・・・これが予想以上の効果があって、

 

 外部からの余計な音が無くなるので、

 

 気が散ることが極端に減ったのです。

 

 当然、効率は上がり、集中もでき、

 

 それ以後の試験勉強はとても進んで見事合格したのでした。

 

 


 私の子供たちにも耳栓を教えて、

 

 (今は使っているかどうかわかりませんが)

 

 「これいい~♪集中できる!!」って言っていました。

 

 


 もちろんすべての人のイライラを解消できるとは思いませんし、

 

 万能ではないと思いますが、

 

 「NOの徹底」をする時など、どうしても

 

 一旦は子供に癇癪を起させて思いっきり泣かせる、

 

 という作業が必要なので、この耳栓などは、

 

 その時のアイテムとしてはぴったりかもしれません。

 

 

 でもでも・・・

 

 

 > 実は、パピーさんに教えて頂いた

 

 > 「NO!の徹底」を最後までできたのは初めてだったのです。

 

 


 > 落ち着いた息子。落ち着いている私。

 

 > 癇癪を起しても褒められた息子。

 

 > その後の息子はとても穏やかで、いつもと全然違っていました。

 

 > 「じゃあ、すぐにご飯にしようね」と言ったら、

 

 > 「僕も手伝いたい」と言いだして、

 

 > 二人で楽しくコロッケを作りました。

 

 


 > その夕食は、本当においしそうにコロッケもキャベツも食べ、

 

 > 主人にも「僕が作ったんだ」と嬉しそうに報告をして、

 

 > お風呂にもすぐに入って、その後すぐに眠りました。

 

 > 主人は「今日はいつもと全然違うな」と驚いていました・・・。

 

 


 > この一件があってからも、癇癪は時々ありますが、

 

 > 落ち着くまでの時間は、パピーさんが仰るように、

 

 > どんどん短くなっています。

 

 


 とありましたね。

 

 「NO!の徹底」の初成功。おめでとうございます。

 

 その後のお子さんとのやり取りを拝見して、

 

 matuさんの「私には、母性が欠落しているのでしょうか?」

 

 とあった、お悩みも解消されたように思えますし、

 

 息子さんも「自分で」落ち着ける方向に向かっているようです。

 

 


 とても「いいかんじ♪」ですね(^^)

 

 私も「お力になれたかな~」とホッとしています♪

 

 これからも、この調子でお続け下さいね♪

 

 メール、ありがとうございました(^^)

 

 


 

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心の傷

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 パピーいしがみです。

 

 

 今日は、Wさんのご紹介をさせて頂こうと思っています。

 

 

 

 今日、このメルマガを書くにあたって、

 

 その当時のメールのやり取りを読んでいたのですが、

 

 その一つ一つをご紹介したいぐらい、

 

 お母さんの意識でこんなに変わるんだな~、と、

 

 感慨を新たにしています。

 

 

 まずは、最初に頂いた内容について、ご紹介しますね。 

 


ここから・・・

 

 

 私は4年生と1年生の2人の男の子の母親です。

 

 上の子なんですが・・・3年生の2学期から荒れてしまいました。

 

 原因は小さい事の積み重ねだと思ってます。

 

 


 とどめが、当時の担任で

 

 兄が笛を3日間学校に持って行くのを忘れてしまい、

 

 3日目に先生が、

 

 「このクラスの仲間になりたくないの?帰りなさい」

 

 と言ったのです。

 

 


 それから兄は、学校へ行きたがらず、

 

 先生に対して暴言を吐くようになりました。

 

 朝、逃走したり、学校から脱走したり・・・。

 

 保健室へ行く事が多くなり授業は殆ど受けてない状態でした。

 

 


 挙げ句の果てに、学校から発達障害では?検査を受けてみて下さい。

 

 とも言われ、3年の春休み前に受ける事を決意。

 

 結果、年齢相応の子供でした。

 

 その時、私は“この子は心の傷を負っている”と確信しました。

 

 本人も「4年生になったらちゃんとする」と言ってました。

 

 


 4年生になり、担任も変わりました。

 

 「ちゃんとする」とは言ってましたが、

 

 3年生で逃げると言う事を知ってしまったので

 

 スイッチが簡単に切り替えるとも思えず様子を見てました。

 

 


 保健室に居る事が今は無いそうです。

 

 居ても10分~15分で自分の意思で教室に戻るそうです。

 

 私の中で第一歩だと思いました。

 

 

 教室に居る事が多くなりましたが更なる試練が・・・、 

 

 

 授業を受けてくれず、教室の中を歩くようになったのです。

 

 歩くだけなら未だしも、他の子にちょっかいをだしたり、

 

 授業妨害をしているらしいです。

 

 椅子に座って授業を受ける事が出来ないらしいです。

 

 


 3年の2学期から受けてなければ、学習について行けないし、

 

 逃げる事を覚えてしまっているし・・・。

 

 検査を受けた「特別支援センター」と言う所へ電話をして、

 

 「授業風景を見て下さい」と頼みました。

 

 


 そちらへ行き話しを聞きに行ったら、

 

 「まず、心療科か精神科へ」

 

 「それと通えれば、週に1度こちらへ」と言われました。

 

 ショックでした。闇の中をさまよってる感じです。

 

 


 家に居る時は、多分、普通の男の子だと思います。

 

 弟とケンカして泣かせたり、

 

 やんちゃだけど不器用ながら優しい言葉を掛けてくれたり。

 

 勿論、言う事は中々、聞いて貰えない事が多々ありますけど^_^;

 

 


 家での事であれば、なんとかなりそうですが、

 

 学校での事なので、どうしたらいいのか分からず・・・

 

 日々、頭を抱えてます。

 

 


 『どうしたら授業を受けてくれるのか』

 

 その答えを出せずにいます。兄も苦しいと思います。

 

 助けられる術があるなら兄を助けたいと思ってます。

 

 手遅れでしょうか?

 

 

ここまで・・・

 

 

 このようなメールでした。

 

 かなり、デリケートなご相談でもありましたし、

 

 私自身も、しっかり現状把握をしたいので、

 

 何度かメールでやり取りをして、

 

 そこに関連するだろうと思われる内容を聞きながら、

 

 (いつものやり方ですが)私なりに状況を把握していましたら、

 

 ふと思ったことがありました。

 

 


 それは、学校内だけの問題ではないかもしれないな?

 

 という事でした。

 

 


 もちろん、最後の砦を崩してしまったのは、先生の

 

 >「このクラスの仲間になりたくないの?帰りなさい」

 

 だと思うのですが、そこまでにも少しずつ、

 

 自分自身の存在価値を低下させてしまう事があったようです。

 

 


 なので、このようにお返事をしたのです。

 

 

ここから・・・

 

 

 Wさん、こんにちは。パピーいしがみです。

 

 メール、拝見しました。ありがとうございます。

 

 だいたい、分かりました。

 

 やっぱり息子さん、自分の存在に自信がないんですよ。

 

 


 学校が嫌いとか、云々ではなく、自尊心が育ってくれば、

 

 いろんな問題が解決してくると思いますよ。

 

 それには、この子の「存在」を認めてあげる、

 

 良いところを“積極的に探して褒めて”あげて欲しいんです。

 

 

 例えば、

 

 

 > 学校から帰ってくると、すぐ遊びに出掛けて行きます。

 

 > 「5:30に帰ってきてね」

 

 > と言ってるので、多少遅れる事もありますが、

 

 > 5:30めがけて帰って来ます。

 

 

 これなんか、もう賞賛に値することですが、

 

 褒めてくださっていますか?

 

 

 「5:30分帰宅、という親との決まりを守ろう!」と

 

 必死で全力で帰って来るのだと思うのです。

 

 そうしたら、満面の笑みで、

 

 「あなたは、時間を守る子だね。すごいね、立派だよ!!」

 

 って言ってあげたりすることができますよね。

 

 


 2人で仲良く遊んでくれているのなら、

 

 「お兄ちゃん、いつも○○君を見てくれてありがとうね」

 

 「お母さん、助かるな」

 

 って言うことができますよね。

 

 

 又、

 

 > 最初はいいのですが、最後はケンカになります。

 

 > でも、昔だったら、俺は悪くない。

 

 > と折れない兄ですが最近なぜか、折れてます。

 

 > なのでケンカにならない程度のケンカで終わる事が多いかな。

 

 > 弟の要求を受け入れる姿もあります。

 

 


 だとしたら、

 


 「昔は自分の意見ばっかり言っていたけど、

 

  今はちゃんと弟を受け入れてくれて、さすが♪お兄ちゃんだよね」

 

 なんていう事もできます。

 

 


 「叱らない」のが良いのではないんです。

 

 叱っても“その倍・褒めてあげる”をしてほしいんです。

 

 そうすると「自分の存在価値」はちゃんと感じることができます。

 

 


 息子さんの言葉にこうありましたね。

 

 > 「ママは俺の事嫌いだから、そう言うこと言うんだ。」

 

 これは、お母さんが自分を好きか嫌いか?を確認しているのではなく、

 

 「そう投げかけたらなんと返ってくるかな?」

 

 って(息子さんが)チェックしているんです。

 

 


 言い方を変えると「本当は俺の事、嫌いなのかも?」

 

 という不安を感じている、って事でもあるんですね。

 

 


 そこで、どうでしょう?Wさん、せっかく勉強を始めたのですから、

 

 その子の自尊心を高める言葉を探し、

 

 使えるように練習してみませんか?

 

 

 多分、子供の不安を取り除き、

 

 (僕はココにいて良いんだ!という気持ち)

 

 を認識させてあげることが出来れば、

 

 改善していくと思いますよ。(^^)

 

 

ここまで・・・

 

 

 ここからWさんのがんばりが始まりました。

 

 こんな風にです(^^)

 

 

ここから・・・

 

 

 こんばんは。

 

 以前、長男が授業を受けない。で、相談させてもらいました。

 

 で、途中報告になります・・・。

 

 


 パピーさんに『自尊心の低下』を指摘され、

 

 以前より褒め所を探す毎日です。

 

 探して分かった事があって・・・、

 

 “私が子供の行動をよく見る”ようになりました。

 

 前は見てるつもり。だったと反省。

 

 


 褒めるハードルを低く、低く設定したら、褒め所満載!(^^)

 

 些細な事も褒め、褒めタイミングを逃したら寝る前に、

 

 「あの時~ありがとう」とか「偉かった!」とか、

 

 「助かった」と1言加えてます。

 

 


 長男の変わり様が目に見えて変わってきました。

 

 


 先日、次男の宿題(引き算)を見てたら、

 

 教えても解らなくて、私と次男がイライラし始めたので、

 

 「8コみかんがあります。3コ○○(兄)が食べちゃった!

 

 じゃ、□□(弟)は何個食べれる?」

 

 と言う様な教え方にしたら、ゲームしてた兄がいきなり、

 

 


 「その教え方いいね。楽しそうだもん。」と言ってくれました。

 

 私はびっくりです。

 

 同時に“私も褒めてもらった!?”って、凄い嬉しかったです。

 

 これが最近の嬉しい事です(^^)

 

 


 まだ授業は受けたり受けなかったりですが・・・。

 

 今、私が子供達に出来る事、パピーさんに言われた、

 

 自信をつける言葉を褒めながら探してます。

 

 

ここまで・・・

 

 

 この時は、まだまだスタートしたばかり。

 

 でも、Wさんの「自信をつける言葉を褒めながら探してます」は、

 

 今後もずっとご継続くださいます。

 

 その内容や息子さんの変化など、とても興味深いのですが、

 

 ちょっと今回だけでは紹介できそうもありません。

 

 

 なので、次回にもう一度、ご紹介させてくださいね。

 

 

 でも、今回のメールでも、

 

 参考になりそうなところがありました。

 

 

 > パピーさんに『自尊心の低下』を指摘され、

 

 > 以前より褒め所を探す毎日です。

 

 > 探して分かった事があって・・・、

 

 > “私が子供の行動をよく見る”ようになりました。

 

 > 前は見てるつもり。だったと反省。

 

 


 「私が・・・子供の行動を“よく見る”ようになった。」

 

 は~い、これは、とっても重要ですよね♪

 

 


 「探そう!」という意識があれば、より「見る」事が増えるはずです。

 

 そしてね。子供の方からすると

 

 「あ、お母さん、今、僕の事を見てくれているな」

 

 って分かるんです。感じるんです。

 

 


 もし、私たちだったらどうでしょう?

 

 「あ、ちゃんと見てくれてる」と感じたら嬉しくなりますよね。

 

 


 そして、もうひとつ。

 


 > 些細な事も褒め、褒めタイミングを逃したら寝る前に、

 

 > 「あの時~ありがとう」とか「偉かった!」とか、

 

 > 「助かった」と1言加えてます。

 

 

 とありましたね。

 

 私たちも「あの時、褒めてあげればよかったな」

 

 って思う事ってありますよね?

 

 

 リアルタイムに、ピンポイントで「バシッ」て褒めてあげる。

 

 もちろん、それが一番なのですが、

 

 もし、できなかったりした時に、

 

 「そうそう、そういえば、あの時こんな風にしてくれて、ありがとう」

 

 「おかげで助かったよ♪」なんて言ってもらったら、

 

 「お母さん、ホントよく見てくれてるな~」って思いますよね♪

 

 “寝る前に”というのもポイント高い♪デス。

 

 


 “一言加える”とっても上手だと思いますよ~(^^)

 

 


 その甲斐があったのでしょう。

 

 早くも変化の兆しが表れてきたようです(^^)

 

 

 > 長男の変わり様が目に見えて変わってきました。

 

 

 とありました。嬉しいな~♪

 

 それでは、その後の事については、又次回、ご紹介させて頂きますね。

 

 お楽しみに~(^^)v 

 

 

 

 

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 パピーいしがみです。

 


 今日は、前回の続きでしたね。

 

 

 前回までのお話しですが、Wさんの息子さん(3年生)は、

 

 先生の言葉

 

 「このクラスの仲間になりたくないの?帰りなさい」がきっかけで、

 

 学校に行くのを嫌がり、先生に暴言を吐く、

 

 朝、逃走したり、学校から脱走したり・・・。

 

 保健室へ行くことが増え、授業もほとんど受けられない・・・

 

 と言う状態になったのでした。

 

 


 4年生になって、担任が変わり、保健室にいつまでもいる、

 

 という事は改善されたものの、教室にいても、

 

 授業を受けられず、教室の中をうろうろ・・・。

 

 歩くだけならまだしも、他の子にちょっかいを出したり、

 

 授業妨害をする・・・

 

 


 という状況の中で、私は「自尊心を高めましょう」とお願いしました。

 

 

 Wさんは、本当に熱心に「褒める」事を探し、伝え・・・

 

 頑張ってくださいました。

 

 そして、少しずつ、その成果が表れてきた・・・

 

 という所までを、前回、お話ししたのでした。

 

 

 詳しくは、下記をお読み下さい。

 

 http://www.age18.jp/back549.html

 


 それでは、今日はその続きです。

 


ココから・・・

 


 こんにちはWです。

 

 

 去年の6月にメールをしたきりだったので途中経過?

 

 報告を聞いて下さい。。

 

 

 4年生になり担任も変わりました。

 

 3年生の時と同じ女性の方で少し心配しました。

 

 教頭先生が、この方は一所懸命な方で素晴らしい人です任せて下さい。

 

 と、4月に主人と私、校長先生教頭先生、担任とで、時間を持ち

 

 これからの事について話し合いをしました。

 

 


 そう言われても新しく他校から赴任してきた方だったので

 

 かなり不安でした。

 

 


 4年生になり・・・始業式の翌日、

 

 自らランドセルから宿題を出して宿題をしました。

 

 びっくりです!

 

 ・・・が、1週間で終了しました(T_T)

 

 


 やらなかった子が1週間でもやったのが、嬉しくて嬉しくて(>_<)

 

 褒めました。褒めまくりました。

 

 


 で、3年生の時から勝手に教室から出て

 

 保健室へ行ったりする事があって、

 

 ウチの子の他に何人か(同クラスや別クラスに)居たみたいで・・・

 

 4年生の副任として1人サポートしてくれる先生も増えました。

 

 


 1学期では、副任と半分過ごす事も多々あったみたいです。

 

 その先生の前では落ち着いて居たみたいで

 

 暴言を吐く事もなかったそうです。

 

 前みたく保健室へ行く事はなかったみたです。

 

 


 なので主人と私の第1の

 

 “保健室を卒業する”という目標が達成しました。

 

 

 夏休みは、ウチで出来る、私が出来る事をしよう!と思い、

 

 まずコミュニケーションを取る!と、主人の提案で

 

 遅れてる授業で最低限の算数と国語のドリル?

 

 みたいな1枚づつ切り取れるものを購入して

 

 夏休み帳とは別に毎日算数と国語を1枚づつやらせる事にしました。

 

 前もって心の準備をしてもらう為に兄にも「頑張ってやろうね!」

 

 と言いました。

 

 


 最初は「絶対ヤダ!」と言ってたけど、夏休みになると、渋々!?

 

 やり始めてくれました。途中、分からない所があると、

 

 解らない苛立ちがあり、暴言を吐く事もましたが、結果、

 

 すべて、夏休み帳も含めドリルも全て終わらせる事が出来ました(^^)

 

 兄は本当に頑張ったと思います!

 

 


 しかも「夏休み、誰かと遊んだら?」とか「引きこもりかな?」

 

 って心配するくらい、ずっと家で過ごしてました。

 

 回りに話すと「それだけ家が居心地が良かったんじゃない(^^)?」

 

 と言ってもらえて、少し嬉しかったです!

 

 


 今まで私とあれだけの一緒の時間を過ごす事がなかったから、

 

 お互い貴重な時間を過ごせたかな・・・?と思ってます。

 

 因みに弟は、学童へ預けてました。

 

 弟には可哀想な事をして良心が痛みますが・・・。

 

 

 


 兄と私にとって本当に2人の濃い時間でした。

 

 これと言って出掛けたりもしてないんですけどね(^_^;)

 

 2学期が始まり、なんとまた宿題を自らやるではありませんか!

 

 でも4月は1週間で終了だったのでいつまで・・・。と思ったら、

 

 なんと1ヶ月続きました(^^)

 

 


 1ヶ月しか続かなかったと言ってしまえばそれまでですが、

 

 1ヶ月続くなんて、またまたびっくり!

 

 しかも「やらなきゃいけないものでしょ。」

 

 と言う言葉も兄の口からきけました(ToT)

 

 


 先生達からも「どんな魔法の言葉をかけましたか?」と言われる位、

 

 落ち着いたみたいで本当に嬉しいです。

 

 思いあたると言えば、夏休み一緒に居た事?くらいしか・・・。

 

 


 3学期、宿題もなんとか終わらせようと頑張ってますが、

 

 終わったり終わらなかったりですが、

 

 兄なりのペースでやってます(^_^;)

 

 


 これは2学期からなんですが、教室から出てないそうです。

 

 授業も受けてるみたいです(^^)ただ私語はしてるみたいです。

 

 参観日に行ったら本当にイスに座ってました。

 

 当たり前の事なんですが嬉しいです。

 

 回りを見ると私語はみんな!?してます(^_^;)

 

 人並みになれたって事でしょうか?

 

 


 ウチの小学校は各学期末に90点以上合格のテストが有ります。

 

 (漢字&計算)90点以下は再テスト・・・。受かるまで受ける。

 

 授業を聞いて宿題をしてれば(2:8の法則?)

 

 90点は確実に取れるテストです。

 

 1・2学期すぐに合格できず(再テストを逃げたりもしてたので・・・)

 

 先生にお願いして夏冬休みに学校へ行き何度か受け合格でした。

 

 

 


 3学期も春休み覚悟してましたが学期内に全て合格したんですo(^-^)o

 

 奇跡です(ToT)誉めて喜んだのは言うまででもありません。

 

 これが兄の本当の姿だと思ってます!

 

 


 夏休み前、学校へ出向いたのが最後で、

 

 呼び出されてなし、電話もないんですo(^-^)o

 

 それだけ兄も落ち着いたと思ってます。

 

 4年生になってからの状況はこんなです(^^)

 

 


 担任の先生もいい所を引き出そうとしてくれてます。

 

 教頭先生が言ってた言葉が頭をよぎります。

 

 本当に裏表がない先生で、よく子供の事を見ててくれます。

 

 感謝でいっぱいです。

 

 

 

 兄が、学校へ行きたくない。とか、学校から脱走したり、

 

 授業を受けたくないから教室に居なかったりと暴言を吐いたりして、

 

 当時は闇の中を歩いてる感じで、

 

 どうしたらいいのか分からず死をも考えたりもしましたが、

 

 不謹慎かもしれないけど今は有り難いと思いました。

 

 


 荒れてたのは

 

 「もっと僕を見て!僕の話しを聞いて!僕を認めて・・・」と、

 

 兄なりのSOSだったと思います。

 

 暴言を吐いたりして

 

 回りの人達には不愉快な思いをさせてしまいましたが、

 

 内に閉じこもっていたら、

 

 “兄が私を必要にしてる事”が一生気付かないままでした。

 

 


 パピーさんと出会え、本当に良かったと思います。

 

 まだ自尊心を高める言葉は見つかって無いですが(^_^;)

 

 ゆっくり見つけて行こうと思ってます(^^)

 

 


 今日は終業式です。ここまで来るのは長かったですが、

 

 こんな晴々した気持ちでいれる日がくるとは思わなかったです。

 

 これからも兄弟をしっかり見つめて行きたいと思います。

 

 


 もっと聞いて欲しい事もありますが、今回はこの辺で・・・。

 

 長文で申し訳ないです。

 

 勉強の途中で私も子供も進化途中です。

 

 また、いつかメールさせて下さい。

 

 

 読んで下さって、ありがとうございました。

 

 

ココまで・・・

 

 

 いかがですか?すごいと思いませんか?

 

 私は、本当に感動しました。

 

 Wさん、本当によく頑張りましたよ。

 

 たった1週間しか宿題をやらなかった。

 

 でも、こうありましたよね。

 

 


 > やらなかった子が1週間でもやったのが、嬉しくて嬉しくて(>_<)

 

 > 褒めました。褒めまくりました。

 

 


 この時、「たった1週間しか続かないなんて!」って怒っていたら、

 

 今は無かったでしょうね。

 

 そしてその次は・・・1か月できるようになった。

 

 

 > 先生達からも、どんな魔法の言葉をかけましたか?と言われる位、

 

 > 落ち着いたみたいで本当に嬉しいです。

 

 とありましたね。この1か月の時も、

 

 たくさんたくさん喜んで、褒めてくださったと思います。

 

 

 なので、私はこんな風にお返事しました。

 

 

ココから・・・

 

 

 Wさん、おはようございます。パピーいしがみです。

 

 メール、ありがとうございました。

 

 お兄ちゃん、ずいぶんと落ち着いてくれたんですね~♪

 

 お兄ちゃんもがんばってくれたけど、Wさんも本当に頑張りましたよ♪

 

 特に、お便りを見て、ああ~、素晴らしいな~と思ったのはここです。

 

 


 > 4年生になり…始業式の翌日、

 

 > 自らランドセルから宿題を出して宿題をしました。

 

 > びっくりです!が、1週間で終了しました(T_T)

 

 > やらなかった子が1週間でもやったのが、

 

 > 嬉しくて嬉しくて(>_<)褒めました。褒めまくりました。

 

 

 たった1週間でも“自分で”やった事がすばらしい!!

 

 そしてそれを褒めてくださったWさんが素晴らしいです。

 

 

 多くの方は、こういう時、

 

 「やっと始めたと思ったら、

 

   たった1週間でやめてしまってがっかり・・・」

 

 と言う方が多いのです。

 

 でも、もし、それをやってしまったとしたら、今はなかったでしょう。

 

 


 それから・・・その後に起きた、同様の事。

 

 

 > 2学期が始まり、なんとまた宿題を自らやるではありませんか!

 

 > でも4月は1週間で終了だったのでいつまで・・・。

 

 > と思ったら、なんと1ヶ月続きました(^^)

 

 

 > 1ヶ月しか続かなかったと言ってしまえばそれまでですが、

 

 > 1ヶ月続くなんて、またまたびっくり!

 

 > しかも、やらなきゃいけないものでしょ。

 

 > と言う言葉も兄の口からきけました(ToT)

 

 


 この時もきっと、褒めてくださったのでしょう。

 

 同じように、もしこの時、

 

 「たった1ヶ月か」と言ったら、それで終わったでしょうね。

 

 


 Wさんの変化やがんばり、それが継続されていることで、

 

 お兄ちゃんも心を開き始めた、って感じですね。

 

 お母さんと一緒にいる時間を充分にとったことで、

 

 心から「安心」できるようになっていったんだと思います。

 

 


 > これは2学期からなんですが、教室から出てないそうです。

 

 > 授業も受けてるみたいです(^^)ただ私語はしてるみたいです。

 

 > 参観日に行ったら本当にイスに座ってました。

 

 > 当たり前の事なんですが嬉しいです。

 

 


 はい、これは本当にすごいと思いますよ。

 

 私もとてもうれしく思います。

 

 


 > まだ自尊心を高める言葉は見つかって無いですが(^_^;)

 

 > ゆっくり見つけて行こうと思ってます(^^)

 

 

 とありましたが、言葉が見つからなくても、

 

 雰囲気はちゃんと伝わっていますよ。

 

 「あなたの事が大切よ」「そんなあなたが大好きよ」

 

 それさえ子供に伝わっていれば充分です♪

 

 


 でも、これからもずっと子供さんを見続けてくださいね。

 

 時々振り返ると思いますので、その時には、

 

 目が合い、笑顔を送れるように・・・

 

 

 > もっと聞いて欲しい事もありますが、今回はこの辺で・・・。

 

 

 はい、是非、又、ご報告ください♪

 

 楽しみに待っています。

 


ココまで・・・

 

 

 そうしたら、こんなお返事が・・・

 


ココから・・・

 

 

 こんにちは。

 

 パピーさんのご返信、いつも嬉しく、有り難く思いますm(__)m

 

 先日の返信ですが・・・

 

 

 “振り返る時があり、その時は笑顔で~”と有りましたよね。

 

 拝読した時、びっくりしました。

 

 

 それは、やはり夏休みあたりからだと思うのですが、

 

 TVを見てる時、長男がTVの内容で共感したり面白かったり、

 

 自分の中で何かしらの思いがあると必ず私を見ます。

 

 振り返るのです!

 

 


 TVに限らず、弟と遊んでたり、

 

 自分が面白い事を言ったりしてる時も私を見るのです!

 

 それは弟も気付いてたみたいで(ここ2~3ヶ月位かな?)

 

 「絶対、○○(兄)ってママを見るんだよ」って言いました。

 

 なので本当に兄と目が合うんですよねo(^-^)o

 

 


 その時は何かしら、相づちだったり返答だったりと、

 

 その時々にあった事を声かけしたりする様にしてます。

 

 因みに、弟にも同様にしてます(^^)

 

 まだまだ完璧ではないと思いますが・・・。

 

 


 ちゃんと居る?とか私の顔色を伺って・・・とか、

 

 そういうマイナスな感じではなく・・・

 

 なんて言っていいのか言葉が見つからないのですが・・・

 

 どっちかと言うとプラスな感じで見られてる?んですよね(^^)

 

 


 なのでパピーさんに、振り返る時が~。と言われた時には、

 

 「この事だ!」と本当にびっくりしたのです(^-^)

 

 


 まだまだ言動は乱暴な部分もありますが、

 

 イライラした時からの気持ちの切り替えが

 

 見違えるくらい早くなりました。

 

 ( 後 略 )

 


ココまで・・・

 

 

 頑張っている子や、お母さんとの関係が良くなってくると、

 

 「お母さん、僕、頑張っているよ!」という意思表示をします。

 

 又、お母さん、今、どんな顔をしてるかな?喜んでいるかな?

 

 って思います。

 

 それが「ちらっとお母さんを見る」行為になるんです。

 

 

 ですから「そういう時が有ると思いますので、その時は・・・」

 

 とお話ししたのですが、

 

 もうすでに、そういう状況になっているとのこと(^^)。

 

 読んでいて、本当にうれしくなりました。

 

 


 これは、子供さんが自発的に頑張っている、そして

 

 お母さんとの良い関係が築けているって証拠です♪

 

 


 > その時は何かしら、相づちだったり返答だったりと、

 

 > その時々にあった事を声かけしたりする様にしてます。

 

 > 因みに、弟にも同様にしてます(^^)

 

 

 とあったところを見て・・・、

 

 「あ、これなら大丈夫!」って感じました。

 

 

 Wさん、本当によく頑張りましたね。

 

 これから、きっと楽しい事が沢山おとずれるはずですよ♪

 

 又、ご報告下さいね。楽しみにしています。(^^)

 

 

 2週に渡ってしまいましたが、メルマガ紹介へのご許可も、

 

 ありがとうございました。

 

 

 

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結果とプロセス

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 パピーいしがみです。


 それでは早速、メールのご紹介です。


 ピードルさんから、こんなメールを頂きました。

 

 

ココから・・・

 

 

 パピーさん、こんにちは。ピードルです。

 

 このごろ、パピーさんから言われていた

 

 「方法じゃないですよ♪」がだんだんわかってきたので、

 

 その報告をさせてください。

 

 


 以前の私は子供が自分の用意したレールを走るように

 

 褒めていました。

 

 パピーさんの「認める」「褒める」「包む」も

 

 結局は、親の都合の良いように子供を導く為のもの、

 

 だと考えていたのです。

 

 

 (ですが、その時には、

 

  それが間違っている事すらも分かっていませんでした)

 

 

 ・・・注釈・・・

 

 

 ピードルさんからは約半年位前に、

 

 “子供をちゃんと褒め「あなたの事が好きよ」とも言っているのに、

 

  事あるごとに「お母さん、僕の事好き?」と聞くのはなぜでしょう?”

 

 というメールを頂いていました。

 

 


 いつも自信なげに、いちいち

 

 「お母さん、僕の事好き?」とか「これしていい?」

 

 「これ食べていい?」などとお母さんの許可を取ったり、

 

 顔色をうかがっていると言うのですね。

 

 


 いろいろと話を聞いてみると、ピードルさんの考え方に、

 

 「こんなにやってあげている」という気持ちがとても強い事が

 

 分かったのです。

 

 

 ・・・注釈・・・

 

 

 いくら「あなたの事が好きよ」と言っても、

 

 口で言っても態度がそうでなければ、

 

 子供は不信感を持つのは当たり前で、

 

 いつもいつも、子供は、

 

 「お母さんは、僕の事を好きって言ってるけど口先だけなんだ」

 

 と思っていたのでしょうね。

 

 


 なぜ、それを感じたか?と言いますと、パピーさんが

 

 “「これしていい?」「食べていい?」

 

  と聞いてきたら“もちろん”という気持ちを込めて、

 

  笑顔で「いいよ」と何度でも言って下さい”

 

 と教えてくださった、それを実行し続けていたからです。

 

 


 私は「そんな事いちいち聞くな!」って思っていたのですが、

 

 本当に「好き」だったらそうは思いませんものね。

 

 パピーさんは、

 

 “常に笑顔で「YES」という返事をしていれば、

 

  子供はあえて細かな事を聞かなくなるはずです”

 

 と言って下さって、やり続けていたのです。

 

 


 そうしたら不思議です。

 

 次第に、あれだけ神経質に「あれしていい?」

 

 「これしていい?」と聞いてきた細かな事を聞かなくなりました。

 

 


 「お母さん、僕の事好き?」という質問にも、

 

 今までは(はいはい、めんどくさいな~、好きって言ってるだろ?)

 

 と思いながら、投げやりに返事をしていましたが、

 

 そう聞かれた時には、しゃがんで目を見て(目線を同じにして)

 

 両手を握って「好きよ」と答えるようにしました。

 

 


 すると、子供はにっこり、安心した表情をするんです。


 


 その時に思ったんです。

 

 「この子はずっと不安だったんだ・・・」って。

 

 


 パピーさんにメールをした頃は、まだ、テキストも読み始めで、

 

 きっとパピーさんの伝えたい事が分かっていなかったと思います。

 

 


 テキストを読み進めていくうちに、自分のやっていたことが、

 

 「方法・テクニック」であり、パピーさんの伝えたいことが、

 

 もっと重要な基本の事かもしれない、と感じた時、

 

 「こりゃ、私の今までの考え方を変えなきゃいけないかも?」

 

 って思いました。

 

 


 私は、よく友人や主人にも言われていました。

 

 「ちょっとは周りの人の事も考えてよ(笑)」

 

 「ちょっと自己中(自己中心的)じゃないの~」って。

 

 


 私としては「しょうがないじゃない、B型だもん・・・」

 

 って笑って答えていましたが、

 

 「“しょうがない”じゃ済まされないぞ」

 

 と思うと一緒に、

 

 「せっかくの機会だから、長年の悩みを改善しよう♪」

 

 とも考えるようにしました。

 

 


 それからは、

 

 “子供は未熟で生まれてくる。手が掛って当たり前”

 

 (パピーさんの受け売りです)

 

 を紙に書いて冷蔵庫に貼ったりして、常に見るようにしました。

 

 


 又、どうやったら安心できるかな?と考えて、

 

 公園の遊具も一緒になって遊んだり、一緒に失敗したり。

 

 偶然できたり、できるようになった事を

 

 「すごい~♪」と一緒になって喜んだり、

 

 「やったね♪それじゃあ、お母さんも・・・」

 

 とチャレンジしたり・・・。

 

 


 実は、今まではそんな事をせず、

 

 公園でも、子供は子供で一人で遊ばせて、

 

 私は、井戸端会議で盛り上がっていたんです(反省)

 

 ですが、子供と一緒になって遊んだりしていて、

 

 気がついたことがありました。

 

 


 私は自然に、子供を「認め」「褒めて」いたのです。

 

 


 今までもやっていたはずだった「認め」「褒める」。

 

 でも、結果として全く同じ事の「認め」「褒める」なのに、

 

 そこまでのプロセスは全く違う。

 

 今までは、私の都合に合うように動かす為の行為。

 

 今は、結果として同じ「認め」「褒める」をしていても、

 

 そこにあるのは純粋な気持ちだったのです。

 

 


 そこで、分かったんです。

 

 自分は「自分の都合に子供を合わせようとしていたんだ」

 

 「パピーさんの言ってる事はこれだ!」って。

 

 (遅すぎますよね・笑)

 

 


 でも、それを気付いてからは、

 

 テキストの内容も、メルマガの内容も、

 

 とてもよく理解できるようになっている私がいます。

 

 パピーさんが、仰るように、この成功体験を主人にも・・・

 

 と思って、今まであまり仲良くなかったのですが、

 

 「ねぎらい」から始めてみました。

 

 


 いってらっしゃい。お帰りなさい。に付け加えて、

 

 「気をつけて」や「お疲れ様」「いつもありがとう」という言葉。

 

 そうしたら主人も少しずつ口数が増えてきて、

 

 「今日のお弁当、美味しかったよ」なんて、

 

 今まででは考えられない事を口にするようになってきました。

 

 


 パピーマジック・・・すごいです。。。。

 

 これからも勉強させていただきます(^^)

 

 


 ちなみに、息子の事ですが、

 

 あんなにおどおどしていた息子は、かなりたくましくなりました。

 

 自分の言いたい事も言えるようになってきていますし、

 

 (今、妊娠しているのですが)

 

 「僕、お兄ちゃんになるんだ!」って、とても誇らしげです。

 

 


 下の子が生まれたら生まれたで、

 

 きっとひと波乱、ふた波乱あると思いますが、

 

 その時は是非、又、相談に乗ってください(^^) 

 

 


 以前は、子供なんてめんどくさい、育児なんて苦痛だ!

 

 と思っていましたが、今は、育児って面白い、楽しい!

 

 って感じています。

 

 そう思わせてくださったパピーさんには、本当に感謝しています。

 

 ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

 

 

ココまで・・・

 

 

 ピードルさん、メール、ありがとうございます。

 

 

 こんな言葉がありましたね。

 


 > 子供と一緒になって遊んだりしていて、

 

 > 気がついたことがありました。

 

 

 > 私は自然に子供を「認め」「褒めて」いたのです。

 

 

 > 今までもやっていたはずだった「認め」「褒める」。

 

 > でも、結果として全く同じ事の「認め」「褒める」なのに、

 

 > そこまでのプロセスは全く違う。

 

 > 今までは、私の都合に合うように動かす為の行為。

 

 > 今は、結果として「認め」「褒める」をしていて、

 

 > そこにあるのは純粋な気持ちだったのです。

 

 


 > そこで、分かったんです。

 

 > 自分は「自分の都合に子供を合わせようとしていたんだ」

 

 > 「パピーさんの言ってる事はこれだ!」って。

 

 > (遅すぎますよね・笑)

 

 


 はい、それ!です(笑)

 

 でも、遅すぎる事なんてないんですよ。

 

 今、気付けたとしたら、きっと(同じ幼稚園の)

 

 どのお母さんよりも早いと思います♪

 

 


 それに、

 

 

 > でも、結果として全く同じ事の「認め」「褒める」なのに、

 

 > そこまでのプロセスは全く違う。

 

 


 この気付きは本当に素晴らしいと思います。

 

 結局、結果としてやっている事は「同じ」です。

 

 ところがそこまでのプロセスが違う。

 

 これは、本当にいいところに気がついたと思います。

 

 


 「テクニック」として「認める」「褒める」をする場合には、

 

 それ以後の変化(見返り)を期待しているわけです。

 

 でも、純粋に喜び「認め」「褒める」をされている時には、

 

 「認め」「褒める」をした時点で、終わっているんです。

 

 そこに見返りがないからこそ、その喜びが子供に伝わるんですね♪

 

 


 又、上手くいった今回の経験を、ご主人にやってみよう!

 

 とされた事は、とても良かったです。

 

 ご主人にも変化が有ったようですし(^-^)

 

 これからが楽しみです。

 

 


 そんな中で、私が一番嬉しかったのはココです。

 

 

 > 以前は、子供なんてめんどくさい、育児なんて苦痛だ!

 

 > と思っていましたが、今は、育児って面白い、楽しい!

 

 > って感じています。

 

 


 この言葉を聞くと、本当に「良かった~」って心から思います。

 

 是非、今の感じ、これからもお続け下さいね。

 

 きっとピードルさんの周りは笑顔で包まれますよ♪

 

 


 あ、ちなみに・・・

 

 私の周りのB型の人は、自己中の人は少ないかもしれません。

 

 私の中学時代からの友達もB型ですし、ウチの奥さまもB型です。

 

 おまけに、私の母もB型です♪

 

 天真爛漫なB型!私は好きですよ~(^^)

 

 

 

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客観的に考える

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 パピーいしがみです。

 

 


 いつも、年齢の低い方向けのお話しが多いのですが、

 

 今日は、いつもと趣向を変えて、

 

 小学校2・3年生~のお子さんがいらっしゃる方に、

 

 参考になるようなお話しをさせていただこうと思います。

 

 


 子供達も小学校に上がり、2年生・3年生ぐらいになると、

 

 「考えさせる」という事が増えてきますね。

 

 これは算数のように「たった一つの答え」をはじき出す為に頭を使う、

 

 のではなく「自分はどう思うのか?」の事なのですが、

 

 


 これらは、教科に入っているわけではありません。

 

 先生によって“必要だ”と思われる方は、

 

 比較的早く着手するでしょうし、

 

 「授業でやることで十分」と思われる方は、

 

 取り立てて重要視されない場合もあるようです。

 

 


 でも、早めにそれを取り入れようとされる先生は、

 

 子供たちと交換日記をされて、個人的なやり取りをしたり、

 

 良い事や参考になる事などは、皆の前で発表したり、

 

 学級通信を作って親にも報告したり・・・・

 

 そのような、工夫をされる方もいらっしゃいますね♪。

 

 

 (本当に先生方の努力には頭が下がります)

 

 

 ところがそこで、我が子の文章を見たり、感想を読んだりすると、

 

 ちょっとびっくりしてしまう事が有るかもしれません。

 

 「こんな事を考えているの?」とか、

 

 他の子と比べて「全然できてないじゃん」

 

 などと、焦ってしまう事があったりするかもしれません。

 

 


 でも、私はそれで落胆してほしくないな~と思うのですね。

 

 というのは、誰だって初めてやる時に上手くできる事はありません。

 

 最初は上手に書けないでしょうし、

 

 「どのように書いたら良いかも分からない」と思うのです。

 

 


 そこで、今回は、私の場合はどうだったか?

 

 それと(これは我が子ではないのですが)

 

 「自分の気持ちを考える」についてこんな事をしましたよ~♪

 

 というお話しをさせて頂こうと思います。

 

 


 「どう思うか?どう考えるか?」と言って思いだす事って何でしょう?

 

 私は「感想文」こそ、その最たるものだと思うのです。

 

 実は、私は文章を書くのがとてもとても嫌いでした。

 

 特に嫌いなのがこの「感想文」でした。

 

 私達の子供の頃は、夏休みの宿題と言えば感想文。

 

 毎年やってくる感想文。これは、本当に苦痛でした。

 

 


 なぜか?と言いますと、答えは簡単です。

 

 「どうやって書いて良いか分からない」んです。

 

 この「どうやって書いて良いか分からない」は、

 

 私が小学校6年生まで続きました。

 

 そこには、私の“思いこみ”があったのです。

 

 


 というのは、学校でやる授業には、必ず答えがありますよね。

 

 算数だって答えを出します。国語だって正しく答える事が必要です。

 

 理科も、社会も、音楽も、図画工作も、

 

 そこには、課題に対する回答を求められていますよね。

 

 「感想文」もそうだとずっと思っていました。

 

 


 今でこそ「感想文」の字を読むと、

 

 “自分が感じ、想う事を文章にする”んだな、と分かります。

 

 でも、小学校1年生、2年生時代の「感想文」は

 

 「かんそうぶん」という名前のテストのように感じていたのです。

 

 本当にちゃんと読んだのか先生がチェックする、のように。

 

 


 だから、本を読んで、そこにどう書かれているか、

 

 できるだけ、詳しくわかりやすくまとめる事、

 

 これが「かんそうぶん」の宿題だと思っていたのですね。

 

 


 ところが、宿題を提出しても、先生にこう言われるのです。

 

 「これは感想文じゃない!」って。テストだったら×です。

 

 そうすると???なんですね。

 

 書き方からして分からない上に、評価は×。

 

 


 それと一緒に「あんなに頑張って書いたのに・・・」

 

 という気持ちも起こります。

 

 「もういいや、感想文なんて書きたくない・・・」

 

 「嫌いだ、やりたくない・・・。投げ出したい」

 

 文章を書くのも嫌だし、もちろん感想文を書くのもイヤ。

 

 


 ですから、作文も、感想文も大っきらいでしたし、

 

 当然、文章力も全くなし・・・でした。

 

 おまけに、本を読むのも大っきらいになりました(笑)

 

 ただ、当時は夏休みの宿題をやってこないと、

 

 居残りで書かされていましたから、それをされると遊ぶ暇が無くなる。

 

 そこで考え付いたのが「あらすじ」を写す事でした。

 

 


 以前は「あらすじ」があることなども知りませんでしたが、

 

 4年生ぐらいでしょうか?本の最後に「あらすじ」を発見しました。

 

 ご丁寧に、作者の気持ちなども書いてありました。

 

 私にとっては、問題集に回答がついているようなもの♪です。

 

 その時「なんだ、これを写せばいいだけじゃん」とひらめきました。

 

 


 もちろん、そのまま写したら、すぐにばれますので、

 

 子供らしい書き方にして、原稿用紙に書き直して提出するんです。

 

 先生からは当然「これじゃあ感想文になってない」と言われますが、

 

 写したんだから評価は悪くて当然。

 

 でも、宿題はやったんだからそれでいいや、という気持ちでした。

 

 


 4年、5年・・・とそのやり方でやってきましたが、

 

 6年生になった時に、

 

 “原稿用紙で隙間なく○ページ分書きなさい”という宿題になりました。

 

 


 これで頭を抱えました。

 

 本に書かれている「あらすじ」というのは、

 

 だいたい見開き2ページ程度。

 

 全部、そのまま写したって、指定の枚数には足りません。 

 

 


 どうしようか?と考えて考えて、やったのが、

 

 「あらすじの中から、たった一つだけにポイントをしぼり、

 

 自分だったら・・・と、自分に置き換えて書く」事でした。

 

 


 「作者はこう書いているけど、そんなの自分にはできない」

 

 「だって・・・ああでもない、こうでもない・・・・」

 

 そんな内容だったかと思います。

 

 原稿用紙の枡を埋めるためには、くどくど書くしかなかったのですね。

 

 

 

 それまで「感想文」という宿題は、

 

 “本を読んで、そこにどう書かれているか、

 

  できるだけ、詳しくわかりやすくまとめる事”

 

 だと堅く信じ込んでいた私にとっては、

 

 


 「自分の思いだけを書くような、こんなやり方じゃダメだろう」

 

 「絶対にやり直しだ」と思っていました。

 

 「それなら、本をちゃんと読むか・・・でも今さら嫌だし・・。」

 

 「まあ、最初から提出しないよりはまし」と、

 

 かなりの葛藤が有った後に取った苦肉の策でしたが、

 

 これが驚きの良い評価をされたのです。

 

 


 もう、6年生ぐらいになると、優秀な子は、

 

 どう感想文を書いたら、先生受けするか?を知っています。

 

 「本を読んで感動しました。自分のこれからの人生に役立たせます」

 

 「これから主人公を参考に、こうしていこうと思います♪」

 

 のような優等生的な感想文が多い中で、

 

 私の書いた文章は正反対で目立ったようです。

 

 


 先生からは「着眼点は偏っているが、考え方が面白い」

 

 「自分の場合に置き換えて、細かく比較対象ができている」

 

 などのように言われ、初めて感想文という宿題で、

 

 「感想文じゃない」(×)以外の(お褒めの)言葉をもらったのです。

 

 


 (もちろん、本を読んでいないのですからインチキです)

 

 


 でも、その時、分かったんです。

 

 「感想文」って自分の考えを書けばいいんだ・・・。

 

 “自分の考え”だから、決まった回答なんてないんだ。

 

 “自分の考え”だからどう書こうがそれでいいんだ・・・・!!

 

 “自分の考え”こそが、正解なんだ!って。

 

 


 驚きました。

 

 今まで「できるだけ、詳しくわかりやすくまとめる事」が、

 

 この宿題に求められている、と思っていた私にとって、

 

 これは、目からうろこ、晴天の霹靂でした。

 

 


 「だったらもっと早く教えてくれよ。

 

  そうすれば、宿題はもっと楽だっただろうし、

 

  本がこれほど嫌いにならなかっただろうに・・・」

 

 と今までの数年間をとても残念にも感じたのですが、

 

 


 私のこの勘違いを“大人になってもお持ちになっている”

 

 そういう方が『決して少なくない』という事を知りました。

 

 それは、私が今の仕事をする為に、会社を退職する数年前の事です。

 

 


 当時の社長が

 

 「この本を読んで、今のわが社にどのように応用できるのか」

 

 「それについてまとめてレポートを出せ」

 

 と社員全員に命が下った時です。

 

 その本というのは「トヨタ生産方式」だったのですが、

 

 ほとんどの方が「レポート」ではなく、

 

 本を読んだ「あらすじ」だったのでした。

 

 


 私は社長の席の隣だったので、

 

 社長がそれらを読んでため息をついているところを見ていましたが、

 

 束になったレポートをどさっと私の机の上に置き、

 

 「こいつら全員集めて、レポートの書き方を教えてやれ」

 

 「○月○日までに再提出させろ!」と言われました。

 

 一人一人の文章を読むと、やはり「あらすじ」だったのです。

 

 


 その時に、この方々も私と同じ「勘違い」をして、

 

 今まで来てしまっていたのかもしれないな?

 

 小学校6年生で気付けた自分はもしかしたら、

 

 ラッキーだったのかもしれない・・・と思ったのです。

 

 


 それまでも「自分の考え」はすごく大事だ、と思っていた私ですが、

 

 この一件があってから、その気持ちはさらに強くなったのは、

 

 言うまでもありません。

 

 


 すみません、話しが長くなっちゃって、

 

 > (これは我が子ではないのですが)

 

 > 自分の気持ちを考える、についてこんな事をしましたよ~♪

 

 のお話しするまでには至らなかったので、

 

 それについては次回、お話しさせていただこうと思いますが、

 

 


 私が是非、分かってほしいのは、

 

 『全てにおいて、誰だって、初めてやる時には上手くできない』し、

 

 最初は『どのようにやったら(書いたら)良いかも分からないんだ』

 

 という所なんですね。

 

 


 特に、どう感じるか?感じたか?どう思うか?のように、

 

 自分の事を客観的に見たり、自分に置き換える、

 

 という作業は本当に難しい事です。

 

 

 


 やった経験がない子にとっては、雲をつかむような事でしょう。

 

 もし、2・3年生にそれを求めるとしたら、

 

 6年生になっていた私が経験するよりも、

 

 ずっと難しい事をしている、という事にもなるんですね。

 

 


 でも、自分が今、どんな気持ちなのかを、

 

 客観的に考えるという事は、今後、様々な場面で必要になります。

 

 自制したり、落ち着こうとしたり、自分を褒めたり、反省したり。

 

 「自分の気持ちを第三者的に考える」事ができるようになると、

 

 それがとても生きてきます。

 

 


 実は、これって、子供だけでなく、

 

 今、このメルマガを読んでいるお母さん方にも、

 

 とても有効な事なんですよ♪

 

 


 ただ「怒らないようにしよう」「我慢するんだ!」って思うよりも、

 

 「私は、どうしてこんなに怒っちゃうんだろう?」

 

 「なぜ、我慢できないんだろう?」と客観的に見ることで、

 

 ご自分の怒りの治まらない理由が見えてくる事があります。

 

 


 又、客観的に見る事ができるようになると、

 

 “もう一人の自分が、今の自分を褒めてあげる・・・”

 

 なんて事もできますよね♪

 

 「これでいいんだよ、頑張っているよ」のように、

 

 自分で自分を応援したり、認めてあげたり・・・。

 

 それが又、自分を落ち着かせたり、落胆から救ってくれたり。

 

 


 ですが、やった事のない人にとっては、

 

 「そんな事、考えた事もなかった」なんですね。

 

 


 できる方にとっては、何でもない事でも、

 

 初めての方にとっては、とても不安で、分かりにくいんです。

 

 でも、何度もやって練習を重ねると、

 

 最初は上手くいかなくても、だんだんに上手になっていきます。

 

 


 私達も一緒、子供達もいっしょ。

 

 初めての事は、最初からはできません。どんなものかもわかりません。

 

 だから教えてあげて(又は勉強して)

 

 練習してみる事が必要になってくるんですね。

 

 


 長くなりました。今回はココまでとさせて下さい。

 

 次回、また同じテーマで、今度は

 

 「客観的に考える、をどんな風に教えたらいいか」

 

 についてお話しさせていただきますね。

 

 

 

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客観的に考える 2

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 パピーいしがみです。

 

 

 今日は、前回の「客観的に考える」の続きで、

 

 >(これは我が子ではないのですが)

 

 >「自分の気持ちを考える」についてこんな事をしましたよ~♪ 

 

 というお話しをするのでしたね。

 

 


 それでは、早速お話ししますね。

 

 それは、私がまだ20代の頃の事なんです。

 

 その時にはまだ結婚はしておらず、

 

 社員教育に興味を持ち始めた頃、だったと思います。

 

 


 私には、幼少の頃、とてもよく面倒を見てくれた叔母さんがいます。

 

 その人は、母の一番下の妹で、私とは・・・確か15・6歳年上の、

 

 私にとって「お姉さん」的な存在の方でした。

 

 その方も結婚をし子供が生まれ、その子(息子)が2年生の頃でした。

 

 お盆で実家に帰り、親類が集まっていた時です。

 

 


 何やら子供が大声で泣いている声と、

 

 大人が大声で叱って(怒鳴って)いる声が聞こえました。

 

 


 叔母「いいのよ“僕はこう思いました”って書けば!!」

 

 息子「わかんない、わかんない~!!(涙)」

 

 叔母「やらずに“分からない”って言うな!まずやってみろ!!(怒)」

 

 息子「やったけど、できないんだもんー!!(半狂乱)」

 

 


 あまりの罵声・怒号なので、いたたまれなくなって、

 

 私が覗き込みました。「どうしたの?」

 

 すると叔母が

 

 「この子が、宿題ができないって泣いてるのよ」

 

 「感想文ぐらい、ちゃちゃっと書けるでしょうに・・・」

 

 と言ったのです。

 

 


 息子の方は、鼻水をたらしながら仁王立ちで泣いています。

 

 しわしわの原稿用紙を持っています。

 

 何度も書いて、何度も消しゴムで消して、を繰り返したのでしょう。

 

 原稿用紙はしわだらけで、ところどころ破れたりしていました。

 

 この子は、この子で何度かトライしたようでした。

 

 


 ですが、初めての感想文で、すぐに原稿用紙に向かう、

 

 というのは、かなり無理がある事です。

 

 上手く書けないのは当たり前。

 

 なので「よし、じゃあ感想文、一緒にやるか?」

 

 と子供に言って、私達は別室に行きました。

 

 


 まず、子供に言いました。

 

 私「○君は、もう本を読んだの?」

 

 子「・・・うん(まだべそをかいています)」

 

 


 本嫌い、作文嫌いだった私は間髪をいれず、

 

 「すごいじゃん、お兄ちゃんは、本が嫌いで嫌いで、

 

  ○君と同じ年の頃なんて、ほとんど読んだことなんてなかったよ~」

 

 「感想文の宿題だって、いつもインチキしてた(笑)」

 

 「だから、もう本をちゃんと読めてるなんてすごいよ~」

 

 

 子「・・・・」

 

 

 私「じゃあ、その本をお兄ちゃんにもちょと読ませて」

 


 私は例のごとくあらすじを読みます。

 

 そして中身もざっと読んでみます。

 

 読み終わって・・・

 

 


 私「難しい本だね~、こんな難しい本が指定図書になってるんだ」

 

  「これって漢字とか全部読めた?」

 


 子「・・・うん・・、でも読めない字は飛ばした・・・」

 


 私「そうそう。それでいいんだよ。

 

   読めない字がある、って言うとお母さんはきっと「調べなさい」

 

   って言うと思うけど、飛ばしたってだいたい意味はわかるもんね。

 

   本を読む時は、一つ一つの言葉の意味を調べるよりも、

 

   ○君のように、流れをつかむ方が大事みたいよ♪」

 

 

 子「え・・・そうなの?」(ちょっとずつ笑顔が戻ってきました)

 

 


 私「じゃあね。お兄ちゃんが、いろいろクイズを出すので、

 

   それに答えてください、いいですか?(笑)」

 

 

 子「うん」

 


 私「まず、この本を読む前にどう思いましたか?」

 

 ちょっと考えて・・・

 

 

 子「お母さんが、読め読め言うのですごくイヤだったけど、

 

   夏休みが終わっちゃうし、宿題だから、しょうがなく・・・」

 

 

 私「お、良いね~、こういう正直な気持ちがすごく大事なんだよ(^^)」

 

  (私は、今、子供が言った言葉をそのままカードに書きました)

 

 

 私「では、次。本を読んでいて「その気持ち、分かる!」って 

 

   思ったところはありましたか?」

 


 (実際には、子供が食いつく質問にたどり着くまで、

 

  「笑っちゃった所」「怒りたくなった所」「びっくりした所」

 

  などはありましたか?などのいくつかの質問をしていましたが、

 

  ココでは割愛します)

 

 

 子「うん。A(主人公)が連れて行かれちゃう時、

 

   怖い怖いって、泣くんだけど、僕も読んでいて泣きそうだった」

 

 

 私「へ~、そんな所があったの?それどこ?」

 

 

 (本をぺらぺらめくって)「ここのところ」と指をさします。

 

  私は、そこを読んで、鉛筆で○をつけて、

 

  印に本の角を折っておきます。

 

 

 私「ホントだ、これはちょっと怖いよね。

 

   ○君も読んでいて怖かったようだけど、何が怖かったのかな?」

 

 


 子「だって、まっ暗い中で、どこに行くのかもわからないし、

 

   もし僕だったら、怖くて死んじゃうかもしれない。、

 

   ご飯だって食べられないし、夜も一人で眠らなくちゃならないし、

 

   お母さんも、お父さんも、お姉ちゃんもいなくて、

 

   たった一人になったら・・・やっぱり怖いよ、

 

   考えただけでも、嫌だよ・・・」

 

 

 (これらのやり取りもすべてカードに書いておいています)

 

 

 私「そうか~そうだよな~(^^)一人ぼっちは寂しいよね」

 

  (この時、私は「よしよし」と思っています。

 

   というのは子供が自分に置き換えて考え始めていたからです)

 

 

 私「でも、A(主人公)は、そこから脱出するんだよね」

 

 

 子「そうそう。そこがドキドキした。

 

   悪者の寝ている間に逃げ出すんだけど、

 

   空き缶を蹴っちゃって、カランカラン・・って言うと、

 

   悪者が目を覚ますんだよ。その時「あ~、見つかる!」って。

 

   見つかったら、又、縛られちゃう、って思うとドキドキだった」

 

 

 私「Aが脱出して、悪者から逃げている時はどう思った?」

 


 子「早く逃げろ、早く逃げろ~!!って思ったよ。

 

   どんなに早く走ったって、大人の足の方が早いはずだもん。

 

   でも、捕まりそうになった時に、いろんな工夫をして、

 

   逃げ切ったからすごいな~って思った。

 

   僕だったら、そんな考えは浮かばないだろうし、

 

   きっと勇気もないと思う、だから、Aはすごいな!って思う」

 

 

 私「じゃあこの本、結構面白かったんだね」

 

 

 子「うん。最初は読むのが嫌だったけど、

 

   読み始めたらすぐ終わった感じ。

 

   ゲームよりは面白くないけど、1年に1回なら読んでも良いかな?

 

   って思ったよ(笑)」

 

 

 ここまで聞いて、私は、

 

 「はい、これで大体終わりです。後はカードを並べるだけ・・・」

 

 と言って、今まで子供が質問に答え、書きためたカードを、

 

 一枚一枚、順番に並べました。

 

 


 最初は、本を読む前の気持ち。

 

 次に「その気持ちわかるな~」と思った内容

 

 なぜ「わかるな~」と感じたのかその理由。

 

 自分だったらどうしただろうか?という想像。

 

 Aが逃げ出して「読んでいてドキドキした」という所。

 

 いつの間にか応援していた自分の気持ち、

 

 主人公Aに対して感じる「すごいな~」の気持ち。

 

 そして最後に、本を読んでみて、どうだったか・・・。

 

 


 もうネタはすべてそろっているんですから、

 

 あとは書き写していくだけの作業です。

 

 


 ただ、これだけは、お話ししなければならないと思いますが、

 

 これはスムーズにこういうプロセスを通ったのではありません。

 

 子供からすると「こんな事を言ったらいけないだろう」

 

 と思っている事も沢山あって、

 

 最初、子供は言葉を選んでいたのです。

 

 


 それが証拠に、でき上った感想文を読んだ時の、

 

 子供の第一声は「こんな事書いてもいいの?」でした。

 

 だから私は言ったのです。

 

 「感想文なんだから、どう思ったって正しいんだよ」

 

 「自分の気持ちを書きなさい、という宿題なんだから、

 

  そのままの気持ちが、本当にそう思った事ならいいんだよ」って。

 

 


 例えば、

 

 「お母さんが、読め読め言うのですごくイヤだったけど、

 

  夏休みが終わっちゃうし、宿題だから、しょうがなく・・・」

 

 なんて言葉は、なかなかお母さんには言えませんよね。

 

 それに「宿題だからしょうがなく」なんて書けないでしょう。

 

 (でも「自分の思いを書く」感想文なんですからいいんです)

 

 


 このように子供は「これを言ったらダメだろうな」と、

 

 自分の中で言葉を選んでいます。

 

 自分が笑われたり、怒られたりしないように選ぶのです。

 

 言葉を選んでいる時って、当然ながら

 

 「良い言葉が見つかりにくい」という事になるんですね。

 

 


 「言葉が見つかりにくい」は「めんどくさい」

 

 「いつになってもでき上らない」となります。

 

 すると、宿題ははかどらないし、はかどらないから飽きるし、

 

 焦るし・・・で結局、「やりたくない」「考えたくない」

 

 「もうどうでもいい」のようになってしまうんですね。

 

 


 これって、感想文だけでなく、親にしつこく聞かれたり、

 

 話したくない事を根ほり葉ほり聞かれても起きる事です。

 

 「しゃべりたくない」という時に、無理やりこじ開けようとすれば、

 

 やっぱり抵抗したくなりますよね。

 

 


 そんな時、やっぱりこう思うのです。

 

 「やりたくない」「考えたくない」「もうどうでもいい」

 

 考える事をやめてしまったり、口を開く事もやめてしまいます。

 

 そして適当に、当たり障りのない返答をするようになるんです。

 

 (当然、私達は子供の本音を聞けなくなります)

 

 


 だから、子供の「気持ち」を聞く時って、

 

 たくさん肯定して、受け止めてあげてほしいんです。

 

 何を言っても「なるほどね」って聞いてあげるんです。

 

 子供が「何を言っても怒られない」「何でも聞いてもらえる」

 

 「自分の言いたい事を言っていいんだ」

 

 と思うと、安心して言葉が出てきます。

 

 


 (でも、それこそが「本音」であって、

 

  私達が一番知りたい「本当の気持ち」のはずです)

 

 


 私が、この時考えていたのは、

 

 「感想文なんだから、どう思ったって正しいんだ」

 

 「あなたの言葉は全て、そのままで良いんだよ」

 

 という気持ちでした。

 

 そして、それを何回も言ったのです。

 

 


 最初、たった一枚の原稿用紙も書けなかった子でしたが、

 

 ほんの数時間、話しもしながら楽しく一緒にやることで、

 

 結局全部で4ページもの大作になりました。

 

 書かれている内容は、本当に正直な気持ちで、着色もなく、

 

 私が読んでも「とても良い出来」だったと思います。

 

 


 彼は、一心不乱になって書き、全部できたところで、

 

 小躍りしながらお母さんの所に行って、

 

 でき上った感想文を朗読しました。

 

 親戚中の人がいましたので、皆に聞いてもらって、

 

 拍手喝さいの中、照れくさそうに笑っていました。

 

 


 その時、私は思ったのです。

 

 「やっぱり子供の能力ってすごい」って。

 

 「一旦、蓋の開け方を覚えれば、どんどん出てくるんだな~」って。

 

 又、その時の経験が、その後の自分(私)の子育てに役立ったのは、

 

 言うまでもありません(^^)

 

 


 「自分の意見を言える」ようになる為には、

 

 「自分の意見を聞いてもらえる」環境が必要です。

 

 


 子供が自分の意見や考えを言おうとしている時、

 

 途中で口をはさんだり、アドバイスで話しの腰を折ったりせず、

 

 まずは是非、すべてを聞いてあげてください。

 

 もし、親の気持ちを押し付けてしまいそうな時は、

 

 「あなたはどう思うの?」って聞いてみて欲しいです。

 

 


 子供は、自分の頭をフル回転させて、

 

 「自分の考え」を話してくれるようになると思いますよ(^^)

 

 

 どうぞ、参考にして頂けましたら、幸いです♪

 


 

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もう心配いらないよ♪

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 パピーいしがみです。

 

 

 今日は、ねむの木さんからのメールをご紹介しようと思っています。

 

 

 あなたのお子さんは、何グラムで生まれましたか?

 

 実は、今日ご紹介する、ねむの木さんのお子さんは、

 

 わずか6か月の早産で生まれたのです。

 

 その重さ630グラム。超未熟児と言われました。

 

 


 生まれた時には、体中の血管が見えていて、

 

 体は片手に乗るほど。割り箸のように細い手足をつけて、

 

 その手には水かきもついていたそうです。

 

 何度も死にそうになり、生まれて2ヶ月間は、

 

 「絶対に助からない」と言われていたそうです。

 

 


 退院してからも、1才までは月1回、2才までは2ヶ月に1回、

 

 3才までは3ヶ月に1回の未熟児検診があり、

 

 検診の度にできないことを注意されたそうです。

 

 「あれも出来ない、これも出来ない。これでは、ダメですよ」と。

 

 ねむの木さんは、できない事を少しでもできるようにする為に、

 

 鬼となって厳しい顔で訓練をし続けたのだそうです。

 

 


 ですが、どんなに頑張っても追いつけない。

 

 3才の時に、あまりの成長の悪さに、

 

 知能検査を受けさせられたそうです。IQは、75でした。

 

 そして冷たく「このままでは普通の学校には入れませんね」と

 

 言われたそうです。

 

 


 ねむの木さんに常に付きまとう不安。

 

 その為、つい先回りをすること。そして怒る事。

 

 それがねむの木さんも、ご主人さまも、

 

 毎日の日課のようになっていたそうです。

 

 


 そのような内容のメールを頂いたのが今から4年前。

 

 長男さんが小学校4年生になった時でした。

 

 ですが、あれだけ怒られていた長男さんも、

 

 たった一言、褒めてもらう事で、変化が始まりました。

 

 

 (その内容はこちらでご覧いただけます)

 

  http://www.age18.jp/back269.html

 

 

 この長男さんが、今年、中学に入学したのです。

 

 そして、つい先ごろ、こんなメールを頂きました。

 

 

ココから・・・

 

 

 パピーさん、こんにちは。ねむの木です。

 

 小学校ではいじめを受けて心配をした長男ですが、

 

 中学では本当に元気にやっています!

 

 テニス部に入り、友達も増えました。 

 

 

 先日は、うちで遊んでいたときに、

 

 以前からの友達と新しい友達の間でちょっとモメたようで、

 

 「うるさいな。お前のわがままばかり聞いてられないんだよ。」と、

 

 長男が怒鳴りました。

 

 


 昔の私ならば、

 

 「どうしたの?何もめてるの?どうしたいの?怒らないの!

 

  友達を怒鳴ったりしないの。喧嘩しないの。」と、

 

 子供の中に入って仲裁していましたが、

 

 きっとパピーさんなら黙って様子を見守るだろうと思い、

 

 何も言わずに、知らんぷりしていました。

 

 でも、少しするとまた一緒に遊んでいました。

 

 


 私は何もしなくて良いんだ。もう、見守るだけ・・・。ですね。

 

 ちゃんと「うるさい!」って、嫌なことをされて怒りました。

 

 私がつけた枠を取って、

 

 自分の気持ちをはっきりと現せるようになりました。

 

 


 パピーさんに以前頂いたメールに、確か

 

 「人間だから喜怒哀楽があって良い。怒ったり泣いたりして良いんだ。

 

  男は特に家族を守る役目があるのだから強くなければいけない。

 

  戦わなければいけない。怒ることは必要だ。」

 

 というような言葉が有ったと思います。

 

 


 いじめが発覚してからというもの、

 

 「嫌なことは嫌だとはっきり言うんだよ。怒鳴っても良いんだ。

 

  もし、それでもダメなら叩いても良いんだよ。

 

  嫌なことを言われたのに、黙って耐えることはないんだよ。」と、

 

 何度も伝えました。

 

 ちゃんと言えるかなと心配していましたが、これで安心です。

 

 

 


 卒業を祝う会の時に、長男から

 

 「お母さん今までいろいろ大変だったでしょう。

 

  でも、もう何も心配しないで、僕は自分でちゃんとやっていけるから。                    

 

  体も、お母さんが思う程僕は弱くない。

 

  勉強も部活もちゃんと頑張るよ。だから心配しないで。」

 

 と、手紙を貰いました。

 

 


 それでも、無用の心配をしましたが、最近は本当に顔つきも変わり、

 

 部活で焼けた顔には精悍さも感じられるくらいです。

 

 私の手を放れつつあることに一抹の寂しさを感じつつも、

 

 この成長ぶりに目を見張っています。

 

 


 あのー、でもなぜか、未だに私の隣で夜寝ています。

 

 一昨年、家を建てたときに

 

 子供部屋に二人のベッドを並べて寝るようにしました。

 

 


 しかし、次男が胃酸を逆流するために

 

 睡眠中に吐いてしまう症状がひどくなったために、

 

 去年の10月にまた4人一緒の部屋で寝るようにしたのです。

 

 


 それ以来、ずっと続いています。

 

 一応、子供部屋にはベットがあるのです。

 

 “一人で寝たくなったらいつでも戻って良いよ”

 

 と、話しているのですが…。

 

 


 男の子だし、どうなんでしょうね?

 

 悩みと言うほどのことではないのですが、ちょっと?マーク状態です。

 

 

 とはいえ、本当に安心です。

 

 もう“超未熟児”なんてレッテルは完全に必要なくなりました。

 

 

ココまで・・・

 

 

 私は、このメールを読んで、感動でした。

 

 

 そして、多くの未熟で生まれてきたお子さんをお持ちのお母さんに、

 

 この息子さんの成長ぶりを見てほしいなと思ったのです。

 

 そしてもし今“周りの子供たちと比べて劣っている”と

 

 感じていたとしても、

 

 「決して、あきらめず、続けてほしい!」と強く思うのです。

 

 


 もちろん、ねむの木さんも簡単にココまで来たのではありません。

 

 本当に本当にご苦労を重ね、努力をされました。

 

 冒頭の文面にもあったように、成長がおもわしくなく、

 

 「このままでは普通の学校には入れませんね」と医師に言われたり、

 

 周りの子たちから「バカ」呼ばわりされた事もあったようです。

 

 


 当然、周りの子供たちよりも体は一段と小さく、

 

 全てにおいて劣っていた、とねむの木さんは言われていました。

 

 ところが今は、しっかり自分の意思を相手に伝える事ができるし、

 

 運動だって遜色ない。勉強だってなかなかのものだそうです。

 

 


 それにこの言葉。

 

 

 > 卒業を祝う会の時に、長男から

 

 > 「お母さん今までいろいろ大変だったでしょう。

 

 >  でももう何も心配しないで、僕は自分でちゃんとやっていけるから。                    

 

 >  体も、お母さんが思う程僕は弱くない。

 

 >  勉強も部活もちゃんと頑張るよ。だから心配しないで。」

 

 > と、手紙を貰いました。

 

 


 立派ですよ。とても強くたくましく成長していますよね。

 

 それに今まで積み重ねてくれた、

 

 ねむの木さんの努力まで分かってくれていて・・・本当に感動です。

 

 もし私がお母さんなら、今までの事が走馬灯のように頭に浮かび・・・

 

 こんな手紙をもらったら、思わず泣いちゃいます(^^)。

 

 


 実は、このメールを頂く前に、ねむの木さんからはもう一通。

 

 過去を振り返ってのメールを頂いているのです。

 

 今回は、紙面の都合上難しいのですが、きっと参考になると思うので、

 

 次回、ご紹介させていただこうと思っています。

 

 


 あ、ちなみに・・・

 

 

 > でもなぜか、未だに私の隣で夜寝ています。

 

 > 一応、子供部屋にはベットがあるのです。

 

 > “一人で寝たくなったらいつでも戻って良いよ”

 

 > と、話しているのですが・・・。

 

 

 > 男の子だし、どうなんでしょうね?

 

 > 悩みと言うほどのことではないのですが、ちょっと?マーク状態です。

 

 


 とありましたが、これについては心配いらないと思います。

 

 男の子は「男」としての成長が始まると、

 

 必ず一人になりたくなりますから、

 

 きっと時間が解決すると思います。

 

 


 それまでは、一緒にお休みになっても、なんの問題もありません。

 

 きっとすぐに巣立ちをするでしょう(^^)

 

 でも、その時は又、ちょっとさびしいかもね♪

 

 


 それより、文末にあったこの言葉。

 

 ココに今まで苦しかったけれど、

 

 「あきらめずに頑張ってきて良かった~」という

 

 ねむの木さんの気持ちがいっぱい詰まっているように感じました。

 

 


 > とはいえ、本当に安心です。

 

 > もう“超未熟児”なんてレッテルは完全に必要なくなりました。

 

 


 ねむの木さん、本当にお疲れ様でした。

 

 そしてメルマガ紹介のご許可も、ありがとうございました。

 

 後は徐々に、少しずつ、親が離れていく事ですね(^^)

 

 

 

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 パピーいしがみです。

 

 

 前回は、超未熟児(630グラム、6ヶ月の早産)

 

 で生まれた、ねむの木さんの長男さんが、どんどん成長されて、

 

 今は中学に入学し、とても頼もしくなった、

 

 というお話しをしましたね。

 

 


 そして、今日は、そのねむの木さんが、

 

 過去を振り返ってメールを下さった、

 

 その内容をご紹介させて頂くのでした。

 

 


 前回の内容はこちらになりますので、

 

 初めての方はどうぞ、お読みください。

 

 http://www.age18.jp/back554.html

 

 

 それでは、さっそくご紹介しますね。

 

 

ココから・・・

 

 

 ( 前 略 )

 


 何度か、相談させていただきました。空手のことも。

 

 組み手が苦手だという話では、

 

 “親が一緒にするのもいいですよ”と、教えていただきましたが、

 

 私は運動をすると血管が切れやすく出来ませんでしたし、

 

 主人も参加できない理由がありました。

 

 


 それで苦手なことを続けさせても良いことはないだろうと、

 

 何度も「止めるように」と話しました。

 

 が、とうとう六年間やり続けました。

 

 


 去年の10月の昇級審査会で茶帯になりました。

 

 高学年になり体も筋肉質になり、力が付いて、

 

 “形”はとても良かったです。

 

 


 苦手な組み手は、決して上手ではないのですが、

 

 果敢に向かっていました。

 

 一敗と一引き分けでしたが、

 

 何本か有効を決めることも出来ました。

 

 


 苦手なことでも、続けることで、

 

 体の均整がとれるようになったのでしょうか、

 

 六年生の記録会(9月)では、

 

 100メートル走を男子45人中11位で走りました。

 

 


 「足が遅い」と、バカにされ、鬼ごっこすら出来なかった子です。

 

 いつの間に!と、みんな驚いていました。今度、中学生になります。

 

 中学では、空手を止めて、テニスをしたいと話しています。

 

 六年間頑張って続けたことがきっとよい結果に結びつくと思います。

 

 そんな風に、驚くことが、実はいろいろ起こりました。 

 

 


 講座を休んでいた私ですが、

 

 長男が“いじめ”にあったことを機会に去年の4月に再開しました。

 

 二度目の講座が9章のところで、

 

 引っ越しのために休んでいた私は再開するにあったって、

 

 何も考えずに「10章から送ってください」とお願いしました。

 

 


 送られた10章は「いじめは絶対になくならない」でした。

 

 ショックのあまりその題名を呆然と泣きながらしばらく見ていました。

 

 パピーさんとの出会いはこの日のためにあった!?のでしょうか。

 

 


 アトピーがひどくなり、食事の度に

 

 「喉につかえた」と言って吐くようになり、それでも気がつかなった。

 

 


 学校に行きたくないと2~3度は言っていたのに、

 

 “たんなるズル休み”程度にしか思っていなかった私。

 

 子供がどんなに傷ついたことでしょう。

 

 全く包んでいなかった自分。

 

 


 一度、講座を読んだだけで、理解したつもりになっていた、

 

 なさけない自分に気づかされました。

 

 


 また、いじめた側の子供達の半分は

 

 反省してくれているようにみえましたが、

 

 半分は明らかに「フン、なにさ!」という態度が見て取れて、

 

 悔しいやら情けないやら。

 

 


 担任の先生はなぜかいじめた側の親には知らせませんでした。

 

 先生方が何人かでこのようなことが二度と起きないように

 

 子供達に話をしたと言ってくれましたが、

 

 子供達の心にはそれが届いていないのは明らか。

 

 


 その後は長男に対しての“いじめ”は無くなりましたが、

 

 相変わらず、ターゲットを変え、次から次へといじめは続いています。

 

 


 それでも、通信講座のテキストを何度も読み、

 

 メルマガのバックナンバーも全部プリントアウトして

 

 何度も取り出しては読みました。

 

 “アドバイスという名の指摘”

 

 私もしょっちゅうしていました。反省して止めました。

 

 


 子供達の良いところをメモに書く、やってみました。

 

 超未熟児で他の子供達にいろんな面で

 

 “遅れている”“劣っている”と、ばかり思っていましたが、

 

 良い所探しをしてみたら、劣ってなんかいないことに気がつきました。

 

 誰もが持っている、短所にしか過ぎないことに気がつきました。

 

 良いところもたくさんあったのです。

 

 


 そして、私たちが怒らなくなったことは、

 

 子供の勉強面で大きく影響を与えました。

 

 


 成績がすごく上がったんです。ビックリしました。

 

 怒らないで、説明する。

 

 (算数のテストだけは、間違えたときに、教えることにしてます。)

 

 聞かれたら、どんなにつまらないことだと思えても、

 

 子供が納得できるまで、説明する。話を聞く。話し合う。

 

 


 下の子がおしゃべりなので、

 

 お兄ちゃんとの会話が少なかったのですが、

 

 今は下の子が話をしたら、その話を必ずお兄ちゃんに振り、

 

 会話に入れるようにしています。

 

 


 そうしているうちに、おしゃべりが苦手だった

 

 (友達同士の会話に不安はなかったのですが、

 

  私たちと話をする事を苦手だと感じていたように思います。

 

  いいえ、お話がヘタだったお兄ちゃんを無視することが多かった。

 

  または、私がお兄ちゃんの言葉を遮り代弁してしまいがちでした)

 

 お兄ちゃんは、今では何でも話してくれます。

 

 それも、楽しげに。

 

 


 時には「僕がリーダーになったんだよ」って、張り切って。

 

 ほとんど同等の立場にいた弟を、

 

 時には、強い口調で叱ったりすることもあります。

 

 または「早く○○しなさい!」という、

 

 お父さんの強い口調に反発するように、無視するようにもなりました。

 

 


 “いつまでも子供じゃない!”

 

 “今やるから、黙ってよ!”なんて、心の声が聞こえてきそうです。

 

 


 私は口は出しませんが、心の中で

 

 「頑張れ!もう半分大人。なんでも言うこと聞いてられないよな。」

 

 と応援。でも、お父さんも、三度目は言わずに見守ってくれます。

 

 辛い出来事でしたが、私たちは親として包むことを初めて知りました。

 

 


 家庭は会社じゃない。家族は部下ではない。

 

 主人はもちろんですが、私も二十年会社勤めをしました。

 

 違いは頭でわかっていても、子供への接し方がわからなかった。

 

 無理があったのかもしれません。

 

 


 ある面では、なぜかとても突き放した見方をしていました。

 

 子供にとってはひどい親だったと思います。

 

 パピーさんのおかげでようやく“親になれた”と思います。

 

 まだりっぱではないけれど。

 

 


 “幸せになる「魔法の言葉」”も取り寄せ、

 

 これは子供達と一緒に読みました。

 

 「よい行いと、良い言葉を続けていれば、きっと幸せになれる!

 

  幸せになろうね!」

 

 


 今年の我が家の合い言葉は 


 


  Lucky time !

 

 

  Lucky day !

 

 

  Lucky year !

 

  Happy !!!

 

 です。紙に書いて貼りました。

 

 


 みなさん、紙に書いて貼るとメルマガに書いてらっしゃったので、

 

 まねをしました。これって、でも、いいですね。

 

 落ち込みそうになっても「ラッキー、ハッピー」と言っていると、

 

 自然に気持ちが明るくなります。

 

 本当に楽しい我が家です。

 

 


 実は、下の子は二年半前から、睡眠中に突然嘔吐する、

 

 原因が不明の状態が続いていました。

 

 てんかんの発作、脳腫瘍、胃腸病など、いろいろ検査を受けましたが、

 

 わかりませんでした。

 

 


 去年の11月に大学病院で

 

 胃酸が逆流するために嘔吐していることがわかりました。

 

 薬を飲み続けていますが、良かったり悪かったりを繰り返しました。

 

 ひょんなことから、今年2月初めピアノを習うことになりましたが、

 

 その時期からピタリと症状が治まりました。

 

 


 まだ薬は飲み続けています。

 

 でも、私は“魔法の言葉”がラッキーを引き寄せた!

 

 “ひょうたんから駒”じゃなく”ひょんなことから駒”

 

 不思議なことって、やっぱりあるんだ!と、思います。

 

 何もかもが順調に回り始めました。

 

 ( 後 略 )

 

 

ココまで・・・

 

 

 ねむの木さん、2週にわたってのメルマガへの掲載。

 

 ありがとうございました。

 

 


 ねむの木さんからのメールを読んで、

 

 私もねむの木さんと、やり取りした内容を思い出しました。

 

 ねむの木さんとの出会いは、4年前から・・・と、

 

 前回のメルマガでもお話ししましたが、

 

 実は、ねむの木さん、4年間かけてこの講座を終了されました。

 

 (本当は1年間の講座です・^^)

 

 


 確かに、講座の進みはゆっくりでしたが、

 

 私とメールのやり取りをして、それを一つ一つ、

 

 生活に取り入れて、地道に続けてくださいました。

 

 良いと思う事は、メルマガからも、テキストからも取り入れて・・・。

 

 


 もちろん、たった一つがすぐに結果に結びつく、

 

 という事はめったにありません。

 

 特に、成長の遅れを取り戻す、という作業は時間もかかります。

 

 ですが、一段一段上がっていく事で、ゆっくりゆっくりですが、

 

 レベルは着実に上がっていくんだな~って、改めて感動しました。

 

 


 でも決して、スムーズに良い事ばかりが有ったのではありません。

 

 文中にも「イジメ」の事が書かれていましたし、

 

 持久走でわざとビリになる、という事だってありました。

 

 空手も適当に手を抜きながらダラダラ練習・・・という事も。

 

 それに対して私がかなり厳しいお返事をした事もありましたね。

 

 

 そうそう。こんなお返事でした。

 


ココから・・・

 


 ねむの木さん、こんにちは。

 

 昨日頂いたメール、ご自分の中で結論を出されたようですが、

 

 それでいいのですか?納得されましたか?

 

 


 なぜ私がこんな事を言うのか?と言いますと、


 


 私は、息子さん、間違って認識している様に感じるからです。

 

 (持久走でわざとビリになる事に対して)

 

 もしかして「僕は優しい」って思っているのかもしれません。

 

 私は、それは間違いだと思うのです。

 

 もし、私がわざと負けられたら、ものすごく悔しいです。

 

 すごくバカにされていると思います。

 

 


 昨日の持久足の件、私なら、真剣に話します。

 

 親がどうとか子供がどうとかではなく、

 

 「お前の行為は、一生懸命やっているやつを見下している行為だ!」

 

 って叱ります。

 

 

 こんな風に話しをすると思います。

 

 

 「弱い子が可愛そうだからって、ちゃんとできる子が手を抜いて、

 

  わざとその子に抜かれたとしたら、その子はどう思う?

 

 


  出来ない子は一生懸命やっても、必死にやっても

 

  できる所の限りがある。

 

  でも、そのぎりぎりまで出来る範囲で頑張ろうとしている。

 

 


  それなのに、それを横目で見ながら、

 

  楽をして、手を抜いて、頑張る事を放棄している自分はどうだ、

 

  その子に恥ずかしくないか?

 

 


  その子をバカにしているのか?

 

 


  もし、自分だったらどう思う?

 

  やれば出来るのに、わざと歩いたり、出来ないフリをしたり、

 

  もし自分がそうされたら、お前は嬉しいのか?!

 

 


  もし俺だったら、メチャメチャ悔しい。

 

  『このやろう!バカにすんな!』って猛烈に怒るぞ。

 

  出来るのにしようとしない。

 

  頑張ろうとしない、努力しない。

 

  そういう行為はスポーツの中で一番恥ずかしい事なんだ!」

 

 って。

 

 ごめんなさいね。


 厳しい言い方かもしれません。


 でも、今、息子さんは、それを


 “その子の為”だ、と思っている様に感じるのです。

 

 


 悪気があって、ではなく、

 

 『良かれと思って』やっていると思うのですね。

 

 ところが、それって『怠惰』なんですよ。

 

 本当は『怠惰』なんですけど「人の為」「僕はやさしい」

 

 という大義名分でその怠惰を隠しているんです。

 

 (悪気があってではないんですよ)

 

 


 だから、それは教えてなくてはならないと私は思うのです。

 

 もちろん、それは、私の主観なので、正しいかどうかは

 

 分かりませんし、それは親である、ねむの木さんにお任せします。

 

 


 でも、私はそういう行為を自分の子供がやったら、

 

 嫌ですね。だから、真剣に徹底的にやりますよ。

 

 (もちろん、それが後を引く事はありませんが)

 

 

 さて、空手の問題はどうでしょう?

 

 


 「向かない」とありましたね。

 

 武道の成績の半分は、気持ちなんですね。

 

 技術ではなく、

 

 「絶対に一本入れてやる!」という気持ちがあると、

 

 級や段(技術)に関係なく、その一本が入ったりするんです。

 

 


 私は少林寺拳法三段ですが、

 

 白帯に一本を取られたこともありますし、

 

 私がまだ、白帯だった頃、黒帯に蹴りを入れて

 

 ふっ飛ばした事もあります。

 

 

 

 でも、その気持ちが揺れていたり、

 

 「怖い」という思いがあると、腰が引け、

 

 防戦一方になるんですね。これがかっこ悪いんです。

 

 だって絶対に攻撃ができないからね。

 

 多分、息子さんはそういう状態だと思うのです。

 

 


 怖い・・・。

 

 でも、怖くてあたりまえなんです。

 

 だってみんな自分より大きくて力があるんだから。

 

 そりゃあ、突きも蹴りも強いでしょう。

 

 受けた時の衝撃もかなりなものでしょう。

 

 


 ご質問は、

 

 本人が望むまま、週2回の練習で、大会、審査会に出すのか。

 

 出るなら強化練習参加等を含め、

 

 練習日を増やして真剣にやりなさいと言ったらいいのか。

 

 


 とありましたが、選択肢の中に、

 

 『自宅で一緒に大会に向けて、親も一緒にトレーニングする』

 

 っていうのは無いですか?

 

 


 私は、人任せではダメだと思います。

 

 道場の師範だって、一人で何人も見るのですから

 

 一人だけを特別に・・・って、出来ません。

 

 (だから私は、自分の子供に教えるために、

 

  自分も武道を学びました)

 

 


 でも、ハンディを持っている子の場合、

 

 人一倍の練習が必要です。

 

 空手だけじゃなく、何でもそうですが、

 

 やるのなら、親も一緒になって練習する。

 

 その位の覚悟が必要だと思います。

 

 


 例えば、胴(お腹を守る防具)を道場から借りてきて、

 

 一日100発、突きの練習をする。とか、

 

 前蹴りを100発やるとか・・・。

 

 いくらでも方法はあると思います。

 

 


 一緒にやると、子供は親の真剣さを感じます。

 

 だから、子供だけに練習させるのではなく、親も一緒にやる。

 

 そして、試合の時に、負けても良いから、

 

 『逃げずに一発、前蹴りを決める』

 

 そういう目標を立てたら、違うのではないですか?

 

 


 かなりハードなお返事になりましたが、

 

 今、ものすごいチャンスに来ていると思います。

 

 この子が過去の自分から決別するようなチャンスだと思います。

 

 

ココまで・・・

 

 

 超未熟児である息子さん。

 

 そして、そのお母さんであるねむの木さんには、

 

 かなり厳しいお返事だったと思います。

 

 でも、私は、ここが転機だったような気がするのです。

 

 その後に頂いたお返事には、「親の覚悟」を感じましたしね♪

 

 


 あの子がもう中学生か~(^^)

 

 月日のたつのは早いですね~♪

 

 でも、ほんと、立派になってくれて嬉しいです。

 

 


 これから、息子さんがどのように成長してくれるか、

 

 私もとても楽しみです。

 

 あと3年で高校生、その後3年で大学、

 

 そしてその後4年で就職、その後数年で結婚・・・

 

 その頃の息子さんはどんなだろうね(^^)

 

 


 そしてねむの木さんは、今後この息子さんに

 

 どんな未来を見せてもらえるんでしょうね?

 

 それは、きっと楽しく、喜びに満ちていると思いますよ。

 

 又、ご報告下さいね。その時を楽しみに待っています(^^)

 

 

 

 

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ABAをご存知ですか?

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 パピーいしがみです。

 

 

 今日は、前回お知らせしたように、

 

 自閉症や障害に関する内容のお話しをさせて頂こうと思っています。

 

 


 先日、私のところに一本のメールが届きました。

 

 それは・・・

 

 “私(パピーいしがみ)がメルマガに書いている内容を、

 

  メーリングリストに掲載してよろしいでしょうか?”

 

 という内容でした。

 

 


 実はそこに、とても興味のある言葉が有ったのです。

 

 


 > 私の息子は3歳の時、自閉症 と言われましたが、

 

 > 小学校に入学した今、

 

 > 自閉症協会のテストでは“自閉症とは呼べないところ”まで

 

 > 数値が落ちました。過去24.5→現在5(9点以上が自閉症)。

 

 > (「自閉症は飛躍的な改善は望めない」と言われていますが、

 

 > ABAという言語療法で「かなり改善した」といえるところまで

 

 > 成長した例があります)

 

 

 メールを下さったこの方(きららさん)は、

 

 独学でABAを息子さんに行なっており、

 

 私のメルマガを、ずっと読んでくださっていた、とのことでした。

 

 そして、ご自身と同じようにABAを学んでおられる、

 

 お母さんたちが読むメーリングリストに(私のお話しを)掲載したら、

 

 その方々の参考になるのでは?と思って下さったようです。

 

 


 恥ずかしながら、私は、このABAについては知識がなかった為、

 

 メーリングリスト引用のお返事と共に、

 

 「このABAについて、参考になる本や

 

 ホームページがあったら、教えて頂けますか?」

 

 とお返事しました。

 

 


 というのは、もしかしたら、今、このメルマガをお読みの方や、

 

 自閉症のお子さんがいらっしゃるご家庭に、

 

 有力な新しい情報を差し上げる事ができるのでは?

 

 と思ったからなのですね。

 

 


 私のメルマガや本やホームページをお読みになった方なら、

 

 私が「少しの可能性があるのなら、絶対にあきらめない」

 

 という事をご存じだと思います。

 

 「あきらめるのは今じゃない」「最悪を考えて最善を尽くす」

 

 など、もう耳にタコ(笑)と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

 


 ですが、きららさんが仰るように、

 

 今の日本ではお医者様が「改善は望めません」と

 

 はっきり仰る事があります。

 

 (日本のすべてのお医者様がそうだと言うのではありません)

 

 私はそこにとても大きな疑問と、憤りを感じていたのですね。

 

 


 アスペルガーやADHDなどについても同じです。

 

 「この子には、こういう傾向が有りますから」とか

 

 「ああ、それは、この障害の特徴ですね」など、烙印を押したように

 

 まるで「何をやっても無駄だよ」のように言う方がおられます。

 

 


 どの親も、お医者様に断定されてしまえば、心が折れます。

 

 「やっても無駄」と思わされてしまいます。

 

 周りの方々があきらめてしまうと、

 

 せっかくあった可能性は“0”になってしまうんですね。

 

 


 でも、私は「それは違う!」と声を大にして言いたいのです。

 

 なぜなら「あきらめるのは今じゃない」「最悪を考えて最善を尽くす」

 

 と、細分化をし、一歩一歩、ゆっくりゆっくり登った結果、

 

 改善している例、頂いたご報告は、決して少なくなかったからです。

 

 


 ただ、私は医師ではありません。

 

 私が頂くこれらの報告も、

 

 お医者様の考えを覆すまでには至らないでしょう。

 

 それも又、悔しくもあったのですね。

 

 


 ところが・・・頂いたメールには、

 

 

 > 私の息子は3歳の時、自閉症 と言われましたが、

 

 > 小学校に入学した今、

 

 > 自閉症協会のテストでは“自閉症とは呼べないところ”まで

 

 > 数値が落ちました。過去24.5→現在5(9点以上が自閉症)。

 

 > (「自閉症は飛躍的な改善は望めない」と言われていますが、

 

 > ABAという言語療法で「かなり改善した」といえるところまで

 

 > 成長した例があります)

 

 


 とありました。

 

 そこから、私は、ABAに興味を持ち、

 

 空いた時間を見計らって、勉強をしてみました。

 

 


 このABAは、Applied Behavior Analysis の頭文字をとっています。

 

 日本語で言うと、応用行動分析学、という事らしいです。

 

 


 特に、自閉症の子供たちに行う療育は、

 

 「ABA早期集中治療」と呼ばれ、

 

 それを簡略してABAとお呼びになっているようです。

 

 内容について、ちょっとかじっただけの私が説明するのは、

 

 危険だと思いますので、興味のある方は、

 

 文末に参考になる本をご紹介しますので、お読み頂きたいのですが、

 

 


 今日、私がお伝えしたいと思っているのは、

 

 まず、一つ。

 

 「自閉症は親の育て方が悪くて発症するものではなく、

 

  先天的な脳の機能障害である」という事です。

 

 


 子供さんが今、その傾向が無かったとしても、

 

 「うちとは無縁」と考えるのではなく、

 

 事故や病気などでいつ、

 

 自分や子供が障害をもつことになるか分からない。

 


 それをまず知ってほしいのですね。

 

 


 それと今回の件。

 

 日本と海外では、この「自閉症」に関する考え方が全く違う、

 

 という事なのです。 

 

 

 このABAについて学んでみて分かりました。

 

 このABAは、日本で紹介されてまだわずか10年でした。

 

 ですから、認知度も低いですし、

 

 お医者様でもご存じない方が多く、又、

 

 日本では統計を取れるだけの例もないのだと思います。

 

 


 ですが、海外(アメリカやカナダの一部の州)では、

 

 ABA公費負担が認められているのです。

 

 


 早い話し、日本では「改善しない」と言っている自閉症が、

 

 海外では「ABAで飛躍的に改善する可能性がある」と言っている、

 

 という事なのですね。

 

 そしてアメリカでは、ちゃんと実績が出ているのです。

 

 


 だとしたら、どうでしょう?

 

 「あきらめるのは今じゃない」「最悪を考えて最善を尽くす」

 

 ですよね♪

 

 私はうれしくなってしまいました。

 

 


 このABA(ABA早期集中治療)を提唱されたのは、

 

 米UCLAのロヴァース博士で、ABA早期集中治療は、

 

 別名ロヴァース法とも言われています。

 

 

 ここで後ほど、紹介する本

 

 「えっくんと自閉症」の中で、あとがきを書かれている

 

 臨床心理士の方の言葉を引用させていただきますね。

 

 

ココから・・・

 

 

 1979年にロヴァース博士が発表した論文によると、

 

 軽度ないし中度の知的障害を持つ2・3歳の幼い自閉症児19人に、

 

 週40時間のABA個別療育を主として、

 

 学生セラピストが交代して家庭訪問して施したところ、

 

 


 そのうち9人(47%)が小学校入学までに知的に正常域に達し、

 

 かつ付き添いなしで普通学級に入学できた、というのです。

 

 


 それまで、自閉症は「不治」と考えられてきました。

 

 しかしロヴァース博士の研究は、

 

 早期に適切な治療を施せば、自閉症児のかなりの割合が、

 

 「治る」とまではいかないまでも、健常者の厳しい社会で

 

 自立して生きていけるほどに改善できる、

 

 という希望をもたらしたのです。

 

 

ココまで・・・

 

 

 どうでしょう?これはとても期待できる言葉ではないでしょうか?

 

 

 と言う事で、お子さんが自閉症である方はもちろん、

 

 自閉症ではなくても、少しその傾向があるかな?

 

 とお感じになる方は、是非、この本をお読み頂きたいです。

 

 

 「えっくんと自閉症」末吉景子 グラフ社(1300円)

 

 書籍JANコード:ISBN978-4-7662-1289-1

 

 

 

 この本の内容は、

 

 2001年の5月に、自閉症と診断されたえっくんの治療の為、

 

 アメリカに渡り、ABA早期集中治療を施された、

 

 えっくんママのドキュメンタリーです。

 

 


 えっくんママさんは、国際結婚をされていた関係で、

 

 えっくんを3人のお医者様に診て頂いています。

 

 2人はアメリカの先生。そして一人は日本の先生。

 

 


 日本の先生は、

 

 「えっくんは重度の精神遅滞を伴う典型的な自閉症なので、

 

  何をやってもあまり伸びる事はありません。

 

  本人が過ごしやすい環境を整えてあげてください」でした。

 

 


 しかしアメリカの先生は、

 

 「週40時間のABAをすると、とても効果的だよ」

 

 と教えてくださったというのです。

 

 同じ「お医者様」でもこのくらいの違いがあったのですね。

 

 


 是非、この本、御読み頂きたいな~・・・・と思います。

 

 様々な壁に当たりながら、くじけないお母さんに勇気をもらえます。

 

 


 「えっくんと自閉症」末吉景子 グラフ社(1300円)

 

 書籍JANコード:ISBN978-4-7662-1289-1

 

 おすすめです♪

 

 

 あ、そうそう。

 

 当初、私にメールを下さった、きららさんは、

 

 私が知らないうちに、講座にお申し込みになりました。

 

 そして、こんなメールを下さいました。

 


ココから・・・

 

 

 パピーさんの無料メルマガはかなり前から購読させて頂き、

 

 とても勉強になり、共感していましたが、

 

 講座を受けるまでには至っていませんでした。

 

 (無料メルマガや バックナンバーを読んだだけで 大体の

 

  パピーさんのお考えは理解したつもりでいました・・つもりです)

 

 


 ですが、その時は来ました。これも何かの縁、必然なのでしょう。

 

 (講座申し込んでよかったです。

 

  今の私に足りないものがしっかりと学べそうです。

 

  無料メルマガだけでは得られないものですね~当然です(笑))

 

 


 お陰さまで テキストを頂き

 

 すでに、私のどん底精神状態は 上向きになっております。 

 

 


 約束の毎日読むは実行していますが、正直に告白すると

 

 初日に全章読んでしまいました。

 

 これは約束やぶりで申し訳ないです。

 

 今後も毎日読むは実行するつもりです

 

 フォローアップメールも楽しみにしています。

 

 


 そして、全章読んでびっくりしました。

 

 パピーさんはABAをご存知なかったのに

 

 実行されていたものはABA(応用行動分析学)でしたね。さすがです。

 

 


 ロバースのABA週40時間には、ひるむ方が多いです。

 

 ですが、パピーさんの講座で紹介している子どもへの接し方は

 

 ABAそのものです。デスクでのフォーマルなABAの時間だけでなく

 

 日常生活の中でのABA的対応で、子どもはかなり変化します。

 

 


 ABAは自閉症など障害者にだけでなく、健常児にも有効、

 

 ご主人の行動を変えたい場合も有効なのですよ(^^)。

 

 

ココまで・・・

 

 

 なるほど、なるほど・・・

 

 私がやっていた事はABAでもあったのですね。

 

 それで多くの子供たちの改善や、

 

 ご主人の変化の報告も頂けていたのか・・・

 

 


 なんか、素直に感激しました。

 

 私もこれから、このABAをもっと勉強していこうと思っています。

 

 又、新しい情報等がありましたら、お知らせしますね。

 

 


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激しい兄弟げんか・・・557号

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 パピーいしがみです。

 

 


 今日お送りするメルマガは「激しい兄弟げんか」としました。

 

 

 年の近い、兄弟や姉妹・・・。案外喧嘩が多いんですね。

 

 そこで頭を悩ませているお母さんが沢山いらっしゃると思います。

 

 今日は、そんな兄弟(姉妹)げんかで悩んでおられる方の

 

 ヒントになるようなお話しをさせて頂こうと思います。

 

 


 でも、何で兄弟・姉妹であんなに喧嘩するんでしょうね?

 

 

 実は・・・子供達って、どうしても自分達を比較します。

 

 自分と、下の子、どちらが愛されているんだろう?

 

 って無意識のうちに比べるんですね。

 

 

 そして、どちらもこう思うのです。

 

 「やっぱり自分は嫌われている。あの子の方が好かれてる」って。

 

 


 これってとても面白いのですが、

 

 親が平等に扱っているつもりの場合、

 

 ほとんどの子供がそう思っているんです。

 

 


 特に上の子は、叱られることも多いし、

 

 「お兄(姉)ちゃんなんだから我慢しなさい!」

 

 なんて言われるので、それを理不尽に思うこともあるんですね。

 

 

 そして、

 

 「なぜ、自分ばっかり叱られるの?

 

  やっぱりお母さんは下の子の方が好きだから?」

 

 ってどうしても思っちゃうんです。

 

 でも、その思いって払拭されない限り、ずっと持ち続けるんです。

 

 (だから大人になっても仲の悪い兄弟(姉妹)って多いんです)

 

 


 又、年の近い兄弟(姉妹)の場合、能力の差もあまりないので、

 

 下の子は上の子をライバル視するし、

 

 上の子はそんな下の子の敵意むき出しに応戦しますので、

 

 喧嘩をする頻度は、本当に多くなります。

 

 


 でも、近いからこそ、仲良くなると、

 

 ものすごく良い関係を築く事ができるんですよ♪

 

 (とっても協力し合ってくれます)

 

 


 もちろん、上の子には

 

 「お兄(姉)ちゃんを、お兄(姉)ちゃんとして褒める」

 

 をお願いしたいのですが、

 

 あまりにも喧嘩が激しい時には、

 

 それにプラスしてやってほしい事があるんです。

 

 


 それは『お互いにお互いの良さを認めさせてほしい』という事です。

 

 下の子には、上の子の良さを認めさせ、

 

 上の子には、下の子の良さを認めさせる事です。

 

 あ、これはもちろん、3人・4人のお子さんにも同じように使えます。

 

 (ちなみに我が家の場合は3人でしたが、問題なくできました)

 

 


 それは、どうやるか?と言いますと、

 

 お母さんの中で、

 

 上の子の素晴らしくいいところ。下の子の素晴らしくいいところ。

 

 それをひとつづつ、決めて頂きます。(ひとつだけです)

 

 


 そして、それを事あるごとに、

 

 子供たちの前で、お話してあげるんです。

 

 


 「上の子は、こういうところがすごい!」

 

 「下の子は、こういうところが、すばらしい!」

 

 「人はそれぞれ違うから、良いところも違うんだよ。

 

  でも、上の子の良いところ、下の子の良いところ。

 

  どちらも、お母さんは、とっても好きだよ!」って。

 

 


 なぜ、ひとつだけなのか?と言うと、

 

 それぞれの良いところを、それぞれが覚えやすくするためです。

 

 


 上の子は、下の子の良いところがわかります。

 

 そして、下の子は上の子の良いところがわかります。

 

 「すごいな~」「そうなんだ~」と思うようになります。

 

 


 それを感じた子供たちも、お互いにお互いの良さを認めます。

 

 次第に、相手を敬い自分も満たされることから、

 

 (親からの愛情を)奪いあう事をやめます。

 

 


 それからもう一つ。

 

 お母さんには、仲良くしている時や、二人で遊んでいるとき、

 

 楽しそうにしている時には、すぐにそれを見つけ、

 

 間髪入れずに褒めてほしいのです。

 

 


 「おかあさんは、二人がこうやって仲良くしているのを

 

  見ると、とてもうれしくなっちゃうよ~。ありがとうね」

 

 

 なんて感じです。そうすると、

 

 

 「僕ら(私達)がこうして仲よくしている時、

 

  お母さんは喜んでくれるんだ!」というのが理解できるんですね。

 

 

 そして「もっとお母さんを喜ばせたい」という気持ちから、

 

 お互いに、より協力したり、仲良くしようとするんです。

 

 もちろん、たった一回やっただけで

 

 『効果てきめん』と言う事はありません。

 

 


 何度も何度も繰り返すことで、子供達は覚えていくんです。

 

 

 ですが、先日メールで、

 

 「上手くいかないんです」と頂きました。

 

 なぜかな?と思いましたら、

 

 「良いところ」を「たった一つ」にして無かったようでした。

 

 


 なので、今、お話ししたところをもう一度、

 

 大事なポイントだけに絞って(重複しますが)お話ししますね。

 

 


 ・・・喧嘩の多い兄弟(姉妹)の喧嘩を減らすポイント・・・

 

 「お互いにお互いを認めさせる」

 


 1、褒める時には片方だけでなく

 

   『二人がいる場所』で『二人とも』褒める事。

 

 

 2、褒める時に、姉弟それぞれの褒めることは

 

   『たった一つ』に決めておく事。

 

 

 3、仲良くしている時にはその「仲良くしている」事に『喜ぶ』事。

 

 

 それぞれについて説明しますね。

 

 

 1、褒める時には片方だけでなく

 

   『二人がいる場所』で『二人とも』褒める事。

 

 


  これは、簡単ですね。片方だけに言うと片方がやっかむからです。

 

  だから「あなたはこういう所がいい、そしてあなたは・・・」

 

  と二人ともに褒めることが絶対に必要なのです。

 

 (褒める時のきっかけは、片方の子を褒める時のタイミングでいいです)

 

 


  そしてその言葉と一緒に、最後に必ず、

 

  「お母さんは、兄弟(姉妹)二人で仲良くしてくれるのが一番好き」

 

  という言葉を添えておいてください。

 

 


 2、褒める時に、姉弟それぞれの褒めることは

 

   『たった一つ』に決めておく事。

 

 

  これは、二人にそれを「覚えさせる」必要があるのですから、

 

  常に『一つだけ』を『2人分用意しておく』という事です。

 

  狙いは二人に“お互いの良さ”を覚えさせるのですから、

 

  常に変わるようではならないのですね。

 

  『たった一つだけ』を、何度も何度も言うのです。

 

 


 3、仲良くしている時にはその「仲良くしている」事に『喜ぶ』事。

 

 

  これは、1で言ったように

 

  「お母さんは、兄弟二人で仲良くしてくれるのが一番好き」

 

  と言ったお母さんの言葉を子供達に

 

  「これがそうなのか」って分からせる為です。

 

 


  口で言っただけでは子供は理解しません。

 

  だから「今、あなた達の様子。それがお母さんが好きな事なのよ」

 

  と分からせるのですね。

 

 


  この3つをポイントに、是非、続けてやってみてください。

 

  繰り返しやる事で、兄弟(姉妹)喧嘩は減っていくはずです♪

 

 

 

 

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落ち着くと見えてくる

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パピーいしがみです。

 

 


 それでは、早速、今回のお話をご紹介しますね。

 

 今日のタイトルは「落ち着くと見えてくる」としました。

 

 ご紹介させて頂くのはYさん。

 

 


 Yさんは2人の男の子のお母さんです。

 

 上の子は小学校2年生、下の子は今、年長さんです。

 

 Yさんとは上の子が1年生の時に知り合ったのですが、

 

 当時、引っ越しをされたばかりで、

 

 かなり、お兄ちゃんが荒れていました。

 

 


 例えば、これはYさんから頂いたメールからの抜粋ですが・・・

 

 

 うちの長男(小1)は、目立ちたがり屋で泣き虫で。

 

 注意したらひねくれて「もういい」と投げやりになったり。

 

 自分の思い通りにならないと、クラスでも暴言を吐いて、

 

 担任の先生も困っている様子でした。

 

 


 先生に「授業を見に来てください」と言われ、

 

 こっそり授業の様子を見たところ、

 

 声しか聞こえませんでしたがほとんど、

 

 息子一人の声ばかりが響いてました。

 

 


 先生の質問に手を挙げて、他の子が当てられた後も、

 

 何度も大声で「はい、はい」と言ったり。

 

 それでも、先生に指してもらえないと

 

 「先生、はい。はい。」と何度も何度も繰り返す。

 

 


 黒板消しの当番でもないのに勝手に消して友達から批判されたり。

 

 そうかと思うと、給食当番のお友達が休んでいるから

 

 「代りに俺がやる」と言い出してみたり。

 

 サッカー少年団に入っても、三、四年のお兄ちゃん達に、

 

 「生意気だ!」と言われているようです。

 

 


 うちは転勤族で、お互いの両親とも離れ、妊娠、出産。

 

 出産後も、主人と二人だけで乗り越えてきました。

 

 次男を出産する時は、10日間、保育園に長男を預け、

 

 二歳半でいきなり、7時間~保育園で過ごし、

 

 その後も、私に余裕がなく、長男が失敗したりすると、

 

 大声で、怒鳴ったり叩いたりしていました。

 

 


 今では、それを聞いていた五歳の次男も、

 

 暴言と、乱暴に叩いたりひっかいたりして、

 

 兄弟喧嘩がとても多く・・・。

 

 次男は、幼稚園や友達とは仲良くしている様子ですが、

 

 家族でいると、暴言や乱暴になっているように思えます。

 

 


 そうなるとまた、私も大声で、叱って、叩いてしまいます。

 

 私の心の弱さで、二人の息子に、

 

 申し訳ない事をしてしまったと思っています。

 

 


 反省して、沢山の育児書を読み試してみました。

 

 でも、私の心が弱いままで、

 

 育児書に書いている事を試してみても子供に変化は有りません。

 

 


 このままでは子供達の心が、私の心の弱さで押しつぶされたまま、

 

 特に、長男が苦しんでいるように思えます。

 

 子供達に対して反省ばかりで、改善する方法が分かりません。

 

 


 昨夜、寝入る前に長男に

 

 『僕、みんなに、怒られているのに、何で、生まれてきたの?』

 

 って聞かれました。

 

 

ここまで・・・

 

 

 私がYさんから始めてメールを頂いた時が、

 

 確か昨年の11月ごろだったと思います。

 

 

 私は、たくさんの方からのメールを読ませて頂くことで、

 

 その能力が開発されたのでしょうか?

 

 メールを拝見するとその方の、その時々の精神状態や、

 

 様子なども感じる事があるのです。

 

 


 Yさんの場合は、とても強い焦りを感じていましたし、

 

 「子供よりも先に、Yさんご自身が落ち着くことが必要だな~」

 

 と思っていました。

 

 


 その後も、いろいろとメールを頂いたり、お返事をしたり・・・

 

 という事が続く中で、あるとき、文面から受ける印象が、

 

 がらっと変わったことがあったのです。

 

 その時のメールがこれです。

 

 

ここから・・・

 

 

 パピーさん、おはようございます。

 

 焦ってしまったYです。

 

 パピーさんの声(CD)を聞いて、少し癒されメールさせて頂いています。

 

 「パピーさんの声って私より、高いかも~」と思いながら(^o^)

 

 


 お返事ありがとうございました。

 

 本当はもう少し、時間が経った後に、

 

 メールさせていただいた方がいいかな~。と思いましたが

 

 


 昨日、パピーさんならこんな時、どう感じてどうされるんだろう?

 

 と思った出来事が有りまして、お忙しいのに・・・

 

 と思いながら、メールさせていただいております。

 

 


 パピーさんの声のお陰でしょうか?

 

 少し落ち着いてみよう。と思いながらの日々でした。

 

 


 そして、落ち着いてみよう。と思ったら、

 

 子供と話す時に、少し間が空くようになり。

 

 この間に、私自信が子供に伝えたい言葉を「選んで話す」ように、

 

 (ほんの少しですが)なってきたと思います。

 

 そんな中で、長男に怒る事をしないで済んでいる状態が続いています。

 

 (まだ、階段を登り出す前ではありますが)

 

 


 長男が「抱っこして~とか?もっと褒めて~」と

 

 せがむ事が多くなりました。

 

 もちろん家の中での事ですが、出来る時は抱っこして、

 

 ハグハグしてあげてます。

 

 でも、学校行く直前に「抱っこして」と言ったので、

 

 「一分だけね~」と言って抱っこしたのですが

 

 「もっともっと」・・・と。

 

 


 本人の気持ちのの切り替えが上手く出来ないのです。

 

 「時間だから。また帰ってきたらね」

 

 と言って、玄関のドアを開け

 

 「いってらっしゃい」と送り出したのですが、

 

 振り向きもしないで、行ってしまいました。 

 

 


 わざと、直前に「抱っこ」と言っている気もしています。

 

 どうしてあげた方が良いのか?

 

 こんな時パピーさんなら、どう感じてどう接するのかな?

 

 と、思いました。

 

 


 前回と、お聞きしたい事が異なっているかと思いますが。

 

 どうぞ、宜しくお願い致します。

 

 

ここまで・・・・

 

 

 実は「落ち着く」というのは“突然”は難しいです。

 

 Yさんが、それをできるようになってきた、というのは、

 

 きっと今までの積み重ねの結果、少しずつ少しずつ、

 

 Yさんに余裕が生まれて行っただと思います。

 

 


 落ち着いた事によって「時間ができた」

 

 「言葉を選ぶ」ようにされてきた事。

 

 これが大きかったと思います(^^)

 

 


 それで、息子さんからの「甘えのせがみ」ですが、

 

 今まで、荒れていた子や、反発していた子、というのは、

 

 なかなか甘えることができません。

 

 それは「甘えて拒否されるのが怖い」という思いがあるからなんです。

 

 


 「甘える」というのは「弱みを見せること」でもあります。

 

 荒れている、反発している時は自分の弱い部分を見せられません。

 

 「どうせ俺なんて・・・」という気持ちがあるからこそ、

 

 荒れたり、反発をしている場合が多いので、

 

 「“甘えたい”という気持ちを表し、拒否されたら・・・」

 

 と考えると、とても「自ら甘える」という事はできないんです。

 

 


 ですが、息子さんが、自分から

 

 「抱っこして~とか?もっと褒めて~」

 

 とせがむようになった、と言う事は、

 

 


 私も感じたように、

 

 穏やかになったお母さんの変化が、息子さんにも分かって

 

 “きっとお母さんは受け入れてくれる”と感じたから・・・

 

 ではないかな?と思ったのです。

 

 


 今回のように『素直に甘えたがる』という事は、

 

 とてもいい傾向なんですね。

 

 ですから私は、こんな風にお返事しました。

 

 

ここから・・・・

 

 

 Yさん、こんばんは。パピーいしがみです。

 

 

 メール拝見しました。いい感じですね~♪

 

 今回は以前とは比べものにならないほど落ち着いておられますよ♪

 

 

 > そして、落ち着いてみよう。と思ったら、

 

 > 子供と話す時に、少し間が空くようになり。

 

 

 > この間に、私自信が子供に伝えたい言葉を「選んで話す」ように、

 

 > (ほんの少しですが)なってきたと思います。

 

 > そんな中で、長男に怒る事をしないで済んでいる状態が続いています。

 

 

 とっても、いい感じです♪

 

 焦ると何も良いことないですからね。この調子でいきましょう。

 

 さて・・・、

 

 

 > 長男が「抱っこして~とか?もっと褒めて~」と

 

 > せがむ事が多くなりました。

 

 ですが・・・。

 

 これって、とてもいいことです。

 

 それが口に出せるようになったんですよ♪

 

 


 そして、

 

 > 出来る時は抱っこして、ハグハグしてあげてます。

 

 はい、これも是非、お願いしたいです。

 

 それから、

 

 


 > でも、学校行く直前に「抱っこして」と言ったので、

 

 > 「一分だけね~」と言って抱っこしたのですが

 

 > 「もっともっと」・・・と。

 

 

 こういう時って可能な限り、できるだけしてあげてほしいです。

 

 十分に甘えさせてあげるんです。

 

 すると・・・子供は安心します。

 

 


 もし時間がなかったら

 

 「じゃあ、明日はもうちょっと早く起きて、

 

 たくさん抱っこしてから行く?」

 

 みたいに言ってあげるといいと思います。

 

 


 この話はYさんには、していなかったか?と思いますが、

 

 子供は『依存と自立』繰り返します。

 

 

 依存というのは、赤ちゃんのように、何でもお母さんに頼る。

 

 お母さんにベッタリという状況ですね。

 

 自立というのは、自我が芽生えて何でも自分でやりたい、

 

 としだすことです。

 

 


 赤ちゃんの頃、全くの依存状態だったのが、

 

 1~2歳になって自我が目覚め、何でも自分でやりたがります。

 

 ところが、自分でやる事はうまく行きません。

 

 癇癪を起こしたり、落胆したりします。

 

 そうなると、子供の感情は自立から依存傾向に戻ります。

 

 


 一旦離れた気持ちがお母さんに戻り、甘えます。

 

 そうやって甘えていると、気持ちが落ち着き、

 

 又、本来の「自立傾向」に戻り、自分でやりだす・・・。

 

 


 自立・依存・自立・依存・・・

 

 それを繰り返していくことで、自分で出来る事が増え、

 

 又、レベルが上がり、次第に依存が減ってくるのです。

 

 

 ・・・注釈・・・

 


 「依存と自立を繰り返す」は、年齢が上がれば終わる、

 

 という事ではなく、年齢が上がるにつれて、

 

 その切り替わる時間は長くなり、甘える対象も変わりますが、

 

 ずっと続くのです。(大人にだって有るんですよ♪)

 


 ・・注釈終り・・

 

 

 だから、きちんと甘えさせてもらえている子は、

 

 自分から自立をしていくんです。

 

 ( 中 略 )

 

 


 今の息子さんの様子からすると、

 

 もしかしたらYさん。「甘えさせてあげる」ことが

 

 足りなかったかもしれませんよ。

 

 


 ということは、このようにしっかり甘えさせてあげることで、

 

 「今までの問題が影をひそめるかも知れない」

 

 ということです。

 

 

 良い機会です。

 

 ぜひ、しっかり甘えさせて、試してみてください。

 


ココまで・・・・

 


 子供たちの問題行動には、本当にさまざまな理由があります。

 

 その理由を探していくこと、その原因にアプローチすること。

 

 これがとても大事なのですが、

 

 実はそこが一番難しいところでもあるんですね。

 

 


 ですが、

 

 > 今の息子さんの様子からすると、

 

 > もしかしたらYさん。「甘えさせてあげる」ことが

 

 > 足りなかったかもしれませんよ。

 

 とお返事した、そこの部分。どうやら当たっていたようです。

 

 

 数ヵ月後、こんなメールを頂きました。

 

 

ココから・・・

 

 

 こんばんは、パピーさん、お久しぶりですYです。

 

 小学2年の長男が、昨年秋の引っ越しからトラブル続きで、

 

 悩んでは怒り、、、の悪循環が続いていました。

 

 このように、清々しい気分で、

 

 パピーさんにお話する事が出来るなんて、思ってもない事でした。

 

 


 パピーさんから、御返事いただいてから、

 

 長男が甘えてきた時は、受け止めるように心掛けました。

 

 「抱っこして~」「おんぶして~」「お姫様抱っこして~」と。

 

 朝起きた時と、寝る前に。とても嬉しそうな顔をして甘えてきます。

 

 


 パピーさんからの、貴重なアドバイスいただいてから、

 

 長男の甘えを受け入れただけで、

 

 長男の学校や登校班でのトラブルも無く、

 

 とても穏やかに過ごしています。

 

 私も子供達が、可愛くて。可愛くて。(^o^)v

 

 


 長男の子育てを、振り返ってみると・・・

 

 当時、長男が二歳半で次男を出産。

 

 主人が転勤族で、私の母も高齢なので、夫婦だけで育児をしてました。

 

 (主人も出張で留守が多い生活でした)

 

 長男は二歳半でも、抱っこする事が殆どなく、

 

 甘えさせてあげる事が少なかったように思えます。

 

 

 


 パピーさんに、出会えなければ、

 

 長男の心の叫びに、気付いて挙げる事は出来なかったと思います。

 

 改めて、貴重なアドバイス頂いてありがとうございました。

 

 長男が「抱っこして~」と甘える時は、両手を広げ、

 

 赤ちゃんのようなキラキラした目で、私を観ています。

 

 


 私は、幸せだなと感じ。嬉しく思います。

 

 以前の私なら、

 

 「小2のお兄ちゃんなのに、赤ちゃんみたいだよ。」

 

 と怒っていた事でしょう。

 

 

 


 まだまだ課題が沢山有り、勉強中ですが、

 

 “幸せなお母さん”に一歩近づけた実感をしています。

 

 

 


 パピーさんに、出会えた事。

 

 子供がもう少し大きくなったら、

 

 パピーさんのお話してあげたいと思っています。

 

 長文にお付き合い頂まして、ありがとうございました。

 

 

 

 追伸:

 

 

 胃腸風邪が流行ってまして、長男から順番に、最後私まで。

 

 そんな中、嬉しい出来事が沢山ありました。

 

 

 私が、早めに、お布団に横になっていると、

 

 お腹を撫でてくれたり、掛け布団を掛けてくれたり、

 

 薬とお水を二階にまで持って来てくれたのは、

 

 小2の長男でした。(^^)

 

 

ココまで・・・

 

 

 Yさんからの文面に、

 


 > 長男が「抱っこして~」と甘える時は、両手を広げ、

 

 > 赤ちゃんのようなキラキラした目で、私を観ています。

 

 

 と有りましたね。いいですね~、とってもいい感じです♪

 

 息子さんも、安心しきってお母さんに抱かれて

 

 英気を養っているんでしょうね。

 

 


 > 長男の甘えを受け入れただけで、

 

 > 長男の学校や登校班でのトラブルも無く。

 

 > とても穏やかに過ごしています。

 

 > 私も子供達が、可愛くて。可愛くて。

 

 

 と有ったところを見ると、

 

 「甘えを受け入れてあげる」事で、

 

 息子さんにも、お母さんにも良かったようです♪

 

 

 この「良い関係」ができてきたら、

 

 徐々に子供さんの「能力」が高まっていきますからね♪

 

 これからが楽しみです(^^)

 

 「甘え」で充分に安心させてあげたら、

 

 つぎは「認める」「褒める」に行きましょうね。

 

 


 徐々にステップアップしていくと、

 

 どんな未来がやってくるかな?ワクワクしますね♪

 

 Yさん、素敵なご報告、そしてメルマガ掲載へのご許可、

 

 ありがとうございました。

 

 

 

 

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友達と下ネタ1

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パピーいしがみです。

 


 今日のタイトルは『友達と下ネタ』としました。

 

 お読みになって???とお感じになったかもしれませんが、

 

 

 さとこさんからのご相談で、

 

 1、友達との付き合い方について、

 

 2、下ネタを言う事について、

 

 と2つについてご相談を頂いたので、

 

 今日はそ二つの内容をご紹介しようと思っています。

 

 


 ただ、二ついっぺんですと、かなり長編になりますので、

 

 今回は“友達との付き合い方”について、

 

 そして次回は“下ネタを言う事”についてお話しさせて頂きます。

 

 

 どちらもきっとご興味のある内容だと思います。

 

 まずは、さとこさんからのご相談をご紹介しますね。


 


(さとこさんの娘さんは小学1年生です)

 


ココから・・・

 


 パピーさん、こんにちは!

 

 さとこです。

 

 

 いつも、メルマガをありがとうございます。

 

 毎回、考えさせられる内容で、良い勉強になっています。

 

 さて、今日は相談がありメールいたしました。

 

 

 1、娘の、友達との付き合い方について

 

 2、娘がよく下ネタを言うことについて

 

 の2点です。

 

 

 1、娘の、友達との付き合い方について 

 

 


 娘は、友達と一緒に遊んでいても、自分が思い通りにならないと

 

 機嫌が悪くなり、すねて一人で遊んだり、友達が

 

 「○○ちゃん、一緒に遊ぼう!」

 

 と娘に声をかけてきても、無視してしまうところがあります。

 

 


 幸いなことに、娘の友達は、今のところ、

 

 娘のペースに合わせてくれたり、

 

 娘に歩み寄ってくれたりしてくれるので、

 

 また一緒に機嫌よく遊び始めるのですが、

 

 このままで良いのかというと、疑問です。

 

 


 講座を始めて、以前は大人しい印象だった娘は、

 

 とても積極的になったと思います。

 

 


 その結果、率先して物事をやりたがったり、

 

 遊びなどを提案するようになったのですが、

 

 どうやら、人に合わせるのは、苦手なようです。

 

 だから、思い通りにならないとすねる・・・。

 

 

 (最終的には、一人で遊んでいてもつまらないから、

 

  一緒に遊ぶようになりますが、素直に謝ることができません・・・)

 

 

 正直に言いますが、私も小さいころ、

 

 すねて周りを困らせたことがあるので、

 

 あまり、娘のことは言えません。

 

 

 


 ただ、見守ることも大事だと思う一方で、

 

 このままで良いのかと思うのです。

 

 だから、つい、娘がすねるたびに、

 

 「自分が思い通りにならないもあるよね。

 

  でも、それで、○○ちゃんは良いのかな?」

 

 


 とか

 

 

 「いつも、そうやって(すねて)ばかりると、

 

  お友達は一緒に遊びたいと思うのかな?」

 

  と、つい口を出してしまいます。

 

 


 娘は今、人付き合いを学んでいる最中だと思います。

 

 だから、友達を失うことがあったとしても、

 

 それは本人の自業自得だと考えて見守るべきなのか、

 

 それとも、口出ししながら、

 

 それとなく友達と遊ぶように促すべきなのか?

 

 正直、迷っています。

 

 


 (迷いながら、口出ししてしまうのですが・・・)

 

 

 それから、

 

 「○○ちゃん“また”機嫌が悪くなっちゃったの?」

 

 という他の子のお母さんからの言葉も、正直言って辛いです。

 

 育て方が“悪い”と言われているような感じがするのです。

 

 


 また、機嫌が悪くなった娘の相手をするのも、

 

 かなりのストレスになります。

 

 そして、

 

 「こんなことなら、一緒に遊ばせる機会をなくした方が良いのでは?」

 

 と思ってしまうのです。

 

 


 私は、人付き合いが下手ですし、苦手です。

 

 一人でいても、苦になりません。

 

 でも、人付き合いを最低限しかしてこなかったので、

 

 苦手ですし、相手の反応がすごく気になります。

 

 


 また、人付き合いが消極的だったので、うまく付き合えず、

 

 避けるように距離を置いてしまい、

 

 そのまま疎遠になってしまった友人もいます。

 

 意地を張ってしまって、謝ることができず、

 

 失ってしまった友人もいます。今まで沢山悔んできました。

 

 


 だからつい、娘には、そんな思いをさせたくなくて、

 

 私の失敗談を話したり、口出ししたりしてしまうのですが、

 

 それでも、同じことが繰り返されています。

 

 相手の気持ちや行動ばかりを尊重して、

 

 言いたいことが言えないのも困りますが、

 

 思い通りにならないたびにすねてしまうのは、問題だと思うのです。

 

 


 今は、問題が起こる度に、冷静に言い聞かせているのですが、

 

 あまり効果がみえないので、悩んでいます。

 

 もっと協調性のある子になってくれるには、

 

 私は何をするのが良いのでしょうか?

 

 

ココまで・・・

 

 

 先ほど、今週は、友達の付き合い方について、

 

 そして次回は、下ネタについて、お話ししたいと言いましたように、

 

 今回はご質問を二分してお送りしています。

 

 

 そこで、まず「友達の付き合い方」の部分について、

 

 お話ししますね。

 

 私は、こんな風にお返事したのです。

 

 

ココから・・・

 

 

 さとこさん、こんにちは。パピーいしがみです。

 

 

 メール、拝見しました。

 

 

 


 > 娘は、友達と一緒に遊んでいても、自分が思い通りにならないと

 

 > 機嫌が悪くなり、すねて一人で遊んだり、友達が

 

 > 「○○ちゃん、一緒に遊ぼう!」

 

 > と娘に声をかけてきても、無視してしまうところがあります。

 

 

 


 とありましたね。

 

 

 これについて、私は、親がそれを止めさせよう、とするのではなく、

 

 早めに「痛い思いをさせる」事が大事だと思っています。

 

 

 


 > (最終的には、一人で遊んでいてもつまらないから、

 

 >  一緒に遊ぶようになりますが、素直に謝ることができません)

 

 

 


 とあったように、すねることで周りから嫌がられて、一人になる。

 

 でもそれが嫌だから自分の気持ちをなだめて一緒に遊んでもらう・・・。

 

 

 

 それができる、という事は、

 

 “もう自分で(気持ちを)コントロールする事を覚え始めている”

 

 という事だと思います。

 

 

 

 今、謝れなくても、これからこういう事が起きると

 

 「じゃあ、○○ちゃん、ちゃんと謝ってよ」

 

 のように言う子が出てくると思いますよ♪

 

 自分で体験して、覚えていかせるのが一番だと私は思います。

 

 

 

 又、

 

 > 「○○ちゃん“また”機嫌が悪くなっちゃったの?」

 

 > という他の子のお母さんからの言葉も、正直言って辛いです。

 

 > 育て方が“悪い”と言われているような感じがするのです。

 

 

 


 とあった、そのお気持ちもよくわかりますが、

 

 人は失敗してそれを自分の糧にしていきます。

 

 そして子供さんは、まだまだ生まれてから数年。

 

 人としての勉強をしている段階です。

 

 

 


 なので「育て方」の評価されるのは成人になってからで、

 

 今、評価する人がいたとしたら、それは全く持ってナンセンスです。

 

 「失敗をさせない」のではなく「失敗から学ばせる」

 

 “これが私の「子育て」です”って、

 

 胸を張って頂いて良いと思いますよ♪

 

 

 


 > だからつい、娘には、そんな思いをさせたくなくて、

 

 > 私の失敗談を話したり、口出ししたりしてしまうのですが、

 

 > それでも、同じことが繰り返されています。

 

 

 


 ともありましたが、教訓は、

 

 その人が「知りたい」「教えて」と思わない限り、

 

 「説教」と同じなんですね。子供にとっては雑音にしかなりません。

 

 

 


 アドバイスをされるのならば、子供が落ち込んで相談してきた時に、

 

 お話をされたら良いと思いますよ(^^)

 

 

ココまで・・・

 


 私がこのようにお返事したのは、まずは、

 

 「子供の世界で学ぶことは、親が介入せずに子供に任せればいい」

 

 という事を伝えたかったのです。

 

 


 子供にはもともと

 

 「自分で考えて行動する」という資質が備わっています。

 

 親が子供をコントロールしたり、余計な指図をするよりも、

 

 自分で考えて行動させてあげることで、

 

 問題を自分で解決しようとします。

 

 


 もちろん、自分だけで解決できない場合もありますので、

 

 それは手を貸してあげればいいですが、

 

 子供が「どうしたらいいかな?」と聞いてこなければ、

 

 親が先に手や口を出してしまうと、

 

 子供のせっかくの資質が活かされません。

 

 だからあえて口出しをする必要はないんですね。

 

 

 それと・・・

 

 

 小言を言っても子供は(自分から聞きたいと思わなければ)

 

 耳を傾けません。

 

 耳を傾けない相手にいくら小言を言ったって、

 

 文句言ったって、直るわけが有りません。

 

 


 それどころか、子供からすれば

 

 「うるさいな~、又言ってる」と胡散臭く感じたり、

 

 「どうせ私が悪いんでしょ、はいはい」

 

 のように、投げやりになってしまう事もあります。

 

 


 親は良かれと思って、小言を言っても、

 

 結果は何もプラスにならずマイナスを増やすだけなんです。

 

 マイナスを増やすだけなら、小言は必要ないんですね(^^)

 

 

 上記のお返事をしてから約1か月後、

 

 さとこさんから、こんなお返事を頂きました。

 

 

ココから・・・

 

 

 パピーさん、こんにちは!

 

 さとこです。

 

 ( 中 略 )

 

 


 さて、1ヶ月ほど前に相談させていただいた件のご報告です。

 

 友人関係、下ネタともに、解決しました。

 

 アドバイス、本当にありがとうございました。

 

 詳しいことは下記に書きます。

 

 お時間があるときにお読みください。

 

 


 1、友人関係のこと。

 

 


 まず、口を出さないために、友人関係については、

 

 あえてこちらから質問するのをやめました。

 

 聞くと口出ししたくなるから、

 

 話をしてきたときにだけ聞くようにしたのです。

 

 


 それからしばらくして、ふざけたり、

 

 「ふてくされて1人で・・・」など

 

 という行動がいつの間にかなくなりました。

 

 友達とは楽しくやっているようです。

 

 それと同時に、リーダーシップが出てきたようです。

 

 


 先日、市の体操教室に通い始めたのですが、一年生の女子8人で

 

 マットを片付けようとした際、一方に人が偏って運べなかったんです。

 

 娘はその時、全員をバランスよく配置しようと声をかけていました。

 

 


 そして、周りをまとめようとしたり、率先して何かをしたり・・・

 

 という行動が良く見られるようになってきたんです。

 

 学校の係決めでも、配り係の隊長(代表者)に立候補して

 

 やることになったそうで、やる気満々です♪

 

 私が何もしなくても、子供はちゃんと成長しているのですね(^^)

 

 


 ※ 上記以外のこと。

 

 

 運動嫌いで、ちょっと前まで、

 

 スポーツ関係の習いごとを拒否し続けていたのに、

 

 市で募集した「体操教室(全20回)」と「水泳教室(全8回)」

 

 に喜んで行くようになり、活発になっています。

 

 


 体操教室では、あまりの体の硬さに、

 

 親としては苦笑いしてしまいます(笑)

 

 水泳教室では、背が小さく、プールの中では、

 

 普通に立つと顔がギリギリ見える程度で、

 

 まるでおぼれているかのよう(^^;)

 

 


 でも、どちらの教室も、娘は本当に楽しそうに参加しています。

 

 おまけに、娘は「自分は練習すれば、できるようになる」と思って、

 

 家でも練習できることに関しては積極的に練習しています。

 

 とはいえ、教室に通っている間にできるようになることは

 

 少ないかもしれないです。

 

 


 だからこそ「楽しい気持ち」だけは大事にしてあげたいと思います。

 

 低学年のうちは、「ワクワク」する気持ちをいっぱい育てて、

 

 「やりたい」「知りたい」気持ちがいっぱいの子になれたら、

 

 きっと高学年になっても、

 

 「やる気のあふれる子」でいるでしょうからね♪

 

 


 ちなみに。

 

 

 最近、私は、勉強に関しては

 

 「先取り学習をさせない」ことにしました。

 

 (進研ゼミでの勉強の範囲内は可です。

 

  なぜなら、ほとんど学校の授業と同じペースだから)

 

 

 そして、「できなくてもいい」という気持ちで、

 

 勉強に付き合っていたら、

 

 急に自ら勉強をやるようになりました。

 

 (怒ることがほとんどなく、

 

  褒めることが多くなったからだと思います)

 

 しかも、あっという間に終わらせるんです!

 

 


 興味があるという「漢字」に関しても、

 

 「先生が教えてくれるまではやらなくていいんだよ」

 

 と言って教えずにいたら、こっそり覚え始めました(笑)

 

 漢字の書き取りをしなくても、覚え始めたんです!

 

 

 ・・・やる気というのは、すごい力があるのですね(^^)

 

 

ココまで・・・

 

 

 どうでしょう?娘さんの変化、面白いですよね。

 

 

 特に何をしたわけでもなく、

 

 「どうしても小言を言いたくなるので、質問するのをやめた」

 

 「娘さんから聞いてくる時だけ聞くようにした」

 

 これだけでした♪

 

 


 でも、それで良いんですね(^^)

 

 又、お母さんの小言が減ることによって、

 

 沢山の副産物もあったようです。

 

 


 ただ、このメールには書かれていませんが、

 

 さとこさんは、とっても「認める」「褒める」が上手です。

 

 それについては、次回の「下ネタ」の時にご紹介しますが、

 

 きちんと「認める」「褒める」をされている方は、

 

 あえて子供をコントロールしようとしたり、

 

 “小言を言わなくても”子供は自分で考えて行動し始めるんです。

 

 


 それに、この考え方はとても良いですよ♪

 

 

 > だからこそ「楽しい気持ち」だけは大事にしてあげたいと思います。

 

 > 低学年のうちは「ワクワク」する気持ちをいっぱい育てて、

 

 > 「やりたい」「知りたい」気持ちがいっぱいの子になれたら、

 

 > きっと高学年になっても、

 

 > 「やる気のあふれる子」でいるでしょうからね♪

 

 

 はい、私もそう思います。必要な時には、必要な事だけで結構。

 

 必要な事だけを、十分与えてあげてればいいと思います。

 

 低学年の今はお母さんの笑顔に沢山包まれながら、

 

 「面白い」「楽しい」「やってみたい!」「ワクワク!!」

 

 これを感じていてくれたら十分だと思います♪

 


 そして・・・

 

 > やる気というのは、すごい力があるのですね(^^)

 

 

 はい~♪ そうなんです!!(^^)

 

 この「やる気」を持たせることができると、

 

 様々な事にチャレンジし、問題を解決し、

 

 自分の能力をどんどん高めるんです。

 

 

 これからも楽しみですね♪

 

 

 それでは、次回は“下ネタを言う事”についてお話しさせて頂きます。

 

 お楽しみにお待ちください(^^)

 

 


 

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友達と下ネタ 2

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 パピーいしがみです。

 

 

 

 

 今日は、前回に続き「友達と下ネタ」の下ネタについてお話します。

 

 

 これは下ネタばかりではなく、

 

 口にして欲しくない事を子供が言う、なども同じなのですが、

 

 なかなか直らない・・・と皆さん、仰います。

 

 

 私の考えは・・・「直す必要はない」・・・なんです。

 

 ただ、子供が「TPOで使い分ける言葉だな」って、

 

 分かればそれで良い、と思っていますし、

 

 その結果として「あえて使う必要はないな」

 

 と思ってくれれば最高です。

 

 


 私達がそれを「やるな」と押し付けるのではなく、

 

 子供が自分の「考え」で取捨選択して、

 

 「捨てる」方を選んでくれればそれでいい、と考えています。

 

 

 それでは、早速、ご相談の内容から紹介しますね。

 

 

ココから・・・

 

 

 ( 前回からの続き )

 

 下ネタについてです。

 

 

 これは、テレビの影響であることは間違いないです。

 

 私は、小さいころからテレビっ子なので、

 

 テレビばかり見てしまう傾向があります。

 

 幼いころから、食事中もテレビがついているのは当たり前でしたから、

 

 結婚した後に、その習慣を変えるのは大変でした。

 

 


 ちなみに、よくお笑い番組を観ています。

 

 年度末の特番なんかも良く見ていたせいか、

 

 とにかく下ネタ連発です・・・。

 

 小学校に入学して早々、下ネタを言っていたようです。。。

 

 


 ここ数日は、下ネタを言う回数が頻発していたので、

 

 「そういうことは、言ってはいけないんだよ」と冷静に話したら、

 

 「テレビのマネをしただけだよ!」と娘に言われてしまいました^^;

 

 (確かに、その通りですよねぇ・・・)

 

 


 娘は、意味はわからないけれど

 

 「周りが笑っているから・・・」ということで

 

 つい言ってしまうようです。

 

 娘にとって、

 

 「(友達が)笑っている」=「面白いから良いこと」

 

 という気持ちがあるようです。

 

 


 でも、それは違いますよね。

 

 だから、娘と冷静に話をしました。

 

 


 「友達が“笑っている”のは

 

 “嬉しいから”とか“楽しいから”とは、限らないんだよ。

 

 『変なことを言っている!』と思われて

 

 “笑われている”ことだってあるんだよ。

 

 それに、水着で隠れる部分は、大事な場所だから隠すんだよ。

 

 


 大事な場所を、大きな声で言うのは、お友達の大事な場所を

 

 大事に思っていない、ということなんだよ。

 

 


 それに、体のことは、悪気がなくても、傷つく子もいるんだよ。

 

 それでも(下ネタを)言いたいかな?

 

 別に、言ってもいいんだよ。

 

 わからないところで言えば、

 

 お母さん(私)にも怒られることもないしね。

 

 


 でも(下ネタを)言えば言うほど、

 

 「私は、自分やお友達の大事な場所を大事に思っていません」

 

 と、周りに言っているようなものなんだよ。

 

 そう思われると、今度は、

 

 自分の大事な場所を周りも大事に思ってくれなくなる。

 

 それって、とっても悲しいことだと思うんだ。

 

 


 もう小学生だし、これから先(下ネタを)言うか言わないかの判断は、

 

 任せるね。でも、これからは、

 

 自分の心の神様(「良心」のことをうちではこう呼んでます)

 

 とよく相談して、

 

 心の神様が笑顔になるような選択をしてほしいと思うよ。」

 

 


 実は、以前にも似たような話をしました。

 

 それでも、連日同じことを繰り返します。

 

 


 子供だから、

 

 同じようなことを何度でも繰り返すのは、当たり前のこと。

 

 でも、話しても話しても・・・

 

 一向に変わることなく続いていくのはストレスです。

 

 怒ったところで、何も変わらないでしょう。

 

 だから、繰り返し、冷静に話をしていくしかないのですが、

 

 これで良いのかどうか・・・。

 

 


 「子供だし・・・」と考えて、

 

 いつかどうにかなるだろうと思っていました。

 

 でも、この考えは甘かったのかもしれないと、今は思っています。

 

 どこまでが見守るべきで、

 

 どこからは、親の方から話をするべきなのか・・・。

 

 


 私ができる範囲のことをやってみましたが、

 

 今のところ改善がありません。

 

 パピーさんのご意見をお聞かせいただけたら助かります。

 

 お忙しいかと思いますが、お時間があるときに、

 

 お返事をいただけると嬉しいです。

 

 よろしくお願いします。

 

 

ココまで・・・

 

 

 このようなご相談を頂いて、私はこうお返事したのです。

 

 

ココから・・・

 

 

 さとこさん、こんにちは。パピーいしがみです。

 

 メール、拝見しました。

 

 さて・・・2、の下ネタの事ですが、

 

 

 

 私は、この2、下ネタの連発と、1、友達と上手く付き合えない。

 

 は、関係しているのでは?と思います。

 

 

  ・・・注釈・・・

 


  前回のメルマガでご紹介しましたが、

 

  さとこさんからは、2つのご質問を頂いていて、

 

  その1、は「友達と上手く付き合えない」

 

  「思い通りにならないと機嫌が悪くなりすねてしまう」

 

  というご相談でした

 

 

  そちらの件については、下記を御覧下さい。

 

  http://www.age18.jp/back559.html

 


  ・・・注釈終り・・・

 

 

 

 というのは、自分がすねることで周りから敬遠される。

 

 でも、一人になるのは嫌だから、仲間に入れてもらいたい。

 

 そこで友達とやり直す、笑いを持って許してもらえる、

 

 そのキーワードになっているのが、この「下ネタ」なのでは?

 

 と思うのです。

 

 さとこさんのメールにも、こうありましたね。

 

 


 > でも、人付き合いを最低限しかしてこなかったので、苦手ですし、

 

 > 相手の反応がすごく気になります。

 

 

 > また、人付き合いが消極的だったので、

 

 > うまく付き合えず、避けるように距離を置いてしまい、

 

 > そのまま疎遠になってしまった友人もいます。

 

 


 娘さんも、そんな風に感じていて、

 

 その対策として「下ネタ」を使っているのでは?と感じるんです。

 

 メールに、

 

 > 以前は大人しい印象だった娘は、とても積極的になったと思います。

 

 ともありました。

 

 


 私は、この言葉をとてもうれしく思ったのですが、

 

 さとこさんは「ここまで良いけど、これ以上はだめ」のように、

 

 狭い範囲での要求をされているようにも感じました。

 

 実は、これをやると「否定」がどんどん増えていくんです。

 

 


 例えば、自転車でゆっくり走ると、ハンドルがぶれてきませんか?

 

 右へ切ったり、左へ切ったり、ぐらぐらして安定しません。

 

 又、これは逆も同じ事なんです。

 

 右へ切ったり、左へ切ったりしていると

 

 どんどんスピードは落ちてきます。

 

 そして極端に不安定になります。

 

 


 ですから、あまり細かな調整って、なさらない方がいいんですね。

 

 下ネタを聞きたくなかったら、止めさせるのではなく、

 

 「お母さんはそういう笑いは嫌い」

 

 ってただ、それだけを言うだけで良いと思います♪

 

 


 後は「親と子の良好な関係」ができていれば、

 

 自分自身で判断できていく、と思いますよ(^^)

 

 

ココまで・・・

 

 

 実はさとこさん、私の返事を読んで

 

 「そんなことで?」と思ったそうです。

 

 今までいろんな事をやってきて、ダメだったのに、

 

 「お母さんはそういう笑いは嫌い」

 

 と言うだけでは、直るはずない!って思われたようです。

 

 


 その辺りについても、

 

 お返事を頂いていますので、紹介しますね。

 

 

ココから・・・

 

 

 ( 前 略 )

 

 

 さて、1ヶ月ほど前に相談させていただいた件のご報告です。

 

 友人関係、下ネタともに解決しました。

 

 アドバイス、本当にありがとうございました。

 

 


 パピーさんに教えていただいた 

 

 > 下ネタを聞きたくなかったら、止めさせるのではなく、

 

 > 「お母さんはそういう笑いは嫌い」

 

 > ってただ、それだけを言うだけで良いと思います♪

 

 


 という方法、即効果が出ました!

 

 「下ネタを言う=自分のことが大事にされなくなる」

 

 とも思うようになり、現在は、まったく言いません。

 

 毅然とした態度をとれば良かったのですね。

 

 


 この件では、いろいろな気づきがありました。

 


 


 よく、メディアや育児書等で、

 

 「納得できる説明をしてあげれば、

 

 子供は“納得して”困った行動をしなくなる」

 

 とのようなことを言っているんですね。

 

 


 でも、今回のことで、それは半分本当で、

 

 半分は違うのではないかと思ったのです。

 

 

 ・本当だと思う理由:

 

 どんなに小さくても、話せばちゃんと「頭では」理解できる。

 

 だから「短期間」では効果がある。

 

 

 ・違うと思う理由:

 

 頭では理解できても、行動が伴わないのが人間

 

 (子供だけでなく、大人も同様)

 

 理解したことを忘れてしまうから、また元通り。

 

 子供の場合、すぐに忘れてしまうから、同じことが繰り返される。

 

 


 ※納得できる説明は、ないよりはあった方が良いと思います。

 

 子供の場合、「下ネタ」や「嫌な言葉を使う」のに、

 

 たいていの場合理由なんてないようですから。

 

 

 「周りが笑ってくれた」「テレビが言っていた」

 

 →だから、悪いことだと思っていない。

 

 

 子供がこの状態の時に、親に怒られても、

 

 子供の頭の中は「なぜ???」でしょうからね!

 

 (頭の中に「?」がある状態で駄目だと言われても、

 

  理解できませんよね?!)

 

 


 ただ、私は今回の件で、

 

 「納得すれば“やらない”のではない」ということに気がつきました。

 

 これはパピーさんにアドバイス頂いたやり方によって、

 

 証明できたと思っています。

 

 


 実は、パピーさんから、

 

 > 下ネタを聞きたくなかったら、止めさせるのではなく、

 

 > 「お母さんはそういう笑いは嫌い」

 

 > ってただ、それだけを言うだけで良いと思います♪

 

 と言われた時には、正直に言いますと

 

 「たったそれだけ?!」と思ってしました。

 

 (失礼しました。本当にすみません^^;)

 

 


 でも、

 

 「今までのやり方でうまくいかないのだったら・・・」と思って、

 

 「たったそれだけ」にかけてみたら、即効果が出ちゃったんです♪

 

 娘が下ネタを言うたびに

 

 「お母さんはそういう笑いは嫌い」とだけ言い続けること数回ですよ!

 

 すごすきます!!!

 

 

 おまけに、今では、テレビで下ネタが聞こえてきても、

 

 真似して言うことはありません。

 

 下ネタだけでなく、嫌な言葉も同様です。

 

 


 よく、下ネタや嫌な言葉を言うのを、

 

 テレビやメディアの影響などと聞くし、私もそう思っていました。

 

 でも、テレビで下ネタや嫌な言葉が流れても、

 

 一切口にしなくなった娘をみていると、

 

 「親が毅然とした態度をとれば環境など関係ないのではないか?」

 

 と思うようになりました。

 

 


 パピーさんがCDの中で

 

 「お母さんが子供に与える影響は大きい」と仰っておりますが、

 

 「お母さんの笑顔が見たい」と思っている子供にとって、

 

 毅然とした態度は、子供にとって善悪の判断がつきやすく、

 

 大きなストッパーになるようですね^^

 

 


 ちなみに、この出来事が一時的な変化では意味がないので、

 

 今でもたまに下ネタを言わなくなったことを褒めています。

 

 (娘本人ですら忘れているようなことを、

 

  思い出したように褒めるのって、結構楽しいです♪)

 

 将来、娘の前にいろいろな誘惑が出てきて判断に迷った時、 

 

 「これって、お母さんが喜ぶことかな?」と少しでも思って、

 

 良い意味でのストッパーとなってくれることを願っています。

 

 


ココまで・・・

 

 

 さとこさんから頂いたメールに、こんな風にありましたね。

 

 

 > よく、メディアや育児書等で、

 

 > 「納得できる説明をしてあげれば、

 

 > 子供は“納得して”困った行動をしなくなる」

 

 > とのようなことを言っているんですね。

 

 

 > でも、今回のことで、それは半分本当で、

 

 > 半分は違うのではないかと思ったのです。

 

 


 これは、すごく良いところにお気づきになったと思います。(^^)

 

 

 特に「違うと思う理由」の、

 


 > 頭では理解できても、行動が伴わないのが人間

 

 > (子供だけでなく、大人も同様)

 

 > 理解したことを忘れてしまうから、また元通り。

 

 > 子供の場合、すぐに忘れてしまうから、同じことが繰り返される。

 

 


 これは本当にその通りです。私たちだって理解したと思う事を、

 

 すぐに忘れて同じ間違いを何度もしますものね(^^)

 

 


 ここに、ちょっと補足の説明をさせて頂きたいのですが・・・

 

 さとこさんは、ココで

 

 「納得できる“説明”」という言葉を使っておられますね。

 

 ところが、親が「説明」だと思っていても、

 

 子供にとって「説得」になってしまう時ってあるんです。

 

 


 もし「説明」が「説得」になってしまった時、

 

 子供はそれを受け入れようとはしないんです。

 

 というのは、そこには「自分の意思」がないからなんですね。

 

 


 言われた事を素直に聞き入れるのは、

 

 言い方はちょっと違うかもしれませんが、

 

 なんか(負けた)ような気持ちになりませんか?

 

 そこに喜びは・・・ないです。

 

 


 それに「説得」は、こちら側が

 

 「こちら側の考え方が正しい事」を主張して、

 

 相手側に「相手側の考え方が間違っている」

 

 と言う事を認識させる行為ですよね♪

 

 それは間違いなく相手への「否定」なんですね。

 

 


 だとしたら、どんなにそれが正しくて、

 

 どんなに自分が「納得させられた」としても「面白くない」んです。

 

 面白くないのですから、素直に聞き入れて、行動に移す、

 

 というのはしたくない。

 

 これは年齢が上がれば上がるほどそういう傾向が強くなっていきます。

 

 (私なんか特に「素直に聞き入れて行動に移す」ができません・笑)

 

 


 ですが“説得する”のではなく

 

 「お母さんはそういう笑いは嫌い」と言われれば、

 

 「じゃあ、どうすればいいかな?」って自分で考えるんですね。

 

 


 自分で考えて「そんな言葉を使うのをやめよう」と行動し、

 

 お母さんがその行動を喜んでくれた、という結果を見て、体験して、

 

 自分の中で「これでいいんだ」と思う。それこそ「納得」です。

 

 それに『自分が』考えて、起した行動が上手い事行くと

 

 ・・・そこに「喜び」も生まれます(^^)

 

 


 だから、自分で考えさせて(自分の意思を持たせて)行動させ、

 

 結果を出させることがとっても大事なんです。

 

 反対に、止めさせようとしてあれこれ言う事は・・・

 

 ・・・実は逆効果なんですね。

 

 


 さとこさんが言われていた通り、

 

 >(親の)態度は、子供にとって善悪の判断がつきやすく、

 

 > 大きなストッパーになるようですね^^

 

 なんです(^^)

 

 


 ただ・・・私はお返事にも書きましたが、それも、

 

 >「親と子の良好な関係」ができている事。 

 

 これが、やはり絶対条件です。

 

 


 私達は「好きな人には好きでいてほしい」と思います。

 

 自分が好きな人には、自分の事も好きになってほしいんですね。

 

 「親と子の良好な関係」ができていれば、

 

 「好きでいてもらうためにはどうすればいいかな?」

 

 って自分で考えます。

 

 


 「親と子の良好な関係」その関係ができていると、

 

 「お母さんはそういう笑いは嫌い」

 

 たったこれだけの言葉が、大きな威力を発するのです。(^^)

 

 


 その良好な関係を作るためには・・・

 

 「認める」「褒める」「包む」なんですね♪

 

 

 さとこさん、2回にわたっての、

 

 メルマガへのご紹介のご許可、ありがとうございました。

 

 

 

 

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お義母さんとのわだかまり

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 パピーいしがみです。

 

 

 

 今日は「義母さんとのわだかまり」という題名で

 

 メルマガをお送りします。

 

 私の所には、沢山のご相談がありますが、子育ての事だけでなく、

 

 ご同居されているご主人のお義父さん、

 

 お義母さんについてのご相談もよく頂きます。

 

 


 私の周りにもご同居をされているお嫁さんが沢山いて、

 

 その方々のご苦労を聞くたびに「頑張っておられるな~」とか

 

 「我慢してらっしゃるんだな~」と感じ、

 

 妻として、母として、嫁として、

 

 ほんとにご苦労されていて、頭が下がります。

 

 


 でも、やっぱり譲れない事もあると思うのです。

 

 そんな時は我慢しないで「私はこう思うんです」って、

 

 言っていいと思うのですね。

 

 


 今日はそんなお話です。

 

 それでは早速ご紹介しますね。

 

 まずは、この頃頂いたメールから・・・。

 

 

ココから・・・

 

 

 パピーさん、こんにちは。ひとみです。

 

 フォローメール、メルマガ、そしてご相談にもお返事頂いて、

 

 いつもありがとうございます。とても助かっています。 

 

 


 でも、パピーさんからのメールのお返事を拝見するたび、

 

 「一人一人にあんなに丁寧に対応されていたら、

 

 一体どれだけの時間がかかっているんだろう?

 

 お体は大丈夫なのかしら?」といつも心配していました。

 

 


 沢山の会員さんがおられる事は知っていましたので、

 

 毎日毎日とても沢山のメールが来て、

 

 沢山のお時間を使われているんだろうな~。。。。

 

 あまり無理をしてほしくないな~。。。。って。

 

 


 ですから、今回、月8~9回だったメルマガが

 

 月に4~5回になった事を知って少し、安心したのと・・・

 

 ホームページにも書かれていたように、

 

 パピーさんの許容範囲もそろそろ一杯で、

 

 会員さんの募集も調整され始めるんだろうな、って思いました。

 

 (私は間に合ってよかったです)

 

 


 甘えんぼの私ですが、あまりご迷惑にならないように、

 

 簡単に相談するのではなく、まずは自分でやってみて、

 

 本当に困ったら相談する・・・

 

 のように『成長していかなくちゃ!!』って思っています。

 

 なので今日は報告だけです。お返事は頂かなくても結構ですからね♪

 

 パピーさんに読んで頂ける、と思うだけで安心します。 

 

 


 おかげさまで、今、毎日楽しく過ごしています。

 

 ご相談させて頂いた義母とのぎくしゃくした関係も、

 

 かなり改善されて、一緒に買い物に行ったり、

 

 子供を褒めてくれる事もとても増えてきました。

 

 


 でもご報告したい事の一番は、やっぱり、私が変わった事です。

 

 周りのお母さんたちにも

 

 「明るくなったね」「何かいい事があったの?」とよく聞かれます。

 

 「何か良い事があったの?」と言われると、

 

 「そう、良い事があったのよ♪」って即答できる私も、

 

 「あ~。私って変わってきたな~」って思います。

 

 


 それもみんなパピーさんのあの時のお返事からだと思います。

 

 「良い嫁をやめる」というあのお返事。

 

 本当に眼からうろこ、というか、青天の霹靂というか・・・。

 

 あの時の衝撃は今でも覚えています。

 

 

 ・・・注釈・・・

 

 

 実は、ひとみさんからのメールは、まだまだ続くのですが、

 

 今、気になったフレーズが有ったと思います。

 

 それは「良い嫁をやめる」という一文です。

 

 ちょっとこれについて、お話しします。

 

 


 ひとみさんが嫁がれた家は、ご主人は会社員ですが、

 

 お父さんも、お母さんも教員(学校の先生)をされていたお宅でした。

 

 特にお母さん(ひとみさんからすると義母さん)は、

 

 とても行動的な人で、何でもできちゃうような方だったそうです。

 

 又、どちらかというと、胸に秘める事なくポンポンと喋る。

 

 言い方を変えると「言いたい事を言うタイプ」だったそうです。

 

 


 その立派なお義父さん、お義母さんのいらっしゃる家に嫁がれ、

 

 元来、どちらかというと大人しい方だったひとみさんにとって、

 

 お姑さんから、ずばずばと言われることに、

 

 かなりのプレッシャーと引け目を感じていたようです。

 

 


 子供さんがいない時には

 

 「早く、赤ちゃんが生まれると良いのにね~」

 

 「まだかしらね~」と言われ、

 

 妊娠をすると「男の子だったらいいわね」

 

 「男の子を産んでね」と言われ、

 

 生まれたら生まれたで「躾をしっかりするのよ」

 

 「私もびしびし、教えるから」と言われ・・・。

 

 


 実際に子育てにも、頻繁に手を出してくるし、

 

 かなり厳しく子供にも怒る。(もちろん他にも口出しをしたそうです)

 

 子供もいつも萎縮しているように見えるし、

 

 ちらちら義母さんの顔を見ては、ひとみさんに悲しそうな眼を向ける。

 

 ひとみさんは、何も言えず、義母さんに従うしかできない。

 

 


 ひとみさんは「これでは絶対に良いはずない!」と思って、

 

 勉強を始めてくださったのですが、

 

 ひとみさんの心には、

 

 


 「私の気持なんかどうでもいいの?」

 

 「私って、ただ子供を産む為だけに存在したの?」

 

 「私は、自分の考えで子育てしたい」

 

 「私がこの子の親なんだから、私がしっかりしなきゃ」

 

 という思いがあったそうです。

 

 


 そんな相談を頂いた時に、私はこのようにお返事したのです。

 

 

ココから・・・

 

 

 ひとみさん、こんにちは。パピーいしがみです。

 

 ご質問へのお返事、拝見しました。

 

 ひとみさんの本当の気持ち。

 

 

 > 「私の気持なんかどうでもいいの?」

 

 > 「私って、ただ子供を産む為だけの存在なの?」

 

 > 「私は、自分の考えで子育てしたい」

 

 > 「私がこの子の親なんだから、私がしっかりしなきゃ」

 

 


 それを聞いて安心しました。

 

 ひとみさんにとって、お嫁に来たんだから・・・。

 

 お姑さんとも仲良くやりたい、家の中でいざこざを起したくない、

 

 という気持ちはわかります。

 

 ですが、まず優先順位を考えてほしいのです。

 

 

 


 一番大事なのは「ご主人の妻になる為に結婚した」という事です。

 

 家を継ぐために結婚したのではないのです。

 

 ご主人の妻となり、そしてその結果としてお子さんが生まれ、

 

 子育てをされている。それが今なんですね。

 

 


 ご主人、そしてひとみさん。このお二人でチームを作り、

 

 そこに新たにチームメンバー(お子さん)が生まれたのです。

 

 


 同居されることになったご主人のお父さんお母さんは、

 

 すでに数十年前にチームを作り、

 

 新しいチームメンバー(ご主人やご兄弟)を生み、

 

 その子育ても、しばらく前に終わり、

 

 今、子供たちはそのチームから離れ、

 

 再び、義父・義母さんの2人で作るチームになったんです。

 

 


 同居なさる、というのは、

 

 ひとみさんが、義父・義母さんのチームに入る事なのではなく、

 

 (ご主人とひとみさんのチーム)と(義父・義母さんのチーム)

 

 の2つのチームが、ひとつ屋根の下に暮らす、

 

 と言う事にすぎないんです。

 

 


 ですから、まずどんなに優秀なお義母さんであっても、

 

 そのお義母さんが、ひとみさんの依頼や承諾なしに、

 

 別のチームメンバーを自分のチームメンバーのように指導する、

 

 というのはルール違反なんですね。

 

 


 確かに、ご主人(義母さんからすると息子)の子ですから、

 

 「私の孫」という事になります。

 

 ですから「孫を叱って何が悪い!」と言うかもしれません。

 

 ですが「私の孫」で有る前に「ひとみさんの子」なんです。

 

 これは、ひとみさんに優先が有る、ってことなんですね。

 

 


 ひとみさんの優先順位は、

 

 「ご主人」そして「子供達」その次に「義父・義母さん」なんですね。

 

 


 としたら、もし「良い嫁」であることが、

 

 ご主人や子供たちに悪影響を及ぼしているのなら、

 

 「良い嫁をやめてしまう」という考えがあっても良いんです。

 

 なぜなら、もっともっと優先すべき事が有るからです。

 

 


 ひとみさんの本当の気持ちとして、

 

 「自分の考えで子育てしたい」というお考えがありましたね。

 

 そして「ご主人も賛成してくれている」とも・・・。

 

 だとしたら、はっきりお義母さんに言っていいんですよ♪

 

 「私はこう考えているんです」ってご自分の気持ちを

 

 はっきり言っていいんです。

 

 


 それで「じゃあ、一緒に住めないわね」と言われたら、

 

 その時は違う選択肢を選べばいいだけなんです。

 

 


 「自分の考えを話す」それは確かに勇気がいる事ですよね。

 

 ですが“そこだけ”はあいまいにしてはいけません。

 

 「逆らうなんてできない」「言えない」のままだと、

 

 ひとみさんもイライラが無くならないでしょうし、

 

 子供達も、このまま萎縮し続けなければなりません。

 

 


 だとしたら、いつか、言うべきことは言う。

 

 行動すべきことは行動する。その決断が必要だと思います。

 

 


 もちろん、すぐにしなさい、とは言いません。

 

 じっくり考え、ご主人とも相談し、

 

 でも、その時が来たら、ご自分の考え方を、

 

 はっきりお伝えになって頂きたいな、と思います(^^)

 

 

ココまで・・・

 

 

 こんな風にお返事しましたが、

 

 でも、今まで従順に従ってきたひとみさんにとって、

 

 自分の考えを話す、伝える、というのは、

 

 まるで「逆らう」様でなかなかできなかったそうです。

 

 ですが、チャンスは訪れたみたいですよ♪

 

 

 いただいたメールの続きです。

 

 

ココから・・・

 

 

 私は、主人の家に嫁いでからといういうもの、

 

 いつもいつも萎縮していました。

 

 それは、立派なお義母さんに、

 

 いつも指導されているような気がしていたからです。

 

 


 もともと私はあまり積極的な方ではなくて、引っ込み思案だったし、

 

 人の眼が気になったり、周りの人がどう私を見ているのか、

 

 どうしたら仲良くできるのか?をいつも考えていました。

 

 ですが、パピーさんからメールを頂いて、

 

 


 「自分の考えで子育てがしたい」という気持ちをちゃんと言うべき。

 

 それは自分の為だけじゃなくて、子供の為でもある。

 

 言って上手くいかなくなったら、その時、別な選択肢を選んでも良い。

 

 優先は、主人であり、子供。

 

 それと「良い嫁でなくていい!!」という言葉が、

 

 私にとても勇気を下さいました。

 

 


 なかなか行動ができない私でしたが、

 

 どんな風に言ったらいいだろう?っていつも考えていて、

 

 ついにそのチャンスがやってきました。

 

 


 それは、子供がコップにジュースを入れて、

 

 机で飲もうと、運んでいる時の事でした。

 

 たまたま点いていていたテレビに好きなキャラクターが表れた時、

 

 ふとそちらに気が散ってコップを落とし、

 

 床一面にジュースがこぼれ四方八方に飛び散りました。

 

 


 誰より先に、叱ったのはお義母さんでした。

 

 「何やってるの?」

 

 「だから気をつけなさい!っていつも言ってるでしょう!!」

 

 「あんたは何やってもだめな子だね!」

 

 


 それを聞いた私はとうとう、切れました。

 

 「この子はダメな子なんかじゃありません」

 

 「誰だって失敗します。小さな失敗を責めないで下さい」

 

 「この子は私の子です。この子はいい子です!!」

 

 


 何と言ったらいいか、ずっとずっと考えてきたのに、

 

 とっさの時に出た言葉は、たったこの3語でした。

 

 「この子は私の子です。この子はいい子です」

 

 と言った時には、私は、なぜか涙が出てきてしまい、

 

 子供を強く抱きしめて泣いてしまいました。

 

 


 今まで従順だった私が初めて逆らったのを見て、

 

 お義母さんは、とてもびっくりしていましたが、

 

 ご立腹なさったように、すっと立ち上がり、

 

 自分の部屋に行ってしまわれました。

 

 


 主人に話しをしたら

 

 「俺も言いたい事は、はっきり言った方が良いと思ってた。

 

  これで良いんだよ。母さんには良い薬だよ」と。

 

 私は、困ったな~、どうしよう・・・

 

 と悩んでいましたが、パピーさんから頂いたメールを何度も読んで、

 

 その度、気持ちを静めていました。

 

 


 お義母さんは、怒っておられるのか、

 

 バツが悪いのか分かりませんが、

 

 その後、私達の部屋に来る事もなくなり、

 

 外で子供を遊ばせていても、叱られる事もほとんどなくなりました。

 

 


 しばらくたって、お義父さんが、

 

 「ひとみさん、この前は悪かったな。

 

  母さんにもちゃんと話しておいたし、

 

  本人も“自分が口を出し過ぎて悪かった”と言っていたよ」

 

 「あれからしょげて部屋にこもりっぱなしだから、

 

  又、誘ってやってくれないか?」と言われました。

 

 


 主人と話をして、久しぶりにみんなで外食に行って、

 

 (その時は、まだぎくしゃくしていましたが)

 

 主人が、何気なく

 

 「子供を叱るのは親の役目、お爺さん、お婆さんは、

 

  孫を褒めてくれるだけで良いからさ」と言ってくれて、

 

 それからは徐々にわだかまりが解けつつあります。

 

 


 ですが、この一件で、パピーさんの言われた、

 

 「私の気持ちをはっきりさせる」事が、どれだけ大事か分かりました。

 

 テキストでも、メルマガでも「信念」という言葉を

 

 パピーさんは沢山使われていますものね。

 

 私も「信念」をもって子育てをしていこう!と決意しました。

 

 


 その後、お義母さんからのストレスから解放されて、

 

 又、私が主人をより「頼もしい」と思い、

 

 パピーさんの「優先はご主人」という言葉もあって、

 

 主人を大切に、子供たちには笑顔を!という気持ちで過ごしてきたら、

 

 主人との会話もとても増えたし、子供達ものびのびと、

 

 どんどん積極的になってきているような気がします。

 

 


 でも、それはあの一件があってからで、

 

 「全ては必要にして善である」というパピーさんの言葉は、

 

 確かにその通りだな~って感じています。

 

 


 3歳の息子はこの頃自分から

 

 「お婆ちゃんの部屋に行ってくる」と言っては出かけます。

 

 帰ってくると、

 

 「今日ね、こんなことをしたよ」と話しをしてくれます。

 

 


 私は、にこにこしながら話す息子の顔を見ながら、

 

 「楽しかった」という話を聞くのが大好きで、

 

 「あ~。今、とっても幸せ~」って感じます。

 

 でもこの気持ちも、半年前は無かった感覚です。

 

 


 私は、パピーさんの生徒になれてよかったです。

 

 今、こうやって勉強させて頂くありがたさを感じています。

 

 それも一方通行の通信講座ではなく、

 

 細かい相談やお返事が頂けることが、

 

 とっても私を安心させてくださいます。

 

 


 これからも勉強、続けていきますね。また、いろいろと教えてください。

 

 それでは、ながながお聞きくださって、ありがとうございました。

 

 又、ご報告させて頂きます♪ 

 

 

                         ひとみ

 


ココまで・・・

 

 

 ひとみさん、お義母さんとの事。

 

 わだかまりも解けたようで、良かったですね♪

 

 


 「信念」というと何かとても大げさに感じるかもしれませんが、

 

 やはり「私はこうするんだ!」という指針と言いますか、

 

 方向性、と言いますか、これはとても大事だと私は考えています。

 

 そして、その指針や方向性に従って行動すること。

 

 


 当然、同じ屋根の下で暮らしていれば、

 

 指針や方向性が違うと、そこで議論になると思います。

 

 当たり障りなく上手にやるには、どちらが折れる、我慢する、

 

 という事もあっていいのですが、

 

 いつも片方ばかりが折れていると、どうしても相手の方は

 

 「私の思う通りにやっていいのかな?」と錯覚しますよね。

 

 


 ですから、やっぱり「私はこう思う」「私はこうしたい」

 

 とこちらの気持ちや考え方を伝える、と言う事は、

 

 とっても大事な事なんです。

 

 


 今回、ひとみさんがはっきり自分の気持ちを伝えることで、

 

 多少はぎくしゃくしたかもしれませんが、

 

 しっかりとした住み分けもできましたね。

 

 お義母さんもひとみさんの立場をご理解下さったと思います。

 

 これで良かったのだ、と私も思いますよ♪

 

 


 そして、こんな風にありました。

 

 

 > でもご報告したい事の一番は、やっぱり、私が変わった事です。

 

 > 周りのお母さんたちにも

 

 > 「明るくなったね」「何かいい事があったの?」

 

 > とよく聞かれます。

 

 > 「何か良い事があったの?」と言われると、

 

 > 「そう、良い事があったのよ♪」って即答できる私も、

 

 > 「あ~。私って変わってきたな~」って思います。

 

 


 はい、なんかとっても明るくなって、

 

 「輝いてるな~」って感じましたよ♪

 

 きっと今、充実しているんだろうな、って思います。

 

 


 ひとみさん、メルマガへの紹介のご許可、

 

 ありがとうございました。

 

 また、楽しい報告下さいね、待ってま~す♪
                      

 


 

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 パピーいしがみです。

 

 今日は3連休の真ん中、と言われる方も多いかもしれません。

 それに、この連休が終わると、すぐに夏休みですね♪

 私は、先週までお盆であたふたしていたので、

 カレンダーを見て、月日の過ぎる速さを実感しています♪

 


 今日、ご紹介するポニーさんも、

 日々過ぎ去るのが、とっても早かったそうです(^^)

 でも、それは新しい驚きや発見や喜び・・・。

 そんな毎日だったそうですよ♪

 

 それでは、早速ご紹介しますね。

 

ココから・・・

 

 パピーさん、ポニーです。こんにちは~。 

 

 とってもと~ってもお久しぶりです。

 第5章の宿題の時に、メールをさせて頂いた以外、

 報告もせず、すみません。

 

 でも、今日はそろそろ終わりに近づいてきたので、

 (下の子も幼稚園に入ったので、時間ができたのもあります)

 ご報告させて頂こうと思いました。

 


 第5章の時には、丁寧なお返事をありがとうございました。

 私は、すぐに「人に良く思われたい」と思う所があって、

 目標を作る時も「提出ありき」で、

 「こういう目標を作ると“良く思われる”だろうな~」

 って思って書いていた自分がいました。

 


 その時、パピーさんから頂いた、

 「富士山」と「ウォーキング」の話。

 とても分かりやすくて、

 かっこつけて目標を作っていた自分が恥ずかしくなりました。

 

 あれから、私は目標をパピーさんの言う「ウォーキング」に直して、

 “できそうな事を頭に入れて生活する”をやってきました。

 

 そうしたら、本当に驚く事が次々に起きて、

 「いつか報告したいな~」と思っているうちに、

 又、新しい“驚く事”が起きて・・・。

 「え~っ?」「え~っ?」って言っているうちに、

 どんどん毎日が流れて行ってしまっていました。

 


 宿題の時にもちょっとお話ししましたが、

 私はできるだけ早く子育てから解放されて、

 仕事に戻りたい!と思っていました。

 子育てなんて辛いだけ。

 子供は言う事なんて聞かないし、ぐずぐず、のろのろ・・・。

 可愛くない、好きじゃない!!っていつも思っていました。

 


 いつも子供が私の周りをまとわりついて

 料理や洗濯をしていても、くっついて離れません。

 いつも袖を噛んでいて袖は伸びてしまって、よだれでべたべた。

 そんな汚らしさも私をイライラさせました。

 


 「お母さん・・・」というと、私は「うるさい、今は無理」

 と言って言葉を遮り「どいてよ」と言っては邪険にし、

 すると、子供はすぐにそめそぐずぐず。又、袖をかじる・・・。

 そんな姿を見る度に私は「泣くんじゃない」

 「ぐずぐずしない」「かじらない」「汚い!!」

 っていつも怒っていました。

 


 公園に行っても、一人では遊べずに、いつも私のそばにいて、

 袖を噛みながら、みんなが遊んでいる様子をじっと見ているだけ。

 幼稚園の発表会でも固まって立っているだけ。

 運動会でも何もせず・・・。

 口数も少なく、何度言っても挨拶ができない。

 


 どうしてこの子はこうなの?

 何で皆ができる事ができないの?

 他の子供たちといつも比べて落胆し、

 そのイライラを子供にぶつけてばかりいました。

 


 でも、パピーさんから教えてもらった

 「小さい目標」をするようにしたら・・・

 (子供が「ねえねえ、お母さん」と言ったり、

  何か話をしたそうだな、と思ったら、

  仕事の手を休めて「なあに?」って聞くようにしました)

 


 最初は「聞いてくれるの?」のように、

 ちょっと驚いたような顔をしていましたが、

 気恥しそうに、でも嬉しそうな・・・そんな雰囲気を感じました。

 「あ、こうやってアクションを起してもらうと嬉しいんだ」

 と思いました。

 


 それを何回かやっていて思ったのですが、

 子供が「ねえねえ」と言った時って、大した用事でもないんですね。

 どうでもいいような話しが多くて

 「うん、そうだね♪」って言うだけで

 終わっちゃうような話ばかりでした。

 


 私は今まで「忙しいから無理」と言ってきたけど、

 何かをやってほしいのではなく、ただ聞いて欲しいだけ。

 何でも良いから振り向いてほしいだけだったのかも・・・?

 いつも私に拒否されて、悲しかったんだろうな・・・

 って思いました。

 


 話しを聞いてあげても、そんなに時間もかからないんだ、

 って分かった私は、

 徐々にそうやって仕事を止めて「なあに?」という事が、

 抵抗なくできるようになっていきました。

 (たった一つだけなんだから・・・という気持ちもあって。)

 


 すると、まとわりついていた子供は、私から離れ、

 ミニカーや積み木や電車を使って、

 一人でも遊べるようになってきました。

 それにあれだけ注意して直らなかった袖噛みが減っていきました。

 これは驚きでした。

 


 子供がまとわりつかないので、仕事もはかどるし、

 怒る事も減ってきたので、私も体調がよく、

 料理も、洗濯も、掃除も・・・上手く回るようになりました。

 それでも「ねえ、お母さん」と言われた時は、

 手を止めて「なあに?」を続けました。

 


 私の振り向いた顔を確認すると、

 安心したように「にこっ」と笑い、

 「うん、何でもない」と言ったり、どこで覚えたのか

 「言ってみただけ」なんて、そんな言葉が出て、

 思わず笑っちゃったり、又、それを見て子供も笑ったり・・・。

 すごく家庭内の雰囲気が変わっていきました。

 


 すると、幼稚園でも変化が。先生から言われました。

 「Y君、この頃、とても大きな声で笑うんですよ♪楽しそうに」

 「それに、お話しする時に私の顔をしっかり見てくれるんです。

  にこっと私がすると、Y君もにこっと返してくれて・・・。

  何か有りました?ずいぶん変わってきたみたいです」

 って。

 


 それから2カ月くらいしたころでしょうか?

 「この頃、仲のよい特定の友達ができたようです。

  H君とならとても良く喋りますし、私達もびっくりしています。

  H君の後をついて、滑り台やブランコにも挑戦してるんですよ」

 と言われました。

 


 そして5月にあった運動会では、

 (昨年は固まって動けなかったのに)

 出場全種目は全て、にこにこ顔で参加して、

 H君だけではなく、他の友達とふざけ合ったり、

 はしゃいだりしていました。

 もう、以前のぐずぐず、めそめその面影はありません。

 


 その姿を感激しながら見ている私に園長先生が寄ってきて、

 「Y君、明るくなって良かったですね~♪

  去年のY君とは、全然ちがいます。

  職員とも話しているんですよ。もう大丈夫ね~♪って・・・」と。

 


 もちろん、家でもとても元気にお話しをしますし、

 「おかあさん、僕に任せて♪」とか

 「○ちゃんは、僕が面倒みるね♪」とか

 「○ちゃん、ニーニのようにやってご覧♪」なんて

 良いお兄ちゃんをしてくれています。

 それを見て、私も思わず嬉しくなってしまいます。

 


 それで・・・私の気持ちですが、

 私の気持ちは1年前と全然違っています。

 子供達といて楽しいんです。面白いのです。

 にこっとする顔がかわいいんです。

 


 去年の私は、子育てなんて辛いだけ。

 子供は言う事なんて聞かないし、ぐずぐず、のろのろ・・・。

 可愛くない、好きじゃない!!っていつも思っていました。

 (と言いましたが)実は、それだけじゃなくて

 「子育てなんて放り投げたい!」「子供なんていらない」

 ぐらいに思っていました。

 


 でも、今は「子供って面白い」「子供といると楽しい」

 「子供がいとおしい」し「子供が大切」です。

 私が、こんな風になれるなんて・・・と驚いています。

 


 私がやったことは、本当に本当に小さなことだと思います。

 ですから、期待もあまりなかったのが本音です。

 でもそのほんの小さな変化が子供を変えて、子供の変化が私を変え、

 そして又、私の変化が・・・とどんどん良い方向に向かっています。

 


 これがパピーさんに教えて頂いた「小さい目標」を作ってからだ、

 というのを実体験して・・・

 すご~く不思議ですが、現実なんだよな、と、

 感激というより、驚きで

 「こんな事ってあるんだ~」ってとても不思議な気持ちです。

 


 ちょっと説明が難しいのですが、

 今まで私が予想していた事が、

 良い方向に変わるという事は無かったので、

 はじめての経験で、かなり驚いています。

 もちろん、それを教えて下さったパピーさんには、

 言葉にならないぐらい感謝しています。ありがとうございます。

 


 いまさらですが、目標というか意識の重要性や、

 パピーさんの「ゆっくりゆっくり、一歩一歩」が、

 分かってきたような気がします。

 これからも、勉強続けていきますね。

 私も「子育て」が面白くなってきました。

 テキストを読むのも楽しいです♪

 


 長々と書きましてすみません。

 お読み頂きまして、ありがとうございました。


                         ポニー


ココまで・・・


 途中で注釈を入れようと思ったのですが、

 タイミングが難しく、最後とさせて頂きました。

 きっと読んでくださったあなたは途中で

 「???」と感じた事が有ったと思います。

 


 > その時、パピーさんから頂いた、

 > 「富士山」と「ウォーキング」の話。

 > とても分かりやすくて、

 > かっこつけて目標を作っていた自分が恥ずかしくなりました。

 


 > あれから、私は目標をパピーさんの言う「ウォーキング」に直して、

 > “できそうな事を常に頭に入れて生活する”をやってきました。

 

 > そうしたら、本当に驚く事が次々に起きて、

 > 「いつか報告したいな~」と思っているうちに、

 > 又、新しい“驚く事”が起きて・・・。

 > 「え~っ?」「え~っ?」って言っているうちに、

 > どんどん毎日が流れて行ってしまっていました。

 


 の部分です。

 「富士山?」「ウォーキング?」なんだそれ?

 と思いませんでしたか?(^^)

 

 実は、講座の中で、第5章に、

 これから一年間の目標を作ってもらって、

 それを私にメールしてください、という「宿題」があります。

 一応「宿題」なので、皆さん意識されて、

 又、頑張って考えて下さるのですが、

 5~10コぐらい、たくさんの目標を作って下さったり、

 大きな『最終目標』としてお考え下さる方もおられるんですね。

 


 例えば

 「1年後、私と主人がとてもいい関係になっていて、

  子供達も明るく積極的になっている」

 


 という目標を作ったとしますね。

 これなんかは、とても良い未来像だと思いますが、

 ちょっと私の考える「目標」とは違っているんです。

 

 いえ、くれぐれも「間違っている」という意味ではないんです。

 こうやって未来のイメージを描く、というのはとても良くて、

 是非、この未来像・イメージは明確に持っていてほしいのです。

 ちょっと分かりづらいと思いますので、

 それを「富士山」と「ウォーキング」に例えてお話ししたんですね。

 


 『未来像、未来のイメージ』というのは、

 “その方向に向かうんだ!”という

 大まかな私達の向かう先を示してくれます。

 それが私の言う「富士山」です。

 


 「よ~し、富士山に登るぞ!!」

 

 と思ったら、東京からだったら西を目指しますよね。

 大阪からだったら東を目指すはずです。

 こうやって、明確なイメージがあれば、

 私達の向かう方向がはっきりします。

 


 ですから、こういう大きな目標や

 「こうなりたい」というイメージはとっても大切なんです。

 それが明確であれば、あるほど、間違っている時には、

 「あ、今、違った方向を向いてるな」って

 すぐにわかるからです。

 


 でも、富士山に登る時には“着の身着のまま”では登りませんよね。

 Tシャツに短パンや、ハイヒールやサンダルでは登りません。

 長袖のシャツに防寒着。寝袋も必要でしょう。

 当然、食料や水も持っていきますし、

 靴だって頑丈な登山靴が必要ですよね。

 


 それに、何より体力は大丈夫でしょうか?

 高い山ですから、普段私達が歩いている道や駅の階段よりも、

 沢山沢山歩くことになるでしょう。それも重い荷物を持って。

 


 とすると、基礎体力を付ける事が絶対に必要です。

 だとしたら「さあ、登るぞ」と行動する前に、

 毎日のエレベーターを階段に替えたり、

 運動をあまりしていないようなら、

 「ウォーキング」から始めた方が良いわけです。

 


 毎日、毎日歩くことで、自然に体力がついてきて、

 以前は、ちょっと歩くだけであがっていた息も、

 徐々に慣れてきます。

 


 このように、大きな目標(富士山)を方向性として持ちながら、

 毎日できる小さな行動目標(ウォーキング)も持ってほしい。

 そしてその小さな行動目標を毎日の生活に取り入れ続けること。

 これがすごく良いんですね。

 


 だから、目標の作り方が分からない、と言われる方や、

 大きな目標を作られた方、目標をたくさん作ってしまい、

 焦点が定まらないかもしれないな?と感じた方には、

 「もっと簡単で、シンプルで、すぐにできそうな事にしましょう」

 「それをたった一つ。続けて頂くだけで良いですよ♪」

 とお話しします。

 


 でも、もしかしたら、

 「そんなに小さな目標だったら、あえて作ったり、

  宿題にしなくても良いじゃない!」

 って思うかもしれません。

 


 でもね。実は、違うんです。

 自動車が動き出す時や自転車もそうですよね。

 静止状態から動き出す時に一番エネルギーを使います。

 スーパーで買い物をして、荷物をいっぱい載せた自転車を動かす時、

 とってもとってもペダルが重いでしょ(^^)

 


 だから、自転車も自動車も、動き出しの時は常に

 ローギヤ(小さな力でも動かせる歯車)を使っているはずなんです。

 なぜなら、最初からトップギア(速度が出やすい歯車)を使うと、

 重すぎて動き出せないからなんですね。

 


 あなたが動き出しやすい為に、あなたの歯車を

 「一番力の出やすいローギア」にしてもらう事が目標であり、

 ぐっと力を入れてもらうために、私に送ってもらっているんです。

 (誰かに宣言してしまうと、心のどこかで引っ掛かり

  「やらなくちゃ」って思うのですね♪)

 


 あ、話しを元に戻しますね。

 先ほど、例えば・・・の中で、

 


 > 「1年後、私と主人がとてもいい関係になっていて、

 >  子供達も明るく積極的になっている」

 

 は良いイメージですよ♪と言いました。

 これが「富士山」なら「ウォーキング」は何でしょう?


 
 ご主人と良い関係になる為に

 「帰ってきたら「お帰り」と一緒に

 「お疲れ様」って言ってみようかな?」と考えたら、

 “笑顔で「お帰りなさい、お疲れ様」と言う”

 なんていうのも「ウォーキング」になるでしょうし、

 

 子供達が明るく積極的になる為に、

 “小言をやめて「そうだね♪(肯定)」を増やす”

 なんていうのも「ウォーキング」に相当すると思います。

 (ウォーキング=簡単でシンプルで、できそうな事)

 

 もちろん、これらは完璧でなくても良いんです。

 最初は10の内、1か2を目指せばいいんです。

 それができたら3か4を・・・・。

 そうやって、簡単なウォーキングから始めるんです。

 それも毎日ではなく、時々・・・から。

 


 ところが、どんな小さなことでも、それをやり始めると、

 必ず変化が起きてきます。

 それはそうなんです。

 だって「今までと違う」環境を作り出しているからです。

 


 ウォーキングだって、続けると・・・・

 「歩くって気持ちい良い」とか

 「体を動かすと、一日調子が良い」とか

 「食事がおいしい」「多少の事では風邪をひかない」

 「体がちょっと引き締まってきたみたい♪」

 


 などなどの副産物が生まれますよね♪

 それと全く同じなんですね(^^)

 


 今回メールを下さったポニーさんの場合は、

 このウォーキングから思わぬ善循環が始まったようです。

 これほど、というのは私にとっては、予想外でしたが、

 


 > 去年の私は、子育てなんて辛いだけ。

 > 子供は言う事なんて聞かないし、ぐずぐず、のろのろ・・・。

 > 可愛くない、好きじゃない!!っていつも思っていました。

 > (と言いましたが)実は、それだけじゃなくて

 > 「子育てなんて放り投げたい!」「子供なんていらない」

 > ぐらいに思っていました。

 


 > でも、今は「子供って面白い」「子供といると楽しい」

 > 「子供がいとおしい」し「子供が大切」です。

 

 と有ったのを見ると、1年前とは比べ物にならないほど、

 有意義な毎日を過ごして下さっていると思います。

 特に・・・

 

 > 私も「子育て」が面白くなってきました。

 > テキストを読むのも楽しいです♪

 

 のように感じてくださっているとしたら、

 これからのポニーさんは、もっと吸収されていくでしょうし、

 それが子供さんにも影響していくだろうな~♪って思います。

 これからがより一層楽しみです。

 


 ポニーさん、是非、又、ご報告くださいね。

 メルマガ紹介へのご許可、ありがとうございました♪

 

 

 

 

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